みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「桜」不起訴不当 不信を拭う再捜査を /安倍氏の不起訴「不当」捜査徹底が検察の責任だ/ダウンジャケットを手洗いした

2021-07-31 23:22:22 | ほん/新聞/ニュース
パートナーが冬の間に来ていたダウンジャケットを、
ダウン用の中性洗剤で手洗いしました。
風通しの良いところで1時間ほど陰干ししてから、
半がわきの状態で、布団乾燥機の温風20分で乾かします。

出口を狭くして袖口から風を送ると、全体がフワフワに乾きます。
この方法を知るまでは、ダウンが固まらないように手でほぐしていました。

頭部から抜ける風を塞ぐために、ノンタンに岩盤浴してもらいましょう。
ちょっとシュールな光景(笑)。

くまさんも仲間入り。
お泊りに来ていたゆずちゃんも見に来て、
キャッキャッと笑っていました。

夕ご飯は、長ナスの炒め煮と栃尾揚げ。



コストコの黒豚餃子も焼きましたよ。


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  社説:「桜」不起訴不当 不信を拭う再捜査を 
2021年7月31日 中日新聞

 「桜を見る会」を巡り、安倍晋三前首相に対する検察審査会の判断は「不起訴不当」だった。元秘書だけを略式起訴したことへの不信感の表れとも解される。検察は再捜査に尽力すべきだ。

 検審制度は公訴権を握る検察の不起訴の判断に対し、民意を反映させて適正化を図る趣旨である。「桜を見る会」問題での安倍氏に対する検審判断は「不起訴不当」で、強制起訴になり得る「起訴相当」ではなかった。

 だが、検察当局が出した不起訴処分に「不当」という厳しい言葉で迫る結果となった。検察は改めて検審の判断を考慮し、再捜査に動きだす。検察はまずこの民意の重さをかみしめるべきである。

 事件の舞台は「桜を見る会」前日にあった夕食会である。安倍氏の後援会主催で毎年、地元支援者らを都内のホテルに招き、一人五千円の会費で開いていた。

 「会費だけでは不足するのではないか」との追及に、安倍氏は国会で「補填(ほてん)はしていない」「明細書もない」との答弁を百回余りも重ねた。だが、実際には会費だけでは足りず、安倍氏側が補填し、その金額は五年間だけでも計約九百万円に上っていた。

 検審が問題視したのは、この補填が選挙区内での寄付に当たり、公職選挙法に反する疑いと、もう一点が政治資金規正法違反の疑いだ。同法には会計責任者の選任・監督責任を問う規定がある。安倍氏が代表を務める資金管理団体「晋和会」の会計責任者の選任・監督を怠った疑いも持たれた。

 検審で審査員を務める市民が疑念を持って当然のことである。元公設第一秘書は略式起訴により百万円の罰金だったが、安倍氏は不起訴−。それを決めた検察は家宅捜索すらしなかった。

 安倍氏への事情聴取でも「関与していない」との言い分を聞いただけと伝えられた。不信の念が募る捜査の幕引きだった。

 「桜を見る会」問題の核心は、本来なら招かれないはずの支援者たちを特別に招いた「権力の私物化」にある。その当事者である安倍氏自身は、不正の存在を本当に知らなかったのだろうか。

 「政治家はもとより総理大臣であった者が、秘書がやったことだと言って関知しないという姿勢は国民感情として納得できない」。議決書にある一文は、多くの国民が突き付ける怒りでもある。 


  社説:安倍氏の不起訴「不当」捜査徹底が検察の責任だ 
毎日新聞 2021/7/31

 「桜を見る会」前夜祭の費用を巡る問題で、安倍晋三前首相が不起訴とされたことについて、検察審査会が「不当」と議決した。
 東京地検特捜部は、前夜祭の収支を政治資金収支報告書に記載しなかった罪で秘書を略式起訴し、捜査を終えた。安倍氏の関与を裏付ける証拠はないと判断した。

 これに対し、くじで選ばれた市民で構成する検察審査会は、「捜査が尽くされていない」と指摘した。疑念は払拭(ふっしょく)されていない。特捜部は捜査を徹底し、真相を解明しなければならない。
 前夜祭は安倍氏の後援会が主催し一昨年まで毎年行われた。桜を見る会に招待した支援者を集め、高級ホテルで開いた宴会だった。

 参加者の会費で賄えなかった費用は、一昨年までの4年間で約700万円に上り、安倍氏側が補塡(ほてん)していた。
 公職選挙法が禁じた有権者への寄付に当たる可能性がある。しかし、特捜部は参加者側に寄付を受けた認識がなかったと判断した。

 検察審査会は、一部の参加者に事情を聴いただけでは、結論を出すのに不十分だと指摘した。安倍氏の関与があったかどうかについても、関係者間のメールなどを入手した上で判断すべきだとした。
 特捜部は安倍氏に事情聴取したが、事務所の捜索など強制捜査はしていない。再捜査では、検察審査会の指摘に応える必要がある。

 安倍氏の説明責任も改めて問われる。
 補塡分は会場費などで寄付には当たらないと主張する。だが、野党からホテル発行の明細書を示すよう求められても応じていない。
 原資についても疑問が残る。私的な支払いのため事務所に預けた資金から、秘書が独断で支出したと説明しているが、不自然だ。
 収支報告書に記載してこなかった経緯も不明のままである。
 疑問が解消されていないにもかかわらず、安倍氏は昨年末に国会で釈明し「説明責任を果たせた」と強調した。それまで「虚偽答弁」を繰り返したことの重大さを自覚しているとは思えない。
 検察審査会は「首相だった者が、秘書がやったことだと言って関知しないという姿勢は国民感情として納得できない」と付言した。安倍氏は重く受け止めるべきだ。 


