先日の東京新聞に「聴導犬」についての記事が載っていました。実働は全国でわずかに67、盲導犬の1割にも届かず、法整備から14年も経っているのに、いまだに同伴拒否のお店や病院が後を絶たずといった状態らしいです。皆さん、聴導犬にもっと愛情を持って接してみたらいかがでしょうか?
さて、WOWOWシネマで、石井隆監督・共同製作・原作・脚色の’98年作品『黒の天使vol.1』を見ました。
少女を抱えて部屋を出る安田。「まるで人さらいだ。孫なのに」。
“6年後”の字幕。少女の一光(いっこう)に「これが本妻の写真ね。これは姉の千秋」と言われ、困る安田。
野木(根津甚八)は「殺そうとする奴が身内にまでいるから、寝ずの番をしなければならない」と言う。
一光「この人誰?」安田、写真の恩田(椎名桔平)を見て「大学出て墨も入れられない腑抜けだ」。
セックスする千秋と野木。野木「一緒に地獄まで」。
「ヒューズが飛んで」と言って部屋に入って来た2人組の女は部屋の中の男たちを次々に射殺する。安田は一光と逃げ出す。一光の母は射殺され、女は一光らを追いかけるが、警官の恩田が女たちを射殺する。
雷。
車から黒ずくめの女マヤ(高島礼子)が現れ、拳銃を安田に向ける。「一光ちゃんは? パスポートは10時間後に」と言うマヤ。安田、一光に「この人は味方だ。大きくなってもいい女になれ」と言い、一光をマヤに託すと、車を横転させ、炎上させる。追ってきた若者たちを次々に撃つマヤ。
空港。復讐するために拳銃の撃ち方を教えてくれと言う一光に、マヤは「ロスにパパの友達がいる」と言って、お守りを渡す。
大人になった一光(葉月里緒菜)は、シャブを手に入れたいので小杉を知らないかと次々に声をかける。彼女と行動を共にする若者のジル。一光に声をかけられたバーテンダーが電話すると、小杉が現れ、ナイフを持った一光との間で乱闘が始まるが、小杉は結局逃げる。彼を捕まえて、「私は黒の天使。野木はどこにいる?」ジル「わざわざアメリカから来たんだ。知ってんだろ?」。
地下駐車場の野木と部下たち。
野木の部下らが殺された場所の現場検証。「野木組傘下の成沢ですね」。恩田はホテル・ニューコールドのマッチ箱を拾う。
「先代の娘の千秋にそそのかされた」と野木。「計画を知ってて黙ってたんなら立派な共犯だ。愛人やその子までなぜ狙った?」と一光。「生まれて来た子供が女なのに男の名前を付けて、後継ぎにしようとしたことを、千秋が面白く思わなかったからだ」と野木。
車中で野木、別の組長に「ヤクに混ぜ物をした件と、あの物件の話はちゃんとしとけ」組長「これからも今まで通りの付き合いでお願いします」。組長は車を降りると、すぐに射殺される。(中略)
野木が千秋に電話すると、千秋は他の男とセックスの最中で、男はわざと千秋の喘ぎ声を野木に聞かせる。千秋「許認可は得たわ」野木「アメリカ帰りの一光が現れて、黒の天使と名乗ってた。(中略)」。
野木は無人のバーのカウンターに突っ伏してるマヤに「シャブを抜いて酒飲んで……。そろそろ仕事をやらんか? 上もんだぞ。相手は若い女だ。黒の天使と名乗ってる。知らん顔でもないんじゃないか?」と言って去る。マヤは禁断症状で目が覚め、床にこぼれた粉を舐める。それをひそかに見る恩田。
ホテルの千秋。
出社し、用意させていたプールで泳ぐ。
携帯が鳴り、「許認可の件はOKです」と言われるが、そこに一光とジルが現れ、ジルはプールに飛び込み、一光は千秋に拳銃を向ける。一光「あんたに両親を殺された」千秋「私の本当の父でもあるのよ。あなたも義理の妹。あなたのための遺産も取ってある。私にも産んですぐ死んだ娘がいて、あなたと同じ年だったので、あなたのことを忘れたことはない」。そこへ野木が現れる。
ゲームセンターで荒れるジル。横たわる一光。ジルにガンをつけた青年。降り下される金属棒。暗転。
やっと部屋に帰り着くジル。一光「悪かった。裏切ったんじゃない」ジル「なんでロスに帰る? まぶダチだろう?」。一光、ジルの頭から血が流れているのに気づく。ジル「大丈夫。全部殺しておいたから。淋しかった」と言って死ぬ。そこに恩田が現れ、一光に拳銃を向ける。「あんたら、日系のギャング仲間?」一光「野木がやった」恩田「俺はあんたがこの世に出た瞬間を見ている。どしゃぶりの雨だった。50メートル先で悲鳴が聞こえ、それはセーラー服姿のあんたの母だった。野木の今夜のスケジュールを教える」。
野木はヌーディストバーで商談をしている。一光現れ、野木の部下を次々に射殺。
雨の中を逃げる野木。一光「ジル、やったよ。あと一人」。マヤが現れ、一光に拳銃を向ける。「静かに立ちなさい」。現れた野木はマヤを殴る。「しくじりやがって」と言って、一光を連れていく野木と部下たち。地面に落ちているお守りを見て「待って、その子」と言うマヤ。(明日へ続きます……)
