みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

タネツケバナ&ナズナ/白い野の花

2006-03-21 18:50:47 | 花/美しいもの
今日は「春分の日(お彼岸)」。
暑さ寒さも彼岸まで、というけれど、
春の野菜の種まきは、お彼岸がすぎたら始める。

畑に行くと、あたり一面、白いじゅうたんを敷いたよう。
おなじみのナズナの花が咲いた。
 
ハコベはよく肥えた土を好むけれど、
ナズナやホトケノザはやせた土に育つ。
ここは昨年、野菜をバラマキ栽培したところ。
夏場は何も作らずにトラクターで起こしただけ。


ナズナ(アブラナ科)は、
春の七草のひとつで七草粥にいれたり、
若葉はお浸しで食べることもできる。
  
ペンペン草という名前のとおり、
三味線のバチのような種がつく。

種をそっと下に引いて振ると、
シャラシャラとかわいい音がする。
子どものころ、よく音比べをして遊んだ。

ナズナに似たよく白い花で、
種の形がちょっとちがうのが、
タネツケバナ(アブラナ科)

たねつけ花と聞くと、ついつい、
飼っていたヤギの種付けを連想してしまうけれど(笑)、
ではなくて、
「鞘のような種をつけるからタネツケバナ」?
と思ったけど・・・・これも違って、
牧野植物大図鑑を調べてみたら、
「稲の籾を水に漬けるころに咲くから種漬花という」
そうです。ひとつ賢くなりました(笑)。


ミチタネツケバナ
4本の鞘が花の上に突き出して、
葉がロゼット状に広がっているのが、
外来種のミチタネツケバナ。


  

オオバタネツケバナ
こちらは、在来種のオオバタネツケバナ。
花がちょっと優しい感じで、
鞘も花の上に飛び出さない。



  

ミチタネツケバナは、道端で見つけ、
オオバタネツケバナは庭の鉢に生えていた。

  
オマケのフキとフキタンポポ。


わが家の白梅も満開になりました。


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最後まで、読んでくださってありがとう。

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6 コメント

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タネツケバナ (るな)
2006-03-21 20:25:12
タネツケバナ、わたしも本日UPしました。TBさせてくださいね。

ここでわたしが見たのは「ミチタネツケバナ」だったんだ。そこまで調べがいきませんでした。

これも在来種がおされているんですね。

次に見るときは、よ~く見てみます。

わたしが調べたのは「種漬け花」という解釈でした。ずっと種付け花と覚えていたのですが。

どっちが正しいのか、どっちも正しいのか。

どうなんでしょうね。
返信する
TB&アドバイス、ありがとう。 (みどり)
2006-03-21 21:10:40
★るなさん

TBありがとう。

名前の由来も教えてくださってありがとう。

牧野図鑑を調べてみたら、「種漬花」でした。

わたしは、春の発情期になるとヤギ(メス)の種付けを畜産センターでしてたので、「種付け」がインプットされてしまってるよ(笑)。

本文、なおしておきました。
返信する
ちょうど私も (オオタ)
2006-03-21 21:44:13
 こんにちは。

 私もちょうど昨日、ナズナについて書いたので、トラックバックさせていただきました。(^^)

 ナズナもタネツケバナも地味~な野草だけど、歴史や由来を知ると親しみもわきますね。



 梅は満開を過ぎて、そろそろ終わりに向かいますね。

 と思ったら、もう東京でもソメイヨシノの開花だそうで。愛知、岐阜ももうすぐ。

 野草もこれからが本番で楽しみがたくさんです。

返信する
野草の季節。 (みどり)
2006-03-22 21:45:12
★オオタさん

TBありがとうございます。

ナズナもタネツケバナも好きです。

栽培する花も好きだけど、野の花が好きなんです。

春本番、カタクリやショウジョウバカマなどの山野草もたのしみですね。
返信する
ターシャの庭 (伊藤)
2006-04-01 23:04:22
みどりの一期一会さま

「ターシャの庭」の春は、2月に咲いた、ターシャさんの言うところの待雪草(スノードロップ)、蝋梅、マンサクから始まり、3月は、さんしゅゆが満開になり、日向水木、土佐水木、あせび(馬酔木)雪柳、匂いウチワ、レンギョウ、彼岸桜など、春を告げる多くの木々の蕾はほころび、クロッカス、蕗の薹などの草花が咲き、クリスマスローズやレンテンローズは、花をいっぱい付けてくれました。

冬の寒さで遅れていた、本当なら暮れから咲く日本水仙など、沢山の水仙類も寒さが緩みやっと体を伸ばしはじめ、春を感じるかのように首をもたげています。

その愛らしい様は、どんなに遅くなっても、春は確実に近づいていることを私たちに教えてくれ、自然の素晴らしさと優しさを気づかせてくれます。

5月7日、私たちは2度目の「ターシャの庭ツアー」に旅立ちます。

今回のツアーは、私たちターシャ・クラブのメンバーだけでなく、ターシャファンに呼びかけた秋祭りからの公募に、沖縄をはじめ、全国から70人の申し込みがあり、40人のターシャファンでターシャさんの庭に行くことが決まりました。

そして、ライフワークとなった「ターシャの庭」「ターシャの家」が、昨年より一層、ターシャの世界になり、今後、ターシャ記念館となるよう頑張りたいと思います。

4月22日から6月25日までの65日間開催の花フェスタ記念公園「春のバラ祭り」に、多くの皆様が、ご来園くださいますよう心からお待ちしています。

ターシャ・クラブリーダー

伊藤左紀子





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気をつけて、いってらっしゃい。 (みどり)
2006-04-02 09:00:50
★伊藤左紀子さま

ていねいなコメント、ありがとうございます。

アメリカのターシャさんのところに行かれるのですね。いいなぁ。

またお土産話をぜひ聞かせてください。

4/22~6/25、手帳に書きました。冬にも行きたいと思いながら春になってしまいました。

ぜったい行きます。「ターシャの庭」のお花にまた会うのも楽しみです。

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