どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

静岡県藤枝(志太温泉)のジャズの聴ける温泉旅館『元湯』を思い出した―フィル・ウッズも偲んで

2015年09月30日 | 日記
ここ一週間ほど 変な時間に寝て 変な時間に起き出すという生活が続いている

原因のひとつは 前の家の建て替え工事が始まったから

今は家を壊しているところなので 振動と騒音がすごい

仕方の無いことではあるのだが 日中はどうしても集中力に欠けてしまう

ふと気が付くと 夜中から起きだすという生活になってしまった

どこかで軌道修正しなければ・・・・


今日は 買い出しと昨日の庭掃除で出たごみの袋詰めをする

剪定・草取りのごみは 日向に置いて少し乾燥させてから袋に入れることにしている

それからステレオのアンプが壊れているようなので どうするかを検討

古いものなのだが 今でもオークションで取引されるようなものなので 修理するか そのまま捨てて新しいものを買うか 悩むところである

レコードさえ聞かないのであれば ここまでの代物はもう必要無い

実際 30分ほどで盤をひっくり返すというのはけっこう面倒な作業でもある

だが 聞きたいジャズのレコードがまだある

更に レコードをPCに取り込むとなるとまた別の機器も必要になり アナログもデジタルも両方欲しいというのは贅沢かとも思い まぁそんなことをあれこれと調べる


ジャズのレコードからふと思い出したことがあって 検索

それは 静岡県の藤枝にあった「元湯」という温泉旅館のことである

あれはジャズ批評という雑誌の後の方にあった広告ページだろうか

「ジャズの聴ける温泉旅館」と広告があり 学生時代に姉とそこに行った

青島さんというご主人は 静岡のFM局で番組も持っていられたかと思う


夕方の食事も終わった夜にオーディオルームに通され 色々解説をしながら聞かせていただいた事を思い出し 検索してみる気になった

おそらくご主人は亡くなられたのだろう

旅館の名前に「割烹」という文字が付き 女将も娘さんかお嫁さんらしき人になり 数年前に廃業という変遷はわかったが 驚くほど検索にはひっかからなかった

インターネットが普及するずっと前の事だ

ジャズ喫茶も減り 私が高校生時代に良く通った吉祥寺の店は 別の場所に移転してからジャズ度もすっかり減り 昔の面影はまるでない


そう遠い昔のことでも無いと自分には思えるのに それでもこんな歳になった 

生きているというのは日々の連続で 前を向いて登るようにできているが 時折後ろを振り返るのも悪くない

だが それは しかるべき時に 正しく 三点確保(クライミングの基本)で 

そうしないと 今日の私のようにあれこれと目移りしてだらけた一日を送ることになる


追記:フィル・ウッズ氏(アルトサックス奏者)が9月29日に亡くなられたことを今知る

  これから『ライブ・フロム・ザ・ショーボート』をPCから探して聴くことにする

  全編 実に気持ちよく 生きることに勇気が湧く一枚
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じわじわと自由を味わう

2015年09月29日 | 日記
来月に植木剪定の予定を入れたので それまでにもう少し庭を綺麗にしておきたいと 今日は庭に出る

今月で二度目 除草剤を撒いた時も入れるとなんと三度目になる

湿度も気温もそう高くは無く 蚊の襲撃にも遭わなくなる今の頃から初冬になるまでの季節は 庭掃除にはうってつけの時期である

秋は 食欲やスポーツや読書だけでなく 庭掃除にも最適な季節なのだ

仕事をしていた時であれば週末の家事や雑用もあり また天気と相談もしなくてはならず なかなか庭に出ることはできなかったが 退職した今は気の向くまま いつでも 少しの時間でも気楽に掃除ができるようになった

いつかはこんな日が来るとは思っていたが 本当にその日が来たんだと 今頃になってじわじわと自由な時間を持った幸福感を抱きながら剪定をし 残っている草を取る

すっかり破壊された庭を父が見たらどんなにかがっかりしたことだろうかといつも想像し うしろめたい気持ちと 半分言い訳をしながらこの10年間近くを過ごしてきたが 今日は少し自慢!