さて、WOWOWシネマで、石井隆監督・共同製作・原作・脚色の’98年作品『黒の天使vol.1』を見ました。
少女を抱えて部屋を出る安田。「まるで人さらいだ。孫なのに」。
“6年後”の字幕。少女の一光(いっこう)に「これが本妻の写真ね。これは姉の千秋」と言われ、困る安田。
野木(根津甚八)は「殺そうとする奴が身内にまでいるから、寝ずの番をしなければならない」と言う。
一光「この人誰?」安田、写真の恩田(椎名桔平)を見て「大学出て墨も入れられない腑抜けだ」。
セックスする千秋と野木。野木「一緒に地獄まで」。
「ヒューズが飛んで」と言って部屋に入って来た2人組の女は部屋の中の男たちを次々に射殺する。安田は一光と逃げ出す。一光の母は射殺され、女は一光らを追いかけるが、警官の恩田が女たちを射殺する。
雷。
車から黒ずくめの女マヤ(高島礼子)が現れ、拳銃を安田に向ける。「一光ちゃんは? パスポートは10時間後に」と言うマヤ。安田、一光に「この人は味方だ。大きくなってもいい女になれ」と言い、一光をマヤに託すと、車を横転させ、炎上させる。追ってきた若者たちを次々に撃つマヤ。
空港。復讐するために拳銃の撃ち方を教えてくれと言う一光に、マヤは「ロスにパパの友達がいる」と言って、お守りを渡す。
大人になった一光(葉月里緒菜)は、シャブを手に入れたいので小杉を知らないかと次々に声をかける。彼女と行動を共にする若者のジル。一光に声をかけられたバーテンダーが電話すると、小杉が現れ、ナイフを持った一光との間で乱闘が始まるが、小杉は結局逃げる。彼を捕まえて、「私は黒の天使。野木はどこにいる?」ジル「わざわざアメリカから来たんだ。知ってんだろ?」。
地下駐車場の野木と部下たち。
野木の部下らが殺された場所の現場検証。「野木組傘下の成沢ですね」。恩田はホテル・ニューコールドのマッチ箱を拾う。
「先代の娘の千秋にそそのかされた」と野木。「計画を知ってて黙ってたんなら立派な共犯だ。愛人やその子までなぜ狙った?」と一光。「生まれて来た子供が女なのに男の名前を付けて、後継ぎにしようとしたことを、千秋が面白く思わなかったからだ」と野木。
車中で野木、別の組長に「ヤクに混ぜ物をした件と、あの物件の話はちゃんとしとけ」組長「これからも今まで通りの付き合いでお願いします」。組長は車を降りると、すぐに射殺される。(中略)
野木が千秋に電話すると、千秋は他の男とセックスの最中で、男はわざと千秋の喘ぎ声を野木に聞かせる。千秋「許認可は得たわ」野木「アメリカ帰りの一光が現れて、黒の天使と名乗ってた。(中略)」。
野木は無人のバーのカウンターに突っ伏してるマヤに「シャブを抜いて酒飲んで……。そろそろ仕事をやらんか? 上もんだぞ。相手は若い女だ。黒の天使と名乗ってる。知らん顔でもないんじゃないか?」と言って去る。マヤは禁断症状で目が覚め、床にこぼれた粉を舐める。それをひそかに見る恩田。
ホテルの千秋。
出社し、用意させていたプールで泳ぐ。
携帯が鳴り、「許認可の件はOKです」と言われるが、そこに一光とジルが現れ、ジルはプールに飛び込み、一光は千秋に拳銃を向ける。一光「あんたに両親を殺された」千秋「私の本当の父でもあるのよ。あなたも義理の妹。あなたのための遺産も取ってある。私にも産んですぐ死んだ娘がいて、あなたと同じ年だったので、あなたのことを忘れたことはない」。そこへ野木が現れる。
ゲームセンターで荒れるジル。横たわる一光。ジルにガンをつけた青年。降り下される金属棒。暗転。
やっと部屋に帰り着くジル。一光「悪かった。裏切ったんじゃない」ジル「なんでロスに帰る? まぶダチだろう?」。一光、ジルの頭から血が流れているのに気づく。ジル「大丈夫。全部殺しておいたから。淋しかった」と言って死ぬ。そこに恩田が現れ、一光に拳銃を向ける。「あんたら、日系のギャング仲間?」一光「野木がやった」恩田「俺はあんたがこの世に出た瞬間を見ている。どしゃぶりの雨だった。50メートル先で悲鳴が聞こえ、それはセーラー服姿のあんたの母だった。野木の今夜のスケジュールを教える」。
野木はヌーディストバーで商談をしている。一光現れ、野木の部下を次々に射殺。
雨の中を逃げる野木。一光「ジル、やったよ。あと一人」。マヤが現れ、一光に拳銃を向ける。「静かに立ちなさい」。現れた野木はマヤを殴る。「しくじりやがって」と言って、一光を連れていく野木と部下たち。地面に落ちているお守りを見て「待って、その子」と言うマヤ。(明日へ続きます……)