みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

今朝の情報クリップに「上野千鶴子さん講演会」記事/『フェミニスト・ポリティクスの新展開』

2007-11-30 08:55:14 | ジェンダー/上野千鶴子
今朝の朝日新聞生活欄の情報クリップに、
あさっての「上野千鶴子さん講演会」の案内が掲載されました。

中日新聞は先週の土曜日に載ったのですが、
朝日になかなか載らないのでやきもきしていました。
直前になってしまいましたが、席に余裕がありますから、
参加したい人は、みどりまで電話で申し込んでください。

【情報クリップ】
●上野千鶴子さん講演会

12月2日午後1時から名古屋市東堅杉町のウィルあいち。社会的弱者が尊重される市民社会をどう作るのかを考える。講師は上野千鶴子・東京大大学院教授ら。参加費1500円。定員200人。事前申し込みが必要。女性を議会に無党派・市民派ネットワークの寺町さん(0581-22-4989)へ。
(2007.11.30 朝日新聞)

【情報ボード】
▼上野千鶴子さん講演会

12月2日後1~4、名古屋市東堅杉町のウィルあいち大会議室。「女性を議会に無党派・市民派ネットワーク」主催。東京大大学院教授の上野千鶴子さんが『市民セクターをつくる さまざまなマイノリティが生き延びるために」のテーマで基調講演。ネットワーク所属の女性議員らが「何をどのように変えるのか」を討議する。参加費1500円。定員200人。事前申し込みが必要。申し込み先は寺町みどりさん=0581-22-4989。
(2007.11.22 中日新聞)



記事が迫っているので、参加費は当日精算です。

スタッフは、あと2日に迫った本番の準備におわれています。
わたしは、コーディネーターなので資料の準備なども担当していますが、
上野さんからパワーポイント用のデータが届きました。

「市民セクターをつくる~さまざまなマイノリティが生き延びるために」
をテーマにすごい内容で38枚、今からワクワクする。
こんな濃密な講演はなかなか聞けないと思うけど・・・。
参加しなくちゃ、ソン。

ということで、12月2日の案内を再掲します。

(以下、転送・転載歓迎) 
 「む・しネット」公開フォーラム
~さまざまなマイノリティが生き延びるために~


  女性、高齢者、障がい者、患者、子ども、外国人・・
  弱者が弱者のままで尊重される
       多様な市民社会をどのようにつくるのか
  上野千鶴子さんを招いての市民派フォーラム、待望の第2弾!!

■と き: 12月2日(日)午後1時から4時(開場12時)
■ところ: ウィルあいち(愛知県女性総合センター)大会議室
   名古屋市東区上竪杉町1番地 tel:052-962-2511

13:00~ 上野千鶴子さん 基調講演
テーマ 《市民セクターをつくる~
     さまざまなマイノリティが生き延びるために》
 
14:40~
《変えるのはわたしたち!》
 市民として…議員として…当事者として…
 市民自治の現場で、何を、どのように変えるのか
  コーディネーター:寺町みどり(『市民派議員になるための本』著者)
  コメンテーター:上野千鶴子(東京大学大学院教授)
◆(講師プロフィール)
うえの・ちづこ 東京大学大学院人文社会系研究科教授。社会学者。
専門は女性学、ジェンダー研究。近年は高齢者の介護問題に関わって
いる。『ナショナリズムとジェンダー』(青土社)、『差異の政治学』
『当事者主権』(中西正司との共著)『生き延びるための思想』(以上
岩波書店)、『老いる準備』(学陽書房)、『市民派政治を実現するため
の本』(寺町みどり、ごとう尚子共編著)など著書多数。
話題の最新刊は『おひとりさまの老後』(法研)。

■参加費:1500円(要申し込み・要事前振込み)
■申し込み方法:氏名、住所、連絡先(tel)を明記して、
       TEL/FAX 0581-22-4989 
       寺町みどりまで midori@ccy.ne.jp
 
「む・しネット」公開フォーラムに参加を希望される方は、
お早めに申し込んでください(定員・一般約200名)。
当日の混乱をさけるために、参加費は「事前振込制」で、
参加される方の「氏名、住所、連絡先(tel)」をメール、
FAXで受付け、こちらからお知らせした郵便振替口座に、
参加費が届いた時点で、手続き完了です。

《主催》女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット)
チラシのPDFファイル(1.31MB)も「みどりのwebページ」 にリンクしました。
(画像が重いので、ご注意ください)
HPやブログへの転載、お知り合いへの転送も大歓迎です。

 

フォーラムに先駆けて、11日の「議員と市民の勉強会」の
オプション講座の「KJ法」ワークショップで、
テーマを整理したのですが、その様子をまとめてくださった、
今大地はるみさんの『む・しの音通信』記事を紹介します。

