ランチビール

桜の花が咲く時期になった

そこいらじゅうに桜の木というものがあって　おう～　お前もそうだったのか　と

だが　葉桜になると忘れ去られてしまう

もしも桜の花の色が　真っ赤だったり　真っ黄色だったら　これほどまでに愛されただろうか

勿論　満開の桜は奇麗だと思うし　春の到来　というよりも　冬との完全なる決別ということでは　心和むものである

ただ　私の感触としては　殊更騒ぎ立てるものではなくて

むしろ　滅多に覗かないことにしている庭の雑草が　健やかに伸びているのを見た時のほうが　興奮する

春は　桜のためだけにやってきてるわけじゃないんだよね

それに　昔は花といえば　桜ではなく梅だったのだし


桜の花に　格別深い感傷は持っていない

4年前　父が入院していた病院から桜が見えた

父にとっては　最後の桜だった

何を思ったか　どう思ったか　何も思わなかったか

そんなことは　訊けなかった

そんなふうなので　飲んだくれの　何につけても呑もうとする私だが　お花見の宴会には興味が無い

今も　歯の治療が終わった昼下がり　残すはクリーニングのみとあって気分は春

ランチビールが　美味しい日です

それがいい それだけでいい

さて　このところ日記をさぼりがちだった（それもあって　今日は二度目になる）

書くことが無かった　というわけでもないが　こんなこと書いてもなぁ～　というわけも十分にあって

（それは毎度のことでしょ　って言われると　ほっとけよ　って言いたくなるけどね）

ページを開いたものの　いや　書き始めていてもだが　そのうち酔っ払いになって　もうやめやめ！となる

特に　最近はその傾向が強くなった


Twitterなるものが　去年から急成長だ

私はまだ参加したことがないが　今のところ　その意思はない

だが　ここの初期？は　足跡がそんな感じだった

気負いもなく　ゆるゆるとしたものだったが

それが　よかった　それだけで　よかった


次第に変わった


久しぶりに声？を聞いた人がいた

友達だよねと確認したことはないし　お互いにどこまで知っているかは謎だ

でも　普通の感覚として　嬉しかった

それがいい　それだけでいい


今日　見知らぬ人からの足跡を頂いた

どういうはずみだったのか　私のところに来てしまったようだ（相手にとっては　オ～マイガッ！）

数年前の最後の日記が残っていた

それに関して足跡を残したら　ちゃんと返事が返ってきていた

それがいい　それだけでいい


あっ　春の通勤電車事件も書きたかったのだけど　それは次回に

春の嵐前夜

先週の月曜　突然の鼻風邪に襲われた

朝　嫌な予感がしたので　出掛けに部屋のティシューの箱を慌ててバッグに詰め込んだ

もう　ノンストップ！

大袈裟ではなく　3分毎に洟をかむ始末

一週間たった今　かなり良くなってきたが　鼻の下はすっかり荒れてしまった


全く今年ときたら　お正月早々　膝の靭帯は損傷するは　

歯医者通いにはなるは

その上　この鼻風邪

先が思いやられる


土曜日は　朝　ちょいと出勤して仕事をし　午後は神保町のビヤホールで友人とイッパイ

若い頃からのつきあいだが　最近は　会話の中に健康の話や老後の事についてなどが増えてきた

あまりに当然のこととはいえ　話題の変化には笑わざるをえない

昔は　良くも悪くも　青かったよなぁ～


黄昏時　暖かい春風に吹かれながら二軒目へと足を向ける

それにしても　二人とも　よく飲むよね＾＾

夜遅くまで　とりとめのない話をしながら　私は時折　洟をかみかみ


春の嵐を迎える前夜のことだった

若い人が考えてくれ

すでに暦の上では春なのだろうが　今日も雪模様だ

とはいっても驚くにはあたらない

過去には　４月に降ったことだってあったのだから

ちょっと暖かい日などは　帰宅してもエアコンのリモコンにまっしぐらということはない

それは　今日の気温と自分の体調などもろもろ　考えているわけではない

からだが　自然とそう反応する

寒いから暖房を入れよう　ではなく　暖房を入れたから寒いんだな　ってな具合だ

私には　これが実に面白い


ところで　暖冬　暖冬というけれど　今年はそうでもなかったんじゃないかと思う人も多いだろう

今日　昼休みに　今日は寒いという話になって

そうしたら　３月だもんね　と誰かが・・・

だから　そうだよね～　３月だから　これから寒くなるよね～　なんて冗談言ったが

私は寒暖の差が激しいだけのように思う

暖かい日があるから　寒い日が余計に印象に残る

おそらく人は　苦痛のほうをより深く記憶に留めるようにできているのだろうが

それが生き延びるための学習なのだ

よりよく生きるための

それだけのような気がする

人の記憶とか感じ方なんてのは　そんなものじゃないかと

あらゆる生き物は　生きるようにできていると信じているから


寒さに弱かった私も　いつの間にか寒い「家」に慣れてしまった

おそらく　地球温暖化のせいだろうが　喜ぶべきか　悲しむべきか　

せいぜいあと３０年　あるかないかの人生　ほどほどに暑さ寒さがいいねぇ～

そのあとのことは　申し訳ないけど　知っちゃいない

申し訳ないが　若い人が　考えてくれ！
　

チョイ 面白かった

労働者にとっての月曜の朝というものは　他の曜日とはちょっと違う

また今週が始まるという　闘志もあり　無色の日常になだれ込むような気分もある

そして　私の住む町では　リサイクルのゴミの日でもある


時々　近隣の住民と出会う

古くからの人は当然知っているのだが　ここ数年の人は顔も名前も知らない

だが　同じ収集所に捨てるのだから　ごく近くの人だろうと思う

私は　自分から　おはようございますと挨拶することを心がけている


今朝も　見知らぬおっちゃんと出逢った

ちゃんとした身なりのサラリーマン

私より若いかもしれない（だが　れっきとしたおっちゃんだ！）

数年前にお風呂屋さんが廃業になって　そこに何軒かの建売住宅が建った

おそらくはそこの住民だと思う


そのおっちゃんに　おはようございます　と言ったら

なんと　おはよう　と返ってきた（初めての経験）

はぁ～？あなたにタメグチをきかれるほど若くはないんだけれどねぇ～

それに　こっちは何十年も住んでるんだけどぉ～　って思ったけどね


でも　チョイ面白かった

そんな日だった