きょうは一気に、3分咲きくらいに開花がすすみました。
わが家の庭の源平しだれ花桃は2本。
白から淡いピンクに、ちらほら赤花が混じって咲きます。
南の木のほうが、赤が多いです。
こちらは北側の木。
比べると、一日ほど開花が早いですね。
手前は、南の花桃です。
しだれ梅と花桃の下には、土佐水木(トサミズキ)が咲いています。
めずらしい黄緑色の花には、さわやかな芳香があります。
ピンク一色のしだれ花桃も西のほうに植えてあります。
ちまたでは、ソメイヨシノが満開の便りが聞こえてきますが、
うちの庭では、これから花桃がいっぱい咲きます。
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ところで、
女子中学生の監禁事件が連日報道されています。
そのなかで、被害者バッシングの問題を指摘している
尾木直樹さんと千田有紀さんの記事を紹介します。
尾木ママ 女子生徒誘拐で「子ども目線大切にして」 尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(69)が、埼玉県朝霞市で行方不明になっていた女子生徒(15)が2年ぶりに保護された誘拐事件をめぐる一部報道に対し「『大人のゲスの勘ぐり』止めてほしい」と批判した。 2014年3月に行方不明となっていた当時中学1年の女子生徒が東京都中野区で保護され、未成年者誘拐容疑で寺内樺風(かぶ)容疑者(23)の身柄が確保された今回の事件。女子生徒は2年近く寺内容疑者の部屋に監禁されていたと見られ、27日に監視の隙を突いて自力で助けを求めたことで保護されるに至った。 しかし、女子生徒の保護が行方不明になってから2年という年月がかかったことについて、女子生徒はなぜ逃げ出さなかったのか、といった論調で報じる一部メディアに対し、尾木氏は30日に更新したブログで、「テレビの関心 ズレているのではないでしょうか!? 監禁されていた千葉のアパートの壁やドアは薄い なぜたたいたり大声上げなかったのか!? なぜ積極的に逃げなかったのか!? 検証するかのような報道 間違いじゃないでしょうか!? 子ども事件では常に被害者がバッシングされるように思います」とつづった。 また、こうした報道を「被害子どもの立場、心情になって想像して見れば霧が晴れるように真実浮かび上がります…『大人のゲスの勘ぐり』止めてほしいですね」と批判。「子ども目線 大切にして 子ども事件の解明と科学的社会的加害者批判 徹底してほしいものです…」と訴えた。 |
女子中学生監禁事件、「なぜ逃げられなかったのか」という「理由」を問うことは暴力である 千田有紀 | 武蔵大学社会学部教授(社会学) 2016年3月30日 yahooニュース 朝霞市で誘拐され、監禁されていた女子中学生が逃げ出し、約2年ぶりに保護されたという。子どもの身の上を心配し、活動されていた親御さんもホッとされただろう。よかった。 ところで予想されたことであるが、「なぜ逃げられなかったのか」を検討する報道が続出している。もちろん、なぜこんな監禁事件が行われてしまったのか、それを悔やむ無念さからでもあるだろう。しかし当初監禁されていた千葉市や、その後の引っ越し先の東京中野区のアパートの鍵のかけられ方、そして壁の厚さや部屋の配置を執拗に検討し、「周囲に物音は聞こえたのではないか」「声を出せば届いたのではないか」を問いかける報道があまりに多く、目に余る。 例えば、女子中生監禁の部屋「声を出せば隣に聞こえた」 なぜ現場周辺では誰も気づかなかったのか?という記事では、検針を担当しているという電力会社の社員の声を次のように紹介している。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
被害者女性に「温かな無関心」を:女性監禁事件から 碓井真史 | 新潟青陵大学大学院教授(社会心理学)/スクールカウンセラー 2016年3月28日 yahooニュース ■女性犯罪被害者 同じ事件が起きても、被害者が若い女性だと大きく報道されがちです。さらに、世間の注目は、その若い女性被害者に集中します(加害者側が若い女性でも、やはり大きく報道され注目されますが)。 注目されるだけではなく、しばしば女性被害者は責められます。中年男性が路上強盗にあっても、世間は注目もせず責めもしません。ところが、若い女性が路上犯罪の被害にあうと、なぜそんな道を一人で歩いていたのかとか、なぜそんな服を着ていたのかなどと責められます。中年男性が被害者なら、なぜそんな高級なスーツを着て金持ちそうに見える格好をしていたのかと責められることはないのに。 さらに、犯罪に女性が絡んでいる場合、マスコミ報道は女性の日常行動やプライバシーなどを探りやすくなります。夜遊びをしていた、子どもの面倒を見ていなかったなど、男性なら報道されない私生活が報道されやすくなります。 以前、ある一流企業に勤める女性が殺人事件被害者になった時には、彼女の私生活や副業がスキャンダラスに徹底的に暴かれました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
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