デズモンド・モリスの名を知ったのは 大学生になってからだった
それからコンラート・ローレンツやリチャード・ドーキンスなど好んで読み始めた
動物から昆虫にも広がり 虫屋の世界を知り生物学や 神経や脳の世界からオリバー・サックスまで
読書のジャンルが拡大していくのは一つの快感である
さて 昨日温泉に出かけた
最高の湯でこれまた快感だったのだが それはさておき
新幹線を待っている間に 駅構内の小さな書店を覗いたら このモリスさんの新書が目に入った
『「裸のサル」の幸福論』
動物行動学者はどう捉えるのか
ついつい買ってしまった
通勤の往復で読破できる量で 内容も難しくは無い
人間の幸福にはいくつかの基本的源泉があり これはサルからヒトとなっていく過程で身につけたもの
こう考えるところが動物行動学者の真骨頂
幸福を17の類型に分類するところも さすが科学者である
幸福を生み出す源泉は数多く存在する事
そしてこの源泉を多く持つほど 幸福の総量を増す機会を得る事ができる
人に幸福とはと尋ねたら おそらく人数に等しい様々な答えが返ってくるだろう
それを証明するかのように 巻末には幸福の定義集が書かれている
著名人の言葉の中には それぞれある真実が隠されている
イングリッド・バーグマンの「健康な体と悪い記憶力」というのも 酔っ払いの私には嬉しい言葉だ
最後の一つとして「もし幸福を持っていなかったら、ハリウッドでは人に買いに行かせる」とういうのもシニカル
ドゴールの「幸福は存在しない」というのは究極の悲観主義者か
うっとりするほど良い言葉もあったが…私が一番気に入ったのはこれ
「幸福とは必ずしも幸福など必要ではないと知ることである」(ウィリアム・サローヤン)
原文は知らないが 訳が多少硬いかもしれない
でも私は この深く囚われたり不必要に深刻になったりしない さっぱりとした感覚が気に入った
昨日は温泉 今日は読書
これも週末の幸福な過ごし方
それからコンラート・ローレンツやリチャード・ドーキンスなど好んで読み始めた
動物から昆虫にも広がり 虫屋の世界を知り生物学や 神経や脳の世界からオリバー・サックスまで
読書のジャンルが拡大していくのは一つの快感である
さて 昨日温泉に出かけた
最高の湯でこれまた快感だったのだが それはさておき
新幹線を待っている間に 駅構内の小さな書店を覗いたら このモリスさんの新書が目に入った
『「裸のサル」の幸福論』
動物行動学者はどう捉えるのか
ついつい買ってしまった
通勤の往復で読破できる量で 内容も難しくは無い
人間の幸福にはいくつかの基本的源泉があり これはサルからヒトとなっていく過程で身につけたもの
こう考えるところが動物行動学者の真骨頂
幸福を17の類型に分類するところも さすが科学者である
幸福を生み出す源泉は数多く存在する事
そしてこの源泉を多く持つほど 幸福の総量を増す機会を得る事ができる
人に幸福とはと尋ねたら おそらく人数に等しい様々な答えが返ってくるだろう
それを証明するかのように 巻末には幸福の定義集が書かれている
著名人の言葉の中には それぞれある真実が隠されている
イングリッド・バーグマンの「健康な体と悪い記憶力」というのも 酔っ払いの私には嬉しい言葉だ
最後の一つとして「もし幸福を持っていなかったら、ハリウッドでは人に買いに行かせる」とういうのもシニカル
ドゴールの「幸福は存在しない」というのは究極の悲観主義者か
うっとりするほど良い言葉もあったが…私が一番気に入ったのはこれ
「幸福とは必ずしも幸福など必要ではないと知ることである」(ウィリアム・サローヤン)
原文は知らないが 訳が多少硬いかもしれない
でも私は この深く囚われたり不必要に深刻になったりしない さっぱりとした感覚が気に入った
昨日は温泉 今日は読書
これも週末の幸福な過ごし方