今朝起きた時は 少しだけ遠出をして 自然を眺めながら歩き 温泉でも入ろうかなんて思っていたのだが こうして猫の額の庭に出てみればそんな必要も無いような気がしてくるのは 根が出不精なのか 貧乏性なのか

掃除には 手をかけた分だけ綺麗になっていくというちゃんと労働に見合ったお返しがあり 決して裏切られることが無い

手を抜けばそれなりの きちんとやればやっただけの結果がすぐに現れる

それは家事であろうと仕事であろうと全てに共通することだろうが 掃除というのはとりわけそれがはっきりしている

充実感と達成感と 何よりも爽快感が即座に得られる

それが思い立った時にいつでも 自分の裁量でできる今の生活に 本当の自由を得たありがたさを感じる

けれどもそれは 時間に追われ 絶えず神経を遣い 時に理不尽と思う事にも対処しながらやってきた労働の日々があったからこそだと思うと あの日々は私にとっては色々な意味で必要であり 大事なものだったのだと今は思えてくる


綺麗な庭 とはまだまだ呼べないが 見てろ そのうち・・・と思いながら 2時間半の仕事を終えた

最近 お風呂に入る時間は 以前と同じ朝だったり お昼前だったり 一仕事終えてからだったり 夕方だったりとまちまちになった

それもまた 退職後に得た自由のひとつ

自由を味わいながら飲むビールは 格別美味しい 
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私はペットだったのか・・・?

2015年09月28日 | 日記
今日は歯医者に行く

先月行った時に治療すべき歯を見つけられてしまったのだが 保険証の切り替えを待っての予約

帰りに こういう店も減ったというような金物雑貨の店で 竹のくまでを新調する

今使っているものは当然親が使っていたもので 見つけて使い始めたらすごく便利とわかったのだがかなり傷んでもいて いつか買おうと思っていたのだ

中国製で1000円だった(これ1本しか無かった)


数年前には この店で草取り鎌を買った

その時は 店主だろう男性がいたが 今日はその奥さんだろうか 女性が店番をしていた

70歳になるかならないか・・・という年齢

お庭があるの? いいわねぇ~ と言われた

今の家は 土は少ないし 手入れしやすい家ばかりですものね うちは古いから・・・

でもやっぱり土はいいわよ~ と

土があることで良いことは 夏によくわかる

家の門を一歩入ると わずかながら涼しいと感じるからである

他は 確かに自然を感じて悪くは無いけれど めんどくさいことばかり

家庭を持たない一人者には必要無いかもだ


歯医者で麻酔注射をされた

2時間ほどしたら 今まで無かったことだが傷み出したので 頬に濡れタオルをあてて横になる

今日のビールはどうしようかと悩んだが 夕方 いつもより少な目に飲んで寝たら夜中に目が覚めた

しまった!スーパームーンはどうした?

窓から覗くと 月が無い

いや あるに決まっているが 見えない

外に出てぐるり見回したが 雲に隠されているのか見えない

今年最大級の満月だったのに・・・・・


塚ちゃんがメールで イケメン君がマジで私の名前を呼んでいたと 笑い話で書いてきた

安らぐ相手がいないから叫びたくなりますよ~ と言っていたとか

彼は外回りが多いためか色々と出来事やらストレスやらがあって そんな時 よく私に話しかけ 愚痴ったり相談したりしてくれていた

彼より年上といったら 良くも悪くもいい加減なす~さんと 再雇用自分本位の男と あとは塚ちゃんだけ

おっと もうひとりいるが 彼は神様なので・・・(なんというか 話がまるでかみ合わないというか 別格)

更に社長は もってのほか というか 範疇を超えている

年下の女性たちやジュニア君に 愚痴は言えない


そういえば 家庭もそんな微妙な関係ってあるなぁと思い出した

夫婦だけの会話 子供たちだけの会話 父とだけ 母とだけ交わす言葉

遠慮とも面子とも違い 立場や力関係や相性もあるのだろうが そのバランスがうまく保たれているほうがよろしい

だいぶ前だが 仕事場にペットを入れると人間関係が和む という話を聞いたことがある

会長も そんなペットのような癒し効果があったなぁ と思い ふと ってことはなに? 