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更年期の理解、広げる支援 体調不良、一人で悩まないで/あまーい!飛騨の桃

2021-07-30 23:05:23 | ほん/新聞/ニュース
さちさんから飛騨の桃が届きました。
毎年、夏に低農薬のおいしい桃が届くと、
桃が大好きなわたしは、箱を見ただけでうれしい悲鳴。

箱のふたをあけると、完熟桃のよい香りがして、
真っ赤な桃が並んでいます。



すぐ一つ一つ点検しながら、ティッシュに包んでボードン袋に入れて、
冷蔵庫で保存するので、最後のひとつまでおいしく食べられます。

さっそく夕ご飯の時ときに一ついただきました。
今年はじめての桃。
とてもあまくて、ジューシーで美味です。

さちさん、おいしい桃をありがとうございます


↑昨日の夕ご飯、栃尾あげとベビーホタテのカルパッチョなど。

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昨日の中日新聞生活面は、
「更年期の理解、広げる支援 体調不良、一人で悩まないで」。
更年期はとっくに過ぎましたが、
いま振り返ると、50代は何かと心身に不調が多い時期でした。

   更年期の理解、広げる支援 体調不良、一人で悩まないで 
2021年7月29日 中日新聞

 閉経前後の女性は心身に大きな影響を受けやすいが「表だって言いにくい」という人は少なくない。女性の「更年期」と上手に付き合い、周囲に理解してもらう取り組みが広がり始めた。通信アプリを利用し、自身の体調をパートナーに伝えられるサービスが誕生。企業は社員セミナーなどで理解促進に努める。健康状態の「検定試験」も行われ、支援は多彩だ。
 「今日の体調はいかがですか」
 「体がだるく感じます」
 四月、更年期症状がある女性が通信アプリLINE(ライン)を使い、メッセージやスタンプでパートナーに体調を知らせるサービス「よりそる」の運用がスタートした。「体の具合が良くないことや、メンタルヘルスの不調を夫になかなか分かってもらえず、つらかった。体調が分かれば相手に配慮できる」と話すのは事業代表の高本玲代(あきよ)さん(45)。夫婦間コミュニケーションのサポートの必要性を痛感した。よりそるは、カウンセラーを相手に一人使用も可能だ。月千六百五十円。

閉経期の約10年間
 更年期は主に四十〜五十代の閉経の時期を挟んだ約十年間で、女性ホルモン減少による。時期や症状は個人差が大きい。クリニック「イーク表参道」(東京)副院長の高尾美穂さんによると、症状が出る人は全体の六割程度。ほてり、動悸(どうき)、うつ状態などさまざまだ。日常生活に支障があるほど重いと更年期障害と呼ぶ。十分な睡眠と運動が効果的とされる。
 企業では更年期を迎える世代の女性が増えている。社員の約六割が女性のロート製薬(大阪)は二〇一九年、更年期についてのセミナーを社内で開いた。社員の八巻佳奈さん(40)は「目に見えない不調と孤独に闘うイメージがあった。起こる仕組みや個人差があることを学び、不安も少し軽くなった」と胸をなで下ろす。
 社内に、女性ホルモンに似た働きの物質が体内で作られているか検査するキットや、サプリメントを利用できる仕組みもある。担当者は「女性の体調変化は男性より急激。いきいき働けるようサポートしたい」と語る。

女性の健康検定も
 年代別の健康と働き方の知識を問う「女性の健康検定」も行われている。一二年から「女性の健康とメノポーズ協会」が「女性特有の健康課題の知識を理解し、より働きやすい環境をつくることが重要」と始めた。二一年度は十月にオンラインで実施する。企業の管理職や人事担当らのほか、職場単位で受検する事例も。妊娠、出産、月経などのほか、更年期に関し症状や薬物療法を質問する。
 高尾さんは、イメージだけで更年期を否定的に捉えず「風邪と同じように、周りに『更年期だからちょっと調子が悪い』と言いやすい社会に変わっていくべきだ」と話している。  


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三度目のたねなし金柑の花が開花/五輪さなかの第5波 首相の楽観姿勢を危ぶむ/コロナ急拡大 対策を練り直さねば

2021-07-29 23:11:44 | 有機農業/野菜&ハーブ
夕方、どしゃ降りの夕立があって、雨が上がったあとは、
しおれ気味だった庭の花たちが見違えるように生き生きとしていました。
まさ天の恵みの雨でしたね。
ところで、
今年三度目のたねなし金柑の花が開花しました。
花はびっしり、いままででいちばんたくさん咲いていて、
よい香りがあたり一面に漂っています。

真夏は他の花が少ないので、ミツバチや
マルハナバチもたくさん訪れています。

空中栽培のキュウリにも黄色い花が咲いていて、
まいにち新鮮なキュウリを食べています。

お昼ご飯は、とれとれのキュウリと水ナスとミニトマトと、
サラダチキンを細切りにして、豆腐と豆乳をのせた冷やし中華。

定番のいんげんとお揚げのふくめ煮も。


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後半は、
爆発的な感染拡大に歯止めが利かない新型コロナウイルス「第5波」関連の、
毎日新聞・中日新聞の社説を紹介します。

