絵日記の題材に困った時は 動物シリーズに頼る
今日はタヌキにしようと思った
が それがタヌキの信楽焼に変更
徳利と大福帳のようなものを持っているのは記憶の片隅にあったが 他はどうだったろうかと検索してみると なんと「八相縁起」にぶちあたった
ほとんど同じ様相のあのタヌキは 「タヌキ→他を抜く」語呂合わせもあって 商売繁盛や金運向上などにご利益があるとされている
飲食店などの店先にいるのは そうしたわけなのか
さて その八相とは何?
①笠(災難や悪事から身をまもってくれる)
②目(大きな目で周囲に気を配り 良く見て正しい判断をする)
③口元(いつも笑顔で商売繁盛)
④徳利(人徳を身に着け 飲食に困らない)
⑤大福帳(お客様との信用第一)
⑥大きなお腹(冷静さと大胆な決断力)
⑦金袋(金運)
⑧しっぽ(大きく広がり終わりよし)
ということらしいのだが・・・金袋ってどれ?
・・・まさか・・・これのことだったの?
両足の間にある いわゆる「たんたんたぬきの金〇は~~♪」
これは金袋だったのね
なんだか 小さいのだったら家にあってもいいかなあ という気持ちになってきた
信楽焼のたぬきが全国的に有名になったのは 昭和26年昭和天皇の信楽御幸の時だそうだ
「幼なとき集めしからに懐かしも しがらき焼きの狸を見れば」と詠まれたそうだ
八相のご利益化けて落ち葉のみ(粗忽)
私なら狸に化かされてご利益にはありつけないかも