前回に続き、楽焼について、お話します。
3) 楽焼の焼成方法
① 窯を熱する
) 空の窯を、1200℃程度まで、熱して置きます。湿気があると、釉に悪い影響を与えますので、
空焚きして、湿気を抜いて置きます。
) 窯は、作品の出し入れの度に、蓋を開けますので、どうしても、熱が逃げて、温度が下ります。
それ故、作品を焼成する温度よりも、数百度高くして置く、必要が有ります。
) 炎は、酸化の法が良いでしょう。
但し、作品の一部に、還元を掛ける為、窯の中に、炭などを置く場合も有ります。
(赤楽に、還元を掛けて、一部黒くする事も、出来ます。)
② 作品を窯に入れる
) 余熱: 作品を窯に入れる前に、余熱をしておきます。外窯の蓋が、平らならば、その蓋の上に、
作品を置き、暖めておきます。土は急熱急冷用ですが、余熱する事は、より安全に焼成する為の
準備体操と成ります。
) 内外の窯の蓋を開けます。当然、熱が外に逃げますから、手早くする事と、蓋の置き場も、
確保して置く必要が有ります。単に蓋をスライドして開閉する、構造ですと、蓋の置き場が、
必要有りません。
) 作品を、鋏みで鋏み、中窯に入れます。同様にして、2個目の作品を入れます。
その際、隣同士や、窯の壁との間に、やや広く、隙間を作り、取り出し時に、接触し無い様に、
します。
) 窯の蓋をして、釉の熔けるのを待つ。
待っている間に、次に窯に入れる作品を、余熱しておきます。
又、引き出した作品を、急冷するのか、徐冷するのかを、決め手おきます。
③ 釉の熔け具合を確認する
釉が熔けた事が、確認できれば、窯から、鋏みで、引き出します。確認の方法は、
) 色見の穴から、釉の熔け具合を、観察する。
釉が熔けてくると、作品の表面が、光沢を帯びてきます。又、下絵が有る場合には、
絵柄が、浮き上がって見える事も有ります。(炎や、「テカリ」で見えない事も、多いです。)
) 時間で予測を立てる。
経験を積んでくると、何分位で、釉が熔けてくるか、判るそうです。
(最長でも5分以内が、理想ですが、大きな作品や、形状が複雑な物は、更に時間が延びます)
熔ける条件は、釉の熔融温度、釉の厚み、窯の温度などにより、左右されます。
) 色見本を利用する
小さな色見本を、窯の中に入れ、頃合を見て、窯から引き出し、水に没し、急冷して
熔けの具合を、確認します。
・ 良く熔けていると、釉の表面が、滑らかになり、濁りが無くなり、下絵がはっきり、表れます。
④ 窯から引き出す。
以下次回に、続きます。
3) 楽焼の焼成方法
① 窯を熱する
) 空の窯を、1200℃程度まで、熱して置きます。湿気があると、釉に悪い影響を与えますので、
空焚きして、湿気を抜いて置きます。
) 窯は、作品の出し入れの度に、蓋を開けますので、どうしても、熱が逃げて、温度が下ります。
それ故、作品を焼成する温度よりも、数百度高くして置く、必要が有ります。
) 炎は、酸化の法が良いでしょう。
但し、作品の一部に、還元を掛ける為、窯の中に、炭などを置く場合も有ります。
(赤楽に、還元を掛けて、一部黒くする事も、出来ます。)
② 作品を窯に入れる
) 余熱: 作品を窯に入れる前に、余熱をしておきます。外窯の蓋が、平らならば、その蓋の上に、
作品を置き、暖めておきます。土は急熱急冷用ですが、余熱する事は、より安全に焼成する為の
準備体操と成ります。
) 内外の窯の蓋を開けます。当然、熱が外に逃げますから、手早くする事と、蓋の置き場も、
確保して置く必要が有ります。単に蓋をスライドして開閉する、構造ですと、蓋の置き場が、
必要有りません。
) 作品を、鋏みで鋏み、中窯に入れます。同様にして、2個目の作品を入れます。
その際、隣同士や、窯の壁との間に、やや広く、隙間を作り、取り出し時に、接触し無い様に、
します。
) 窯の蓋をして、釉の熔けるのを待つ。
待っている間に、次に窯に入れる作品を、余熱しておきます。
又、引き出した作品を、急冷するのか、徐冷するのかを、決め手おきます。
③ 釉の熔け具合を確認する
釉が熔けた事が、確認できれば、窯から、鋏みで、引き出します。確認の方法は、
) 色見の穴から、釉の熔け具合を、観察する。
釉が熔けてくると、作品の表面が、光沢を帯びてきます。又、下絵が有る場合には、
絵柄が、浮き上がって見える事も有ります。(炎や、「テカリ」で見えない事も、多いです。)
) 時間で予測を立てる。
経験を積んでくると、何分位で、釉が熔けてくるか、判るそうです。
(最長でも5分以内が、理想ですが、大きな作品や、形状が複雑な物は、更に時間が延びます)
熔ける条件は、釉の熔融温度、釉の厚み、窯の温度などにより、左右されます。
) 色見本を利用する
小さな色見本を、窯の中に入れ、頃合を見て、窯から引き出し、水に没し、急冷して
熔けの具合を、確認します。
・ 良く熔けていると、釉の表面が、滑らかになり、濁りが無くなり、下絵がはっきり、表れます。
④ 窯から引き出す。
以下次回に、続きます。