昨日は、B群の巣箱から大きな分蜂があった。
10時過ぎには、蜜蜂が飛び始め分蜂しそうな雰囲気。
家のなかにいたら、見張っていたパートナから、
「いま分蜂した」と電話があった。
子どもたちもみんなで見学にやってきた。
おびただしい数の蜜蜂の分蜂群は西に移動して、
お隣りの畑の北のがけ下に集まり始めた。
笹竹の枝に、3つに分かれて固まり始めた
右側が大きくなりそうな感じ。
女王がいる塊の方にみんな移動するのを待って、
竹の枝を切り払って、箱に入れやすく整理する。
きれいな円錐形の蜂球の下に巣箱を置いて
上に飛ばないようにポリで覆いをしながら、B-1の巣箱に入れる。
逃げた蜜蜂もいるが、おおむね順調に捕獲。
予定していた定位置に設置。
ポリに着いたハチや箱に捕獲できなかったハチは
自分で飛んできて箱に入ってくれる
今年の分蜂は何回目かで手慣れてきて、穏やかに捕獲できたから
蜜蜂は安心して定着してくれるでしょう。
今年は自家分蜂だけで、あわせて6群になった。
今までの最高記録。これが全部定着してくれたら、
ハチミツ取りがかなり忙しくなりそう、とうれしい心配をしている。
明日も晴れて暖かくなるから、
探索蜂が来ていた箱に入居してくれると、なおうれしい。
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10時過ぎには、蜜蜂が飛び始め分蜂しそうな雰囲気。
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お隣りの畑の北のがけ下に集まり始めた。
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きれいな円錐形の蜂球の下に巣箱を置いて
上に飛ばないようにポリで覆いをしながら、B-1の巣箱に入れる。
逃げた蜜蜂もいるが、おおむね順調に捕獲。
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ポリに着いたハチや箱に捕獲できなかったハチは
自分で飛んできて箱に入ってくれる
今年の分蜂は何回目かで手慣れてきて、穏やかに捕獲できたから
蜜蜂は安心して定着してくれるでしょう。
今年は自家分蜂だけで、あわせて6群になった。
今までの最高記録。これが全部定着してくれたら、
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社説:種苗法改正 農業崩壊にならないか 2020年4月25日 中日新聞 国の登録品種から農家が種取りや株分けをすることを禁ずる改正種苗法案が、大型連休明けにも国会の審議に入る。国民の命を育む食料の問題だ。コロナ禍のどさくさ紛れの通過は、許されない。 現行の種苗法により、農産物の新しい品種を生み出した人や企業は、国に品種登録をすれば、「育成者権」が認められ、著作権同様、保護される。 ただし、農家が種取りや株分けをしながら繰り返し作物を育てる自家増殖は、「農民の権利」として例外的に容認されてきた。 それを一律禁止にするのが「改正」の趣旨である。原則容認から百八十度の大転換だ。優良なブドウやイチゴの登録品種が、海外に持ち出されにくくするためだ、と農林水産省は主張する。果たして有効な手段だろうか。 もとより現政権は、農業に市場原理を持ち込むことに熱心だ。 米や麦などの優良品種の作出を都道府県に義務付けた主要農作物種子法は一昨年、「民間の開発意欲を阻害する」という理由で廃止。軌を一にして農業競争力強化支援法が施行され、国や都道府県の試験研究機関が保有する種苗に関する知見を、海外企業も含む民間企業へ提供するよう求めている。そこへ追い打ちをかけるのが、種苗法の改正だ。 対象となる登録品種は、今のところ国内で売られている種子の5%にすぎず、農家への影響は限定的だと農水省は言う。だが、そんなことはない。 すでに種子法廃止などにより、公共種子の開発が後退し、民間種子の台頭が進んでいる。その上、自家増殖が禁止になれば、農家は許諾料を支払うか、ゲノム編集品種を含む民間の高価な種を毎年、購入せざるを得なくなる。死活問題だ。小農の離農は進み、田畑は荒れる。自給率のさらなる低下に拍車をかけることになるだろう。 在来種だと思って育てていたものが実は登録品種だったというのも、よくあることだ。在来種を育てる農家は絶えて、農産物の多様性は失われ、消費者は選択肢を奪われる。そもそも、優良品種の流出防止なら、海外でも品種登録をした方が有効なのではないか。何のための「改正」なのか。 種子法は、衆参合わせてわずか十二時間の審議で廃止になった。種苗法改正も国民の命をつなぐ食料供給の根幹にかかわる問題だ。 今度こそ、十二分に議論を尽くしてもらいたい。 |
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