札幌4R 3歳未勝利(芝1200m)に出走したリナーシェは16着でした。
【レース内容】互角のスタートから押して先行を狙いましたが、二の脚でスピード負けして後方へ。その後も少しずつ遅れ、3角手前では最後方に下がってしまいました。3~4コーナーでは内ラチ沿いをピッタリ回り、直線に入ってもリナーシェなりに一生懸命走ってくれましたが、結果は最後方のまま、16着での入線となりました。
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最後まで頑張って走ってくれましたm(_ _)m
スタートは悪くなかったですし、本来であれば最後方まで下がるような展開ではないのですが、短距離の二の脚勝負で一歩劣るのは如何ともしがたく、勝つ可能性のあるカタチに持ち込むのは難しかったと思います。
そんな中、西谷凛騎手はインを狙って勝負を仕掛けてくれましたが、スピード、スタミナ両面でリナーシェと他馬には差があったようで、結果的に最下位入線となったのは致し方ないところでしょう。
幸四郎厩舎から四位厩舎に転厩したことも含めて、今までアレやコレやと手を尽くし、いろいろ試してきてのこの結果ですから、リナーシェについては(ヴィジャーヤと違い(^^;))不完全燃焼感はありません。
このあとは関係者コメント待ちになりますが、『今まで本当にお疲れ様でした、ゆっくり休んでください』というのが今の素直な気持ちですm(_ _)m
**2021/8/21札幌4R 3歳未勝利(芝1200m)・良**
小倉2R 3歳未勝利(ダ1700m)に出走したヴィジャーヤは11着でした。
【レース内容】ゲートが開くと、僅かに外にヨレた6番に反応した7番に大きく寄られて下がるカタチ。結果、後方2番手の位置になったのは痛恨でした。1~2コーナー、向こう正面の走りは悪くないようにも見えましたが、勝負どころから目立った脚を繰り出すことはできず、直線ではバテた馬を交わしたものの、あえなく11着での入線となりました。
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うーん。。これで終わりは寂しいなぁ(T_T)
直前の池江先生のコメントからある程度の覚悟はしていましたが、何とか間に合わせて出走に漕ぎ着けただけのレースになってしまいました。正直、ダートがあっているとは思えないフシもありますし、できればきちんと態勢が整った時に、芝のレースでデビューをさせてあげたかった…。
そんなこんなを含めての『仕方ないけど不完全燃焼』という感じですm(_ _)m
本来であれば、ここからアレやコレやとしぶとく巻き返し策を考えるのですが、ヴィジャーヤにはもう出られるレースがありません。芝かダートか、距離はどうなのか、そんな事をいくら考えてもすべては藪の中…。今さら言っても詮ない話ですが、3月のフレグモーネが最後まで響いてしまい… やはり、これで終わりは寂しいです(T_T)
この後の展開はいつものパターンかもしれませんが、それは関係者コメントを待つことにして、まずは、何とかかんとか間に合わせてくれた池江先生、厩舎の皆さんに感謝です。結果は厳しいものでしたが、まあ、長く一口馬主をやっていると、こういうこともあるってことですよねぇ(^^;)
**2021/8//21小倉2R 3歳未勝利(ダ1700m)・良**
パカパカファーム厚賀分場在厩のクエストフォーワンダー’20は、引き続き昼夜放牧による管理が続けられています。7/29の馬体重は448kgです。
◇山田担当のコメント 「生傷が絶えないワンパクぶりですが、人には従順で、スタッフの誰に聞いても『性格が良い馬』という答えが返ってきます。本馬たち育成馬はずっと放牧地で過ごし、削蹄と体重測定のとき以外は厩舎に戻ることはありません。よって日々の健康確認には獣医師が直接放牧地を回るのですが、馬たちは獣医師の存在をよく知っており、それを察知すると即座に逃げるのが大半のケース。ところが本馬は、逃げた仲間たちを捕まえるのを手伝ってくれるそうで、獣医師の助手役になっているそうなんです。人と一緒に何かをすることが好きなタイプですので、育成場に移動してからも益々頼もしい存在になってくれるのではないでしょうか。馬体に関しては、元々のバランスの良さに加え、胸前から肩、トモの筋肉が増して幅が出てきました」
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「生傷が絶えないワンパクぶり」でありながら、誰に聞いても『性格が良い馬』と評価される。。しかも、普通の馬たちが警戒する獣医さんの存在をものともせずに、その仕事を手伝うほど人懐こい面を見せるとは、スペシャル級に頭(要領?)が良いのか、あるいは人間と接するのが大好きなのか、いずれにしても悪い話ではないでしょう。