  社説:五輪さなかの第5波 首相の楽観姿勢を危ぶむ
2021年7月29日 毎日新聞
 東京オリンピックのさなか、緊急事態宣言下の東京都で新型コロナウイルスの感染「第5波」の拡大に歯止めがかからない。
 都内の1日当たりの新規感染者数はきのう3100人を超え、2日連続で最多を更新した。1週間平均で見ても前週の約1・5倍となっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 


  社説:コロナ急拡大 対策を練り直さねば 
2021年7月29日 中日新聞
 東京都を中心とする首都圏で新型コロナウイルスの感染が急拡大している。緊急事態宣言が歯止めになっていない。感染拡大防止に何が足りないのか、政府は早急に対策を練り直すべきだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 


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かのこ百合、ナツズイセンも咲き始め/新型コロナ 全国で9576人感染確認 過去最多/コロナ後遺症「3割が半年後も症状が持続」

2021-07-28 23:08:56 | 花/美しいもの
伸び放題の草を刈ってもらったら、
枝垂れ梅の下に、白かのこ百合の花をみつけました。



源平花桃の下には赤花も咲いていました。

ピンクのナツズイセンも咲き始め。
球根で増えるヒガンバナ科(リコリス属)の花です。

花を映してから西の畑を見回ったら、
水ナスが大きくなっていたので4個収穫。
キュウリも2本とりました、

ミョウガとシソとオクラもあるので、
採れたてのナスとキュウリといっしょに、
細かく刻んで混ぜて、山形の郷土料理「だし」を作りました。

2種類のこんにゃく麺とお豆腐にかけて食べました。
ごはんにも麺にも合う夏ならではの逸品。

夕ご飯は、コストコの贅沢焼売とメカジキの煮つけ。
きょうも夏野菜たっぷりのおいしい一日でした。

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一日の新型コロナ感染者は9000人を超え、過去最多を更新。
東京はあっという間に、3000人を超えました。
東京だけでなく、神奈川県、埼玉県、千葉県、
京都府、茨城県、石川県も過去最多。
東海地方も、愛知・岐阜・三重とも増えていて、
感染拡大に歯止めがかからない状況に陥っています。

若い人たちの感染者が多いのですが、
軽症でも後遺症が長く残るので油断は禁物です。

  新型コロナ 全国で9576人感染確認 過去最多(28日18時)
2021年7月28日 NHKニュース
28日は、これまでに全国で9576人の感染が発表されています。1日の発表としては初めて9000人を超えて過去最多となりました。また、東京都で6人、愛知県で2人の合わせて8人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め89万2628人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で合わせて89万3340人となっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  コロナ後遺症「3割が半年後も症状が持続」、軽症例や若年層でも油断は禁物
2021.7.28  ダイヤモンドオンライン
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症の実態が明らかになってきた。
 日本国内では、2020年1月~21年2月にCOVID-19で入院した522人を調査した結果、退院時に倦怠感などの自覚症状を認めた人の3割で診断から半年がたった時点でも、症状が持続していたことが判明。
 主な症状は、疲労感・倦怠感が21%、味覚障害、頭痛が9%、思考力・集中力の低下が11%など。脱毛も10%に認められた。一方、症状の有無にかかわらず、およそ8割は「感染以前の健康状態に戻った」としている。ただ、長引く症状が一つでもあると不安や抑うつ気分、睡眠障害を自覚する傾向が強まるため、仕事や学業など社会生活への影響が懸念される。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 


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「これが恐れていたオーバーシュートです」この1年半で都内で感染するリスクは今が最大/東京、過去最多2848人感染=国内7629人

2021-07-27 22:28:26 | ほん/新聞/ニュース
寺町畑でアザミに似た紫の花を見つけました。
これはなんの花でしょう?

近づいて葉っぱを見るとゴボウ。

ということは、咲いているのはゴボウの花です。

ゴボウの花を見ることは珍しいのですが、
昨年秋に種が蒔いたゴボウが開花したものです。

台風の影響か、午前中は曇りだったので、
空中栽培のウリ類の畑で、大きくなった実に落下防止の網をかけました。

台所のとおりゃんせ(ごみネット)とカーテンフックを使ったら、
30枚入りのごみネットを全部使い切りました。

1週間ほど前にも20個ほど吊るしたので、
全部で50個ほども実っています。

熟して食べごろになると、網の中にポトンと落ちて、
傷まずに収穫できるので、goodアイデアでした。

ネットのなかで裂果していた特大のプリンスメロンを見つけたので、
さっそくお昼ご飯のときに切って食べました。

木なり完熟で、美味です。

夕ご飯は、初物ゴーヤーと豚もも肉、夏野菜、ゴーヤーチャンプルを作りました。


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新型コロナウイルの新規感染者が、
東京では最多の2848人、全国で7629人と発表されました。
マスコミの報道は朝から晩までオリンピックのことばかりですが、
現状は深刻な事態になっているのは間違いありません。

  「これが恐れていたオーバーシュートです」 この1年半で都内で感染するリスクは今が最大
2021.7.26
by Naoko Iwanaga
岩永直子 BuzzFeed Medical Editor, Japan

