さて ダラダラと書き綴ってきた私の旅もいよいよ大団円を迎える
京都駅から1キロほどの場所 大きな通りを隔てた向こうには西本願寺という場所の 細い路地の角にそれはある
ブルーシートに覆われたそれを見たくて こっそりはがせないかと試みたこともあった
このあたりのはずだと歩いていたら 来た 見た あった!!!
まず最初にしたこと「やっと会えたね~ 来たよ~」と言って 動物たちの頭をなでたことだった
ひとしきり顔を眺めてから(多分 気色悪いほどの笑顔だったと思う)写真を撮ろうと我に返った時 「文化財なので触らないでください」という注意書きが目に入った
ごめんなさい 沢山なでなでしちゃいました
忠太を知ってから 私は東京近郊で行けるところには一ツ橋大学を除いてはすべて見てきた
千葉県にある中山法華経寺の聖教殿にもその周囲に動物たちが配置されていて その頃望遠レンズを持っていなかった私にとって これは今もリベンジの対象となっている
重文の塔もあるこの寺の奥まった 草生した場所にあったのには なぜ? という印象を強く抱いた場所だ
あまり意味のない 無くても済むはずの動物たちを配置してしまうところがたまらなく好き
彼の建築そのものには それほどの興味は無い
彼らをとびきりのいい顔で撮りたかった
腕がからきし無いのが何よりも悔しい
後日 かわいいでしょう~とひとに見せたところ 誰もが首をかしげたことも 実に悔しい
ヴォーリズの建物で友人との食事のあと 奇妙な平安神宮に大笑いした
新幹線に乗り遅れて 指定席の変更をしたのも大笑い
そうして帰途についたのは 「旅の最後」に戻るというエンドレス・ループ
たった一つ違うのは こうして書いてみてわかるのだが 高度がちょっぴりだけ変わったということ
ほんの少しだけ 見える景色が変わった
こんな風にして 私は山を螺旋状に上っていくのだろう
頂上は まだまだ遠い
これらを可愛いと思うかどうかは人それぞれなのだと知って 少なからずショックだった
この阿吽ときたらもう ンニッ! アカンベ! みたいに見えるでしょ
京都駅から1キロほどの場所 大きな通りを隔てた向こうには西本願寺という場所の 細い路地の角にそれはある
ブルーシートに覆われたそれを見たくて こっそりはがせないかと試みたこともあった
このあたりのはずだと歩いていたら 来た 見た あった!!!
まず最初にしたこと「やっと会えたね~ 来たよ~」と言って 動物たちの頭をなでたことだった
ひとしきり顔を眺めてから(多分 気色悪いほどの笑顔だったと思う)写真を撮ろうと我に返った時 「文化財なので触らないでください」という注意書きが目に入った
ごめんなさい 沢山なでなでしちゃいました
忠太を知ってから 私は東京近郊で行けるところには一ツ橋大学を除いてはすべて見てきた
千葉県にある中山法華経寺の聖教殿にもその周囲に動物たちが配置されていて その頃望遠レンズを持っていなかった私にとって これは今もリベンジの対象となっている
重文の塔もあるこの寺の奥まった 草生した場所にあったのには なぜ? という印象を強く抱いた場所だ
あまり意味のない 無くても済むはずの動物たちを配置してしまうところがたまらなく好き
彼の建築そのものには それほどの興味は無い
彼らをとびきりのいい顔で撮りたかった
腕がからきし無いのが何よりも悔しい
後日 かわいいでしょう~とひとに見せたところ 誰もが首をかしげたことも 実に悔しい
ヴォーリズの建物で友人との食事のあと 奇妙な平安神宮に大笑いした
新幹線に乗り遅れて 指定席の変更をしたのも大笑い
そうして帰途についたのは 「旅の最後」に戻るというエンドレス・ループ
たった一つ違うのは こうして書いてみてわかるのだが 高度がちょっぴりだけ変わったということ
ほんの少しだけ 見える景色が変わった
こんな風にして 私は山を螺旋状に上っていくのだろう
頂上は まだまだ遠い
これらを可愛いと思うかどうかは人それぞれなのだと知って 少なからずショックだった
この阿吽ときたらもう ンニッ! アカンベ! みたいに見えるでしょ