新刊『身の下相談にお答えします』(朝日新聞出版)が5/8発売予定。帯に「「スカ下」から「身の下」へ。順調に加齢した上野教授が皆さまの悩みにお答えします」」あたしが書いたんじゃないけど、うまいこと言う。
寺町みどりさんがリツイート | 25 RT
子ども・子育て会議 「待機児童ゼロ」着手/満天星ツツジと踊子草。 blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…
お空に満天星。
と思ったら、
ドウダンツツジでした。
咲いた、咲いた踊子草の花。
">
ならんだ、ならんだ、あかしろきいろ。
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昨日の毎日新聞のクローズアップ2013は、
「子ども・子育て会議 「待機児童ゼロ」着手」。
「新子育て支援制度」が2年後にスタート。
働きながら子どもを育てるには、子育て支援が急務です。
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昨日の毎日新聞のクローズアップ2013は、
「子ども・子育て会議 「待機児童ゼロ」着手」。
「新子育て支援制度」が2年後にスタート。
働きながら子どもを育てるには、子育て支援が急務です。
クローズアップ2013:子ども・子育て会議 「待機児童ゼロ」着手 毎日新聞 2013年04月28日 保育所に入れない待機児童は約2万5000人にのぼる。その数をゼロに近づけるため、政府の有識者会議「子ども・子育て会議」は15年度から本格的に始める新たな子育て支援制度の具体化にとりかかった。新制度は昨年、税と社会保障の一体改革で骨格が決まっており、その柱は1兆円を投じて保育施設の定員枠を40万人分増やすとともに、保育の質の向上を図ることだ。ただし、「量と質の両立」は容易ではない。財源の手当てにも、あいまいさが残る。【佐藤丈一、山崎友記子、細川貴代】 ◇保育の量・質、向上へ 同会議初日の26日、委員には新制度で市町村が保護者に「今後の保育・教育希望」を聞くためのアンケート例が配られた。対象が「子どものいる世帯」となっているのを見て、佐藤博樹東大大学院教授は「(出産に備え)母子手帳を取りにくる人のニーズも調査すべきだ」と注文した。 これまで多くの市町村は親の入所申し込みを受けて初めて腰をあげてきた。補助金の負担を嫌い、門前払いする例もある。一方、申し込みに応じて保育所の定員を増やした結果、入所を諦めていた人の応募を誘い、待機児童が増えるという悪循環を繰り返してきた。 その反省を踏まえ、新制度では市町村側から保護者の意向を聞く。潜在需要をつかみ、「想定外」の入所希望をなくすためだ。さらに市町村にはサービス量の見込みと確保の手段を記した計画策定を義務づける。定員20人未満の小規模保育や、保育士資格を持つ人らが自宅などで少人数の子どもを預かる「保育ママ」にも新たに国の補助金を支給する。 厚生労働省保育課は「自治体が入所希望者を断れない制度」と胸を張る。 しかし、サービス量の急増には約2万3700カ所ある認可保育所などの増加だけでなく、約1万3200園の幼稚園の参入も欠かせない。民主党政権の当初案では、幼稚園と保育所を原則、幼・保一体化施設「総合こども園」に移行させ、少子化で定員割れも多い幼稚園枠を活用する計画だった。それが一体化を嫌う一部幼稚園の意向に沿った自民党の働きかけで構想は頓挫。約1100カ所ある既存の幼・保同居施設「認定こども園」についても、幼稚園、保育所の移行義務づけは見送られた。 「幼稚園は自由競争でやっている。公的責任を伴う、窮屈な制度にどのくらい入ってくるのか」。担当の内閣府幹部もそう漏らす。26日の会合で北條泰雅・全日本私立幼稚園連合会副会長は「(幼稚園の)緩やかな多様性を認める仕組みが改悪されるのではないか」と疑問を投げかけた。 ベネッセ次世代育成研究所が昨年秋に実施したアンケートでは、「条件によっては認定こども園に移行してもよいと思う」と答えた私立幼稚園は36%。