「ねてもさめてもKJ法」
福井県敦賀市・今大地はるみ


 11月11日、「議員と市民の勉強会」の「オプション講座A」は「KJ法をつかいこなす」。   
 12月2日の講演会フォーラムのプレ企画で、課題を整理する目的のテーマは「さまざまなマイノリティが生きやすい市民社会をどのようにつくるのか」。講師は寺町みどりさん。参加者は、初参加の新倉真理代さん、高瀬芳さん、小川まみさん、メール参加の後藤尚子さんと私の5人。11日の7時間では終わらず、16日、19日と続けて完成にこぎつけた。13時間にも及ぶ「KJ法」は、最終的に120枚のメタカード(表札)が図形化された。そこからみえてきた課題を、文章化までの軌跡をたどりつつ整理してみたい。
 1.「日本社会の現状」は、参加者が関わってきた運動の中から問題提起されたもの。日本の男性中心社会は、髪振り乱すけなげな女を好み、多様性を認めない。日本で働く外国人労働者の現実なども浮き彫りになった。
 2.「つくられるマイノリティ」~マイノリティの定義はテーマ決めの段階から議論になり、マイノリティって誰?は、この日もっとも盛り上がった。同じシングルマザーにも離別と死別で差別があるし、マイノリティになる可能性は誰にもある。見えてきたのは、マジョリティがマイノリティをつくっている。
 3.「わたしはわたし」~周りの状況で運命が変わるシンデレラはそのままでよかったんじゃない? という発想は、目からウロコ。かけがいのないわたしこそがマイノリティであり、わたしのニーズは、わたしがつくる。変えていくには「わたしはわたし」であることを大切にすることから始まるのだろう。
 4.「当事者になる」~DVの問題提起の中ででてきた「当事者」。当事者性の自覚と経験とスキルを伝え合うことで問題解決への道筋が見えてくる。「む・しネット」は、すでに女から女へ知恵と経験を手渡す活動で実証ずみ。
 5.「市民セクターの可能性」~高齢者が生きやすい社会は誰にとっても生きやすい。
 2回目の「カード作り」で生まれたキーワードが多く並ぶ。官でも民でもなく「協(市民)セクター」である「市民事業体」をつくるには、NPOでもただ働きをしない、行政のパシリになるな、市民ファンドをつくる、などなどが必要と、やっと先が見えてきた。
 6.「システムを変える」~ここでは信用できない行政の現状を指摘し、当事者のニーズに合わせた相談窓口のあり方を示している。
 7.「マイノリティが生きやすい市民社会」~「生き延びるために必要なもの」には、現状の議論から方向転換してきたセーフティネット関連のメタカードが並ぶ。さらに図形化するなかで「ジェンダーの視点」と「愛と友情」のカードが追加された。マイノリティが生きやすい市民社会をつくるためには、コミュニケーションとネットワーク、情報発信/情報公開などで社会の認識を変えること、人と人のつながりが大切だとわかる。地域や自治体、国を超えて人と人がつながる社会をつくり、変えていけるのは当事者自身だということ。 
わたしたちの願う社会は・・・最終章はやさしい言葉で締めくくられている。「バラ色よりはニジ色がいい」。さまざまな運動をつくりだし、当事者として、サポーターとしてすでに動き始めているわたしたち。わたしたち自身がマイノリティであり当事者だからこそ社会を変られることを、あらためて実感した。
わたしはニジ色のなかで輝きたい!
 

ところで、日テレG+に今晩上野さんが登場するみたいだ。
あさっての講演のテーマにも密接に関連するので、ぜひご覧ください。

 動画でGOGO映像プロデューサー日誌
本日の日テレG+「読売ニュースナビ」(社会保障部・阿部文彦記者出演の
「最期は我が家で 在宅医療の課題」)は、
11月に入ってきたHディレクターのデビュー作。
・・・・・・・TV番組30日のオススメ(日テレG+)・・・・・・・・
 11月30日(金)午後10時10分
 どれどれトーク「上野千鶴子 おひとりさまの老後」
 東大教授で社会学者の上野さんの近著「おひとりさまの老後」が話題を呼んでいる。
戦うフェミニストの上野さんが、老後の問題に焦点をあてたことが注目を集めているようだ。
高齢社会では、男性より女性の方が老後をひとりで暮らす可能性が高い。
父親の介護を経験し、多くの介護事例を調べたという上野さんが説く老後の暮らし方とは? 
聞き手は読売新聞調査研究本部主任研究員の北村節子。
 →【「日テレG+」番組表はこちら】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


