どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

それもよし そうならずともまたよし

2015年04月25日 | 日記
例年より幾分早く桜が咲いたと思ったらその後花冷えが続き 野菜が高騰するほどの日照不足だった4月が間もなく過ぎようという頃になって ようやく陽気は落ち着いてきた

そのせいだろうか 今年の我が家の春の庭は腰を抜かすほどではなく こんなものだろうと思える程度の姿をとどめていたのは ただただラッキーと思うばかり

先週 曇りがちだったために予定していた草取りは延期

そして今日 洗濯 朝食 朝風呂を済ませ 勇気を持って(今日はやる!という覚悟をしないと楽な方へと逃げたくなるものだから)庭に出た


1時間ほど ひと袋ほど 玄関周りだけと思って始めた草取りだったが こちらを抜けばあちらの草が目立つという状況に満足できず 結局なんとなく全体にまでおよび 結果 2時間とふた袋で終えた

これで綺麗になるほど 自然(我が家の庭)は甘くは無い

少しはましになったという程度ではあるが まだ連休もあるし焦ることもないだろうと思い 軽く流れる汗をそよ風で乾かしながら しかし草取りには絶好の季節だなぁと実感


新年が明けた頃は夜明けが早くなる日を望み 実感し始めてからからは桜の開花の日を待ち遠しく思い そしてゴールデンウィークを目指して日々を送ってきたが それももう目前となった

これが過ぎればあと3か月ほど

私がやってきた全てのことを後輩に少しずつ任せながら もはや私は必要ではないとみんなに思ってもらえるようにして私は引退したいと願っている


この大型連休は 有休を含めて16連休という人もいるらしい

そこまででなくともかなりの日数をまとめて休みにする人も少なくないときく

友人は 前半に5連休 後半5連休という休み方にするそうだが 私なら6月に休暇があったほうが嬉しいくらいだ


さて 私の連休は多磨霊園に墓参というか墓掃除というか まずこれをしなければならない

次は洗濯も含めた衣替えと庭掃除の続き

退職に向けてと退職後のさまざまな知識や情報を調べておくことや その後の計画をそろそろ検討する時期でもある

子供の頃から計画大好き人間ではあったが 果たしてその通りに順調に運ぶだろうか

それもよし そうならずともまたよし
  
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小さな溜息ひとつ

2015年04月18日 | 日記
新人が入って 会社に新風が吹いてきたように思う

二人を相手の教育ははっきり言って相当疲れるものだが スポンジのように吸収し 新しいことにわくわくしている様子を見ると 19年前の自分を思い出す

いつかは彼らも迷ったり悩んだり 自信を失ったり失敗をしたり 仕事をするのはそう難しいことではないが続けていくのは大変だと知るだろう

それが人間を形成していくのだから簡単にあきらめずにやって欲しいと思う反面 自分の夢やステップアップのためには遠慮なく巣立って欲しいとも思っている


木曜に歓迎会があり そのあとす~さんと二人で二次会へと突入

店は9年前に彼と飲んだ店で 今回が二度目だ

私が父を看取るために会社を休んでいた間に彼は入社していた

私が葬儀を終えて再び出社してから間もなく 彼がよく知っているというその店で一緒に飲んだのだ

したがって 時期も今頃だったはずだ


今年退職するという今 再び彼とその店に行くのも 入社時代は社長だった会長が亡くなったことも 不思議な因縁のような気がした

そして 今日 昔会社にいた子から着信があり これから一杯どうですか と

今日の今日というのは 困る

私にも私なりの一日の計画というものがあり しかも午後から急に外出というのは自分のリズムを壊されるので断った

彼は 私の地元に来るとまで言ってくれたのだが 正直 私自身 少し疲れていたし やかましい彼との会話は避けたかったのだ

ゴメン!夏が過ぎたらこっちは暇になるから


それにしても私の決断は 私にとっても会社にとっても間違いでは無かったと思うし またそうなるようにするつもりだ

今できることをする 今しかできないことをする 今やるべきことをする

これは私の信条の一つでもある

ということで 明日は庭掃除かなぁ・・・・・・はぁ・・(と小さな溜息ひとつ)