一方、「移行は考えていない」が26・7%、「詳しい内容がわからず判断できない」は22・4%。現時点で大幅に移行する道筋は見えない。 ◇基準緩和に慎重論も 新制度は保育の「質」向上もうたう。民間の場合、平均月額給与約21万円と全職種平均より約9万円低い保育士の待遇を改善したり、3歳児20人に保育士1人という人員配置基準を「15対1」程度へと引き上げたりするため、消費増税分から約3000億円を投入する。そうした中、安倍政権は19日、参院選をにらみ「待機児童解消加速化プラン」を打ち出した。待機児童解消を当初計画より2年早め、13〜14年度に20万人分、17年度までに40万人分の保育施設をつくるものだ。 プランは官邸主導で練られた。背後には、成長戦略に絡め、少ない保育士でより多くの子どもを預かることを提案する政府の規制改革会議の存在がある。同会議は規制を手放そうとしない厚労省への不信を募らせ、待機児童の多い地域の保育士数を基準の8〜9割程度に緩和するよう迫る。 これに対し厚労省は「詰めこみ保育」を懸念する。橋本泰宏保育課長は24日、記者団に「人員配置基準を緩める考えはありません」と断言した。だが、全国最悪だった待機児童をゼロにできる見通しが立った横浜市は、量の確保を優先したと指摘されている。 規制緩和には待機児童を抱える親からも慎重論が出ている。子どもの保育所入所を求め東京都杉並区などに不服申し立てをした保護者の団体は17日、「規制緩和による待機児童解消は望まない」として安全な保育の拡大を求める意見書を規制改革会議に提出した。 1歳の長女を今春、認可保育所に入れられず、認可外施設を利用する同区の会社員、増田宣佳(のぶか)さん(36)は、仕事復帰ぎりぎりまで預け先が決まらず、一時は夜間や宿泊を伴う保育をする認可外施設、ベビーホテルも考えた。一刻も早い待機児童対策を待ち望む一方、こう話す。「基準を緩めるのは反対。子どものことを考えたら、保育の質を保った認可保育所に預けたい」 ◇3000億円分の財源未定 11年度の子育て関連費用は4・7兆円。一体改革ではさらに1兆円程度必要とはじき、消費税率を10%に引き上げる15年度以降増税分から約7000億円を充てることが決まった。しかし、残る3000億円のメドは立っていない。 さらに首相肝いりの待機児童解消加速化プランも、新制度を先取りする13〜14年度分に関しては7万人分の受け皿、約1600億円しか確保できていない。想定の20万人分となれば別に約2000億円を要する。厚労省は追加の補正予算も検討するが、14年度の消費増税分をより多く獲得しないと不足しかねない。国の負担は所要額の半分。残りを負担するか否かは自治体に委ねられている。 このほか、自民、公明両党は連立政権合意に「幼児教育無償化」も盛り込んでいる。来月にも具体策をまとめる意向だ。文部科学省の試算では3〜5歳児を対象にした場合、7900億円が毎年必要となる。それなのに財源はまるで未定。厚労省の政務三役は「うちと文科省で消費増税分7000億円の奪い合いが起きる」と警戒感を隠さない。 ============== ◇新子育て支援制度 骨子 ・認定こども園、幼稚園、保育所に共通の給付(国の補助金)を創設 就学前の子どもに対する教育や保育を財源面で一本化。小規模保育も新たに制度化し、国の補助金対象とする ・認定こども園制度の改善 幼稚園と保育所の機能を併せ持つ認定こども園の認可・指導監督を内閣府に一本化 ・地域の子ども・子育て支援の充実 地域の子育て支援拠点や一時保育、放課後児童クラブなどの充実 |
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数年前に植えた黄桜、御衣黄(ギョイコウ)が
今年は花をたくさんつけています。
桜のなかでは遅咲きで、咲き始めは黄桜というよりうす緑です。
だんだん花の真ん中の白い部分が広くなってきて、
そこに赤い線が入ってきます。
とても神秘的で、不思議な桜です。
さいごは赤くなって散るのかしら?