上野さんは29日は小倉、12月1日は京都と大忙しです。
今夜の番組は、たぶん録画なのでしょう。

話は変わりますが、
わたしも時間がないといいながら、通信作成中に
『フェミニスト・ポリティクスの新展開』(明石書店)を読みました。
分厚い本ですが、足立眞理子さん(大阪女子大学)を中心に、
「不況、ケア、雇用労働、グローバリゼーションなどをキーワードに、
社会科学的なアプローチによってフェミニストの視点から
ジェンダーにかかわる政治学(フェミニスト・ポリティクス)を
解き明かそうとする』論集です。


『フェミニスト・ポリティクスの新展開 労働・ケア・グローバリゼーション』
(足立眞理子・伊田久美子・木村涼子・熊安貴美江編著/明石書店/2007)

上野さんの『地方自治・NPO・女性』もはいっていて、
わたしと組んで作った二冊の本を参考文献にあげて言及していただいてて、
もうびっくり、だけど、とてもうれしかったです。

もりだくさんな内容で読みごたえがあります。


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チシオモミジとドウダンツツジの紅葉&美容室「潤」

2007-11-29 12:00:35 | 花/美しいもの
ひさしぶりに美容院に行こうと外に出たら、
わがやのチシオモミジが紅葉していました。


このチシオモミジは、春の新芽も真っ赤で、
一本で二度楽しめます。
  

あいにく陽が照ったり曇ったりなのですが、
とりあえず散る前に撮っておこっと。



ドウダンツツジも、

ハクモクレンも紅葉しています。

今年はいつもより遅いけど、下界にも紅葉が降りてきました。

半年振りに行ったのは、友人がやっている美容室「潤」。
三田高のそばにお店を出していたのですが、
自宅に併設して新装開店。

潤子さんとお母様のさわやかなで感じのよいお二人。
阪神大震災で避難してきた親子を、半年くらい親身になって、
面倒を見てくださったときからのご縁。
  
美容院が大の苦手なわたしでも、
アットホームな雰囲気で安心できます。
6月に長い髪をショートにしてもらったので、
12月2日のイベントの衣装に合わせて、カットしてもらいました(笑)。
  

あっ、もう一人の家族を紹介します。

トイプードルのアトムちゃん。

おかあさんのお仕事が済むのをじっと待っていて、手が空くと、
ひざをトントンとたたいて抱いてもらいます。

あんまりかわいいので、写させてもらうことにしたのですが、
デジカメが怖くて、カメラを向けると後ずさり。
 
おばあちゃんに「おすわり」と言われて、しぶしぶ、
 
お行儀よく座ったのですが、目線はそらし気味。


おばあちゃんに抱っこしてもらったら、
安心したらくし、「アトムちゃん」と呼んだら、
わたしのほうをしっかりと見てくれました。

ねっ、かわいいでしょ。

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なんと!山県市議会の自主解散・請願を議会運営委員会が採択!?/選挙公費問題で。

2007-11-28 07:53:37 | 市民運動/市民自治/政治
 一昨日、山県市議会の議会運営委員会が、
ポスター製作費水増し詐欺事件をめぐっての
「山県市議会の自主解散求める請願」を採択しました。

と、連れ合いから聞いて、びっくり!ア然。

マスコミの皆さんも同じだったようで、問い合わせが相次ぎました。

26日夜のNHKテレビニュースでも繰り返しやっていました。
  

請願を採択するのは、悪いことじゃないけど、
市民(支持者)の突き上げを食らってのことらしい。
12月19日の本会議最終日で採決されるとのことだけど、
本会議で採択されても、同日中に解散議案が議員提案されて、
5分の4以上の賛成ガ内と解散はできない、という高いハードル。

これまでの議会の迷走振りを見ている市民としては、、
新手のパフォーマンス? はたまた、選挙対策??
議会運営委員会k委員たちは採択したほうが得策と判断したのだろうが、
本気でやる気があるのかいな?とは思う。

昨日の新聞各紙の記事を紹介します。


 山県市議選ポスター費問題:議運が自主解散求める請願を採択  ◇来月の本会議で採択
毎日 11月27日
 04年の山県市議選をめぐるポスター製作費水増し請求事件をめぐり、市民グループから出されていた市議会の自主解散を求める請願を、同市議会の議会運営委員会が26日、賛成多数で委員会採択した。12月19日の本会議最終日で採決し、現在の議員17人(定数22)のうち、出席議員の過半数が賛成すれば採択される。採択後は同日中に解散議案が議員提案され、5分の4以上の賛成で解散が決まり、40日以内に市議選が実施されることになる。【宮田正和】

