**2020/12/20阪神11R 朝日杯フューチュリティステークス(G1/芝1600m)15:40発走**
◎ バスラットレオン
○ ステラヴェローチェ
▲ カイザーノヴァ
△ レッドベルオーブ
△ ホウオウアマゾン
△ モントライゼ
△ ロードマックス
△ スーパーホープ
カイザーノヴァの1枠1番に対してバスラットレオンは6枠11番。この枠が矢作厩舎にとって縁起の良い枠だとは知りませんでしたが、それはさて置いたとしても、レッドベルオーブ、ステラヴェローチェといった、当面のライバルを見ながらレースを進められそうな枠は歓迎です。
正直、カイザーノヴァと違ってこちらは競馬が上手ですし、変なクセも無いので位置取りや折り合いの心配をしなくて済みます。あえて不安を探せば、例によってスタートが決まり過ぎることぐらいですが、マイルG1の11番枠ならさすがに逃げて目標にされるような展開にはならないでしょう。普通にゲートを出て中団の前あたりで折り合いに専念、ペースに関わらず掛かり気味になるレッドベルオーブを目標にさせてもらい、直線で末脚を活かすイメージがあれば好勝負になると思います。
相手はステラヴェローチェ、レッドベルオーブ、ホウオウアマゾンが強敵ですが、いずれもバスラットレオンより前にいるでしょうから難しく考える必要はありません。当日、前走から身体が絞れていると同時に、一度レースを使った上積みがあれば、まとめて有力人気馬を差し切る場面も期待できると思います!
伏兵で怖いのは、1番枠から何をしでかしてくるかわからないカイザーノヴァ、京王杯とデイリー杯の惜敗組からロードマックス、スーパーホープと考えていましたが、ロードマックス、スーパーホープは8枠に回ったので多少は安心できるかも…。カイザーノヴァについては当然応援するものの、バスラットレオンの立場からすれば、できるだけ近寄らないようにしたいです(^^ゞ
Sponichi Annex 『【朝日杯FS】(11)バスラットレオン 流れに乗れれば』
バスラットレオンは6枠11番。宮内助手は「スタートは速いので初めての1600メートルでも位置は取れそう。出たなりでジョッキーに任せます」と話す。金曜朝は坂路を軽快に駆け上がった。調教後馬体重マイナス2キロに「当日にもう少し減ってほしい」と注文を付けて「競馬は上手。流れに乗れれば」とした。
◆鞍上に任せる〔11〕バスラットレオン
京都2歳S6着のキズナ産駒は〔6〕枠(11)番。中山時代の2010年にグランプリボスが勝ち、矢作厩舎にG1初勝利をもたらした枠だ。宮内助手は「スタートが速くて競馬が上手ですからね。あとはジョッキーに任せます」と語った。
**2020/12/20阪神11R 朝日杯フューチュリティステークス(G1/芝1600m)15:40発走**
◎ バスラットレオン
○ ステラヴェローチェ
▲ カイザーノヴァ
△ レッドベルオーブ
△ ホウオウアマゾン
△ モントライゼ
△ ロードマックス
△ スーパーホープ
カイザーノヴァは1枠1番、正直なところあまり歓迎ではないですが、宮内助手は(メディアの取材に対して)1枠歓迎的なコメントをしていますし、確かにこの馬はイメージ以上にスタートが上手いので、ある程度の位置を取ることに関してはあまり心配ないかもしれません。
ただ、問題は位置を取る競馬で結果が良いかどうかの方で…。今のところは器用なことをさせようとしても無理そうですし、(1枠になってしまった以上は難しいのですが)個人的には4角で外を回す競馬の方が力を出しやすいタイプだと思うんですよね。ただし、これはもう私が悩んでどうなる話でもないですから、単純にテン乗り池添騎手のマジック炸裂に期待する方が良さそうです(^^;)
ちなみに本命はバスラットレオン、対抗はあえてステラヴェローチェに。カイザーノヴァは▲印までとしましたが、タイプ的には本命や対抗より単穴印が似合っていると思います。もちろん人気で言えばカスリもしない大穴馬なのですが、普段隠している『やる気スイッチ』を池添騎手が上手くONにしてくれたら、そこから先は誰も予想していなかったレースになるかもしれません(^^ゞ
実を言いますと、本命バスラットレオン単穴カイザーノヴァの組み合わせで行くことは、枠順発表前から決めていました。問題はそれ以外の馬たちをどうするかだったのですが、まずは上位人気の3頭ステラヴェローチェ、レッドベルオーブ、ホウオウアマゾンを内枠から順に並べた上で、少し穴っぽいモントライゼ、ロードマックス、スーパーホープも内から順に並べただけです。
これは全く余計な話ですが、穴馬として面白いと考えていたロードマックス、スーパーホープが揃って8枠に回ってしまったのは、馬券的には少し痛い感じです(^^;)
Sponichi Annex 『【朝日杯FS】(1)カイザーノヴァ 1枠1番も味方』