これがいつかおこると恐れていたオーバーシュート(感染爆発)です
命を守る行動をしてください


国際医療福祉大学医学部公衆衛生学教授の和田耕治さんが、厳しい見立てと強い注意をTwitterで呼びかけた。

このまま行動を変えなければ感染者は増え続けるばかりで、医療崩壊も差し迫っている。

東京都の新規感染者数が過去最多を更新した7月27日、BuzzFeed Japan Medicalは和田さんに緊急インタビューした。

加速度的な増加 どこまで拡大するか専門家もわからない状況
ーー今日(27日)強めの発信をされていました。「これが恐れていたオーバーシュート」だと。東京では新規感染者が過去最多になり、3000人に迫る勢いであることから注目されました。

強めの言葉を使ったのは、なかなかメッセージが届かないからです。

指数関数的な増加が感染爆発と言われますが、それを遥かに超えるペースで首都圏の感染者は増えています。こういう加速度的な増加が起きていて、どこまで増えていくのか正直わからない状況です。

ーー東京都内では今日(27日)、2848人の新規感染者が報告されました。一時は「3000人超え」と飛ばした誤報も出て、みんなびっくりしたようです。

明日(28日)は水曜日ですから、今日より多くなり3000人を超えるのではないでしょうか。

連休明けの月曜日に検査して、翌日に結果がわかり、発生届を書いて水曜日に保健所にデータを送り、それを都庁が集めて報告します。土日の分も積み重なっていつも月曜日の検査の数が一番多いから、水曜日の報告数が多くなるのです。

でも、こうなることはみんなわかっていたはずです。我々もわかっていて、何度も注意を促していました。

こうなることはわかっていたのに、ここにきてからみんな慌て出す。事前に活かせなかったのは残念です。

我々は忘れやすいのです。大阪で感染爆発が起きたのはほんの3ヶ月前なのに、もうあの危機感を忘れているのです。

医療崩壊? 一般診療が制限される事態も
確かに今、重症者は以前よりは数値としては少ないし、死亡者も減っていますが、酸素が必要な中等症の人のための入院ベッドがなくなっています。

今から感染して入院が必要になっても当面、入院する場所がないと思っていただく必要があります

ーー東京都はベッドが足りなくなるということで、都内の医療機関に対し、通常診療の制限も視野にコロナ病床を確保するよう要請しました。

つまり、一般の診療が止まるわけです。抗がん剤治療やがんの手術などができなくなってくる。自分が抗がん剤治療をしていなかったら関係ないかもしれませんが、治療ができなくなる人にとっては命の問題です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 


五輪「中断」を求める西浦教授らの危機感を共有しよう 
勇気を出して「引き返そう」と言えるのが本当のリーダーだ(2021年07月27日 論座)


  東京、過去最多2848人感染=国内7629人、1月以来―新型コロナ
時事通信 / 2021年7月27日

 東京都は27日、新たに2848人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。これまでの最多だった1月7日の2520人を300人超上回った。国内では7629人の感染が判明した。7500人を超えたのは1月9日以来。死者は13人確認された。厚生労働省によると、重症者は前日から48人増え、514人になった。

 感染拡大は都市部で顕著で、大阪府(741人)は5月15日以来、2カ月ぶりに、神奈川県(758人)は1月21日以来、半年ぶりに700人を超えた。埼玉(593人)、沖縄(354人)両県では過去最多の感染が分かった。

 都によると、都内の新規感染者の直近1週間平均は1762.6人で、前週に比べ49.4%増えた。急増した要因として、インド由来のデルタ株の感染者が増えていることなどが考えられるという。都の担当者は「ワクチン接種が進むまでは、人流抑制と感染防止の徹底をお願いしたい」と呼び掛けた。

 都内の新たな感染は10歳未満から100歳以上まで全ての年代で確認され、20代が951人で最多。30代610人、40代466人と続いた。65歳以上は78人。都基準の重症者は82人で、前日から4人増えた。 
[時事通信社] 


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政治家の世襲 政党は制限の検討を/二種の十六ササゲと長ナス。ブルーベリーも初収穫。

2021-07-26 23:13:57 | ほん/新聞/ニュース
パートナーが西の畑から特大の長ナスと十六ササゲをとってきてくれました。

ササゲは、黒種と赤種の二種類あって、
それぞれ輪ゴムでとめて分けてあるので、料理がしやすいです。
みると、黒種のほうが種が膨らんで熟しているので、
先に使うことにしました。

大量に食べるには、ササゲと揚げの炒め煮がいちばん。

まずごま油で炒めて、出汁と薄めのしょうゆでやわらかくなるまで煮ます。

かんたんですが、ササゲのうまみがよく味わえます。

食べきったら、赤種ささげでも揚げといっしょに炒め煮。
近くの子にもおすそ分け。

夕ご飯は、鶏むね肉とナスとキャベツで野菜炒め、
と野菜に豆乳豆腐を乗せたサラダも。

ブルーベリーは初収穫。
家で採れたフレッシュベリーの甘酸っぱい味は格別です。

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後半は、
朝日新聞の社説「政治家の世襲 政党は制限の検討を」を紹介します。

  社説:政治家の世襲 政党は制限の検討を
2021年7月26日 朝日新聞

 衆院選が近づき、ベテラン議員の引退表明が相次いでいる。見過ごせないのが、親族に地盤を引き継ぐ世襲が目立つことだ。新しい人材への門戸を狭め、既得権益の温存にもつながりかねない。政治の活力を失わせる世襲の制限に、各党は真剣に取り組むべきだ。