 ◇市議選の実施は微妙
 「市民の声が厳しい」とする市議が多いことから、請願は本会議で採択となる可能性が高い。だが、解散議案は4人反対すれば否決されるためハードルが高く、各会派がどう対応するかが注目される。
 請願は今年6月、「市民から自主解散を求める声が強くなっている」として提出された。9月定例会で議運に付託され、継続審査となっていた。
 この問題をめぐっては、詐欺容疑で書類送検された6市議のうち、5市議が既に辞職している。
 26日の議運では、委員長を含む委員計5人が出席して審議し、「市民から、議会は容疑者を擁護していると言われる。若干遅いと思うが、けじめとして自主解散すべきだ」「市民から厳しい批判があり、解散すべきだと思う」などと賛成意見が出された。その一方で、6人のうち市議にとどまっているのが1人だけになっていることを理由に、「なぜ解散しなければいけないのか。来年度予算審議もある」との反対意見もあった。
 採決の結果は、賛成3、反対1。



山県市議会の自主解散請願を採択   来月、市議会で採決へ  
岐阜新聞 11月27日

 山県市議会議会運営委員会は26日開き、2004(平成16)年4月の市議選で、公費負担されるポスター代を水増し請求したとして、市議6人と元市議の県議1人が書類送検された詐欺容疑事件を受け、市民グループが提出していた市議会の自主解散を求める請願を賛成多数で採択した。

 請願書は今年7月に提出され、議会運営委員会に審査が付託されていた。9月の定例会では「司法の結果を待つべき」などの意見が出て継続審査となっていた。
 この日の議会運営委員会には委員長を含め委員5人全員が出席。「もっと早く解散すべきだったが、市民の信頼を得るためにも議会のけじめとして自主解散すべき」「市民の批判を厳粛に受け止めるべき」との賛成意見や「任期満了(来年4月30日)までしっかりやるべき」とする反対意見が出た。採決の結果、委員長を除き賛成3、反対1で採択した。

 この結果は、12月定例会最終日の19日の本会議で委員長報告後、採決で出席議員の過半数の賛成があれば採択となる。採択された場合も請願に法的拘束力はないが、議員から自主解散を求める決議案が追加提出される可能性が高いため、本会議での請願の採決の行方が注目される。

 地方自治法に基づき、自主解散を求める決議案は4分の3以上の議員が出席し、5分の4以上の同意があれば可決される。同市議会の定数は22だが、この詐欺容疑事件で書類送検された市議5人が辞職し、現在の議員数は17人



 公費混同 選挙ポスター代疑惑  自主解散請願を採択 
朝日新聞 11月27日

 04年の市議選でポスター代水増し請求事件のあった山県市議会の議会運営委員会は26日、7月に市民グループから提出されていた「議会の自主解散を求める請願」を賛成多数で採択した。
 同市議会事務局によると、同日の議運の議論では「市民からは厳しい批判がある」「自主解散が議会の信頼を得ることになる」といった意見が出て、賛成3人、反対1人で請願が採択された。

 請願は12月19日の定例会最終日に議案として採択にかけられる。これとは別に、2人以上の議員の賛成で解散の議案が提案されれば、定数の4分の3以上の出席議員中、5分の4以上の賛成で解散が決まることになる。請願は委員会で採択されたため本会議でも通る可能性が高いが、法的拘束力はない。解散の議案は4人以上の反対で否決になるが、反対を表明している市議のひとりは「5人以上の反対派がいる」とも話しており、可決は微妙な状況だ。

 請願の紹介議員の寺町知正市議は「議運の採択は遅すぎるが、市民からの批判が議論にも反映された結果、まともな決定がなされた」と話した。



議会運営委員会の会議や今後のことなど
⇒ 議会運営委員会の審議のメモや今後の見込み(ともまささんのHP)

なりゆきを見守りたい。


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赤芽生姜の酢漬け/霜が降りたので生姜を堀り上げました。

2007-11-27 14:53:46 | 有機農業/野菜&ハーブ
霜が降りて赤芽生姜の葉の先が白くなってきたので、
連れ合いが全部、ほり上げてくれました。


売れ残った種芋を2袋植えただけですが、
草刈して土寄せしたりしたのでけっこうよいできです。
  
生姜は多肥を好むので、米ぬかや種粕なども株元にやりました。

まずは、鎌で葉を落とします。
切った葉は、捨てないでキャベツの周りに敷くそうです。
  

外でざっと洗って土を落とし、
一つずつ根を切りながらブラシで丁寧に汚れをとっていきます。
思ったより量が多いくて、連れ合いも手伝ってくれるので、
わたしは、流れ作業で洗ったものを調整することしました。

と思っうまもなく、親指をざっくりと切ってしまいました。

電話が何度もかかるので、いそいで作業に戻ったら、
なんとペティナイフを逆(上向き)に持ってしまったのです。
そのまま、葉を落とそうとしたら、指のほうを切ったというわけです。

