どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

というわけで

2017年02月28日 | 日記
今朝 ゴミ捨て場でひとりの女性と出会った

近所の人であろうと思い おはようございますと挨拶をした

彼女がそばに落ちていたゴミを拾って自分のゴミ袋に入れていたので 私はカラス除けのネットを持ち上げたままで待っていた

すると彼女がぼそぼそと 普請が済んで・・・といったような話を始めたので 私を知っている人なのではと思い 名前を伺おうとしたら 相手の方から「〇〇さんでしょ?」と

よくよく顔を拝見すると 見覚えがあるような・・

もしやと思ったら やはり子供の頃から良く知っている近所の方だった

私よりも一学年上の女の子がいて 小学生の頃は互いの母親も交えての交際があったが それも時とともに無くなっていった

昔はかなり太っていてもっと大柄な人だったのに すっかり普通の体型になり しかも背も縮んだせいで すぐには気が付かなかった

今まで道ですれ違っていたとしても これでは気が付かなかっただろうと思う

母とそう年齢は変わらないはずなのにお元気そうで 聞けばもうひ孫もいるのだそうだ

私が家を建てていることは近所の人であればわかることだったようで ひとりで大変だったでしょう よくやったと思うわと言われた

何十年ぶりかで会話を交わしたが 実に不思議な感覚だった


さて 気が付けば新居に引っ越してもう一か月

というわけで 今日は念入りに掃除をしたり(一か月に一度と書いてある通りに) アイロンかけもしたりと 家事一色の日になった

この一か月 満たされた気持ちになりながらも これが本当のことなのだろうかという気持ちの中で生活をしてきた

目が覚めた時 自分はどこに寝ているのかと思うこともまだある

仮住まいの時にはとにかく早く家に戻りたくて戻りたくて だから本当に嬉しかったけれど 一か月経って段々と生活が落ち着いてきた今 一年前の不安だった頃や ひとつひとつ進むたびに多くの人の力や支えがあったことなどを思い出して感謝するとともに それでもまだどこか奇妙な気持ちにもなったりする

何かが不足しているような気がするのだが それは歴史なのだろうか それともハウスではあるけれどホームではないからなのだろうか

しかし それよりももっと物足りないのは バスタブに浸かっての読書タイム

ステップに足をあげて寝そべれば首が疲れるし しかも尾てい骨が痛くなるし 寝そべるのをやめるならば湯量が必要になるし うっかりするとずるっといって本を濡らすことになりそうだし いまだにこれというスタイルが決まらない

バスタブに浸かれることだけでも十分幸せなのだとはわかっているけれど もうちっとなんとかならんかいと思いながら 毎朝バスタブの中で 体を伸ばしたり縮めたり横にしてみたりと忙しくしている

というわけで 本を読む暇など到底無い
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不思議な縁

2017年02月27日 | 日記
銀行に行って 入金されている敷金の返金分を下ろしてきた

銀行に預けてあろうが お財布に入っていようが そのお財布がお小遣いであろうが 私の財産があちらからこちらに動くだけで何も変わらないのだが 新居のための細かい買い物はそこから出すつもりだったので 立て替えていたお小遣いにお金を戻すことにしたのだ

それに収入のほとんど無い今となっては 当然の入金ではあっても こうしたお金は特別収入のようでなんだかとても嬉しいのだ

暇なように見える暢気な独り暮らしではあっても色々と雑用はあるもので 勿論 給料をもらえる仕事のように動いているとは言わないにしても ふと気が付くと大抵は午後の1時過ぎになっていることが多い


夕方 会長の奥さんから電話があった

退職した時にお会いしたあと お礼とご挨拶をと思いながらも私がすっかり疲れてしまい その後は引っ越し 家の事と落ち着かない日々となり タイミングを失ったままになってしまっていた

昨年末 状況を知らせる手紙を送り 落ち着いたらあらためてご挨拶をと書いた通り 先日 お口汚しの品物を送ったのだが そのお礼の電話だったわけだ


在職中 時々奥さんからの電話を受けたりすることはあったけれど 親しく世間話などすることは全く無く 退職した後に時間を作って欲しいと言われてお会いした時に初めて長くお話しをすることになった

息子(社長)夫婦との確執はすでにその結婚前から始まっていたのだが 会長の娘さんの事故死でますます深まり やがて社長一家は実家から出て行くことになった

家族の問題は 単に誰かが悪いとは決められない

関係性の中での微妙な綾が大きく左右する

会長が「俺の育て方が悪かったんだ」なんてこぼす時 「そうかもしれませんね~^^」なんて笑って言ったりして ことさら誰かの肩をもつことはしなかった


18年以上になるワンコとニャンコも居たのだが 昨年 ほとんど同時に逝ってしまったそうだ

寂しくなったけれどもう飼うことはできないからと 近所のペットショップを覗いたり テレビでペットの番組を見たりしているの

週に3日 2時間ほど近所の人に頼んで来てもらい 買い物をしてもらったり話し相手になってもらったりしながら家の整理をしているそうで 85歳くらいになられると思うが声はとてもお元気そうだった

