どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

すでに旅は始まっている

2013年06月30日 | 日記
6月に入って 再び草取りをした

ちょっと良い草取り鎌を手に入れたのだが これが非常に具合が良く 道具の必要性というものがあることを思い知った

そして再び 私の言うところの「ムショ」に入ることになった

歯医者通いだ

平日は寝るのも起きるのも早く ことに朝は電車の椅子取りゲームに参加し始めたので 以前よりも10分は早く家を出ることになった

そんなこんなでと これは更新しなかった言い訳


ところでこの椅子取りゲーム ひとつ次の駅で降り 列に並んで始発を待たなければならないのだが それでも多くのストレスを減らしてくれることがわかった

四方を大きな背中の壁で囲まれることもなく 頭を上げ下げする腕や携帯で小突かれることもなく 何より本も読める

このダイヤが徐々に知れ渡り 初めは始発駅を出る時には空席の方が多いくらいだったのに 最近ではもう残りは数席 日によっては満席ということもあるのだが それでもひとたびこの快楽を知ってしまうとなかなか手放せないもの


今の私の日常は 概ね仕事に関することで埋められている

週末こそある程度解放されるけれど それでも時折考えている

日曜ともなると明日は何をしなければいけないかを思い出し ほぼ二か月に一度は回ってくる月曜の朝礼での話を練り 仕事とは何かなどと考えたりもする

そんなことをここに書く気にもなれない というのも更新しなかった言い訳


さて 明日から7月ともなると 漠然と考えていた夏の旅の計画もそろそろ図面化しなければならない

数年後は仕事から解放される予定(もしくは願望)だから その時になればもっと季節の良い時に 制約の多くを回避して旅を楽しむこともできるのに なぜ 今こうして行くのかと時々自分でも疑問に思ったりもする

その一方で 今だからこそ行くのだという気もする


一日の終わり 寝る前に 今まで撮り溜めた写真を23インチのPCモニターに映しだし フルスクリーンで見ることがある

バックにはお気に入りの曲が シャッフルで流れる

ウインドウズのメディア・センターを使ってのことだが 上下左右 ズームイン ズームアウトと動きがあるので 見ていて飽きることがない

旅は 計画している時が一番楽しいという

それも確かだが こうして写真を見ていると 楽しいを超えた満足感と幸福感に満たされる

アトランダムで流れていく写真が何年前のものかは即座に答えられないのに 一瞬にしてその土地を思い出す

風や空気や光といった自然ばかりではなく 建物はもちろん 歩いた道も 出逢った人々も その時の自分の心境も 何もかもが私の体を埋め尽くす感じがするのだ

私の考えでは 時間は過去から未来へと流れるものでは無い

少なくとも 私が存在する限りは

おそらくこの魅力に憑りつかれている間は 旅に出てしまうのだろうと思う


週末の家事も終えた

今日の午後は 近い未来へと思いを馳せる

すでに旅は始まっている
 
コメント (4)
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