創立４０周年記念の挨拶は

零時の帰宅　残業だった

仕事がメイッパイ溜まっているのに　明日は会社の創立４０周年のパーティーだという

それも１９：３０からだ

ホテルの宴会場を予約したようだが


仕事終わるのか　終わるわけないよ

極楽トンボの社長だからね　

忘年会に一緒にやればいのに

以上は　私の言った事ではない

同僚　及び　新人の会話だ

だが　同感

社員の誰もがプライベートの時間を大切にしているし　求めてもいる

社員同士は仲が良いのだけれどね


普段は１５時で帰宅する会長も出席するらしい（と　社長に言われたらしい）

なんと　挨拶をしなくてはいけないから　その文章を書いてと私に言ってきた

（実は　今までも多くの代筆を頼まれているのだが・・・）

こちらは昼休みもソコソコにして仕事をしているのだ

そんな時間は無い

数行でいいのと

ならば・・・

本日　創立４０周年を迎える事ができましたのも　ひとえに社員様の御蔭と感謝しております

私どものような未熟な人間を支えて下さった貴方方こそ神様です

これからは社員の僕となって　社員の皆様が愉しく快適に過ごせる会社を目指したいと思います

これでいい？


経営者と社員の温度差は　赤道直下とシベリアほど違うということに　彼らはまだ気がついていないようだ

これが今日の気持ち 今日の日記

新人３人衆は　皆　気の良い奴

其の中の一人は　昔　アイドル的グループの一人だった

チェッカーズと同期らしく　なんとソニーから何枚かＣＤも出している

某深夜番組のＤＪも務めていたらしいのだが　洋楽一辺倒の私は全く知らない

売れなくなって　今日からは自分たちで勝手にやってね　っていう感じだったらしい


私より一回り程若いから　当然ネットでの日記も書いているのだが　何と　私のようにアナログ日記もだと言う

それって　自分が死んだ後の事とか考えない？

彼曰く　其の事もちゃんと書いていると


チケットとかパンフなんかも　貼り付けたりしているそうだ

なんだぁ～　同じような人種っているのね～


スキャンして残すことも出来るでしょ　って言ったら

でも実物に勝るもの無し

その手触り　折れた具合やシミ

それを見ると　其の時間や空間が蘇るのだと

これはスキャンした物では　決して味わえないと


こいつ　憎い事言うなぁ～と思って

だが　私もそうだから　なんだか嬉しくなった

話は飛ぶのだが　タフな奴ほど優しいし繊細である

繊細さとは　決して神経質とは違うね

これが今日の気持ち　今日の日記

納豆と焼き豚と大根おろし

最近酒量が減っている（減らしている　が正しいのか＾＾）

帰宅も遅くなると　買い物も面倒

ましてや料理など

で　控えるというよりは　そんな気にもならないというのが本音かも

奥さんと呼ばれる人やメイドもサーバントも居ないから　冷蔵庫を漁る

漁ったって何も出てこやしない（時には　ある！）

それでも一日が恙無く終わったと感じるこの時間は　なかなか悪くない

納豆と焼き豚発見！大根もある！

まずまず＾＾


以前　最後の晩餐について書いたことがある

人生最後の日に何食べたい？っていう　無意味なのにしてしまう質問

（無人島に流されたとしたら　何を持っていく　なんていうのも同じ）

あんなもの（最後の晩餐）は　普通の人には無い

また　無いのが幸せとも言える

あれは　特攻隊（今時なら自爆テロ？）とか死刑囚とか　自殺でもする人にしか無いものなのだ


父の最期の時間を　私は共に過ごした

姉も来てくれて　父の傍で話をしながら姉と飲んだ（何で　こんな時にも飲むか～）

飲んでいるのか

うん　悪いね～　ゴメン

酒は美味しく飲めよ　

そして　俺にも少しくれ　と

勿論　これは冗談である

水と氷しか口にしなくなっていたのだから


今夜私が食したものが　最後の晩餐になるかもしれない

ほら　死体解剖なんかであるじゃない　

最後に消化されずに胃に残っていたもので　死亡時刻とかがわかるって

そうなる確率もゼロじゃないけれど　実はそうは思って居ない

いつかは　あれが最後の晩餐だったと思う日が来るかもしれないが　そう思って食事をする日は来ないでくれと思う

ましてや・・・　納豆と焼き豚と大根おろしじゃね～

あと ３０年後かな

子供の頃は誰もがそうかもしれないが　野菜嫌いだった

大根　白菜　トマト　キュウリ　芋類　それ等は大丈夫だったが　玉ねぎ　長ネギ　ピーマン　人参はダメ

韮だの　ウドなんて　もっての他　

野菜では無いが　椎茸も嫌いだった

酢豚なんて　肉しか食べられなかった

すき焼も似たようなもの

子供が好きだというカレーも　嬉しくは無かった


大人になって　がらっと変わった

外食（飲むとも言うが＾＾）の機会が増えた途端　苦手な物はほとんど無くなった


昔　こんな話を聞いたことがある

人は自分の体力で獲得出来る物を食する　それが理に適っているし　健康的でもあると

つまり　若い頃は牛でも追える

そのうち　それが豚になり鶏になり

やがて魚になり　決して抵抗しない畑の作物に

ま　かなり昔から誰も牛を追ったりはしないけどね　

でも仮に野生の牛を捕まえようとしたら　もう絶対に無理


ってことは　トシ取ったってことか～～

山盛りの生野菜サラダを食べながら複雑な気分になり　偏食がちの私を心配した母の事を思い出す

今となっては　笑い話だね

心配なのは偏食じゃなく　酒量かもしれないし

いやいや　大丈夫

そのうち体力も衰えて　ビール缶のプルトップも開けられなくなるって

勿論瓶ビールの王冠を歯で開ける　なんていう芸当もね（やった事は無いけれど　やりたくもないし）

そうさね～　そんな日が来るのは・・・　あと３０年後かな　　

一日陽を浴びた部屋の名残はポカポカ

このところの休日　年末に向けて少しずつ部屋の整理をしている

今日も増殖する本　―日頃　あちらこちらと移動させている山―　を片付けた

こうしてみると　今年はそれなりに本も読んでいたのだなと実感

こざっぱりとした部屋を見て　もう明日がお正月でも良いような気分になった

テロよ！もう　起きないでくれ！と祈るのみ


掃除も済み　夕方本を持ち込んでお風呂に

休日にのみ許される大好きな　私にとってはゴージャスな時間

その後　寝具のカバーを替えた布団で仮眠（という割には　数時間＾＾）

あ～毎週三連休だったら　どんなに充実した日々になるかと

四連休なら　徘徊しても尚余裕だし

五連休なら・・・食べていかれずに　本当の徘徊になってしまう＾＾


暖かい日だったこともあるが　一日陽を浴びた部屋は夜もまだその名残のせいか　ポカポカしている

私なりに満足した連休だった