浜田市に歴史資料館を作る計画が持ち上がりました。
この計画は賛否両論ありました。
市はパブリックコメントを募集したり、計画の説明をして、意見を交換をする会を各地区ごとに開きました。関心のある方が集まり、活発な意見が交わされたとお聞きしています。
近畿の浜田高校の同窓会に、事情をよくご存知の方がみえて、歴史資料館の計画をとてもわかりやすく説明されました。支持している方も多くいらしたのは間違いありません。
そして最後は議会に問いました。
議員は賛成派反対派が分かれており、賛成、反対の立場から、質問が繰り広げられました。その結果、市長は歴史資料館の議案を議決の前に取り下げました。新聞だけでは理由がわかりませんが、もう一度、計画を練り直して議案を作られるのかもしれません。
何かをするのに、反対はつきものです。議案を通す方法はいくつかあると思います。水面下で、働きかけて無理やり通すのも一つの方法で、それは今までの市長によって何度か行われてきたと思われます。
現市長も無理やり議決に持って行こうとすればできたと思います。あえてそうしなかったのは、やはり考えがあってのことと思います。本当に市民に喜んでもらえるものを作ることを考える上での決定と思います。反対の方々の意見も関係したかもしれません。何れにしても、どこの市町村よりも民主的であると私は賞賛します。本来なら反対意見を叩き潰すことだって可能なのですから。
反対された方に言いたいのです。
今回の取り下げをどう見るか。
市は、反対の意見を真摯に受け止めて、前向きに再考しようという考えであると素直に捉えていただきたいと思います
そもそもどなたがおっしゃったことかはわからない状況で、
歴史館撤回は、市政の世界では、大失態を演じたことになるそうです。
と、反対された方がFBで投稿していらっしゃるのを見かけました。
市長の人格を否定するコメントも見ました。
とても悲しい気持ちになりました。みんなが選挙で選んだ人なのですよ。自分自身を蔑めるのと同じことなのではないでしょうか?
批判することは、誰でもできます。私は浜田市にいないので、いくら意見を言ったとしても評論家の一人でしかありません。人がすることを批評するのは簡単です。
賛成派が負けて、反対派が勝ったのではなく、本当に何が大切なのか見直すことになっただけのこと。
我々は、今周りにいる人をどれほど幸せにできるかが大事なのです。ひどい、失礼なと、一人一人に対して攻撃的になるのではなく、建設的なものの見方をすべきです。
他の市では成し遂げられないことがこれからの浜田市にできるかもしれないと。期待している私です。
それから以下は 私が幼い頃から 年寄りに言われて育ったことです。
ばか というものが ばか である。