なんというドジさ加減・・・急いでティッシュで押さえて、
血が止まるまで、手を頭の上でブラブラ。というわけで選手交代。
つれあいがひとりで黙々と洗って葉を落としています。
内心『今晩中におわるかなぁ」と思っていたそうです。

血も止まり痛みがなくなったので、わたしも指サックをして復帰。
生姜を半分に切って、お塩の熱湯にくぐらせてビンに詰めていきます。
寒さで黒くなった生姜が、お湯につけると鮮やかな黄色によみがえったみたい。
  

千鳥酢と本みりんを沸騰させ、蜂蜜を加えて、
熱いまま、生姜にまわしかけます。

千鳥酢が一びんしかないので、残りは黒酢と黒糖の酢漬けに。


酢の量が少ないので、買い足そうと思って寝たら、


一晩たったら、けっこう水が上がってきました。


1週間ほどたてば、食べられるようになります。
安全で、おいしくて、健康にもよい赤芽生姜の酢漬けの出来上がりです。


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念ずれば通ず。タイワンフウも見つけた/『む・しの音通信』64号発行。

2007-11-26 20:29:31 | 花/美しいもの

昨日、モミジバフウをアップして、
きょう、椿洞の畜産センター(市民公園)を車で通ったら、
フウみたいなひときわ美しい紅葉の木がありました。


「念ずれば通ず」。
葉が三つに切れ込んでるタイワンフウであることを確認。


道路は危ないので、駐車場に車を止めて、
イチョウが植えてある、山際の散策道をもどりました。

 

タイワンフウの株元に、立派なコムラサキを見つけました。


そういえば、このコムラサキの株、昨年も撮った覚えがあるけど、
 タイワンフウには気がつかなかったなぁ。


  

コムラサキの横の木だけは、まだ落葉していなくて、

南のほうの数本は、落葉がすすんでいます。


足元には、フウの落ち葉が積もっています。

フウは葉に光沢があり、落ち葉もとってもきれいです。


  

駐車場のヤギ舎の横には、ひときわ鮮やかな大銀杏の紅葉。




メタセコイア並木の紅葉も始まってて、車を止めて撮ったので
また、あらためて紹介します。

かえってから、通信を300部印刷して・・・・、
なんとか、ヤマトの夕方の発送に間に合わせたとこです。


『む・しの音通信』64号、出来上がりました。


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フウ(楓)の木が好きです。あこがれのモミジバフウの街路樹が紅葉。

2007-11-25 21:17:26 | 花/美しいもの
フウノキが好きです。

昨年秋、可児の花木センターで、アメリカフウの苗木を見つけて、
ほしくてたまらなかったのですが、
背のたけも値段も高くて、手が出ませんでした。

  

 

  

岐阜市の平和通(金華橋通り)の街路樹がフウだと聞いて、
今年は、岐阜駅に行くたびに紅葉するのを心待ちにしていました。

10日前のスタッフ会のときはまだ青かったのですが、
きょう、連れ合いを駅に送っていったら、
若宮町から市民会館までの西側の並木が紅葉していました。


三連休の最後の日なのに、道はガラガラだったので、
帰りに道端に車を止めて、三車線の道路の真ん中から、
急いでモミジバフウの紅葉を撮りました。

あせって写したので、ゆがんでいるのはご愛嬌(笑)。

葉の大きさは、開いたわたしの手くらいあります。


モミジバフウ(紅葉葉楓・別名アメリカフウ・マンサク科)
●落葉高木 ●高さ:20m
●花期:4月 雌雄同株(しゆうどうしゅ)
●分布:北米中南部から中米原産

ちょっと前進して、

小学校の横のこの木がいちばん真っ赤に色づいていました。

黄色からオレンジ、赤まで、

おなじモミジバフウでも、いろんな色の木があります。

きれいですぅ。ふう。

ここの街路樹は「モミジバフウ」ですが、タイワンフウもあるそうです。
金華橋をわたった北側も、フウの街路樹みたいなのですが、
車が多くて止まれないので確認できていません。

 モミジバフウとタイワンフウの見分け方
フウの仲間には世界に3~4種類あるようですが、日本でふつうに見掛けるのはフウ(中国中南部、台湾原産:タイワンフウともいう)とモミジバフウ(北アメリカ大西洋側中部~南部、メキシコ原産:アメリカフウともいう)の2種類だけのようです。
 この両者を区別するのは比較的容易で、モミジバフウではその名前のとおり、葉の切れ込みの数が5~7と多く、また切れ込みも深くて、全体の形はオオモミジなどのカエデの葉を大きくした感じです。


