どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

風土

2025年03月08日 | 日記

昨日だったか 何の番組だったかも忘れた

というのも食事の片付けの時だったか キッチンのラジオのスイッチを入れただけで 格別耳を傾けたいと思ったわけではなかったから

番組の途中だったこともあって 地方での移住生活についての話らしいとわかったものの 話はほとんど終わりに近かった

ゲストの女性が最後に この土地に住む人を「土の人」 移住者を「風の人」と呼んでいて 両方で「風土」を作っていく というような話をした

ラジオ局のパーソナリティーは「素晴らしい」と感動し 私も なるほどねえ それで「風土」かと

たまたま平松洋子さんの『父のビスコ』という本を読んでいて 故郷である倉敷とそこでの家族との記憶などを書いたものだったこともあって 故郷と呼べるものがある人はいいなあと思ったりしていたので ラジオでの「風土」の話を思い出して あらためて検索してみた

 

そして 玉井袈裟男という人の名を知った

農学者であり 社会教育者であり 「風土舎」を立ち上げて地域作りの活動をした人だそうだ

『風土舎創立宣言』には この「風の人・土の人」という考えが示されている

地方再生や農業に根付いた活動をする人々にとってはよく知られた考えだったのかもしれないが 番組の中ではゲストやゲストの周辺でのみ語られているように聞こえたので 出典があることを話して欲しかったな

その宣言は詩のようでもあるのだけれど そこにはこんな文章がある

「・・・土は風の軽さを嗤い 風は土の重さを蔑む

愚かなことだ・・・」

両者が互いを排除するのではなく 相互作用によってまた新しい風土を生み出していく

「・・・魂を耕せばカルチャー 土を耕せばアグリカルチャー

理想を求める風性の人 現実に根をはる土性の人 集まって文化を生もうとする」

農学者だったこともあって活動の中心は農業にあったが この考えはもっとグローバルな視点でも十分に通じるのではないかと 私は思う

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太陽を拝む朝

2025年03月07日 | 日記

久しぶりに朝から青空を見た気がする

午後はともかく 朝はやっぱり昇る太陽を拝みたい

古代から太陽神を崇めてきた気持ちが 今日みたいな日にはとりわけ よぉーくわかる

風は少し強いし 気温も決して高くは無いけれど 気分良く買い物に行く

というか 明日はまた天気悪しという予報を聞いたら 行かないわけにもいかず

 

今日 友人から来月に一泊の予約をもらった

お互い高齢者だから ドタキャンもOKということで日時を決める

久しぶりの女将家業になるので 今から楽しみにしているところ

早く暖かくならないかなあ 

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気分が重い

2025年03月06日 | 日記

今日も天気が悪い

気温が低くても 青空と太陽があれば気持ちは軽くなるのに

しかも 今日から前の土地での整地作業が始まった

文句を言うわけにもいかないが それでなくても今日のような天気の日に 工事による騒音と振動が輪をかけて気分を重くしてくれちゃってる

そのせいで 何をしていても落ち着かない

と 他人のせいにしてしばらくはやり過ごすことにする

 

 

 

 

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啓蟄

2025年03月05日 | 日記

昨日 姉に電話を入れた後で 玄関のお雛様を仕舞った

子供の頃からぬいぐるみは手放せないほど好きだったし 時には一番の仲良しだったけれど いわゆる人形に興味を持ったことは一度もない

こけしでも 着せ替えのできる何とか人形でも 欲しいと思うどころかむしろ私には気持ちの悪いものだったから お雛様だって嬉しくもなかった

ただ 一年に一度箱から出して段々に飾るという行為自体は 非日常としてそれなりに楽しものではあった

 

段々のお雛様は姉のところに そしてガラスケースのものは我が家に残った

ガラスケースといっても横は90センチほど 高さは押し入れの下段のほどの高さがあり 手前のものを動かさないといけないし 長い間出さない期間もあったが ある頃から毎年出すようになった

何故か両親が喜ぶので その姿を見たかったのだと思う

二つともそれぞれ両家の祖母から贈られたものなのに もしかしたら両親も自分の親のことを思い出していたのだろうか

 

昨夜降った雪がうっすら家や車の屋根に残ってはいたが 朝は小雨

それでも気温がかなり低いので 久しぶりに暖房を入れる

昨日 図書館に予約した本が届いているとのメールを受けていたので この天気に迷ったが思い切って出かける

といっても徒歩5分程度だけれど 早く読みたかったのだ

寒さは大して感じなかったけれど こんな日が啓蟄

ニョロリのやつも ケロケロのやつも 今日はまだ出てこれないだろうなあ 

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姉の誕生日

2025年03月04日 | 日記

今日が誕生日の姉に お祝いの電話を入れる

高齢者になると一番の気がかりは 健康

姉は特にきびしいアレルギー体質で コロナワクチン接種のせいかどうか その頃から色々な症状が出るようになったこともあって 電話をかける時は毎回緊張する

去年ぐらいから改善されてきているらしく 今日も元気な声を聞けた

誕生日を迎えられること お互いにこうしてお祝いを伝えたり言ってもらえたりすることが どれほど幸せなことか 

親の時にもそう思ってきたけれど こうして互いに高齢者の道を進みつつある姉妹にとっては また切実にそう思う

永遠は無いからこそ 大事な一日

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