馬体については、「元々のバランスの良さに加え、胸前から肩、トモの筋肉が増して幅が出てきた」とのことで、7/15の445kgから大きく増えてはいないものの、そろそろ育成場へ移動する準備が整ってきたのかもしれません。本馬は4/24生まれですから『遅生まれ』の部類ですが、フレーム、骨格がしっかりしていてそれを感じさせないですし、前向きな性格を含めて、思いのほか早い始動にも対応できてしまうタイプではないでしょうか。
そう言えばひとつ上の兄、父ミッキーアイルのウィンダミアは8/14新潟5R(芝1600m)でデビュー、スタートからスピードに乗って先行し、レースセンスのあるところを見せていました。まだ随所に若さがあり、438kgという細身の馬体で最後は踏ん張り切れませんでしたが、2着とは僅か0.2秒差の7着ですから、今後の伸びしろを考えればまずまず合格点のデビュー戦だったと思います。
夏デビューは必須条件でも何でもないですが、来年の今頃には、できればデビュー目標の話題で盛り上がるぐらいに成長していて欲しいと思います。さらに言えば、一応、姉兄と比べてもこの馬が一番では?と考えて出資をしていますので、デビュー戦から好勝負が期待できる馬になっていて欲しいです(^^ゞ
【パカパカファーム厚賀分場在厩のクエストフォーワンダー’20:公式HP(2021/7/9更新分)より】
パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン’20は、今月も順調に昼夜放牧を継続しています。7/30の馬体重は430kgです。
◇山田担当のコメント 「今年の北海道は例年にない暑さに加え、干ばつで牧草にも影響が及んでいるところがあるようですが、幸いにもここは馬一頭に占める放牧地の面積が広く、食べきれないほどの十分な牧草があり、きれいな緑を保っています。馬たちはというと、昼間は暑いので食べるとき以外は木陰に入っているか、水飲み場の周りを皆で囲みほとんど動きませんが、夕方になると昼間に使わなかったエネルギーを発散するかのように元気に走り回っています。そんな姿を見るにつけ、やっぱり馬は可愛くて賢いのだなと感じます。体つきに関して言えば、幼い馬体からメリハリのある馬体へと変化しつつある状況です」
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今年は異常気象の影響が北海道にも色濃く出ているようですが、「一頭当たりの放牧地面積を広くとる」とのパカパカファームの方針が、充分な牧草の確保といった部分でもプラスに働いているようです。もちろん、広ければ全て良しという事でもないのでしょうが、広々とした綺麗な牧場で育つことは、きっと心身に良い影響があるだろうと思います。
そんな中、「体つきに関して言えば、幼い馬体からメリハリのある馬体へと変化しつつある」とのことで、馬体重は7/15の422kgから半月で8kgも増えています。顔つきも少しずつ大人の美人顔になってきましたし、今まさに、アスカビレン’20は成長期の真っ只中にあると思って良さそうです。
本馬は4/6生まれでキョウエイカルラ’20より一ヶ月ほど早いのですが、成長の進み具合を考えると、育成場への移動はあと一ヶ月ほど待っても良さそうな気がします。いや、そのあたりは当然池江先生にお任せなのですが、あと一回は山田さんの近況報告を聞いてから…と思ってしまったもので(^^ゞ
【パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン’20:公式HP(2021/7/30更新分)より】
モリナガファーム分場在厩のキョウエイカルラ’20は、引き続き、日に20時間ほどの昼夜放牧による管理が続けられています。8月中旬の馬体重は412kgです。
◇森永代表のコメント 「あまり太らせすぎてもいけませんので、放牧地の青草が豊富な分、カロリーベースを落として馬体を調整中。先日来場した調教師によれば、『順調そうですが、遅生まれを考慮して育成場への移動は9月末から10月あたりで。さらなる成長を待ったうえで着手していきましょう』とのことでした。この中間には20分ほどかけて馬運車で本場へ行くなど、輸送の練習も消化。乗降、移動中ともに特に問題はありませんでした」