 通常国会が6月に終わると、自民党の塩崎恭久元官房長官(愛媛1区)、山口泰明・党選挙対策委員長(埼玉10区)、川崎二郎元厚生労働相(三重2区、比例東海で復活当選)が次々と、引退の意向を明らかにした。後継者はいずれも、長男や次男だ。塩崎氏は自身が2世、川崎氏は3世であり、あたかも家業のようではないか。

 もちろん、世襲候補であることと、政治家の資質は別問題であるし、有権者の支持がなければ当選はできない。だが、「地盤、看板(知名度)、カバン(資金)」を最初から持つ2世、3世が優遇されれば、多様な人材の政治への参画が阻まれる。社会の変化に対応する政治の力を弱めることにもなる。

 かつて、政党自身が世襲の禁止を打ち出したことがある。民主党に政権が交代した09年総選挙の時だ。民主党はマニフェストに、現職の国会議員の配偶者と3親等内の親族が、同一選挙区から連続して立候補することを党のルールとして認めないと明記した。これに対抗する形で、自民党も同様の対象を「次回の総選挙から公認、推薦しない」と公約したのだ。

 自民党内で旗を振ったのが、当時は選挙対策副委員長だった菅首相である。「候補者は幅広く、多彩な人材を登用するのが基本だ」「特定の人や団体のための党になり、国民目線から少しずれ始めている。党の体質を改善させる一つが世襲の問題だ」。自身がたたきあげで、郷里秋田から離れた横浜を選挙区に選んだ菅氏ならではだった。

 しかし、こうした動きは、自民党の政権復帰を経て、雲散霧消した。前回17年衆院選で、自民党の当選者のうち世襲は83人で全体の29%。そして今、以前は世襲批判の急先鋒(きゅうせんぽう)だった菅氏の内閣に、麻生太郎副総理兼財務相、河野太郎行政改革相、小泉進次郎環境相ら多くの世襲議員が名を連ねる。民主党の流れをくむ立憲民主党も、荒井聡元国家戦略相(北海道3区)の後継に長男を擁立する。

 各党には、かつての議論を思い起こし、今度こそ本気で世襲制限を検討してほしい。形だけの公募を抜け道にしてはいけない。同一選挙区から立候補を望む者がいるなら、予備選を行うのも一案だ。党員に限らず、一般の有権者に投票を認めてもいい。政党の知恵が試される。 


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プリンスメロンとバナナウリを収穫/[女性の政治参画] 多様な視点、社会に必要/衆院任期残り3カ月/社会の矛盾 目を凝らしたい

2021-07-25 22:33:09 | ほん/新聞/ニュース
西の畑でプリンスメロンとバナナウリを収穫してきました。

まず裂果していた大きなプリンスメロンを切ってみました。
メロンのよい香りがします。
採ったばかりなので、実はチョットかため。



食後は、プレゼントのケーキ。
きょうはパートナーのバースディです。

プリンスメロンと交互に食べました。
どちらもおいしかったです。
ケーキとメロンを食べたかったので、お昼の主食はなし。

夕ご飯は「リクエストのお寿司」を買いに行ったのだけど
四連休の最後の日だったからか、にぎり寿司は売り切れ。
かわりに、ネギトロ巻きといなりウナギセット、
鹿児島産うなぎのかば焼きを買いました。

好物のウリもむきました。

夕ご飯は、バナナウリです。

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   社説:[女性の政治参画] 多様な視点、社会に必要 
2021年07月24日 南日本新聞

 国会や地方議会で女性の議員が増えず、政治参画が進んでいない。
 現代社会は少子高齢化や貧困、教育格差など、さまざまな課題を抱えている。男性と女性双方の視点が入ることで、価値観が広がって新たな政策の策定が期待できる。
 先の通常国会で政治分野の女性参画拡大を目指す改正推進法が成立した。民主主義は多様な視点や考え方によって支えられている。よりよい社会をつくる上で、女性が政治に参加することは不可欠である。
 国際組織「列国議会同盟」によると、各国議会で女性議員が占める割合は平均26%。これに対し、日本の衆院はわずか10%で166位にとどまる。
 鹿児島県内の女性議員の比率は全国の中でも低い。2020年末現在、43市町村議会で女性議員が占める割合は市議会13.2%、町村議会6.2%で、県議会は10%。全国平均は19年末時点で単純比較はできないが、市区議会16.6%、町村議会11.1%、都道府県議会11.4%となっている。
 南日本新聞は2月、当時の県内の女性議員全74人を対象にアンケートを実施した。政治分野での男女共同参画推進に必要な取り組みとして、「性に基づく差別や偏見をなくすための教育」「議員活動と育児などの両立支援」「家族の理解」を訴える声が多かった。
 アンケートからは、「政治は男性のもの」とする固定観念が根強く、女性が社会的性差や私生活の壁に悩んでいる状況がうかがえる。
 改正推進法は、セクハラやマタニティーハラスメントの防止策を国や地方自治体に求める条文を新設。研修の実施や相談体制の整備を盛り込んだ。
 このほか、地方議会を男女共同参画の推進主体として明記し、積極的な取り組みを促した。議会を欠席する要件に妊娠や育児を例示している。
 改正推進法の趣旨を生かせるかどうかは議会の取り組みが鍵を握る。女性が立候補しやすい環境づくりを急がなければならない。
 女性の政治参画は有権者の意識次第で進めることができる。どのような民意を政治に反映させたいのか、民主主義の在り方が問われているといえる。
 さらに、候補者の一定比率を女性に割り当てるクオータ制の導入も検討してみてはどうか。男性偏重の意識や慣習を改めるには思い切った対応が欠かせまい。
 1946年の衆院選で女性が初めて参政権を行使して、今年で75年になる。女性の政治参画は単に議員を増やすのが目的ではない。当選後に議員活動に専念でき、再選を目指そうと思える環境が整っていることが重要だ。
 求められているのは成熟した社会である。各政党は次期衆院選で考え方を公約に掲げ、論戦を展開してほしい。


