現在、国宝に指定されている、土偶は、以下の3点です。
1) 縄文のビーナス
長野県、棚畑遺跡出土
縄文時代中期 (紀元前3000~前2000年)
長野県、茅野市教育委員会蔵
2) 合掌土偶 (がっしょう、どぐう)
青森県、八戸市風張1遺跡出土
縄文時代後期 (紀元前2000~前1000年)
青森県、八戸市蔵
3) 中空土偶 (ちゅうくう、どぐう)
北海道、函館市著保内野(ちょぼないの)遺跡出土
縄文時代後期 (紀元前2000~前1000年)
北海道、函館市教育委員会蔵
4) 土偶(どぐう)とは、人間を模して、或いは、精霊を表現して、作られたと、考えられる、土製品で、
焼成された物です。日本では、縄文時代に、沖縄県を除く各地で、製作されています。
古墳時代に、製作された埴輪とは、区別されます。
① 縄文式土器と同様、土偶も出土地域や、時期によって様々な、様式の物が、作られています。
日本最古の土偶は、三重県で出土した、縄文草創期の物で、早期には近畿、関東東部に
広がっています。縄文中期末には、東北地方を除いて、ほとんど、作られ無くなりますが、
後期には、東日本を中心に、復興します。
九州では、熊本を中心に、後期の物が出土していまが、 出土分布は、東日本に偏っており、
西日本での、出土は稀です。
弥生時代に成ると、はほとんど、作られ無くなります。
② 国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の、調査によれば、日本全国の出土総数は、およそ
1万5千体だそうです。
) 千葉県佐倉市の、吉見台遺跡からは、600個以上の、土偶が出土しています。
尚、縄文時代に作られた、土偶総数は、約3千万個とする説もあります。
③ 出土している土偶は、大半が、何らかの形で、破損しており、故意に壊したと思われる、
物も多いです。
) 特に、脚部の一方のみを、故意に壊した例が多く、祭祀などの際に破壊し、災厄などを
祓う事を、目的に製造された、と言う説も有ります。
) 大半の土偶は、頭部・胴部・手足などは、抽象的に、表現されていますが、特に女性の
生殖機能や、乳房、妊娠した腹部、陰部、臀部など、特定の部分だけは、具体的に、表現され、
強調した物が多いです。
) 殆どの土偶は、女性型ですが、男性性器が表現されている物や、体型の異なる2体の土偶が
同時に出土し、片方が男性と、考えられる物等、男性型の土偶も、数点出土しています。
前置きが、長くなりましたが、国宝の土偶について、述べます。
以下次回に続きます。
土偶
1) 縄文のビーナス
長野県、棚畑遺跡出土
縄文時代中期 (紀元前3000~前2000年)
長野県、茅野市教育委員会蔵
2) 合掌土偶 (がっしょう、どぐう)
青森県、八戸市風張1遺跡出土
縄文時代後期 (紀元前2000~前1000年)
青森県、八戸市蔵
3) 中空土偶 (ちゅうくう、どぐう)
北海道、函館市著保内野(ちょぼないの)遺跡出土
縄文時代後期 (紀元前2000~前1000年)
北海道、函館市教育委員会蔵
4) 土偶(どぐう)とは、人間を模して、或いは、精霊を表現して、作られたと、考えられる、土製品で、
焼成された物です。日本では、縄文時代に、沖縄県を除く各地で、製作されています。
古墳時代に、製作された埴輪とは、区別されます。
① 縄文式土器と同様、土偶も出土地域や、時期によって様々な、様式の物が、作られています。
日本最古の土偶は、三重県で出土した、縄文草創期の物で、早期には近畿、関東東部に
広がっています。縄文中期末には、東北地方を除いて、ほとんど、作られ無くなりますが、
後期には、東日本を中心に、復興します。
九州では、熊本を中心に、後期の物が出土していまが、 出土分布は、東日本に偏っており、
西日本での、出土は稀です。
弥生時代に成ると、はほとんど、作られ無くなります。
② 国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の、調査によれば、日本全国の出土総数は、およそ
1万5千体だそうです。
) 千葉県佐倉市の、吉見台遺跡からは、600個以上の、土偶が出土しています。
尚、縄文時代に作られた、土偶総数は、約3千万個とする説もあります。
③ 出土している土偶は、大半が、何らかの形で、破損しており、故意に壊したと思われる、
物も多いです。
) 特に、脚部の一方のみを、故意に壊した例が多く、祭祀などの際に破壊し、災厄などを
祓う事を、目的に製造された、と言う説も有ります。
) 大半の土偶は、頭部・胴部・手足などは、抽象的に、表現されていますが、特に女性の
生殖機能や、乳房、妊娠した腹部、陰部、臀部など、特定の部分だけは、具体的に、表現され、
強調した物が多いです。
) 殆どの土偶は、女性型ですが、男性性器が表現されている物や、体型の異なる2体の土偶が
同時に出土し、片方が男性と、考えられる物等、男性型の土偶も、数点出土しています。
前置きが、長くなりましたが、国宝の土偶について、述べます。
以下次回に続きます。
土偶