中山11R 師走Sに出走したパンサラッサは11着でした。
【レース内容】スタートで後手を踏みましたが馬群を縫って先行し、2番手で1コーナーへ。向こう正面に入るあたりでペースが落ち着き、1000m通過61.6秒の平均ペースになりました。勝負どころの3コーナーから逃げたリアンヴェリテに並びかけ、4コーナーで堂々と先頭に立って直線へ。レース展開は想定内だったと思いますが、残り200m力尽き、あとはズルズルと交わされて11着での入線となりました。
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こりゃ、ヤケ酒しかないっすね(^^;)
冷静に考えれば、思ったほどダート適性がなかった…で良いのでしょうが、それにしても11着は負け過ぎました。向こう正面での走りを見ている時は、そんなにダートがダメとも思えませんでしたし。。
まあ、こういう事があるのも競馬です。パンサラッサは休み明け4戦目でも一生懸命走ってくれましたし、そのことについては感謝しかありません。少し休んでまた矢作先生に作戦を考えてもらい、来年こそは自身の3勝目、オープンクラス初勝利を勝ち取って欲しいです。
そしてですね…
何だか、中山現地組からヤケ酒のお誘いが入ったので、今日は手短に終わらせて頂きます。あ、もちろんですが、万全の感染防止対策を施してヤケなろうと思いますm(_ _)m
**2020/12/12中山11R 師走ステークス(L/ダ1800m)・良**
モリナガファーム在厩のキョウエイカルラ'20は、引き続き昼夜放牧により管理されています。
◇森永代表のコメント 「朝7時半に集牧し、11時半には再び放牧地へ。現在は当歳馬7頭で20時間の昼夜放牧を続けています。相変わらず食欲旺盛で大好物はニンジン。このひと月で言えば、体高よりも横幅にボリュームが増しており、比較的フラットな背中のライン、筋肉質の体つきなど、いっそう母馬に似てきた印象でしょうか。冬毛の上からでも筋肉の隆起が分かるくらいですから頼もしいですよね。放牧地ではむやみに他馬にちょっかいを出すようなことはなく、相手から仕掛けてくれば負けずにきちんと対応。いい意味での気の強さを持ち合わせているようです」
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アスカビレン'20の記事で「パカパカ厚賀さんの近況報告は臨場感があって良い」と書きましたが、モリナガファームさんも食べ物の話や他馬との接し方など面白い報告をしてくれますね。いやぁ、ニンジンが大好物なんて、分かりやす過ぎて笑ってしまいます(^^)
むやみにちょっかいを出すのではなく、相手が仕掛けてきたらバイガエシ…じゃなくて、負けずにきちんと対応というのも良いですね。むやみやたらと突っ掛かっていくのは動物界でも人間界でも『真の強者ではない』と相場が決まっていますので、そういう良いところを忘れずに成長していって欲しいと思います。
あとはアレですね、近年は当たり前になっている昼夜放牧について「朝7時半に集牧して11時半に再び放牧地へ」と、詳しく内容を教えて頂いたのは意外に珍しいかもしれません。実際には時季や天候、放牧地の状況や馬の状態などで加減をするのでしょうが、ただ単に『昼夜放牧』だけでは大雑把な情報という気もしますしね。。いや、別に詳しく知ったから何かができるわけではないですが(^^ゞ
【モリナガファーム在厩のキョウエイカルラ'20:公式HP(2020/12/4更新分)より】
アスカビレン'20に比べると、本馬はまだまだ仔馬らしさが満載です。生まれ月は4月と5月で一ヶ月ほどの差しかないですが、当歳のうちはその一ヶ月が大きいですからね。サイズ感についてはまだ何とも言えないのでしょうが、中型に生まれて大きく育つのが牝系の特徴とのことなので、今後の成長に期待です。
身体つきや血統を考えるとダートの短い距離なら鉄板という気がしないでもないですが、歩きを見ると意外に脚捌きが柔らかいですし、身体にリズム感があって運動神経も良さそう。もちろん現時点で可能性を制限する必要はなく、今後の成長と変わり身次第で活躍の場を幅広く考えてあげたいです。
そして、この馬についてもアスカビレン'20同様、今回付与されたポイントで追加出資をしておきました。20年産世代からはディープインパクト産駒がいなくなり、自然にエピファネイアやロードカナロアの産駒が中心になるだろうとの読みもありまして…。はい、今は良い出資ができたのではと思っています(^^)
パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン'20は、寒さが増す中でも順調に昼夜放牧が続けられています。
◇山田担当のコメント 「中間にグループ替えがあり、ウインアルエット’20と一緒に別グループに加わり、今は牝馬7頭で放牧中。我々が放牧地に行くと必ず挨拶にやって来ますし、環境に対しての順応性に優れており、人の手を煩わせることがない良い仔です。新グループにも馴染んでいますが、馬に対してはあまり距離が近過ぎると嫌みたいで、しつこく寄り添ってくる友達に対しては『付いて来ないで!』と怒ります。昼寝をする時は大抵誰かの近くで横になるものですが、本馬はポツンと一頭、四肢をピーンと伸ばして寝ていますね。寂しいという感じは全くなく、これが彼女のスタイルみたいです。先月には調教師が来場。お母さんが活躍した馬ですので、本馬に対する期待は大きいようでした。ここにきてサイズ感だけでなく逞しさも増してきたように思います」
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リナーシェやヴィジャーヤの育成時代もそうでしたが、パカパカ厚賀さんの近況報告は臨場感があって良いですね。しつこく寄ってくる馬に対しては怒りを露わにし、昼寝の時はポツンと一頭で四肢をピーンと伸ばして… あれ?そう言えば、穴掘り&穴埋まりが好きだったヴィジャーヤが昼寝をする時は、確か、四肢を空につき出していたんでしたっけ??池江先生はそういう馬を集めるのが好きなのかな(^^;)
いや、そういう話ではなくて、アスカビレン'20は最低限の社会性を保ちつつも、なかなかワガママで気位が高いお嬢様っぽくて良いんじゃないでしょうか。それが競馬に役立つかどうかは別ですが、もしかしたら、自分がいくらで募集されたのかを知っているのかも…。もちろんそんなハズはないですが、生まれながらに『自分は他の馬と違う』と認識している可能性はありそうですσ(゚、。)ん?
【パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン'20:公式HP(2020/12/4更新分)より】
募集写真でもそうでしたが、本当に見栄えのする綺麗な当歳馬ですよね。サイズは中型くらいでしょうが、歩きは適度に柔らかく脚捌きに窮屈なところがありません。今の雰囲気を保ったまま大きく育ってくれたら、一年後、二年後にはきっと惚れ惚れする牝馬になっていると思います。
そのためにはたくさん食べてよく動き、何より健康に過ごすこと。来年の夏を過ぎれば競走馬になるためのトレーニングも始まりますので、パカパカ厚賀にいるうちは伸び伸びと、たくさん遊んで欲しいですね。
ちなみにですが、受け付け開始時に申し込んだ分のポイントが付与されましたので、そのポイントを利用して少しだけ追加出資をしておきました。この馬には20年産世代のエース級の活躍を期待したいですし、今のところそれを否定する要素はゼロだと思いますので(^^ゞ