春に長良公園で見つけた、タイワンフウの実です。

不思議なかたちをしています。


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「ル・シャ・ルージュ」ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォを飲みました。

2007-11-24 09:05:56 | おいしいもの/食について
一週間遅れの、ボージョレ・ヌーヴォを飲むべく、
久しぶりの酒屋さんへ。

連れ合いはニュースを印刷し終わり、
わたしは、といえば、とりあえず通信の編集を終わって、
スタッフに校正に出したとこ。

その合間に、ヌーヴォを飲もうと言うわけ。

「酒のアルコ」に行ったら、店頭にはボージョレ・ヌーヴォが並んでいる。
見ると、軒並み3000円弱で「うわっ高っ!」

とはいえ、勉強会でいただいた講師料も使ってないし・・・・
温泉にも行ってないし・・・
というわけで、話の種になんとかで、「金賞受賞」という
ル・シャ・ルージュ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォを一本購入。

「ル・シャ・ルージュ」とは「赤い猫」の意で、
解禁日に屋根の上に姿を現すボージョレ地区に
昔から伝わる物語から由来します。
ワインにはその年に収穫された葡萄のうち、
トップにランクされたもののみを使用しています。


白のヌーヴォも☆かったのだけど、黒猫ちゃんの
「ツェラーシュバルツカッツ カビネット(ドイツ)」でがまん。

夕食はこの「ル・シャ・ルージュ」(赤猫ちゃん)ワインが主役。


ボージョレは、新酒の軽い赤ワインなので、
おつまみもワインの風味を損なわない軽いものばかり。


「五行」で食べた生ハムとチーズのホットサンドがおいしかったので、

フランスパンを薄く切って、
薄く切ったナチュラルチーズと生ハムをはさんで、
クッキングシートを敷いて、薪ストーブの上で焼いてみました。



これが、カリカリととってもおいしくて、
「ル・シャ・ルージュ」ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ
のフルーティで深みのある味をを引き立ててくれました。


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マタカ!マサカ!学習能力のない、あきれた福井県

2007-11-23 20:37:52 | ジェンダー/上野千鶴子
福井県敦賀市議で、「む・しネット」スタッフの今大地はるみさんに、
「KJ法」と『む・しの音通信』の原稿を書いてもらっている真っ最中、
トンデモないことが、また今大地さんに降りかかってきたらしい。

それにしてもひどい話なので、今大地さんの了解を得て、
ことの経過を転載させてもらって、本文で紹介します。

今大地からのFAXで大騒動!!胡散臭いのはどっち?
(はるみのちょっとTea-time 2007年11月21日水曜日)


19日の朝「福井県女性議員の会」の
大久保恵子さんから電話が入った。
福井県女性議員の会は、
県内の超党派の女性議員でつくっている会。
会長は、田中千賀子さん(坂井市議)。
大久保さん(越前市議)は副会長。

電話の内容は、女性議員の会でまとめた要望書を
福井県知事に提出する日程が、21日に決まったので、
県政記者クラブに「取材と記事掲載のお願い文」を
FAXしておいてほしいということだった。
 
早速、文章をつくり議会事務局からFAXしてもらった。
(ただいま、わがやのFAXはごきげんななめで、
動いてくれない・・それにちょうど、委員会の日だったし)

知事宛に要望書を提出することになったのには、
それなりにふか~い訳がある。女性議員の会からの、
知事と語る会を開催してほしいとの要請に対し、
担当である県民サービス室との交渉が平行線のまま、
進展しなかったからである。

19日の夕方、また大久保さんから電話。
県民サービス室が、要望書を受けないと
言っているがどうする、という相談。

女性議員の会が文書で提出することを1度は受けて、
日程調整までしてきたというのに、
いったいどういうことなの?

田中さんや大久保さんの話をまとめると、
コロッと態度を変えたのは、
「今大地からの記者クラブ宛FAX」を
サービス室が入手してからのことらしい。

サービス室から田中さんの元に届いたFAXには
「発信元が敦賀市議会。田中先生との話とは内容が違うので
今回は、受け取りを見送らせていただく」と書かれていた。

また、決算委員会に出席している田中さんのもとへ、
県民サービス室長は19・20日の2日間で
17~8回も電話を入れているのだ。

電話の内容の一部を再現すると、
「田中さんが代表なのに、
敦賀の今大地さんが記者クラブにFAXした。
そして問い合わせ先は大久保さんになっている。
副知事に相談したところ、こんな胡散臭い会は受けなくてよい。
ということになったので、今回は受けない」
     ・
     ・
「はやく、記者クラブに取りやめたことを連絡するように」
と、強い口調でまくし立てたのだという。
田中さんに、返事すらするひまもあたえず、
一方的な電話だったそうだ。

ホント!!!
びっくりしたぁ!!!