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なんでもない日のことも

2015年04月12日 | 日記
このところやる気がみなぎっている

暖かくなってきたせいもあるが おそらくあと少しで出所(退職)できるという解放感が大きい

会社でも もうあなたの言うことも 社員にさせたがることも (仲間には申し訳ないが)何でもオッケーよ~ という気分で仕事をしている

数日後にはまた二人入社するのだが 教育担当は私

僕は教えられないからさぁ ときたもんだ

でも社長とはそんなものでいい

経営だけを真剣に考えて あらゆる利益を社員に分配するのが役目というもの

彼女たちにはわたしの後を継ぎ 私を超える仕事をしてくれるようにビシビシ教えるつもりだ

一年や二年でやめてもらっては困る

といったって それはもう私の知ったことでは無くなるのだが


この解放感からくるやる気は 私生活にも反映されてきている

これまでは同じような日々 同じような一週間が延々と続くように感じられたし また欠勤しないようにと体調にも気を遣ってきた 

残された日数を毎日確認する今では 全く新しい生活のことを思うだけで日々が新鮮に見えてくる

勿論苦しいことも多いだろうが すべて自分の人生


東京都美術館で4月18日から開催される「大英博物館展」のチケットプレゼントに応募したら当選した

GWが過ぎたら出かけようと思う

毎日を新鮮な気持ちで過ごすのは大事なことだとは思っていても なかなか実践できないものだけれども 全ては気持ち次第なんだろうなぁ


昨日は頑張って沢山の家事をこなした

今日はこれからお風呂に入り のんびりと午後を過ごす

今の状況でのこうした気持ちと時間も 後から思い返せばまたそれはそれで懐かしいものとなるのだろう

そう思って なんでもない日のことも書き残しておく
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退職話 その2

2015年04月05日 | 日記
社長夫人と会食をしてきた

お店まで歩く間 社長からその話をきいてその夜はふたりで本当に意気消沈したと彼女は語った

○○さん(私のこと)はいいなぁ と社長はぽつりと言ったらしい

おそらく定年退職をして悠々自適の人生を送ることができる(と想像している)私の人生と まだまだ社長業をしなければならない同い年の自分の運命とを比較したのだろう

だが それは間違っている

誰の人生にも喜びや悲しみ 苦痛や快楽はついてまわるものだし 他人の人生をうらやましいと思うのは無駄な事だ


私はこの食事会は もしかしたら私を引き留めようとするためのものかと警戒していた

私の退職を恐れているイケメン君は しこたま飲ませて継続すると言わせるように頼むなどと半分冗談交じりに私に言った

だが そうでは無かった

昨年もその話をしているし 今回も社長への電話と昼休みが終わったことで途切れたのだが その最後に社長は でももう決めているんだよね と

この私が話す以上 気持ちはもう変わらないだろうと察してくれたのだと思う


彼女は私に感謝の言葉を伝え 純粋に私と話をしたかったのだとわかってほっとした

だが 私は会社のためにやってきたわけではない

こうありたい こうあるべきだと思う信念を持って 時に自分をいさめながら 自分の成長と満足のためにやってきただけのことだ

結果 それが会社のためになったのだとしたら それはそれで良いことだったという感覚しかないと伝えた


私が会社を辞めてしまっても時々こうして会ってお話したい と言われた

いや もう縁を切りたい と誰が言えるだろうか

ともあれ 私の意向は快くかどうかは疑問だが 受け入れられたようだ

これから先の私は 底なしの自由を手に入れ そしてそれゆえに一層自分を試されることになる

誰をも 何事をも言い訳にすることのできぬ たったひとりで小さな船に乗って航海に出る冒険者

大きな不安と 小さな期待や勇気を抱きつつ 両足でしっかりと立つ

このブログのテンプレートの子供さながらに
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退職話 その1

2015年04月04日 | 日記
一人辞めた欠員を埋めるために社員の募集をして 先月新入社員が入った

こんな小さな会社に300人を超える応募があったということだが しかしそれは下手な鉄砲もというところもあって お見合いのようなものに過ぎない

相手もとりあえずやみくもに応募しているだけのことであろうし こちらもそれなりに選択はしているようだ

欠員は一名だったが 今後の事も考慮してもう一人くらい採用しようかと思うという発言が今週の月曜に社長の口から出た


募集にはそれなりのお金もかけている

年度変わりまで言うのは待つつもりでいた私だが 後任のことも考慮してもらう必要があると感じて その日 社長と再度定年退職の話し合いとなった

私の状況はわかってもらえたようだが 時間を制限しての勤務は無理かと提案をされた

そもそも そうした区切りでできる仕事ではないのは全員がよくわかっていること

もしもそうなれば 温度差が生じる

誰もが言わないだろうが そう感じるだろうと私は思う

また私自身が そうした不完全燃焼のような仕事の仕方を好まない

じゃっ 今日はこれで ってな具合で右手を挙げ タイムカードを押す

後ろ髪など掴むところもありません って そら おかっぱ頭では当然だけれど でも 私はそうはできない

話し合いは時間切れとなって宙に浮いた


火曜日 社長の奥さんが来社

私に 今週の金曜の夜 時間があったらお食事を一緒にしませんかと

きたか!

私の話を聞いてのことだろうと思うと気が重い

でも相手の話も聞かねばなるまい
 
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