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ジョン・カーペンター監督『ジョン・カーペンターの要塞警察』その2

2014-11-21 18:27:00 | ノンジャンル
 明日はaikoさんの39回目の誕生日です。大きなお世話だとは思いますが、いつになったら彼女は結婚するのでしょう。早くいい相手を見つけてほしいと思う一ファンのつぶやきでした。

 さて、昨日の続きです。
 ウィルソンは車が元の位置に戻され、普段と同じく何事もなかったかのように現場の修復がなされ、分署長の死体も、その血痕もなくなっていること、護送車もストーカーの死体もなくなっていることに気づきます。連中はチョロだとリーが言うと、ウェルズは顔色を変え、刑務所で知ったことだが、奴らは命知らずだと言います。一目散に逃げ出そうと言うウェルズに、それはできないとビショップが言うと、ウィルソンもビショップに同意し、ウェルズが「お前は警察の仲間か?」と言うと、リーは「皆仲間だ」と言います。
 弾が残り数発しかないことを確認するビショップとウィルソンとリー。ウィルソンはリーからやっとタバコをもらうことができ、火もつけてもらいます。
 “午後8時8分”の字幕。巡回しているパトロール車に、アンダーソン分署の近辺で銃声が聞こえたという通報があったことが伝えられ、そのパトロール車は現場に向かいます。異状はないと無線で伝えるパトロール車の運転手。
 “午後8時15分”の字幕。地下通路を抜けて、マンホールから外に出て、車を盗む計画が立てられ、誰を実行者にするか、話し合われます 。ビショップは車の盗み方を知らないと言い、「それなら自分かウィルソンしかないじゃないか!」とウェルズは言い、コインで決めようと言うウィルソンに、「コインでは必ず自分が負けるので、ジャンケンしよう」とウェルズは言い、ジャンケンの結果、やはりウェルズは負けます。ウィルソンは「自分が行こう」と言いますが、ウェルズはそれを退けて自分で行くことにします。「国境を越える前に警察に通報してくれ」と言うウィルソンに、「俺のことを信用してるのか?」と言うウェルズ。ビショップとウィルソンとリーが見守る中、彼はマンホールから外に出ます。それに気づいて、近づいて来る大勢の若者、。ウェルズは若者たちが来る前に、何とか車のキーを開けることに成功し、車を走らせ、公衆電話の前に車を停めて、電話しようとしますが、後部座席に潜んでいた若者に頭を撃たれます。それを見届けるビショップら。
 ウィルソンは地下室にこもるしかないと主張し、ビショップとリーは娘の父を連れて、地下室に立てこもります。巡回していたパトカーの助手席に座っていた警官は、パトカーの屋根を叩く音が雨ではないと気づき、外に出ると、電話修理の男の死体から滴っている血の音であることが分かり、運転手は応援のパトカーを至急寄越してくれるように、無線で連絡します。若者たちは火炎瓶を使って分署に侵入して来て、やがて地下室の入り口に到りますが、ビショップとウィルソンは看板で彼らの侵入を防ぎ、あらかじめパイプに詰め込んであった照明弾にビショップがに銃弾を当てることによって、若者たちを撃退します。続々と駆けつけるパトカー。娘の父は担架に乗せられて運ばれていき、リーも担架に乗るように言われますが、自分で歩いて外に出て行きます。ビショップはウィルソンに、自分が特別に連行していくと言い、ウィルソンもそれを受け入れるのでした。

 分署に籠城する場面は、ハワード・ホークスの『リオ・ブラボー』を想起させ、分署が若者の放つ銃弾で粉々になるところは、クリント・イーストウッドの『ガントレット』を想起させてくれました。

 →Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/