というわけで、
女性議員の会では受け取らないといっているけど
とにかく県民サービス室に届けて、
ついでに、今回の県民サービス室がとった態度に対し、
抗議文もいっしょに提出することにした。

もちろん、
記者さんたちに今回の騒動を取り上げてもらうために、
記者会見も設定。
あとで、要望書も抗議文もそんなの知らな~いと、
県に白を切られないようにってことも
考えてです。

というわけで、
今日は10時に県庁に集合。
サービス室にいってきました!

いないはずの室長が、
記者さんたちに、「女性議員の会は、来ないといってきたので
取りやめになりました・・」と
説明している最中にでくわしましたぁ!!!

室長も担当職員も 一瞬、ゆでだこ?かと
みまちがうほど、まっかっか・・

受け取らない、わたしはいないと言っていたご本人たちは、
わたしたちを応接室にまで招きいれ、
田中さんにいっせい攻撃を開始。

室長&職員は、
「マスコミを入れることを聞いていなかったから、約束違反だ!
今日は取りやめたといったではないか!」と、責めまくる。

とくに、わたしがFAXを入れたことを
田中さんがその時点で知らなかったと電話で言ったのを、
会長も知らないなんて会としてなっていないと批判。

田中さんは、その時点で知らなかっただけで
マスコミ対応は、最初から今大地さんになっていたと反論。

で、わたしが
サービス室ではマスコミを入れることを事前に知らせないと
いけないという規則を作っているのかと聞いたら、
それはないという。

じゃぁ、今回はどうしてだめなの?
どういう理由で、受け取らないといいだしたの?には、
あくまでも、田中さんから聞いていなかった、
取りやめることにしたと田中さんが言ったの一点張り・・・

らちがあかないので、
記者会見をするということで席を立ったら、
とりあえず要望書を預かるといいだしたので、
抗議文は抜いて、サービス室から記者会見場へ移動。
 
これまでの経緯を説明しサービス室から届いたFAXや
抗議文も資料として提供。

今日の一部始終は、
記者さんがしっかりと見届けているので明日の朝刊が楽しみ。

でも高速道路で大きな事故があったみたいだから
扱いが小さいかも・・

でもなんで、マスコミが入ることをこんなに嫌がるのかしら?
理解に苦しむわ。


通信の原稿を書きながら、
「KJ法」の文章化をしあげながら、
病気をかかえながら、
福井県の差別的対応にきっちり対応していた、
今大地さんは立派。

それにしても、おバカなのは福井県。

ジェンダー図書排除事件以来、
「売られたケンカは買う!」今大地さんだって、
学習していないのかしらね??福井県は。

こうなったら、
1月30日の「情報非公開取消訴訟」判決できっちりと勝訴して、
福井県をぎゃふんと言わせたい。


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甘柿の女王「富有柿」&ヨツールのオーロラの炎とエコファン

2007-11-22 20:30:07 | 花/美しいもの

甘柿の女王「富有柿」の発祥の地は岐阜県。
産地の大野町で富有柿をつくっている姉から立派な柿をもらいました。


以前は大野町かき生産組合に出荷していたのですが今は柿畑を縮小して、
屋敷周りに立派な柿の木を、自家用に数本残して、
選定して11月に収穫しているだけなのでほとんど無農薬。
とはいえ、何と!姉の家族は柿が嫌いなので毎年もらっています。



富有柿は、柿の中での超晩生で、11月にならないと甘くなりません。
今年は2週間ほど遅れているようで、今回が初収穫とのこと。

  

とっても立派な柿で、上品な甘さです。
かたいうちは歯ざわりがよくシャリシャリしていて、
しばらくすると、しっとりとしてきて甘みが増します。



「柿?が赤くなると医者が青くなる」?じゃなくって?トマトだっけ?
どっちにしても、柿はとっても体によい果物です。

 かき豆知識
◎ 富有柿発祥の地は、岐阜県です
富有柿は、岐阜県巣南町居倉において「居倉御所」と呼ばれていた
柿の中から選抜されたものです 。
富有柿は、九州より気温の高い地域では赤くならず、
岐阜より気温の低い地域では渋が残る品種です

◎ 柿はとっても体に良い果物です!
昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれるほど、
食品として極めてすぐれている柿。
ビタミンA、ビタミンC(みかんの約2倍)が多く含まれています。
干柿にすると、カリウム、鉄、食物繊維も多くなります。

