父: 今日あたり来るんじゃないか
母: そうかしら GWは始まったけれどカレンダー通りの休みだから明日は仕事だろうし 家の事もあるから今日は来ないんじゃない?
父: いや きっと今日だぞ 天気もいいし
(しばらくして 父が肘で母を軽く突っつく)
父: ほらほら ザックを背負って来るのがいるぞ
母: あらあら ほんとだわ(笑顔で)
私: 来たよ~ じゃ 初めに白髪を抜いてヘアーカットね でも 今回はあんまり伸びてないね 誰か来たの?
父: どうだったかなぁ
母: 家のことはいいの?忙しいんじゃないの?
私: 大丈夫 明日仕事に行ったらまた休みだし 家事の残りはその日にやるから
(1時間ほどでさっぱりと綺麗になる)
私: じゃ 今度は体を洗うからね
父・母: あぁ 気持ちいい
(暖かい太陽の日差しがあっという間に乾かしていく)
私: 終わった!乾杯の準備をするね
(クーラーボックスに入れてきたビールを出し お茶や水 お菓子を並べ 花を飾る)
父・母・私: 乾杯~
母: カーネーションが入っているのね
私: うん 綺麗でしょ?もうすぐ母の日だしね
母: 何か変わったことは無かった?元気だった?
私: うん・・・でも 突発性難聴になっちゃってね 耳が悪くなった
母: あら まぁ
父: 俺も耳が悪くなったぞ
母: あなたのは老人性でしょ
父: 他にはどうだ?
私: うん お姉さんも私もなんとかやってる
母: ちゃんと食事してるの?
私: 大丈夫(と 半分嘘をつく)
父: そろそろ帰る支度をしたほうがいいぞ 香も焚き終えただろう?
私: そうだね
(片付けを始める)
私: じゃね また来るからね
父: ああ
母: ええ 気をつけてね
(ザックを背負い バケツの入った袋を片手に 二度ほど振り返りながら 私はお墓を離れていく)
天気の良い日曜日
広い 青い 空の下
いつもと同じお墓参り
母: そうかしら GWは始まったけれどカレンダー通りの休みだから明日は仕事だろうし 家の事もあるから今日は来ないんじゃない?
父: いや きっと今日だぞ 天気もいいし
(しばらくして 父が肘で母を軽く突っつく)
父: ほらほら ザックを背負って来るのがいるぞ
母: あらあら ほんとだわ(笑顔で)
私: 来たよ~ じゃ 初めに白髪を抜いてヘアーカットね でも 今回はあんまり伸びてないね 誰か来たの?
父: どうだったかなぁ
母: 家のことはいいの?忙しいんじゃないの?
私: 大丈夫 明日仕事に行ったらまた休みだし 家事の残りはその日にやるから
(1時間ほどでさっぱりと綺麗になる)
私: じゃ 今度は体を洗うからね
父・母: あぁ 気持ちいい
(暖かい太陽の日差しがあっという間に乾かしていく)
私: 終わった!乾杯の準備をするね
(クーラーボックスに入れてきたビールを出し お茶や水 お菓子を並べ 花を飾る)
父・母・私: 乾杯~
母: カーネーションが入っているのね
私: うん 綺麗でしょ?もうすぐ母の日だしね
母: 何か変わったことは無かった?元気だった?
私: うん・・・でも 突発性難聴になっちゃってね 耳が悪くなった
母: あら まぁ
父: 俺も耳が悪くなったぞ
母: あなたのは老人性でしょ
父: 他にはどうだ?
私: うん お姉さんも私もなんとかやってる
母: ちゃんと食事してるの?
私: 大丈夫(と 半分嘘をつく)
父: そろそろ帰る支度をしたほうがいいぞ 香も焚き終えただろう?
私: そうだね
(片付けを始める)
私: じゃね また来るからね
父: ああ
母: ええ 気をつけてね
(ザックを背負い バケツの入った袋を片手に 二度ほど振り返りながら 私はお墓を離れていく)
天気の良い日曜日
広い 青い 空の下
いつもと同じお墓参り