  社説:衆院任期残り3カ月/社会の矛盾 目を凝らしたい 
2021年07月24日 河北新報

 衆院議員の任期満了(10月21日)まで、残り3カ月を切った。解散の機運は一向に高まらず、争点も見えてこない。菅義偉内閣の支持率は低下しているが、政権を支える自民党や、対峙(たいじ)する野党の動きは鈍い。公示の時期ばかりが刻一刻と迫っている。
 新型コロナウイルスの重苦しい霧に覆われ続け、国政の課題がほぼコロナに一極化された状況の中、足元の社会に目を向ければ、言いようのない矛盾に満ちている。
 感染再拡大が進み、東京に4度目の緊急事態宣言が出されたにもかかわらず、東京五輪は幕を開けた。五輪開催の切り札として政府が大号令をかけたワクチン接種の加速は、供給不足の不手際を露呈したままだ。
 経済を見ても、国の2020年度の税収が一部大企業の好調な業績で過去最高を更新する見通しの一方で、コロナ禍で売り上げ減少に陥った飲食店などの廃業が相次ぐ。本来ならば事業者の支援を第一に考えるべき時に、金融機関や酒類販売業者を通じて「圧力」をかけようとした国の姿勢は象徴的だ。
 国政選挙の先行指標とされる今月の東京都議選は、迷走する政治の状況を如実に示したものだと言えよう。
 4年前の選挙で小池百合子知事が創設した地域政党「都民ファーストの会」に惨敗を喫した自民は今回、都議会第1党に復帰したものの、獲得議席は見込みを大きく下回り、「敗北」に終わった。議席を伸ばした立憲民主党も政権批判票の大きな受け皿になったとは言い難い。
 主要な争点だった新型コロナ対策は、PCR検査やワクチン接種態勢の強化、経済対策といった主張が似通い、違いが見えにくかった。過去2番目に低い42・39%に落ち込んだ投票率は、具体的な選択肢を提示できなかった政策論争にも原因があった。
 衆院選を控え、菅内閣は窮地に立たされている。報道各社の世論調査で支持率は軒並み下落し、昨年9月の政権発足以降で最低となった。「選挙の顔」として不安視する声が党内に広がっている。
 政権奪取の好機にもかかわらず、野党も心もとない。立民と国民民主党は共産党との連携強化を巡って対立。連合が立民、国民と3者で結ぶ政策協定を断念するなど、一枚岩になるのは困難だろう。
 次期衆院選を意義ある選択の機会にするには、有権者自身が現状に目を凝らすしかない。本質を見極める視点を磨くことが一層求められる。
 コロナ下で見えづらくなっている東日本大震災や東京電力福島第1原発事故からの復興、進む人口減少と高齢化、疲弊した地域経済、国債発行で膨らんだ長期債務残高-。争点を何に求め、望ましい統治の仕組みをどう考えるか。政治を動かすために、有権者が主体的に考え、積極的に発信する必要がある。 



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日本ミツバチの蜂蜜がバクハツしそう!?/「民」はどこへ行った 五輪開幕に考える

2021-07-24 23:23:49 | ほん/新聞/ニュース
二回目のコロナワクチン接種の副反応は、
三日目でほぼ収まりました。
自覚としては、初回より軽い感じでした。
とはいえ、暑いので家のなかで過ごしています。

お昼前、珈琲豆を挽くためにミルを出そうとしたら、
袋の下のほうがなんか濡れています。
よく見ると、とろっとしていて水じゃなくて蜂蜜!
横の箱に入れておいた蜂蜜の保存ビンから蜜が漏れだしているようです。
蜂蜜ビンは、厚手のポリ袋に入れてから、
段ボール箱に並べて保存してあります。
ビンを一つ持ち上げてみると、袋の下も、水浸しならぬ蜂蜜びたし。

数年前にも、気温が高い夏にあふれさせたことがあるので、
一つずつ確認しながら、慎重に箱から取り出してみると、
去年の春と秋の蜂蜜がビンの蓋の隙間からあふれています。
中の圧が高くなって、はちみつが漏れてきたようです。
濃厚なはちみつは無事だったので、糖度が低い蜂蜜が噴出してきたようです。

ホーローのトレイの中で、ビンを袋から出して、
蓋を開けるとじゅわっと爆発しそう。
濃さはあるのでジワジワとせりあがってきます。
急いで空のビンにあふれてくる蜂蜜を移しました。

袋に残った蜂蜜ももったいないので、数時間かけてたれ蜜を回収。
かき混ぜて空気を抜いておいたら、夜には落ち着きました。
次から、蜂蜜はビンに七分目くらいに入れることにしましょう。


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  社説:「民」はどこへ行った 五輪開幕に考える 
2021年7月24日 中日新聞