緑の桜、御衣黄のホームページ
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北のほうにある知人の山すその2メートルほどの崖の中ほどに、
日本みつばちの置き箱を置かせてもらいました。
南向きで視界が開けていて、下には小川が流れています。
以前、このすぐ上の山のなかの大木に、ニホンミツバチが自然巣を作っていたそうです。
どこにでもおいていいよ、と言われたので、お言葉に甘えて、
栗の古木の下に置くことにして、家に急いで帰って、
もう一つ置き箱とキンリョウヘンの花を持ってきました。
箱に入居した蜂さんたちがいつやってきてもよいように、
ハチマイッターをつくりましたよ。
ハチマイッターは、働き蜂は出られるけど、女王蜂を出られない狭さの柵を、
巣箱の入り口に置いて、群の逃亡を防ぐというもの。
いままではみずから待ち箱に入ってきて、そこがそのまま巣箱になったので、
ハチマイッターをつけたことがなかったのですが、
今年は初めて別の場所に置き箱を置いたので万全を期して。
蜂蜜を採ってからの逃亡をふせぐこともできるということで、
幅のサイズを替えれば、ススメバチの侵入を防ぐこともできるとか。
はーやくこいこい、日本ミツバチ。
ということで、みつばちを心待ちにしている毎日ですが、
一足先に『我が家にミツバチがやってきた』
という本がやってきました。
『我が家にミツバチがやってきた
ゼロから始めるニホンミツバチ養蜂家への道』(久志冨士男=著/高文研)
みつばちの本は手当たり次第読んでのですが、この本、とってもおもしろくて実用的。
著者の久志冨士男さんは『ニホンミツバチが日本の農業を救う』という本も書いていらっしゃいます。
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桜のなかでは遅咲きで、咲き始めは黄桜というよりうす緑です。
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日本みつばちの置き箱を置かせてもらいました。
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以前、このすぐ上の山のなかの大木に、ニホンミツバチが自然巣を作っていたそうです。
どこにでもおいていいよ、と言われたので、お言葉に甘えて、
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もう一つ置き箱とキンリョウヘンの花を持ってきました。
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ハチマイッターをつくりましたよ。
ハチマイッターは、働き蜂は出られるけど、女王蜂を出られない狭さの柵を、
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いままではみずから待ち箱に入ってきて、そこがそのまま巣箱になったので、
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今年は初めて別の場所に置き箱を置いたので万全を期して。
蜂蜜を採ってからの逃亡をふせぐこともできるということで、
幅のサイズを替えれば、ススメバチの侵入を防ぐこともできるとか。
はーやくこいこい、日本ミツバチ。
ということで、みつばちを心待ちにしている毎日ですが、
一足先に『我が家にミツバチがやってきた』
という本がやってきました。
『我が家にミツバチがやってきた
ゼロから始めるニホンミツバチ養蜂家への道』(久志冨士男=著/高文研)
みつばちの本は手当たり次第読んでのですが、この本、とってもおもしろくて実用的。
我が家にミツバチがやって来た【立ち読みコーナー】 はじめに 私がニホンミツバチと付き合い始めて二十数年が経った。その間、私のハチたちは増え続け、現在70キロメートルにわたって35カ所、親類、友人、知人、イチゴ農家に、多くて10箱ずつ合計250箱の巣箱を置かせてもらうまでに至っている。遠くてほとんど管理をしていない場所も多く、そこではハチたちに宿を貸しているだけの状態である。この250箱の中で100箱くらいが春の分蜂を経て群れとして生息を始めるのであるが、1年経つと3分の1に減るということを繰り返しながら、この二十数年の間に少しずつ増えたのである。 この本は、1995年、英語教師を定年退職したあと一応書き上げていたのを、思いつくごとに書き直し、書き加えてきたものである。いわば二十数年の集大成である。何とか世に出したいと思い続けていたが、専門的すぎるということで出版社に断られていたものである。前著『ニホンミツバチが日本の農業を救う』を書くことになったのは、もっと一般の人にもわかるものを書いてくれと言われたからであった。 