20.12.17 伊藤工 美南W良 5F -68.9-53.7-39.8-13.1(9) 馬ナリ余力
チュウワジョーダン(古馬1勝)馬ナリの外0.8秒追走同入
イクタトレーニングファーム在厩のゴッドシエルは、先週一杯は周回コースでハロン17秒ペースのキャンター3200mを消化。現在はインドアでハッキングを中心として調整されています。
◇生田場長のコメント 「15日夜からの降雪により5cmほど積もりましたので、今週の調教は馬場コンディションとも相談をしながら。馬自身はだいぶ折り合いがつくようになっており、無駄な力を使わなくなった分、馬体重は471kgまでグンと増加。これを良い筋肉に変えていければと思います」
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トレーニングを継続しながら馬体が470kgを超えたのはいつ以来?と思って調べたのですが、深く考えるまでもなく、ゴッドシエルにとっては初めての470kg台でした。今年の3月にクローバーファームで「この馬の体高からすれば470kgはあってもイイはず」と言われてから9ヶ月、ようやくそれらしい馬体重になってくれました。(今年の3月時点では458kg)
走りの面においても「折り合いがつき、無駄な力を使わなくなった」とだいぶ進歩が見みられるようですから、この調子でしっかりトレーニングを積んでいき、来年、改めてデビュー戦をやつもりで期待をしたいところです。(雪が降ったのは余計ですけれど、また馬体が増えてくれるかな(^^))
そうですねぇ、来年の2月から3月にかけては小倉で芝2000mの未勝利戦が毎週のように組まれていますので、そのあたりで勝ちを狙いたいですし、そのためにも復帰戦から良いパフォーマンスを出したい…。何となくではありますが、ここ数週間でムードが前向きになってきたように感じますので!
【イクタトレーニングファームでのゴッドシエル:公式HP(2020/11/20更新分)より】
吉澤ステーブルWEST在厩のヴィジャーヤは、角馬場でウォーミングアップ20分の後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター2本を乗られています。
◇佐藤マネージャーのコメント 「馬体重は480kg。口向き自体は良くなってきており、スピード・気持ちともにある馬ですが、まだトモが緩い感じですので、しっかりと踏み込ませながら長めを乗り、体幹を鍛えているところです。突発的に頭を上げたり煩くなったりするのは、走りたい気持ちに対してまだ身体がついてこないから。今後、体力強化が進むにつれて楽に走れるようになれば、段々と解消してくるものと思われます」
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今回の近況では現状の課題を具体的に説明頂けたので、逆に安心できた気がします。馬体は480kgをキープできていて、スピードも前向きさもある中で、さらに完成度を上げていくためのトモ、体幹の強化ですから、ここはしっかり鍛えてデビュー戦を迎えて欲しいと思います。
とは言え、全体的な体力強化が一朝一夕になるとは思いませんので、デビュー戦は2月の声を聞いてからになるかもしれません。そして、その頃になると新馬戦はほとんどダートになりますから、実際にはそのあたりの兼ね合いも考える必要が出てくるでしょう。。
いずれにしても、期待をされているからこその入念なトレーニング継続だと思います。その間に気持ちの面でも成長し、落ち着きが出てくれば一石二鳥と考えて、引き続き焦らず待ちたいと思います。
【テンコートレーニングセンター在厩のラヴマイウェイ:公式HP(2020/12/14更新分)より】
グリーンウッド在厩のドゥオーモは、現在は、おもに周回コースで軽いキャンター3500m、坂路でハロン20秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇栗原担当のコメント 「背中の張りが癒え、徐々に回復傾向にありますので、週明けから坂路入りを開始しました。まずは軽めを乗ることにより、トモのストライドが深く入ってくるのを待ってあげたいです。引き続き様子を窺いながら、もう一度ショックウェーブ放射を行うべきか、それとも低周波治療を取り入れるかなど検討していければと思います。いつもよりも馬が大人しいのが良いのか悪いのか。このあたりも注視していきたいところです」
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「背中の張りが癒えて回復傾向にある」ものの、まだ「いつもより馬が大人しい」とのことで、もう少し楽をさせてあげる必要があるのでしょう。
振り返れば今年は7歳にして9戦も走ってくれましたし、そりゃあ疲れもそれなりのハズですからね。当面、特に急いで立ち上げる必要はないですから、ショックウェーブ放射なり低周波治療なりでしっかりケアして頂ければと思いますm(_ _)m
その上で、来年は2/21小倉大賞典(G3)での重賞初制覇、是非とも実現させてあげたいです!
【2020/11/15福島11R 福島記念(G3)でのドゥオーモ:公式HPより】