 きのう開幕した東京五輪の無観客映像を目にして、一抹の寂寥(せきりょう)とともによみがえる四十年前の記憶がありました。一九八一年十月二日付。私ども中日新聞社の社説です。

 八八年夏季五輪の開催地選考で韓国ソウルに敗れた「幻の名古屋五輪」への論評でした。

 「だからいったではないか」

 名古屋の地元紙にしては、その見出しが、やけに冷めた物言いだったのを思い出します。

 なぜこんな見出しになったか。当時の紙面をたどると、現代に通じる民主主義と政治のあるべき形が見えてくるようです。

 五輪招致が名古屋で動きだした七〇年代後半、日本経済はとうに低成長、財政難の下り坂を降り始めていました。けれども招致当局の自治体は旧態依然。五輪カードを使って地域の振興、開発を有利に運ぶもくろみでした。

万事知らしむべからず
 環境面などから反対運動も出ていたが、政治の思惑を先行させる当局に取り合う余地はない。「何のための五輪か」。まともな理念はなく、説明もない。市民は徐々に冷めていきました。

 市民が五輪に燃えないのは「理念がはっきりしないから」と考えた自治体はある日、東西の文化人を集め「理念を語る会」を開きました。だがこれも「市民自身が決めること」と一蹴され、市民不在への批判が沸騰したそうです。

 「一事が万事これ式で『よらしむべし、知らしむべからず』ではたまらない」。社説は招致後の社会分断をも見通し、民主的な招致プロセスを求め続けました。

 そして得た教訓が「民主主義の原点を忘れた思い上がりの運動は結局成功しない」のだと。これが名古屋落選の一因であり、社説の真意でもありました。

 さて、あれから四十年後の今に刺すこの成句。「民は由(よ)らしむべし知らしむべからず」とは−。

 「論語」の原意から転用した徳川家康の解釈は「為政者は人民を施政に従わせればよいのであり、その道理を人民に分からせる必要はない」とされます。いわば封建時代の政治原理が、今日再び東京五輪にも重なります。

 開催都市・東京でコロナ禍の感染がまさにピークを突く中、迎えた開会式でした。会場に「民」の姿はない。直前でも「五輪で感染拡大」を不安視する国民が九割近く。何もかもが異常です。

 なのに大会当局は一貫して中止論議を封じ、まず開催ありきで突き進む。「何のための五輪か」。納得いく説明はありません。

忘れるわけにはいかぬ
 六月初め。政府の専門家が、コロナ禍の現状で五輪開催は「普通ない」が、開くなら「何のためにか」説明が必要と公言した時。担当閣僚の反応が強烈でした。

 「(政府側は)スポーツの持つ力を信じてやってきたが、全く別の地平から見てきた言葉をそのまま言っても通じづらい」

 専門家が代弁した国民の素朴な疑問は「別の地平」からの遠吠(ぼ)えだったのか。これぞ「知らしむべからず」の真骨頂でした。

 それにしてもこの政治と「民」を分断する壁の厚さはどうか。

 ひとたび選挙を経て権力を手にすれば、あとは民意との信頼関係を遮断。批判の声は虚偽、隠蔽(いんぺい)でかわし、国民が忘れるのを待てばいい。五輪に限らず、ここ何年も私たちが目の当たりにする「民」なき政治の不条理です。もはや真の民主主義ではありません。

 政界では、今秋の衆院総選挙に向け五輪成功を浮揚力にしたい、との政権の思惑が語られます。それ故か、五輪優先でコロナ対策のちぐはぐが続き、陰で幾多の人々の命や店や職が失われました。ただこの失策も、五輪選手の活躍に熱狂する裏で、国民は忘れてくれるとの読みがあるようです。

 しかし大会の熱狂は別として、私たちは忘れるわけにはいきません。何も知らしめられず政治の犠牲となった「民」の無念を。忘れたら、また「知らしむべからず」の闇夜が続くからです。

 思えば四十年前のあの社説も、民意を蔑(ないがし)ろにする権力の思い上がりを戒めていました。

 忘れぬことによって、真の民主主義の底力を示し、ついには「封建時代の原理」を終わらせなければなりません。いろいろあったこの東京五輪をこそ奇貨として。 


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消費トラブルの増加懸念 18歳成人、来年4月から/プリンスメロンもうすぐ収穫。コウセキウリ、タイガーメロンも大きくなった。

2021-07-23 22:44:39 | ほん/新聞/ニュース
昨日7月22日は二十四節気の「大暑」(たいしょ)。
大暑とは、夏至のあと30日で夏の暑さが頂上に達する夏の盛りのころ。
暑くて雨が少ない日が続くと、瓜の実が熟してきます。

バナナ瓜に続いて、プリンスメロンの実も
ソフトボールより大きくなって、もうすぐ収穫できそう。

数もけっこうたくさんついていて、
ネットの空中栽培なので、重みで落ちないように、
一つずつ網袋に入れて、ネットに縛りました。
  
タイガーメロンも大きくなり始めています。

バナナ瓜のお隣にはコウセキウリ(金太郎)



バナナ瓜も、落下防止の網袋に入れて収穫を待ちます。
  

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後半は、
中日新聞生活面の「消費トラブルの増加懸念 18歳成人、来年4月から」。
オリンピックの開催に反対しているので、
きょうはメディアにあふれる五輪の記事は、あえて無視、します。