私は長崎県の離島である壱岐島と五島列島で、戦後絶滅していたニホンミツバチを復活させたのであるが、私の予想を超えて、このハチたちが大繁殖をした。このハチによる養蜂を生業化しようと試みる人たちも現れ、そのための研究会が発足した。このニホンミツバチによる養蜂は、セイヨウミツバチ養蜂より多くの利点を持つこともわかってきた。 私がこれまで書き溜めていた内容では間に合わなくなり、生業の指針としてのさらに詳しい内容が求められるようになった。 この1年間、島の人たちと協力して、生業養蜂にふさわしい技術の開発に取り組んだ。ミツの生産を高めるための蜜源植物の選択と栽培および植樹が行われた。技術的には、ミツの分離法と濃縮法、巣箱の改良などが試された。1年間の努力の結果、ほとんど解決の展望を見るに至った。 現在、世界中でセイヨウミツバチが飼われているが、多湿のアジアではアフリカ出身のこのハチは生きるのが難しく、人による多大な世話を必要とする。資力も必須である。私は、アジアではアジアで進化を遂げたトウヨウミツバチ(ニホンミツバチはトウヨウミツバチの亜種)に取り替えたほうがよいと思うに至っている。 この書が、ニホンミツバチ生業養蜂の手引きになれば幸いである。 -------------------------------------------------------------------------------- ■おわりに 残念ながら参考文献を挙げることが出来ないことをお許し願いたい。ミツバチに関することなら目に付く限りすべて読んだつもりであるが、どんな知識をどの本から得たのか正確に思い出すことが出来ない。 先人の研究の成果を頼りに、この20数年の間ニホンミツバチとの付き合いをしてきたのであるが、その間にこのハチの生態について私自身が最初に気づいた事柄もあるのではないかと密かに自負しているところもある。 ここで私の最近の活動についても紹介させていただきたいと思う。昨年私の70群いたニホンミツバチが年末には17群に激減していた。初めて経験することであった。ハチはミツをたっぷり残したまま消滅したのである。欧米から報告される蜂群崩壊症候群と同じ現象である。気がつけば、ツバメもスズメもキジバトも農村から姿を消していた。いろいろと調査をして、ネオニコチノイド系農薬によるものに間違いないと確信するに至り、何とかしなければならないと考えているとき、私の前著を読まれ、私の思いを受け止めてくださる方々の助力を得て「ミツバチたすけ隊」を立ち上げるに至った。その過程で、武術家の甲野善紀氏との出会いがあり、大変なご助力をいただいた。 ニホンミツバチを通してできた多くの人たちの支えを頼りに、すべての生き物が共存共栄できる地球をめざして、まだ頑張れると思っている。 |
著者の久志冨士男さんは『ニホンミツバチが日本の農業を救う』という本も書いていらっしゃいます。
ニホンミツバチが日本の農業を救う 久志 冨士男=著 ●四六判 192頁 ●2009年4月15日発行 ●本体価格1600円 ●ISBN978-4-87498-421-5 C0045 なぜ、ミツバチは消えたのか?農作物に多大な影響が出ている「ミツバチ消滅」問題。 食卓からイチゴやメロン、茄子などの果物、野菜が消える可能性があるとさえ言われている深刻な状況をテレビ、新聞などで見かけた方は多いと思います。養蜂の多くはセイヨウミツバチで、集蜜度が良いのですが、湿気、ダニ、スズメバチにめっぽう弱く消滅の原因とされています。 しかし、日本古来からの在来種の「ニホンミツバチ」は強靱で組織力も繁殖力も高く、なおかつ「人間の心が通じる」のです。 そんなニホンミツバチに魅せられ五島列島にニホンミツバチを蘇らせた元高校教師が「日本の農業を救うのはニホンミツバチだ!」と提言する。 |
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『上野千鶴子が聞く小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?』 上野千鶴子 | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/book/?p=5595
1 件 リツイートされました
年金機構への申告書提出を 公的年金の確定申告不要制度(稲熊美樹)/花ずおう goo.gl/EhCGt
花ずおうが咲いています。
源平花桃と同じころに咲き始めて、まだ咲いています。
ピンクの花がびっしり咲いて、とてもあでやかです。
お隣には、白の花ずおうを並べて植えました。
ピンクより小さめですが、並んで咲くとかわいくて、
よいアクセントになっています。
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4月26日の中日新聞生活面は、稲熊美樹さんの記事。
「公的年金の確定申告不要制度」のこと、知らなかったのでためになりました。