機会があればお会いしてお話でも とは社交辞令だろうけれど 私は決して嫌では無い

それにしても とても不思議な縁だと今も思う

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動いている

2017年02月26日 | 日記
昨日はほとんど一日出かけていたので 洗濯 買い出し そして食事作りと結局2時までかかった

そのあと昼食を取りながらビールを飲んだら もうすっかり眠くなり・・・この頃は本当にすぐに眠くなる

そういえば今日 井上陽水だかもそのようなことをラジオで言ってたっけ

昨日す~さんにも うちのおやじみたいだなぁ と言われた

手料理でイッパイが一番好きなのだそうで そうするとすぐにうたた寝をしてしまうらしい

段々とお酒も弱くなるのかなと思うけれど この眠くなるのがまた気持ちが良くて 

しかも いつ寝て いつ起きても もう明日のことを心配する必要は何も無いのだから


今日 アナログの姉に家の写真を送るために お店でプリントアウトをしてみた

メディアはほとんどのものがOKのようだが 私はUSBに入れていった

ごく普通の仕上がりであれば一枚30円

データの取り込みも印刷も驚くほど速く しかも簡単である

まあ 今時 わざわざプリントアウトするような時代では無いのだけれど・・・


そんなこんなで 何をするともなく終わった日

でも 動いている




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浅草でイッパイ

2017年02月25日 | 日記
家のことも落ち着いてきたので カレンダーと手帳を受け取りがてら 浅草で 同僚だったす~さんと飲むことになった

1年と少し前に会った時は 「捕鯨船」(クジラ屋)「たぬき」「神谷バー」の梯子だった

今回はフライドポテトが食べたいという私の注文で いかにも居酒屋という感じのお店に入る

大衆的な店から有名店まであるような浅草で なにもフライドポテトなんか食べなくてもと言いたいところなのはわかるけれど 一人暮らしの小食者には意外にこんなものを食べる機会が無いのだ

店を出る頃になってメニューにオニオンフライがあるのを見てしまったので これを食べてからということになった

フライドポテトもオニオンフライも 家で作るのは最高に美味しかった

今でも一番だと思っている


す~さんからは会社のあれこれを聞き 変わったこともあり 変わらないこともあり 大笑いするような出来事もあり・・・

姐さん 本当に今何もしてないの? バイトくらいすればいいのに

うん 今まで家のこともあったしね でも もうすっかり隠居生活に慣れちゃって^^


そうなのだ

今日も駅でスイカにチャージしようと思ったら カードを入れるところがない

ここ?と思ったところは 幅が広くてどうやら違うみたいだし なんじゃ こりゃ?と思ったら 機械がすっかり変わったものになっていた

カードを受け皿のような場所に置くと 光が当たってチャージをするという代物なのだ

少し前はこんなんじゃなかったじゃん いつから変わったのよ

都心に出るのも久しぶりで 昔は始終見ていたデパ地下も少し見ないうちにすっかり改装されていたりする

そうかあ 段々とこうなっていくのねと 寂しいとも残念とも思わずに 淡々とその事実を受け止める


梯子酒が好きなす~さんが二軒目に連れて行ってくれたのは ハンバーグで有名という「モンブラン」

店内の壁一面に色紙が飾られている

ここのビールセット(ビール1杯におつまみ2品でなんと1000円)の鶏の唐揚げが絶品なのだそうだ

確かに本当に美味しかった

唐揚げなんてもうすっかり食べなくなっていたけれど 浅草はほとんど地元同然というす~さんが勧めるだけのことはある

と どうしたことか急にお腹が痛くなり 三度もトイレに駆け込み 汗が流れ うわっ どうしようと思ったのだが 少ししたらすっかり落ち着いた

ただ残念なことにもうお腹がいっぱいになってしまって これ以上は飲むのも食べるのも無理


しばらく街をうろつき 「まるごとにっぽん」という全国の隠れた名品を紹介・販売するアンテナショップのようなところに連れて行ってくれたが ここはなかなか面白い

私にとっての浅草のイメージは 昔は笑っちゃう東京の観光地といった感じだったけれど 少し前からは す~さんが日本一の観光地だと自慢するだけのことはあると思うほどに変わった

上野・御徒町界隈を歩き そのまま浅草まで徒歩で向かったけれど 今日は天気が良かったせいか気持ちも良く 運動不足の体にはリハビリとしてちょうど良い散歩になった

春の匂いもしてきたし そろそろ出歩くのもいいなと 久しぶりに歩く夜道でそう思った
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目出度さも いや 気に入りも・・・

2017年02月24日 | 日記
雑用かたがた 一か月前まで住んでいた仮住まい近くの大型スーパーまで出かけて行った

靴売り場を通った時 ん?と思う靴があったので 手に取ってみた

ビブラムソールの紐靴でウォーキング・シューズのようだ


私の靴のほとんどは 同じカタチで男性用もあるものとなっている

クラークス カンペール メレル ダックフィート ニューバランス パトリック などがこの20年近くの私のお気に入り

それ以前はスカートをはいていたこともあって 革底でヒールが無いとはいえ 女性靴といえる物のほうがずっと多かったのだが 今はもう皆無

ついにパンプスと呼ばれる靴もハイヒールも 一度も履くことなく人生を終えることになりそうだ


で その手に取った靴をみると どうやらイタリー製で ハッシュパピーでおなじみの大塚製靴が輸入したものらしいことまではわかった

とはいってもスポーツシューズ ウォーキングシューズの類だ

私がよく買う靴の値段は1万5千円前後が多く 気に入れば3万円くらいまでは出すといった感じ(ただし ソールの修理ができるもの)

このグリスポーツというメーカーの名前は知らないし 気に入り度も微妙なら 2割引き税込で15000円まではしないくらいという値段もいまいち決断をしかねる値段

だが この手の女性用ってなかなか無いよなあと思いつつ 靴に関しては滅多に衝動買いはしないこともあって さんざん迷ったが 結局買って帰った

しかも これはほとんどいつものことなのだが 買った靴に履き替えて帰った

家に帰って調べてみたら イタリアでは良く知られたごくごく一般的な靴メーカーのようだった


気に入りも ちう位也 おらが靴 (パクリました~)

ふとした縁でめぐりあって なんとなく私と歩くことになった靴だけれど 一緒に色々なところに行こうね


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