大掃除はせずに、午前中は柚子ジャムを作りました。
皮はストーブでてばやく乾燥させましょう。
午後から買いものに出かけて、夕方、
煮ものをつくりがてら、
今年いちねん、子どもたちと遊んで
あちこち破けてボロボロになってしまった、
クマのプーさんを繕ってやりました。
顔や手足の汚れも拭いて、さっぱりきれいになりました。
来年も仲良く遊んでくださいね。
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今年を振り返る 時代に合わせ意識変えよう この一年もさまざまな暮らしをめぐる課題を伝えてきました。相次ぐパワハラやセクハラ、なかなか進まない家庭内の家事分担、時代に合わなくなってきているPTA活動…。平成最後の年末。時代の変わり目とともに、どう意識を変えていったらいいのか、あらためて考えました。 ◆家事分担の不公平 夫婦共働き世帯が増加の一途をたどった平成の時代。多くの人たちの関心事である家事分担のあり方も紙面で考えてきた。しかし、長く続く性別役割分担意識などから家事にかける時間はいまだに女性に偏っているのが現状だ。 「家庭は父親だけが安らげればいいわけではない。家族みんなが安らげる、落ち着ける場所にしようと思うなら、夫婦で家事、育児のシェアは必須です」。家事シェアを提唱するNPO法人「tadaima!(ただいま)」の代表理事三木智有さん(38)は、こう指摘する。 三木さんがNPOを立ち上げたのは二〇一一年。育児に積極的な男性が「イクメン」と呼ばれ、注目されるように。家事に対しても「自分事」としてとらえる男性たちは増えてきた。 「特にここ三、四年は家事に積極的な男性が増えた。実際にやっているかどうかは別として『男性も家事をした方がいいよね』という社会の空気はできつつある」と分析する。 「長時間労働など働き方の問題は大きいけれど、やるかやらないか、結局は一人一人の意識の問題です」と三木さん。家事をするのに性別は関係ないという考えはますます強まると予測する。「人生百年時代といわれる中、仕事一筋で家事を全くせず、家庭に居場所がなくなるのはリスクが大きいですよ」。男性たちへのメッセージだ。 (寺本康弘) ◆職場のハラスメント スポーツ界のパワハラや前財務次官によるセクハラなど、あらゆる分野でハラスメントの問題が噴き出した二〇一八年。職場でのハラスメントも依然、深刻だ。「ハラスメントが繰り返される職場には、長時間労働やサービス残業などへの不満が潜むケースが目立つ」。ハラスメント被害の訴訟を多く手がける名古屋南部法律事務所の岡村晴美弁護士(45)はこう解説する。 「日本では『会社の利益のために、多少の過重労働は仕方ない』と考える経営者がまだ多い。欧州のように『労働者の人権を守らない企業は、利益以前にスタートラインに立てない』という考え方が主流にならなければ、ハラスメントはなくならない」 岡村さんによると、実際に被害者が訴え出た時、加害者の行動で多いのは、(1)否認(2)「大したことない」「指導の範囲内」といった矮小(わいしょう)化(3)「あいつは弱い」という責任転嫁-の三パターン。「被害者はさらに尊厳を傷つけられ、それ以上声を上げられなくなる。職場は、被害の通報窓口を公平な第三者に委ね、通報者が不利益を受けないことを保障しなくてはならない」 同僚にできることは? 岡村さんは「周囲が声を掛けるのはとても有効。単に『大丈夫?』ではなく『一緒に相談に行こう』などと、寄り添って具体的に提案することが大切」と助言する。 (北村麻紀) ◆PTA問題 「介護や仕事の事情があるのに、くじで会長に選ばれた」「役員をできない個人的な事情を皆の前で言わされた」。昨年から今年にかけて連載した「考えようPTA」には、読者からさまざまな声が寄せられた。 学校運営や子どもの成長、地域づくりなどに大きな役割を果たすPTA。だが、保護者の働き方や家族のありようの多様化に伴って、変化を求める意見も聞かれるようになってきた。 よく耳にするのは、本来、加入が任意であることの周知不足や、非加入家庭の子どもへの配慮について。 「自動的に会員扱いになり、給食費と一緒に会費が引き落とされていた」「加入しなかったら、子どもが通学班に入れなかった」といった相談が、自治体などに寄せられたケースもあった。 こうした声を受け、教育委員会が学校に働きかける動きもある。大津市教委は10月、市内の公立校長・園長向けの手引を配布。未加入家庭の子どもへの教育的配慮を求めたほか、入学式での説明や入会届の提出を徹底するよう助言している。 PTA問題に詳しい文化学園大の加藤薫教授(日本文化論)は「おかしいと思うことをおかしいと言うようになってきた。ブログやツイッターで個人の体験を発信する人も増えた」と、保護者の意識の変化を指摘する。 (今川綾音) |
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