平安時代の彼女を真似るわけではないが 夏は夜がいい
今日みたいに暑い日は ささやかな夜風がどんなに有難いことか
また 夏の夜はどうしてだか 音を聴きたくなる
ブルースやジャズも悪くないが 一番聴きたくなるのは昔のロックだ
ツェッペリンやオールマンなんか
それに切ない唄いっぷりのジャニスや まだ神様と呼ばれる以前のサンタナ
ウッドストックのライブ盤なんかは まさに夏そのものを感じる
過去の経験が体に染み付いていて それが呼び起こされるのか
いわば条件反射 パブロフの犬状態なのか
ロックそのものが夏の暑さを忘れさせる効果を持っているのか
理由は分からないのだが 暑い夏の夜はなぜか決まってそんな気分になる
で 聴きたいのはやまやまなれど…実はこれらのCDを持っていない
古い音のほとんどはレコードで 勿論レコードは嫌いじゃないのだが
やはりCDに慣れてしまった昨今 ジャケットから取り出してターンテーブルに乗せる作業は 酷く煩わしい
しかもA面が終わったら ひっくり返さなければならない
ジャケットにしまうのもこれまた かなり面倒で…
アナログ音源をデジタル化させるか 新しくCDを買うしかないかも
そしてこういう夜は いつもはビール党の私も ウィスキーのロック片手にね
駄洒落じゃありません これも条件反射みたい