カイザーノヴァはこの日(19日)、坂路1本駆け上がった。宮内助手は「追い切ってから良くなっています。ここまで順調に来ています」と前走(5着)からの上積みを強調する。「前走もスタートを出ているので、今回もある程度の位置から運べると思います」とイメージ。1枠1番も味方しそうだ。
◆最内から反撃〔1〕カイザーノヴァ
デイリー杯2歳S5着からの巻き返しを、最内の〔1〕枠(1)番から狙う。2017年にダノンプレミアムが勝っている枠で、宮内助手は「前走のようにスタートを出れば、ある程度の位置で競馬できると思う」とうなずいた。
**2020/12/20阪神6R メイクデビュー阪神(牝/芝1400m)12:55発走**
◎ マーテル
○ エルカスティージョ
▲ ラルプレナ
△ アメイジングライフ
△ セツゲツフウカ
△ ルビースター
△ ジュンワンポイント
マーテルは2枠3番になりました。
通常であれば文句なしの枠なのですが、それ以前にマーテルはゲートでジッとしているのが難しいようなので、多少の外枠でも『とにかく偶数番が欲しかった』というのが本音です。まあ、追い切り後も駐立練習はしているようですし、うまく落ち着いていてくれることを祈るのみです…。
そんな状況なので、まずは大きな不利なくスタート出来るかどうかが全て。。いや、むしろ出遅れることはある程度見込んでおいた方が良いかもです。
そして、もしもゲートをうまく出てくれたらそのまま先行、大きく出遅れるようなら腹を括って後方待機のパターンで。折り合いにも心配があるようなので、事前に作戦を考えるにも限界がありそうで、ここはなるべくシンプルに、出たとこ勝負と考えておいた方が良さそうです。
そんな状況で本命にするのは多少気が引けますが、それでも走る能力、持って生まれたスピード能力は見せて欲しいなぁと…。新馬戦は何が起こるかわかりませんし、本番にいったら意外に全てがうまく運んでしまう事だってないとは言えませんから(^^ゞ
対抗以下は基本的には追い切りで動けている馬を中心に。。本命にしておいてこういうことを書くのも何ですが、改めてライバルたちの追い切り映像を見ると、マーテルはおそらく完成度では敵わないのでしょう。実際にはあまり結果を気にせずに、次につながるレースをしてきて欲しいと思いますm(_ _)m
坂東牧場在厩のレフィナーダ'19は、引き続き舎飼により様子を見ています。
◇荒木マネージャーのコメント 「ひと月ほど舎飼により様子を窺ってきましたが、どうもまだ左トモの歩様が完全ではない様子。よって調教師とも相談のうえ、年内にも三石の家畜診療センターに行き精密検査を受けてみることになりました。それまでの間は、引き続き大事を取って馬房内で安静を保ちたいと思います」
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先月の近況で寝違えで安静にしている話がありましたが、当然ながらもうすっかり良くなっていて、今は基礎トレーニングメニューをこなしているものと思っていました…。それが一ヶ月後もまだ舎飼いのままだったとは、これは少し心配です。。いや、私が心配してもどうにもなりませんので、まずは精密検査で何事もない事を祈るのみ、あまり嫌な予感にとらわれてもロクな事はありませんからね。
しかし、レフィナーダの仔には本当にハラハラさせられてしまいますねぇ。。歴代の産駒に比べて健康で頑丈なのが本馬の売りのひとつだったのに、それが寝違えで一ヶ月以上の頓挫とは…です(^^;)
でもまあ、検査で問題が見つからず、年明けからまた乗れるようになればそれほど大きな影響は出ないハズ。今はそうなると信じて待つしかありません。
あとはクラブへのお願いになりますが、通常の近況更新とは別に、検査結果については即アナウンスをして欲しいです。信じて待つのが大前提とはいえ、やはりこの手の話はすごく気になりますので…m(_ _)m
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明日は朝日杯FSにバスラットレオンとカイザーノヴァが出走します。明るいスポットライトを浴びる同期を尻目に地道に基礎体力向上メニューをこなすのは、人間であれば忸怩たる思いにもなるところですが、幸か不幸かおそらくコマンドブルックスがそれで落ち込むことはないわけで(^^;)
確かに身体を絞るのが難しい時季ではありますが、今はそれもあまり気にし過ぎずに、とにかく日々の練習を積み重ねていくしかありません。一応、前回までハッキングキャンター1800mだったメニューは25秒ペースのキャンター2800mまでボリュームアップしていますし、決して悪い流れではないですから。
その上で、あと半年ぐらいでデビューを果たし、さらに半年をかけて少しずつ同期に追いついていく。。先の長い話ではありますが、晩成血統の真髄を見せるためにも頑張って欲しいです。
本当は半兄ドゥオーモが参戦するであろう来年の2回小倉開催あたりでデビューができれば面白かったのですが、さすがにもうそれは全然無理そうですね(^^;)