今年も猛暑の日々が続いている
あれほど綺麗にした庭も 今では一面背の低い草に覆われてしまっているのを 昨日確認した
確認しただけかい って言わないで
何しろ殺人庭なのだ
会社でも変化があり 就活に敗れた社長の息子が7月に入社
とはいっても 8月からは同業他社へ4か月の丁稚奉公に出る予定だ
たかが4か月ではお客様
外の厳しい世界を経験するとまではとてもいかないだろうが それでもしないよりはましか
なぜだかその坊やの面倒を私がみることになり この1か月ストレスは溜まりに溜まった
自分の仕事もある上に 坊やの面倒も見なければならず 何とか他の人にも押し付けようと試みたが 社長の目もあり・・・
腕を組んで見ている暇があるなら自分が教えろ と心の中で思いつつの7月だった
そんな中 今年の夏の旅の計画
休館日やら開館時間やらを気にしながらのルート作りは パズルさながらだ
悩みに悩み 欲張りになるのを抑えながら かなりの段階まで漕ぎつけた
神戸と言えば みなオシャレな旅を連想するだろうけれど 残念ながら私の旅にそのような色合いは全く無い
異人館は重要文化財を除いては 外観だけを見て終わることになりそう
(入場料が高い上に 維持するのには仕方のないこととはいえあの内部)
ポートタワーもハーバーランドも 六甲山からの夜景も神戸牛も ショッピングも無い
南京町で有名な豚マンを買いたいと思うけれど それも行列であったなら(そしてそうらしい)パスする
ひたすらビルを眺め 街を歩きまわり 見学可能な旧私邸を訪ね 見学不可であってもチラとでも見たいと足を運ぶ
お金と時間に余裕があれば 私だってオシャレな神戸を体験したいが それは今は無理
憧れていたものでこの時期には見られないものが 今回も幾つかある
地団駄踏んで 背中を床にこすり付けて 駄々をこねたいくらいに 残念で悔しい
いつかリベンジだ!
素敵なヴォーリズの作品が解体されてしまったことも知った
阪神大震災の頃 私はまだ建築に特別の興味はなかった
今になって 強い実感となって甦る
多くのリストの中で特に楽しみなのは ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)と元町海側にあるビルディングたち
明石海峡大橋の架かる舞子公園
ここには八角形の「移情閣」(孫文記念館)と世界一の吊り橋の体験ができる「舞子海上プロムナード」がある
そして ここでの旅の初日の黄昏
旅の最終日に途中下車しての「大山崎山荘美術館」
そして長く待った京都の忠太のクリクリモコモコ といったところか
今年も大量の汗をかき 大量の水を飲むことだろう
海を眺め 青く広い空を見上げ
真っ白で熱を放つアスファルトの道をひたすら歩き
色濃い影に身を隠して 通り過ぎる風を感じるとき
私の全身は 夏ならではの旅の厳しさにも醍醐味にも満たされる
私は マゾかもしれない
あれほど綺麗にした庭も 今では一面背の低い草に覆われてしまっているのを 昨日確認した
確認しただけかい って言わないで
何しろ殺人庭なのだ
会社でも変化があり 就活に敗れた社長の息子が7月に入社
とはいっても 8月からは同業他社へ4か月の丁稚奉公に出る予定だ
たかが4か月ではお客様
外の厳しい世界を経験するとまではとてもいかないだろうが それでもしないよりはましか
なぜだかその坊やの面倒を私がみることになり この1か月ストレスは溜まりに溜まった
自分の仕事もある上に 坊やの面倒も見なければならず 何とか他の人にも押し付けようと試みたが 社長の目もあり・・・
腕を組んで見ている暇があるなら自分が教えろ と心の中で思いつつの7月だった
そんな中 今年の夏の旅の計画
休館日やら開館時間やらを気にしながらのルート作りは パズルさながらだ
悩みに悩み 欲張りになるのを抑えながら かなりの段階まで漕ぎつけた
神戸と言えば みなオシャレな旅を連想するだろうけれど 残念ながら私の旅にそのような色合いは全く無い
異人館は重要文化財を除いては 外観だけを見て終わることになりそう
(入場料が高い上に 維持するのには仕方のないこととはいえあの内部)
ポートタワーもハーバーランドも 六甲山からの夜景も神戸牛も ショッピングも無い
南京町で有名な豚マンを買いたいと思うけれど それも行列であったなら(そしてそうらしい)パスする
ひたすらビルを眺め 街を歩きまわり 見学可能な旧私邸を訪ね 見学不可であってもチラとでも見たいと足を運ぶ
お金と時間に余裕があれば 私だってオシャレな神戸を体験したいが それは今は無理
憧れていたものでこの時期には見られないものが 今回も幾つかある
地団駄踏んで 背中を床にこすり付けて 駄々をこねたいくらいに 残念で悔しい
いつかリベンジだ!
素敵なヴォーリズの作品が解体されてしまったことも知った
阪神大震災の頃 私はまだ建築に特別の興味はなかった
今になって 強い実感となって甦る
多くのリストの中で特に楽しみなのは ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)と元町海側にあるビルディングたち
明石海峡大橋の架かる舞子公園
ここには八角形の「移情閣」(孫文記念館)と世界一の吊り橋の体験ができる「舞子海上プロムナード」がある
そして ここでの旅の初日の黄昏
旅の最終日に途中下車しての「大山崎山荘美術館」
そして長く待った京都の忠太のクリクリモコモコ といったところか
今年も大量の汗をかき 大量の水を飲むことだろう
海を眺め 青く広い空を見上げ
真っ白で熱を放つアスファルトの道をひたすら歩き
色濃い影に身を隠して 通り過ぎる風を感じるとき
私の全身は 夏ならではの旅の厳しさにも醍醐味にも満たされる
私は マゾかもしれない