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4月26日の中日新聞生活面は、稲熊美樹さんの記事。
「公的年金の確定申告不要制度」のこと、知らなかったのでためになりました。
年金機構への申告書提出を 公的年金の確定申告不要制度 2013年4月25日 中日新聞 これまで確定申告が必要だった公的年金受給者の一部が、2011年分の所得税から確定申告をする必要がなくなった。しかし、日本年金機構から送られてくる申告書をあらかじめ提出しておかないと、高い税率で源泉徴収され、損をする可能性もある。同機構から送付される書類などをよく確認したい。 (稲熊美樹) 愛知県の男性は「生命保険料控除などでわずかでも還付されればいい」と、軽い気持ちで母親(86)の確定申告をして驚いた。年金が三百万円以上あるとはいえ、一年分で十七万円も還付されたのだ。 老齢年金は一定額を超えると、所得税を課税される。給与所得と同じように、所得から所得税を差し引く「源泉徴収」が行われる。また、所得税や住民税を計算する際に所得から差し引くことができ、課税されない「控除」の制度もある。 年金受給者が控除を受けるためには、年金を受け取る前に「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」を提出する必要がある。申告書は毎年十月に日本年金機構から各受給者に送付される。返信用のはがきが同封されており、これに記入して五十円分の切手を貼り、機構に送り返す。 対象は、老齢年金が年百八万円以上の受給者。六十五歳以上の場合は、百五十八万円以上の受給者が対象となる。同機構によると、昨年、同機構がこの申告書を送付した受給者は七百五十万人。このうち、機構に返送があったのは七百十万人で、約四十万人は返信がなかった。 この四十万人は、確定給付企業年金などのいわゆる「三階建て」部分の年金など申告の対象外のケースのほか、男性の母のように、対象でも返信していないケースがあるとみられる。 男性の母は一人暮らしで、扶養家族はいない。申告書は、控除対象の配偶者などがいない場合でも提出しなくてはならないが、申告書の名称に「扶養親族」とあるため、母が「手続きは必要ない」と、勘違いしてしまったようだ。申告書には、小さな文字で「控除対象配偶者や扶養親族に該当する人がいない場合も提出する必要があります」とある。 申告書を提出すると、配偶者などがいなくても、年額三十八万円の基礎控除を受けられる。また、社会保険料控除や扶養控除、障害者控除もある。今年分以降は、寡夫・寡婦控除も受けられるようになる。 ◇ 六十五歳以上の独身で、年金額が年二百万円のケースを想定し、事前に申告書を提出した場合としなかった場合との違いを名古屋国税局に試算してもらうと、源泉徴収される所得税額には約十三万円の差があることが分かった。 申告書が提出されていない場合は、年金以外の収入もある高額所得者とみなして計算されるため、所得税率が高く設定されている。申告書を提出した場合は所得税率は5%だが、提出しないと10%で計算される。 ◇ 扶養親族等申告書を提出し忘れた場合は、確定申告をすれば、還付を受けられる。還付請求は五年間はさかのぼってすることができる。また、申告書を提出した場合でも、生命保険料控除などがあれば、確定申告をすると還付を受けられる場合もある。 もともと、年金受給者も確定申告が必要だったが、受給者の負担を減らす目的で、二〇一一年分の所得税から「確定申告不要制度」が導入された。年金などの収入の合計額が四百万円以下で、かつ年金以外の所得が二十万円以下の場合は、確定申告をする必要がなくなった。ただし、これに当てはまる場合でも、扶養親族等申告書の提出は必要だ。 |
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チェルノブイリ原発事故から27年目の4月26日。
朝から市民派議員塾2013の課題に対応するお仕事、
夕方にはすっかり疲れて、ブログをつくる気力も消えてしまいました。
中日新聞には、原発事故から27年の大きな記事。
各紙、大きさの差はありますが、チェルノブイリのことを取り上げていました。
いまだ終わらぬチェルノブイリ。
25年後の福島はどうなっているでしょう。
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朝から市民派議員塾2013の課題に対応するお仕事、
夕方にはすっかり疲れて、ブログをつくる気力も消えてしまいました。
中日新聞には、原発事故から27年の大きな記事。
各紙、大きさの差はありますが、チェルノブイリのことを取り上げていました。
いまだ終わらぬチェルノブイリ。
25年後の福島はどうなっているでしょう。