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この世代の矢作厩舎組では、ステラリード’20とハイアーラヴ’20はすでにシュウジデイファームに移動済ですが、本馬は遅生まれ(5/2生まれ)を考慮して、あと一ヶ月半ほど経ってから移動することになりました。
馬のタイプや成長進度に応じて育成開始を前後させるのは当然ですし、9月、10月の移動になったからと言って、それが遅いわけではないですから、ここでの成長待ちはきっと正しい判断だろうと思います。この一ヶ月で体重が10kg増えているように、ちょうど成長期に差し掛かっている雰囲気もありますしね。
そのあたり、矢作先生は実際に牧場に足を運び、ご自身の目で馬を見て、森永さんたちとも直接会話をして決めてくれるので、結果がどうであっても説得力があります。あまり牧場に行かない先生はダメ…という事ではないですが(全て任せるのもアリ)、一口馬主的にはすごくありがたいやり方だと思いますm(_ _)m
【モリナガファーム分場在厩のキョウエイカルラ’20:公式HP(2021/7/30更新分)より】
**2021/8/21札幌4R 3歳未勝利(芝1200m)11:25発走**
◎ ウインカンターレ
○ フランクエトワール
▲ セブンシーズ
△ ルージュエトワール
△ ミニマリズム
△ シュアーヴアリア
△ トーアアネラ
☆ リナーシェ
リナーシェは6枠11番になりました。
馬格がなく、ゲートもスタートダッシュも今ひとつのリナーシェなので、あまり内側に入るより、真ん中外めの6番枠はちょうど良いかもしれません。その上で、札幌芝1200mで後ろ過ぎる位置取りは厳しいですから、できれば中団までに収まって欲しいと思います。(まずは、うまくゲートを出て欲しいなぁ…)
相手関係について言うと、(この時期の未勝利戦ならではの)濃いメンバー、勝ち上がり目前の馬たちが揃っています。正直、全てを負かすのは大変かもしれませんが、四位先生によれば「馬体は今までで最も良い」とのことですし、それが現状ベストの走り、さらには結果に繋がって欲しいです。
最高の結果が得られるかどうかは分かりませんが、リナーシェ、厩舎の皆さんにとって悔いのないレースになるよう、しっかり応援したいと思います!m(_ _)m
**2021/8//21小倉2R 3歳未勝利(ダ1700m)10:35発走**
◎ ヴィジャーヤ
○ バライロノキセキ
▲ レッドヴァイス
△ サンデーインアスク
△ ベルックス
△ メイショウミカワ
△ メイショウヤマミツ
ヴィジャーヤは4枠8番からになりました。
経験馬相手のデビュー戦、しかも、スタート、口向き、折り合いなどに万全の自信がない中での実戦ですから、(枠の内外を云々する前に)何はともあれ無難にゲートを出てレースの流れに乗るのが大事です。ただ、一般論として、後からゲートに入る偶数番を引けたのは良かったと思います。
そうですねぇ、一応、未知の魅力に期待をして本命にしてはみたものの、自信があるかと言われると…。この時期の未勝利戦ですし、やる以上は勝って欲しいわけですが、正直、不安が大きいのも確かです(^^;)
本来、デビュー戦はもっと勇ましく応援してあげたいのですが、これだけ『やってみなければ分からない』馬も珍しいです。ヴィジャーヤが超実戦タイプであること、真面目に走ればかなり強いことを信じつつ、明日は(ワクワクではなく)ドキドキ&ソワソワしながら応援したいと思います!m(_ _)m
キングエルメスは、8月22日札幌9R クローバー賞(OP・芝1500m)に坂井瑠星騎手で出走します。
- 21.08.18 助 手 札幌芝稍 5F 68.0-52.2-37.8-13.0(8) 強めに追う
ステイフーリッシュ(古オープン)馬ナリの外1.0秒先行1.2秒遅れ
- 21.08.13 坂井瑠 札幌ダ良 半哩 -54.0-39.5-11.9(7) 強めに追う
タイセイドリーマー(古馬2勝)馬ナリの内0.6秒追走同入
◇矢作調教師のコメント 「最終追い切りは、札幌記念に出走するステイフーリッシュ、新馬ベルマレットとの3頭併せ。助手が乗った分もあって芝コースにしては時計が掛かってしまいましたが、ソエはケアしながらであれば競馬に支障がないレベルですし、出走態勢は整いました。クローバー賞は兄のカイザーノヴァが勝ったレース。距離延長は歓迎ですし、ここはぜひとも兄弟で勝って、兄同様に次のステージへ進めていければと願っています」
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予定通り、8/22札幌のクローバー賞出走が確定しました。
