台風は本州の少し離れた南岸を通ったせいだろうか 予報ほどには雨は降らず すんなりと天気は好転した
今日も2時半起床
この時間が定着し始めているので どこかで修正しなくては
3週目に入った俳句入門
隣駅まで歩く時に覚えるのは我ながら良い方法だと思ったのだが 今週は歯科検診や天気のせいで行けそうもない
そうだ 検診と歯の掃除をしてもらっている時に気が紛れると思い メモ用紙に4句書いて出かけた
衛生士の人が席を外した時にちらっと紙を見て確認し また頭の中で暗誦してみる
それまでに覚えた2週分 8句も思い出してみるが 馴染める句と馴染めない句というものがあって 心が動かなかったり情景が見えなかったものは うろ覚えになっていたりする
飯田蛇笏の「鈴おとの」で始まる句も 勝手に「鈴の音」と変えていたりして 一度口から出るとなかなか修正できない
気に入ったのは 全部平仮名で書かれた「をりとりてはらりとおもきすすきかな」
「はらり」でありながら「おもき」という すすきの軽いながらもしっかりと存在を示すその表現が なんともにくい
一方で「川瀬にまじる風の音」と言われても 日常的に川瀬の無い生活をしていると どうも馴染めない
句を読んでいると 自分の経験 想像力 知識 そういったものを試されている気がしてくるよ