暑さ寒さも彼岸まで、というけれど、
春の野菜の種まきは、お彼岸がすぎたら始める。
畑に行くと、あたり一面、白いじゅうたんを敷いたよう。
おなじみのナズナの花が咲いた。
ハコベはよく肥えた土を好むけれど、
ナズナやホトケノザはやせた土に育つ。
ここは昨年、野菜をバラマキ栽培したところ。
夏場は何も作らずにトラクターで起こしただけ。
ナズナ(アブラナ科)は、
春の七草のひとつで七草粥にいれたり、
若葉はお浸しで食べることもできる。
ペンペン草という名前のとおり、
三味線のバチのような種がつく。
種をそっと下に引いて振ると、
シャラシャラとかわいい音がする。
子どものころ、よく音比べをして遊んだ。
ナズナに似たよく白い花で、
種の形がちょっとちがうのが、
タネツケバナ(アブラナ科)。
たねつけ花と聞くと、ついつい、
飼っていたヤギの種付けを連想してしまうけれど(笑)、
ではなくて、
「鞘のような種をつけるからタネツケバナ」?
と思ったけど・・・・これも違って、
牧野植物大図鑑を調べてみたら、
「稲の籾を水に漬けるころに咲くから種漬花という」
そうです。ひとつ賢くなりました(笑)。
ミチタネツケバナ
4本の鞘が花の上に突き出して、
葉がロゼット状に広がっているのが、
外来種のミチタネツケバナ。
オオバタネツケバナ
こちらは、在来種のオオバタネツケバナ。
花がちょっと優しい感じで、
鞘も花の上に飛び出さない。
ミチタネツケバナは、道端で見つけ、
オオバタネツケバナは庭の鉢に生えていた。
オマケのフキとフキタンポポ。
わが家の白梅も満開になりました。
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最後まで、読んでくださってありがとう。
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ここでわたしが見たのは「ミチタネツケバナ」だったんだ。そこまで調べがいきませんでした。
これも在来種がおされているんですね。
次に見るときは、よ~く見てみます。
わたしが調べたのは「種漬け花」という解釈でした。ずっと種付け花と覚えていたのですが。
どっちが正しいのか、どっちも正しいのか。
どうなんでしょうね。
TBありがとう。
名前の由来も教えてくださってありがとう。
牧野図鑑を調べてみたら、「種漬花」でした。
わたしは、春の発情期になるとヤギ(メス)の種付けを畜産センターでしてたので、「種付け」がインプットされてしまってるよ(笑)。
本文、なおしておきました。
私もちょうど昨日、ナズナについて書いたので、トラックバックさせていただきました。(^^)
ナズナもタネツケバナも地味~な野草だけど、歴史や由来を知ると親しみもわきますね。
梅は満開を過ぎて、そろそろ終わりに向かいますね。
と思ったら、もう東京でもソメイヨシノの開花だそうで。愛知、岐阜ももうすぐ。
野草もこれからが本番で楽しみがたくさんです。
TBありがとうございます。
ナズナもタネツケバナも好きです。
栽培する花も好きだけど、野の花が好きなんです。
春本番、カタクリやショウジョウバカマなどの山野草もたのしみですね。
「ターシャの庭」の春は、2月に咲いた、ターシャさんの言うところの待雪草(スノードロップ)、蝋梅、マンサクから始まり、3月は、さんしゅゆが満開になり、日向水木、土佐水木、あせび(馬酔木)雪柳、匂いウチワ、レンギョウ、彼岸桜など、春を告げる多くの木々の蕾はほころび、クロッカス、蕗の薹などの草花が咲き、クリスマスローズやレンテンローズは、花をいっぱい付けてくれました。
冬の寒さで遅れていた、本当なら暮れから咲く日本水仙など、沢山の水仙類も寒さが緩みやっと体を伸ばしはじめ、春を感じるかのように首をもたげています。
その愛らしい様は、どんなに遅くなっても、春は確実に近づいていることを私たちに教えてくれ、自然の素晴らしさと優しさを気づかせてくれます。
5月7日、私たちは2度目の「ターシャの庭ツアー」に旅立ちます。
今回のツアーは、私たちターシャ・クラブのメンバーだけでなく、ターシャファンに呼びかけた秋祭りからの公募に、沖縄をはじめ、全国から70人の申し込みがあり、40人のターシャファンでターシャさんの庭に行くことが決まりました。
そして、ライフワークとなった「ターシャの庭」「ターシャの家」が、昨年より一層、ターシャの世界になり、今後、ターシャ記念館となるよう頑張りたいと思います。
4月22日から6月25日までの65日間開催の花フェスタ記念公園「春のバラ祭り」に、多くの皆様が、ご来園くださいますよう心からお待ちしています。
ターシャ・クラブリーダー
伊藤左紀子
ていねいなコメント、ありがとうございます。
アメリカのターシャさんのところに行かれるのですね。いいなぁ。
またお土産話をぜひ聞かせてください。
4/22~6/25、手帳に書きました。冬にも行きたいと思いながら春になってしまいました。
ぜったい行きます。「ターシャの庭」のお花にまた会うのも楽しみです。