25日から編集作業にはいっていた、
『む・しの音通信』59号、発行しました。
今月号は、「統一選直前~市民型選挙集中セミナー~Part1」。
「勝てる選挙~市民型選挙のノウハウ」の特集。
1月のセミナー参加者に、レポートをかねて原稿依頼して、
その原稿を、さらに公選法に触れない言葉に置き換えてもらったもの。
候補者等(選挙に立候補しようとする人)の文書はすべて、
公選法の対象になるので、「事前運動」や「売名行為」にならないように
注意深く文章を書かないといけない。
というテーマで、セッションをしたので、
学んだことを、実地で生かしてもらった、というわけ。
とはいえ、みなさん初稿はとてもはよい出来なんだけど、
「通信」という不特定多数に発信する媒体に掲載する際には
「立候補」とか「選挙」とかは、書けないものだから直すのに四苦八苦。
ここをちゃんと理解していないと、政治活動ニュースも出せないわけで、
伴走するわたしも、つかれましたー。
ぜんぜん理解できてない人もいて、わたし自身の肩の痛みもあって
一時はどうなることかと思ったのですが、
苦労のかいあって、力作ぞろいのよい通信になりました。
「選挙公営」の原稿もけっこう多かったので12ページ立てです。
できあがった通信を、昼ごろ発送スタッフが取りに来てくれて
やっと通信発行の一連の仕事が終わりました(ほっ)。
テレビの上の水栽培のヒヤシンスが
咲き始めて、とってもよい香りをふりまいているので、
通信を写したついでに、真っ白なヒヤシンスも撮りました。
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一期一会のクリックを
ところで、きょうの
『市民派議員になるための本』は「決心するのはあなた」。
この節のことばは本のキャッチコピーにもなっていて、
わたしの本を読んで議員になったという人に聞くと、
まよっている人の背中を押す役割もしているようです。
『市民派議員になるための本』(寺町みどり著/上野千鶴子プロデュース/学陽書房)
5‐2 決心するのはあなた
あなたに政治を変えたいというこころざしがあり、「ジバン・カンバン・カバン」も、支持政党も組織もないなら、それだけで、すでにあなたは立派な無党派・市民派候補です。
市町村(基礎自治体)の、女性候補者に対する当選者の割合は8割を越えています。10人のうち8人の女性が、立候補さえすれば当選するということです。でも、市より町のほうが当選率が高いのに、人口の少ないまちほど女性議員が少ないのが現状です。原因は、立候補する女性の数が少ないからです。
女性が立候補できないのは、そのまちに女性に対する差別や抑圧があるからです。どんな保守的なちいさなまちにも、女性を当選させる潜在的な可能性があります。なぜなら、どのまちにも女たちが耐えている現実のくらしがあるからです。なにも持たない女性が立候補し、市民型選挙をすることは、ただそれだけで、多くの女性に勇気と希望をあたえます。
あなたがもしここまで読んで、わたしにも市民型選挙ができるかもしれないとこころが動くなら、あとはあなたの決心だけです。
仲間がいない? これからふやせばいい。政策がない? 仲間と相談してつくればいい。選挙のことをなにも知らない? 従来の選挙の手法は知らないほうがいいんです。市民型選挙のノウハウがない? 議会のことを知らない? この本を最後まで読んでください。 候補者さえいれば、選挙はできます。なぜなら「候補者の考えを、有権者に伝える」ことが、選挙の基本だからです。
立候補の決心はひとりでするものです。あなたの決心から、選挙のすべてがはじまります。なにかを決意すると、こころのなかでコトリと小さな音がして、まわりの景色がかわります。あなたが決心し、勇気を出してはじめの一歩をふみだせば、まわりの人を動かします。
あなた自身のちからを信じてください。
決心するのは、あなたです。
《参考》
・地方議会における女性議員の推移→グラ
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決心するのは、あなたです。」という結びの言葉は、
わたしに本を書くことを説得された上野千鶴子さんの言葉です。
「あなたなら書けます。わたしを信じてください。
あなた自身のちからを信じてください。
わたしはあなたに本を書いてほしい。
そのためのお手伝いをしたい。
でも、決めるのはあなたです」。
さすが上野さん、かっこいいでしょー。
いま明かす、出生のひみつ・・・・
わたしは、この言葉にコロッと参ってしまって
無謀にも、本を書くことを決心したわけなんです(笑)。
選挙のすべては、候補者の決意からはじまります。
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