  消費トラブルの増加懸念 18歳成人、来年4月から 
2021年7月22日 中日新聞

 2022年4月1日から、民法の改正により、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられる。明治時代以来、約140年ぶりの変更で、高校生を含めた10代の若者が「大人」としてさまざまな契約ができるようになる。一方で、トラブルの増加を心配する声も。これまでと何が変わるのか、改めて押さえておきたい。 (河郷丈史)

ローン契約可能に
 法務省によると、民法が定める成人年齢には「一人で契約できる」「父母の親権に服さなくなる」という意味がある。このため、成人年齢に達すると、親の同意がなくても携帯電話の契約をしたり、クレジットカードを作ったり、一人暮らしのために賃貸住宅を借りたり、ローンを組んで高額な商品を買ったりと、さまざまな契約が可能となる。

 ただ、全国の消費生活相談窓口に寄せられるトラブルの相談は、成人して間もない二十代前半で急増する傾向にある。二〇年度の年齢別の相談件数で、未成年の十八〜十九歳の平均が四千八百二十件だったのに対し、二十〜二十四歳は一・六倍の七千七百四十一件に上った。

 「成人後に被害が急増する大きな要因の一つは『未成年者取り消し権』が使えなくなること」と国民生活センター。未成年が親の同意を得ずに契約をした場合、成人とうそをついたなど一部のケースを除き、契約を取り消すことができるという民法の規定だ。成人年齢の引き下げ後は十八、十九歳に未成年者取り消し権が適用されなくなるため、トラブルの増加が心配される。

高校での教育充実
 成人直後に目立つのは、エステや脱毛などの美容サービス、もうけ話をうたう副業サイトや投資商品、情報商材などの契約を巡るトラブル。インターネットの情報を見て自ら連絡したり、会員制交流サイト(SNS)で知り合った人物や友人から誘われたりしたことがきっかけで、契約時にお金がなくても、消費者金融や学生ローンで借金をさせられたり、クレジットカードで支払わされたりする場合もあるという。身近な契約やお金について、十代のうちから理解を深めることが重要となっている。

 来年四月から始まる高校家庭科の新学習指導要領では、契約の重要性や消費者保護の仕組みといった消費者教育に関する内容を充実。家計管理への理解については、株式や債券、投資信託などの金融商品の特徴や、資産運用の視点に触れることが盛り込まれた。

識者に聞く 考える「態度」必要
 成人年齢の引き下げにどう備えればいいか。日本消費者教育学会会長で、椙山女学園大教授の東珠実さん(61)=写真=に聞いた。

 18歳になれば高校生でも消費者として責任を負うことになるため、契約やお金に関する最低限の知識が必要となる。ただ、難しい法律の知識などを学ぶ必要は必ずしもなく、契約に対する正しい「態度」を身に付ければいい。

 相手に誘われるままに勢いで契約をするのではなく、よく考える。「必ずもうかる」といったあり得ない話を持ち掛けられたとき、「変だな」と気付いて、すぱっと断れる。シンプルなことだが、これができるだけでもトラブルは減る。

 もしトラブルに遭ったら、大切なのは相談機関に相談すること。未成年者取り消し権が使えなくても、さまざまな消費者保護の仕組みがある。相談は自分の被害を回復するだけでなく、他の人が新たに被害に遭うことを防ぐことにもつながる。 


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バナナウリを初収穫しました/開会直前の五輪 迷走生んだ無責任体質

2021-07-22 23:30:01 | 有機農業/野菜&ハーブ
昨日7月21日の16時過ぎに2回目の新型コロナワクチンを接種しました。
昨夜は軽い痛みがあったのでカロナールを一錠飲んで、
今朝も痛みが残っていたのでもう一錠。
1回目は倦怠感もあったので三日目くらいまでゴロゴロしていたのですが
痛みがあっても腕を動かした方がよいということなので、
きょうは起きて軽い家事などをしていました。
今回パートナーはわたしより副反応が強くて、
吐き気と発熱もあるようです。

夕方涼しくなってから、パートナーといっしょにウリ畑で作業。

黄色くなっていたバナナ瓜を試しに一個収穫しました。

庄屋長ナスも一本、ササゲもどっさり。

そうそう、夕方、奈良からのお土産に大仏プリンをいただきました。

ちょうどコーヒータイムだったので、
一つずついただきました。

甘さ控えめでおいしかったです。

夕ご飯は、ビンチョウマグロのお刺身

数日は無理をしないようにして様子を見ましょう。

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開会が明日に迫った五輪は、直前まで不祥事続き。
このまま開会したら、平和の祭典どころか、
悪名高き五輪になりそう。
菅首相は「やめることは、いちばん簡単なこと、楽なこと」
「挑戦するのが政府の役割だ」といったそうだ。
政府の役割は、市民の生活と命を守ること、
人命を危険にさらして挑戦することではありえない。
五輪を開催しないことが、山積する課題を解決する、
いちばんかんたんなこと、でしょう。

  社説:開会直前の五輪 迷走生んだ無責任体質 
2021年7月21日 中日新聞
 東京五輪開会式で楽曲制作担当の一人だったミュージシャンの小山田圭吾氏が辞任した。学生時代、障害のある生徒らを、長期にわたっていじめていたことが理由だ。
 過去とはいえ常軌を逸した行為で辞任は当然だが、それ以上に、人選した大会組織委員会の脇の甘さと無責任ぶりは看過できない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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