どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

大寒

2014年01月20日 | 日記
仕事初めの日 次々と出勤する仲間に 私の大事な休暇が寝正月になったことを報告した

大笑いする者 自分も具合が悪くなったと報告する者 そして遂に奴がやってきた

あっ 張本人がやってきたね! 君のせいでね~ わたしゃ寝正月になったんだぞ~~と彼の顔を見るなり言ってやった

彼 笑って 新年の挨拶をされると思ったらそっちが先かぁ~ と

背の高い彼の首を絞めることはできなかったが 私も天使の端くれ 許してやった

初日のその朝まで 夜中も何度か咳き込んでいたのに 仕事が始まってからは次第に良くなり始め 休暇の間に風邪をひき そしてなんとか治した私はまさに労働者の鑑と自らを褒めたたえ しかし そんな我が身の悲しい性を悲しくも思った

そして長い一週間が終わり 私の風邪もどうやら完治したようだ


先日 また耳鼻科に行った

こちらは回復の兆しがみられない

今の状態より悪化することもあるというが 脳に問題があるというわけではなくあくまでも内耳の異常だというので しばらくは様子見ということになった

こんな風にして今年が動き始め 一月ももう中旬になってしまった


と 実はここまでは先週の連休に書いたものだ


さて 私が待ちに待った時がやってきた

夜明けの時間がピークを越えて ようやく早くなり始めたのだ

とはいっても まだ実感するようなものではない

それでも 私の中ではこれをもって春来たりとなす


今日の朝礼スピーチは私の番である

物言えば 唇寒し・・・そういえば今日は大寒かぁ・・・・

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気分はクラシックなオープンカー

2014年01月05日 | 日記
目が覚めたら 普段ならそろそろ寝ようかという時刻だった

このまま寝ようかと思ったが 少なくとも週末までは書けないだろうと思い直し 記録しておくことにした


年が明けてから何をしていたかというと ほとんど寝ていた

勿論 食事の支度やら使用した食器やらを洗うといった最低限の家事はしたけれど それ以外には 食事 排泄 薬を飲む 洟をかむ 咳をする 時々PCを見る そして寝る 寝る 寝る それだけだった

寝正月とはなんと幸せと思うかもしれないが 元気であればそう出来るものではないし 元気では無いからこそ したくなくとも体がそうしてしまうのであって こんなもんは楽しくもなんとも無い

朝食をとってからうとうとすると昼前後になり うつらうつらすると日が傾きかけており 朝開けたカーテンを閉めてまた寝ると もうすっかり夜になっているという毎日だった


明日の出勤までになんとか全快するつもりだったが 結局 まだ痰はからむし咳は出るし 赤点すれすれってとこで発車することになっちまった

そんなわけで 私の今年は明日から幾分よろよろしながら動き始める

計算が正しければ今年は235日の出勤日 その初日となる

幾分ガタつき始めたエンジンの調子を見ながら ほどほどに飛ばしていこう

気分は そうさねぇ クラシックなオープンカーってとこかねぇ

そう見えたら なかなか様子がよござんすけどねぇ

   
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あれもこれも目出度し

2014年01月01日 | 日記
風邪を持ったまま年越しをした

私が風邪をひいていようが 大晦日らしい雰囲気を何一つ味わうことが無かろうが

太陽は沈み 昇った(正しくは地球が回転したのだが)

そして 新年になった

あけましておめでとうございます


今朝も普段と変わらずに早起きをした

お雑煮こそ食べたけれど 格別何も変わらないような朝

世の中の新年の様子を知る術も無いけれど 最近ではそうした風景も減ってきたように思う

デパートも元日から というよりも年末から休み無しの営業で バーゲンも始まる

コンビニは当然休業無し

正月三が日商店は休業 冷蔵保存もままならなかった昔とは違い 今ではあらゆる食材 もっと贅沢なものを手軽に手に入れることも 外食することも可能になった

おせち料理を食べない人も多くなったし 形ばかりに元日だけと出来合いのお重を買う人も増えている

それに対してどうこう言うつもりは無い


羽根つきや凧揚げをする子供なんてのもすっかり見かけなくなった

カルタ取りやすごろくで喜ぶ子供はいるのだろうか

ディズニーランドは満員御礼かもしれない

別にそれもどうでもいい


私の時代は 晴れ着というほどではないが それに近いものがあった

新年を迎えるにあたって 新しいセーターだのジャンパーだの下着だの どのみち成長するにあたって買うはずのものを年末に新調する

元日に着るものを枕元に置いて 除夜の鐘を数えながら寝る大晦日は 特別な夜という気持ちがしたものだ

今 そんな子供はいるだろうか

ただの懐かしい思い出に過ぎない それだけのことだ


以前にも日記に書いたが 一日の重さはどの日も変わりは無い

昨日と今日との違いは 私の残りの人生が一日少なくなったということだけだ

けれども 3万日という長いだけのカレンダーを生きるとしたら 途中で飽きてしまいそうになるだろう


新年のけじめや新年度 誕生日を筆頭に数々の記念日や祝日や年忌 

四季の移ろいやその時々の行事 旬の食材 

それがどれだけひとを豊かにしてくれることか


新年は誰にでも来る

悲しい出来事があった人にも あの会社のそばのホームレスの女性にも 風邪っぴきで寝正月になってしまった私にもだ

昨日と今日との間に何一つ変わらぬ辛い現状を抱えた とても目出度いとは言えない人も大勢いるはずだ

どういう迎え方であれ 新年が明けたというだけのことをそれなりに感じることができるというのは とても幸せなことだと私には思える

それを家族や友人と分かちあえるだけで もう十分にお目出度いこと


やっと喉の腫れがひいてきた

咳が減ってくしゃみが増えてきた

まだ鼻の奥が重いから そのうち洟垂れ小僧になって そのせいで季節外れの赤鼻のトナカイになり やがて風邪ともおさらばという経過をたどりそうだ

これもまた 目出度し と思うことにする


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