え~ 今日も寒いっす
それでも 家事で体を動かしている分には寒さを感じないので 自室で机に向かう時になってはじめて暖房を入れる
それに この室温のままビールを飲むのは 少しうら寂しい感じがするじゃないの
午後 天気は予報よりは良くなったが 結局 家からは一歩も出なかった
もう12月が目の前というのに 紅葉らしい紅葉を見た記憶は無いまま終わるのかと思うと なんだかなあ
さて 最近のバスタイム本は 『ラオスにいったい何があるというんですか?紀行文集』(村上春樹)
掲載されている10の話は 世界の各地に加えて日本の熊本の話もあり 飛行機に乗れない私には(船はさらに怖いけど)楽しい読み物である
村上春樹の本の愛読者が世界中にいて しかもハルキストと呼ばれる熱狂的ファン(もしくは信者)も多くいることはよくわかっているけれど 私は彼の小説を読んだことがない
無理に避けているとか 毛嫌いしているとかではなくて そのへんの年代からもっと下の人たちも含めての小説というジャンルの本を ほとんど読まないだけのことなんだろうと思う
湯舟に浸かりながらお気楽に世界のあちこちを旅するのも十分楽しいものだが それでも自分の経験に勝るものは無い
大したドラマが無くても そう 炎天下 誰も歩いていない小道をぼちぼちと歩くだけでも その日の空の青さや広さ 家並み 暑さと日陰に入った時の涼しさなど 何年経っても思い出すことができるのは 我が身の体験だからこそ
「いったい何があるというんですか?」
あるにしても ないにしても 行かなければわからない(それに 行けば必ず何かはある)
それが旅だとしたら それを人生と置き換えてもいけるんちゃう?
どこか行きたくなってきた