イケメン君にとって 私はペットだったのかぁ~ と 今気が付いた
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中秋の名月だってねぇ~ 

2015年09月27日 | 日記
午前中に家事をしてから 古着を捨てに行ってきた

あと数回は行かないとなぁ

そういえば 退職してから一か月が過ぎたのだ

どれだけのことをしてきただろう できただろうかと反省する


ほぼ毎日家に居る生活はもっとまごついたり 落ち着かなく感じたりするのかと思ったが 意外にそんなことはなかった

ただ 声を発したり 笑う事が減った

別に生活から笑いが消えたということでは無く とにかく外出しない限りはほとんど一人の世界なので 微笑むくらいのことはあっても大笑いするということが無くなるのだ

コミュニティに密着した生活でもなかったし ご近所の方と道で会えば挨拶くらいはするが 親しい人は居ない

これで良いのかどうか迷うところだが 無理矢理友達作りをする気持ちは今のところまるでないなぁ


それから本を読まなくなった

通勤の時間というのは 本を広げるスペースがあれば実に集中できる

長年の習性なのかもしれないが 条件反射というか 他に何もできないという空間のせいか 電車の席に座って本を読むのはなかなか良いのだ

そうだ 本を読みに電車に乗ろう

一か月に一度は外出して歩こう


もう一つ変わったことは 超早寝の超早起きになったことだ

あははは 父の事を笑えない

夜明けが遅くなる季節で非常に残念


他は 飲酒の量は変わらず 体重は夏風邪以来そのまま といったところか

今は 退職後一週間だの一か月だのと言っているが それもせいぜい一年というところだろう

中秋の名月は 素晴らしく綺麗だった

来年の今頃は どんな自分が中秋の名月を見上げるのだろうか

あっ 28日は満月でしかもスーパームーンになるそうである

狼男にご用心?


名月に 愛しき人の 顔重ね(粗忽) 

 
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80歳でアロハにGパン B.D.シャツにチノパン

2015年09月26日 | 日記
今日から再び通常業務に戻る

昨日25日は最後の残りの給料日だったが さて振り込まれているのだろうか

一日雨だったので銀行には行かなかったため 今朝 買い出しのついでに記帳をしてきた

有給休暇を返上しての労働分と そして会社からの退職金を含んだものが振り込まれていたが 明細まではわからない

前回の退職金は10年以上前に入社した人だけに積み立てられていた特典とも言うべきものであって 今回のそれは会社からの金一封のようなもの

それでもそこそこの金額であり 無職無収入の私にはありがたい


明日は再び古着を出しに行くので その整理と 相変わらずゴミ袋作りに精を出す

下着は 両親のものだけでもそれは多い(夏用 冬用が二人分だもの)

そのまま捨てるのは嫌だから 切り刻んだり ウエスに使えるようにと適当な大きさに切ったり

古いタオルも含めて 雑巾はもうお腹一杯!(それなのに まだ雑巾として使おうとする私・・・)

親のものだけでなく 自分の物もこの際と整理することにしたら まぁ なんと多いこと

キャミソール スリップ ペチコート タップパンツといったランジェリーから 冬用の下着まで 今ではほとんど身に着けることもなくなった品々ばかりだ

この20年 もうスカートはほとんどはいていない(特にこの10年は全くだ)

先日捨てたスカートに加えて 今日は真新しいストッキングも 新品同様の綺麗なランジェリーも捨てた


20代 30代 そして 40代以降と ファッションの好みの基本は変わらずとも 服装は大きく変わる

流行もさることながら 自分のライフスタイルが変化し 価値観も変わり そしてやがて定まってくる

勿論 体型の変化もあるが 私の場合 少しの刺激でも身体がかゆくなるという肉体的変化が起きた

ランジェリーやストッキングといったナイロン製品は もはや身につけることができない

身体を締め付けるようなものはご法度

今では単に好みだけでなく 素材やカッティング 縫製も含めた快適さや着心地の良さを重視するという具合に変わった

サイズが小さい上にこだわりが多すぎてなかなか希望の服に出会えないが シャツやパンツなどは出逢ったと思ったら数点買いすることにしてる


気が付けば カジュアルなもの以外に持っている服といえば 礼服(もっぱら葬儀用)くらい

スーツも無くなった(だいたい これが一番似合わない!)

ハレの日用の服も無ければ 面接用の服も無い(もう再就職は無理)

何かあった時 これではさすがにまずいかなと思ったが 何かって何? 

そんなことももう無さそうだし 万が一そういった時には買えばすむこと


しかし 今のままのワードローブでこの先も良いのだろうか 

そのままサイズさえ大きくすれば男性用になるようなスタイルで これから先も行けるだろうかと思い 町で見かける高齢者を思い出し そしてこれが自分だからと覚悟を決める

子どもの頃からの私の自我 自己主張のひとつだから仕方が無い

オシャレな高齢のご婦人を見かけると素敵だなとは思うけれど 常日頃からそういう生活をしてないと身体が疲れそう

私は 80歳でアロハシャツにストレートのGパン ボタンダウンのシャツにチノパンがお洒落に似合う(ここが肝心!)老女を目指す
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