同窓会で東京へ行きました。高校の同窓会では、野球をやってきた従兄が講演をしました。ひさしぶりに聴きましたが、身びいきですが、やはり良いことを言います。人にやさしく思いやりを持って接する、夢を持って生きるもいつも言っていることです。それから、いつも先を読んで考えて行動する、視点を変えてみることで、新たな発見があり、問題を解決できるという話も説得力があります。今回素晴らしいと思ったことは、
何でも物事に白黒つけないこと。球数制限問題も、国際関係も、
あなたはどちらの立場かと言及し過ぎる。
世の中には、中間的な考えがあっても良いはずである。
両方の良い点、問題点をうまく調整する事で問題は好転する事もあるのでは?
と話しました。
梨田の家は、本家の当主もそうだったように、激しく議論を戦わせたり、誰かと争ったりせず生きて来たように思います。イデオロギーが異なる相手とも、お互いを尊重しながら、よい関係を作って来ました。
政治の分野では地域を良くするという目的が同じなら、どんな人とも必ず分かり合えると信じておりました。
良い顔ばかり見せると誤解する人もいたかもしれませんが、ぶれることなく貫いてきたのです。
そうした血を彼も受け継いでいるので、嬉しく誇らしく思いました。
今回同じく野球界で活躍して、従兄とも監督とコーチで共に歩いて来た、阪神のヘッドコーチ、さむらいジャパンのコーチをしている清水氏も参加されました。
気さくで、優しい人でした。当番学年になるので、受付にも立っておられました。
世界野球で優勝したのですが、日本の一流と言われる選手たちの本気の姿勢には心を打たれたと話しておられました。そのメンバーに関わり、優勝の瞬間に立ち会えたことは幸せだったと。
高校は今年、他校も頑張っている理由からか、エリートクラスの理数科の入学者が16名ということで、心配されているようですが、私は校長先生に
「少ないのは、悪いことばかりではありません。この16名は、必ず、30名以上の結果を出し出しますよ!大事に育ててあげて下さい」
と、私がいうと
「おっしゃる通りです。今年の子供たちはよく頑張ってくれています。大切に育てます」
と話されました。
行きの飛行機で見た富士山は見事でした。雪を被った富士山を眺めると、嫌なことはどこかへ行ってしまう気がします。
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