注目の最終追い切りは、完全にステイフーリッシュとベルマレットの引き立て役になってしまうという、正直、物足りない内容で。。稍重の洋芝が合わないのか、たまたま気分が乗らなかったのか、助手さんが騎乗していた分を差し引いたとしても、併せた2頭に簡単に遅れるという、不満の残るパフォーマンスになってしまいました。
こうなると兄弟制覇に自信満々とはいかないですが、それでも矢作先生は「出走態勢は整った、距離延長は歓迎」と仰っていて、当然のように勝つ気充分のようですし、坂井騎手もカイザーノヴァ以上に素質を高く評価している馬だけに、本番になればガラッと変わってくれるのでは…という期待も持っています。
まだ経験が浅い馬なので、やってみなければ分からないのが当然ながら、ここで簡単に負けて欲しくないのも確かです。シュウジデイファームでは実戦を経験して馬が良くなったとの評価でしたから、結果的にこのひと追いが良い刺激になって、本番では初戦以上の走りが見られることを期待しますm(_ _)m
**2021/8/22札幌9R クローバー賞(2歳OP/芝1500m)出走馬**
【6/26札幌5R メイクデビュー札幌(芝1200m)でのキングエルメス:公式HPより】
- 21.08.18 助 手 栗東坂不 1回 55.2-40.7-27.2-14.2 一杯に追う
- 21.08.15 助 手 栗東坂不 1回 58.0-41.0-26.8-13.9 馬ナリ余力
- 21.08.11 助 手 栗東坂良 1回 55.1-41.0-27.0-13.7 馬ナリ余力
◇松永幹調教師のコメント 「馬場が重く、時計のかかるコンディションではありましたが、終いは14秒台と脚色が一杯になってしまう形。今回もなかなかタイムを詰めることができず、何とももどかしい状況が続きます。8月28日小倉6R 3歳未勝利(ダ1700m)または、29日小倉4R 3歳未勝利(ダ1700m)の出走に向けて、さらに週末、来週とやって少しでも良い状態でレースを迎えさせてあげたいところです」
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このところ、折り合いや口向きに進境があるとの話が出ていただけに、ひょっとしたらの期待をしていたのですが、坂路の終いで一杯になって14秒台という、以前と変わらない追い切りになってしまったのは残念です。
うーむ。。状態が良ければ今週の出走もあるかと思っていたぐらいなのですが、松永先生が「タイムを詰めることができず、何とももどかしい」と仰る状況では、なかなか大きな期待をしにくいですねぇ(^~^;
それでも時期が時期だけに、もう前に進むしかありません。8/28または29の小倉ダート1700m戦に向けて、あと2本の追い切りで少しでも良い内容を示して欲しいと思います。実は、試して欲しい細かいことがいくつかあるのですが、もう少しゴッドシエル自身が進歩を見せてくれないと…ですm(_ _)m
リナーシェは、8月21日札幌4R 3歳未勝利(芝1200m)に西谷凜騎手で出走します。
- 21.08.18 助 手 札幌ダ稍 半哩 54.5-39.7-12.9(4) 馬ナリ余力
- 21.08.12 助 手 札幌ダ稍 半哩 56.6-41.4-12.9(7) 一杯に追う
◇四位調教師のコメント 「追い切りの様子はいつもと大きく変わりない感じですが、飼葉喰いが良いこともあって、馬のコンディションはとてもいい雰囲気になっています。身体は今までで一番良い感じですので、レースも今までで一番良い内容といきたいものです」
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リナーシェの出走が確定しました。レースは予定通り8/21札幌の芝1200m戦です。
四位先生によれば、「追い切りの内容はいつもと大きくは変わらない」とのことですが、時計や手応えを見ると、少なくとも先週よりは良い内容だったのだろうと思います。加えて馬体については「今までで一番良い感じ」だそうですから、滞在競馬の利点も生かして是非とも良いレースを見せて欲しいと思います。
あとはそうですねぇ、本馬の場合は特に注文を付けるところは無くて、元気に走って無事に戻ってきてくれるのが一番です。本来であれば、石にかじりついてでも勝ちをめざすべき立場ながら、リナーシェに切羽詰まった競馬は似合っていないと言いますか、何故かそういう要求をする気にならない雰囲気の馬なんですよねぇ…。(^^ゞ
**2021/8/21札幌4R 3歳未勝利(芝1200m)出走馬**
【ワコーファーム在厩時のリナーシェ:公式HP(2021/8/16更新分)より】