かきの効能
●β-クリプトキサンチン【カロチノイド】
・カロチノイド(β-カロチンやリコピン)の中でも
活性酸素を除去する能力が(抗酸化作用)が高い。
・柿の含有量は野菜や果物の中では温州みかん、パパイヤに次ぐ含有量。
【健康増進効果】
・発ガン抑制効果(前立腺ガン、肺ガン、胃ガン、大腸ガン)
・アルツハイマーの予防効果(神経細胞の分化促進)
・骨粗鬆症の予防効果(骨形成増進作用)
・リュウマチ発生率の低下
●タンニン(プロアントシアニジン)【ポリフェノール】
・ポリフェノールの中で最も活性酸素を除去する能力が(抗酸化作用)が高い。
・ポリフェノール含量は赤ワインの50倍
【健康増進効果】
・脳出血、脳梗塞の発病抑制効果 ・心臓病予防効果 
・発ガン抑制効果・血中コレステロールの低下効果
・血圧低下効果 ・アルコールの吸収抑制 ・殺菌作用


ところで、

柿を食べ過ぎると、体を冷やすと言われているのですが、
薪ストーブの遠赤外線を背に、あたたかい部屋で食べればだいじょうぶ。

めっきり寒くなったので、ヨツールF600がフル稼働しています。
火加減が慣れてきて、ヨツールの特徴であるクリーンバーン燃焼方式の
美しいオーロラの炎が出せるようになりました。



  

ストーブの上の、これはなんでしょう??


つれあいが『アスカ』さんで見て一目ぼれ、
熱エネルギーで回る「エコファン」です。

薪ストーブ友の閑閑話さんのブログでも紹介されていました。

けっこう高いものですが、たしかにストーブが熱くなると
くるくる回り始めて楽しめます(笑)。
温度計の役目もするそうで、快適に回っているときが適温だそうです。

そのお隣の鍋ではお湯が沸いていますが、台所では、

サトイモ、ニンジン、大根、ささげも入れて
無農薬の自家野菜の鍋もそろそろ食べごろになってきました。


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土作り3年 自然の理で【寺町知正さん】いきいきセカンドステージ(朝日新聞)

2007-11-22 12:35:54 | 有機農業/野菜&ハーブ
昨日の朝日新聞いきいきセカンドステージに、
つれあいのエッセィが載りました。
PCはおとなりさん同士なので何を書いているのか興味津々なのですが
隔週の水曜日に届いた記事を、読むまでは分かりません(笑)。

ということで、本人より先に、紹介します。

  いきいきセカンドステージ 【寺町 知正さん】 
土作り3年 自然の理で

朝日新聞 2007年11月21日

 南北の気候差の大きい県内のやや南寄りの山県市近辺では、11月中旬はタマネギ苗の定植やエンドウなどの種まきなどが残る。飛騨からは赤カブ漬けの便りが届く頃。もっとも、これら地域ごとの作業も、地球温暖化の影響で、古老や先輩農家の経験より後ろにずれているようだ。
 これからの冬場、地域や作物に関係なく共通する課題は土づくり。小さい規模では畑のやりくりも必要になってくる。今から収穫を進めていくと、順番に場所が空く。その空いている冬の間に土作りをしたい。有機質肥料を土に混ぜて次の作付けの準備をする。
 農薬などに頼らずに野菜をおいしく作るには、肥えた土を使う。作付け直前の施肥は避けるという原則を心得ておきたい。春にあわてて土に肥料を混ぜ、直後に作付けするようでは、病気や虫を招待しているようなもの。作付け直前に肥料を畑の全面に混ぜ込んで作る手法は最悪だ。
 たいていの菜っ葉類や根菜類は、栽培の後半は肥料をやらないのがおいしくするコツ。イモ類は早い時期でも肥料をやると味が落ちる。まだ肥えた土になっていない場合は、直前の肥料に頼るより早めの追肥でしのぐ方が無難だろう。
 「土作り3年」と言われる。土が肥えていない場合や追肥をする場合には、堆肥(たい・ひ)を土の上に置くのがコツだ。こうすれば雑草の防止にも保温にもなるし、作物の根に悪影響を与えない。季節がめぐり、次の野菜の作付けの時には、土になじんで優良な素材として土の中に入っていく。
 実は、これは手抜きの土作りなのだが、自然の理とサイクルにかなう形で手抜きをすることが楽しい畑仕事、豊かな田舎暮らしの基本だと思う。


記事の舞台となっている畑は、こんな感じです。
今年の畑は、ローテーションで家の前なので収穫が楽。
とはいえ、秋野菜の担当は連れ合いです。

春キャベツの苗を植えて、ポリの中にはエンドウの種を蒔きました。




庭のドウダンツツジも色づいてきました。


  

『む・しの音通信』64号の編集と、KJ法の文章化の仕上げをしていますので、
今日はこれで、さようなら。


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