ニコライ:歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》 序曲 Carl Otto Ehrenfried Nicolai:"The Merry Wives of Windsor" Overture
私の通った浜田市立石見小学校と浜田市立原井小学校は、何かにつけてライバルでした。五年生の時に所属していた器楽部は、合奏コンクールで、歌劇セビリアの理髪師序曲を演奏しました。原井小学校は、上に紹介した曲を演奏しました。
ライバルながら、圧倒されてしまったのを覚えています。最初の部分はゆっくりで、コントラバスとチェロの響きが美しく、途中から、アップテンポになり、迫力が増しエネルギー溢れる演奏でした。ふと思い出して、後輩のHくん(当時原井小学校のエレクトーン)に曲のタイトルを尋ねましたら教えてくれました。
喜歌劇ウィンザーの陽気な女房は、なんとシェークスピアが原作だったのです。
それはどうも常識らしいです。別の後輩が教えてくれました。当時から、さりげなく、古い物語に接する機会があったのに、テレビに夢中で、のんきに育ってしまいました。もう少し詳しく聞いていたら、若い頃から小説を書こうと思ったかもしれません。
シェークスピアの戯曲で好きなのは、12夜です。悲劇も良いですが、以前、高校の演劇部が舞台で演じてくれたのが楽しくて忘れられません。
シェークスピアのオマージュみたいな作品も書いてみたいです。無理かな?