2月に入ってから 我が社も流行の波に乗ったのか そこそこ暇になってきた
肉体的にも精神的にもヒジョ~に樂になってきているのだが これで大丈夫か?
まっ いいよね!
ってなわけで 今日は予てから何時かはと思っていた自由学園の明日館(みょうにちかん)の見学に出かけた
見学日にはスケジュールがあって いつも可能というわけでは無い
理由は 今もちゃんと建築物としての責務を果たしているからであり それが何より嬉しいことでもある
これは 帝国ホテルで有名なフランク・ロイド・ライトの設計である
その一部は 現在のホテルのバーと明治村(愛知県)で見ることが出来る
ガイドの説明は11時から
その前に私は見てまわった
ライトは近代建築の三大巨匠の一人と言われているが さぁて 結構好みが分かれるところかも
私は好きである
どこもかしこも あぁ ライトらしいなぁ と思う
この らしさ っていうのは 裏切られないということだ
勿論 楽しい裏切られ方というものも あるのは事実だけど
ホール入り口の天井の低さは帝国ホテルでも使われた演出だが 求心力を感じる
そして 其処には人の心と身体を温める暖炉がある
ところが一歩踏み込むと ホール自体は吹き抜けと大きな窓で生まれた開放感
中二階というのか そこには食堂があって そこからこのホールを見下ろすことが出来る
光と 彼独特の幾何学的文様と 直線の美しさ そして 大谷石
建築費に限度のある中で 節約できるところはとことんして それでもなお これだけのものを作ったのだ
朽ち果てていた建築物が取り壊しの案を退け 重要文化財の指定を受けての保存工事がなされた事に
私は ただただ感謝する
話はまだまだ続くのだが 今日はこれまで
ひとつだけ
ライトは帝国ホテルの完成も待たずに本国に帰った(クビになった・・・とも言える)
1923年 それは竣工されまさにその落成披露宴に かの関東大震災が起きた
無傷だという知らせを本国で受け取ったライトは 狂喜したと言われている
彼が手をつけた仕事は 遠藤新が引き継いだ
ここ自由学園も同じであり 帰国する彼の送別会の写真が残っていた
この時一緒に写っていた子供たちは おそらくそのほとんど(か 全員)もうこの世にはいないだろう
私はこの空間の中で いくつもの人になれる
創設者羽仁もと子にも 此処で学んだ少女たちにも 設計したライトにも 後を託された遠藤新にも
それは建築に限ったことでは無いけれど 実際に目に触れ 触ることもでき
今回もまた必要に迫られて 床に寝転んで写真を撮ったのだが
こうした空間での感動というのは 建築を置いて外にあるだろうかと思う
その細かいことについては またの機会に(明日と言いたいのだが 何しろ これも含めて酔っ払いだから^^)
肉体的にも精神的にもヒジョ~に樂になってきているのだが これで大丈夫か?
まっ いいよね!
ってなわけで 今日は予てから何時かはと思っていた自由学園の明日館(みょうにちかん)の見学に出かけた
見学日にはスケジュールがあって いつも可能というわけでは無い
理由は 今もちゃんと建築物としての責務を果たしているからであり それが何より嬉しいことでもある
これは 帝国ホテルで有名なフランク・ロイド・ライトの設計である
その一部は 現在のホテルのバーと明治村(愛知県)で見ることが出来る
ガイドの説明は11時から
その前に私は見てまわった
ライトは近代建築の三大巨匠の一人と言われているが さぁて 結構好みが分かれるところかも
私は好きである
どこもかしこも あぁ ライトらしいなぁ と思う
この らしさ っていうのは 裏切られないということだ
勿論 楽しい裏切られ方というものも あるのは事実だけど
ホール入り口の天井の低さは帝国ホテルでも使われた演出だが 求心力を感じる
そして 其処には人の心と身体を温める暖炉がある
ところが一歩踏み込むと ホール自体は吹き抜けと大きな窓で生まれた開放感
中二階というのか そこには食堂があって そこからこのホールを見下ろすことが出来る
光と 彼独特の幾何学的文様と 直線の美しさ そして 大谷石
建築費に限度のある中で 節約できるところはとことんして それでもなお これだけのものを作ったのだ
朽ち果てていた建築物が取り壊しの案を退け 重要文化財の指定を受けての保存工事がなされた事に
私は ただただ感謝する
話はまだまだ続くのだが 今日はこれまで
ひとつだけ
ライトは帝国ホテルの完成も待たずに本国に帰った(クビになった・・・とも言える)
1923年 それは竣工されまさにその落成披露宴に かの関東大震災が起きた
無傷だという知らせを本国で受け取ったライトは 狂喜したと言われている
彼が手をつけた仕事は 遠藤新が引き継いだ
ここ自由学園も同じであり 帰国する彼の送別会の写真が残っていた
この時一緒に写っていた子供たちは おそらくそのほとんど(か 全員)もうこの世にはいないだろう
私はこの空間の中で いくつもの人になれる
創設者羽仁もと子にも 此処で学んだ少女たちにも 設計したライトにも 後を託された遠藤新にも
それは建築に限ったことでは無いけれど 実際に目に触れ 触ることもでき
今回もまた必要に迫られて 床に寝転んで写真を撮ったのだが
こうした空間での感動というのは 建築を置いて外にあるだろうかと思う
その細かいことについては またの機会に(明日と言いたいのだが 何しろ これも含めて酔っ払いだから^^)