どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

すっきりしない今年の庭木剪定

2012年10月21日 | 日記
10月の連休最後の日 すっかり年中行事に組み込まれたお墓参りに出かけた

想像通りの様子に 予想通りの時間をかけて 希望通りのお墓になった

墓石に缶ビールをカチンと当てて 地底人と乾杯をする

供えた花に集まる小さな虫たちを見て この大きいのは父だとか 小さいのは母や祖母だとか 似つかわしくもない想像をする自分に苦笑する


そして 植木職人が来る当日の朝 急用で私は行けないが他の者がお伺いしますとの電話があった

彼が統合失調症なのは知っている

彼の仕事上のHPからブログを見ることもできるので 時折 彼が元気かどうか確認するために覗くのだが どうも最近思わしくない様子だったので さもありなん

親方が送り込んだ人は 63歳の方だった

急用ということでしたが 体調が悪いのでは?と尋ねると そんなこともないと思いますが・・・・とお茶を濁したような返事

大よその希望は聞いているかと確認してみると はい とのことだったので ではお願いしますと言うと ではまずは草取りから・・・と

慌てて それは結構ですからと止めた

何も聞いてないじゃん・・・・

確かに草取りの最後は一か月前だけど さほどひどくは無いし それにそんなのから始めたら終わらないよ

綺麗な庭にしてもらおうなんて思っちゃいないんだし

当日は 小雨も降ってきたので4時ごろ上がってもらう

親方と比較すると 仕事は遅い


夕方 親方からメールが入る

来週また伺います とのことだった


その予定の日が昨日の土曜日

ところが前日の金曜 またもやドタキャンのメール

翌週に変更して欲しいという

仕方ないと のんびりパジャマ姿のままで土曜の朝を過ごしていたら なんと先週の職人が来たではないか

もうびっくり


昨日メールを受けて 今日はキャンセルして欲しいとのことだったのでと言うと 実は親方が混乱していて・・・と

私が 高校の先輩であること 年に一度とはいえ数年の付き合いになることや彼の病気のことも知っていることなどを話してあるためだろうか 

半ば躊躇しながらも 彼は話し始めた

同居している高齢の母親が骨折したのに加えて ずっと婚活をしていた彼に最近 ネパール人の女性との出会いがあったのだが それが暗礁に乗り上げているらしい

そのことは彼のブログで知っていた

病状が悪化し 薬を飲むのを忘れたり切らせたりしているようだ

そしてその朝 今日の仕事はどうするのかと尋ねた職人に 親方が「お前はもうクビだ」と

職人の母親に相談して 約束もあることだし○○さんの家の仕事だけは行ってきて と言われて来てくれたのだそうだ

ですから 今日で私は最後になります とのことだった


職人の仕事は 親方の仕事ほどには満足できなかったが それでも庭はすっきりした

請求書と領収書を用意して欲しいと伝えてあったのだが それも無く 支払がまだな点は何となくすっきりしない

しかも 今後の彼が植木職人を続けていけるのかどうかも 私にとっては大問題

新しい人なり会社なりを探すのは面倒だし 知らない人よりも知った人のほうが安心でもある

職人に もしも親方が辞めてしまったら貴方に頼めるかどうかと尋ねてみた

連絡先を教えてもらい チップを包んで渡す

来年 親方と一緒にまた来てくださることを願っていますと伝えた


なんだかすっきりしない今年の庭木剪定

すっかり疲れてしまって 早々に寝てしまった

コメント (7)
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