原発事故から27年、犠牲者追悼 チェルノブイリ 2013.4.26 中日新聞 【スラブチチ共同】史上最悪の原発事故となった旧ソ連(現ウクライナ)チェルノブイリ原発の爆発事故から26日未明(日本時間同午前)で27年。放射性物質で激しく汚染された影響で少なくとも数千人が死亡したとされる同国やベラルーシなどで、犠牲者追悼の行事が営まれた。 原発職員の町だったウクライナ北部プリピャチが強制移住で閉鎖されたのを受け、事故直後、原発から半径30キロの立ち入り制限区域の外に建設された代替都市スラブチチの広場では、原発関係者が花やろうそくを手に参列。爆発時、消火に当たり被ばく死した消防士らの冥福と、原発事故の再発防止を祈った。 |
チェルノブイリ事故から27年 「死の空間」伝え続け 2013年4月26日 東京新聞 旧ソ連ウクライナのチェルノブイリ原発事故は、二十六日で二十七年を迎える。現場の4号機内は、四半世紀を超えた現在も、爆発で散乱した核燃料が放置されたまま。老朽化した「石棺」に覆われた建屋内で、カメラマンのセルゲイ・コシェロフさん(49)は、数十万人ともいわれる被ばく者を生んだ悲劇の元凶の「いま」を記録し続けている。 (モスクワ・原誠司、写真はコシェロフ氏撮影・提供) 壊滅的な放射能被害を受け、居住禁止区域となった原発城下町プリピャチから、東に十キロ。代替都市スラブチチにコシェロフさんは住み、毎週、原発に通っている。 わずか二秒で規定の被ばく量を超えるという強烈な放射能で充満する原子炉建屋内に入り、爆発で吹き飛んだ炉や溶融した燃料棒とコンクリートが混じった「ゾウの足」を撮影。原子炉制御室や、めちゃめちゃに壊れた設備も写してきた。 撮影を始めたのは、事故から三年後の一九八九年。今ではほとんどの歯を失い、弱視となった。死を覚悟しての活動の影響だ。「4号機内にいると(強い放射能のため)時間経過が分からなくなる意識障害に見舞われることもあるが、甲状腺肥大以外に極度に健康を崩したことはない」と強がる。 二十五日には「石棺」に替わって4号機を新たに覆う「巨大シェルター」を撮影。二〇一五年十月に完成するまでの目標を「だれも入れない『死の空間』を世界に知らせ、いったん起きてしまった原発事故が、いかに人の手に負えない悲劇を生むかを伝え続ける」と語る。二十六日は未明、自宅近くの広場で行われる追悼式で、先に逝った友人たちの冥福を今年も祈る。 |
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【社説】大飯原発の稼働 暫定は暫定でしかない 2013年4月26日 中日新聞 七月に新規制基準が施行されるのを前に、現在稼働している関西電力大飯原発(福井県おおい町)の事前審査が始まった。この結果で、原子力規制委員会や関電が何を大切にしているかが分かる。 日本列島にある五十基の原発のうち、今稼働しているのは、関西電力大飯原発3、4号機の二基だけだ。 思い出してもらいたい。この二基は、福島第一原発事故の教訓を踏まえた規制基準ができる以前の暫定基準で動いている。いわば、仮免許で路上を走り続けているようなものなのだ。 前政権は昨年七月、旧原子力安全・保安院がたった二日で急ごしらえした暫定基準のもとで、この二基を動かした。原発依存度の高い関西地域の電力需要に配慮してのことだった。 事故発生時の作業拠点になる免震施設など、設置に費用と時間がかかる設備は先送りされている。本来なら、真夏のピーク時を乗り切れば、再び止めて、新基準による審査を待つべきものだ。暫定は暫定、仮はあくまで仮である。 ところが二基は、七月の新基準施行後も“仮免”のまま、十三カ月ごとの定期検査を迎える九月まで止まらない。例外に例外を重ねて稼働し続ける。 関電の報告書は「新基準に適合する」という。 しかし、東京電力の元社長に「あれがなかったらと思うとゾッとする」と言わしめた免震施設の完成は再来年で、それまでは、収容人員三十八人の会議室で代用するという。福島の免震重要棟には約四百人が集まることが想定されたというのにだ。 起こり得る地震の強さや津波の想定は従来のまま、福島の教訓を踏まえているとも、規制委が「世界最高水準」と誇る新基準を満たしているとも言い難い。 安全性の追求よりも、経済性のために再稼働を急ぐ国、電力会社の変わらない姿勢が目立つ。 規制委は、近くの三つの断層の連動による地震を考慮して、揺れの強さや津波の高さを見直すよう、関電側に要求した。 安全にまさるものなど、あってはならない-。福島事故最大の教訓だ。福島事故の教訓を受けて誕生した規制委は、その教訓を常に意識して、新基準を運用すべきである。 大飯原発3、4号機をどうするか。その結果に規制委と新基準への信頼性、そしてこの国の安全と持続可能な未来がかかっている。 |
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育休3年 男性の育児参加が先だ/育休3年─当然、男性もですよね goo.gl/pAhO4