みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

クレオメ・オールドローズが咲きました。/「福井発~焚書坑儒現代版」のその後1~声明と監査結果

2006-05-31 23:29:44 | 「ジェンダー図書排除」事件

  
クレオメ(酔蝶花)が咲きました。
  
 オールドローズも咲き始めました。
  
今年も、初夏の花たちの、出番です。

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「福井発~焚書坑儒現代版」のその後

ところで、
今大地はるみさんのところに、5月29日付けで、福井県監査委員から
5月11日付「男女共同参画関連図書隠蔽事件に関する住民監査請求」
に対する「通知」が届きました。監査委員の結論は、
「本件住民監査請求は、法第242条第1項の要件を
満たさない請求であるから却下する」。

「却下」とは、「門前払い(中身を読まない)」ということ。
要するに監査委員は「なんの判断もしなかった」のです。

監査請求を受けて、県があわてて本を戻したので
「訴えの利益(争いの種)がなくなったので却下or棄却」
ということは有り得るかと思っていたのですが、
「財産の「財務的な管理」に係る請求とは認められず、
住民監査請求の対象とならない」と
いうのは今大地さんでなくてもとても納得できませんね。
結果的に本を戻したから単なる「行政行為」といいたいのでしょうけど、
監査請求したときは、本は「排除されていた」のですし、
処分してたら、当然「財産の財務的な管理」でしょう。
百歩譲って「行政行為」と監査委員が認定したのですから、
行政行為の「処分性」および「意思決定の経緯」を
この際、明らかにしてもらいたいものです。
住民監査請求で請求人の訴えが認められることはマレですが、
それにしても、ずいぶん「お粗末」な「結論」です。
「60日以内」に監査結果をだすと決められているのですが、
逃げたのかと勘ぐりたくなるほど早い「通知」です。

監査委員には県議もいらっしゃるのでしょうから、
こんな人たちの報酬こそ「監査請求」したいですね(笑)。

で、当然ですが、
この通知に納得できない今大地さんが「声明文」を出されました。
「福井県監査委員からの通知文」も全文をアップします。
福井県のお粗末さを、県民でなくても、全国に知らせたくなりますね。


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              声  明  文
                         2006年5月31日
                  敦賀市議会議員 今大地 晴美

「男女共同参画関連特定図書隠蔽事件に関する住民監査請求」に対する福井県監査委員からの通知について

 監査委員からの通知に対し遺憾の意を表明します。

 今回の通知は、地方自治法第242条第1項の要件にかかる判断のみが却下の理由として記載されています。
 「図書隠蔽事件」は行政職員による違法な行為、憲法に定められた基本的人権の侵害など、職員の「行政的な管理」に対する公務員としての認識の甘さや怠慢が引き起こした事件であると言っても過言ではありません。       
 請求者が請求の要旨のなかで述べている、違法性については監査委員の言及はなく、監査委員がどのようにこの事件を捉えているのかは、通知から読み取ることはできません。
 福井県の住民として、また福井県行政に監査と言う立場でかかわりを持たれている監査委員として、「却下」の判断を下すにおいても、住民の意思を尊重し、福井県に対する住民の不信感の払拭につながる通知をするべきです。
 請求の内容に踏み込んで精査したとは思えない、今回の監査委員からの通知は遺憾に思います。図書が戻ったからそれでよいと言うのでは決してないということを、今一度、福井県は肝に銘じ、今後の対応策や住民への情報公開に活かすことを強く望みます。

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以下は、「福井県監査委員からの通知文」です。
 
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福監第138号

                    平成18年5月29日
  今 大 地 晴 美 様

                    福井県監査委員 高 島 寛 正
                       同    安 居 喜 義
                       同    井 上 圭 充
                       同    朝 山 美樹雄

           福井県職員措置請求について(通知)

 平成18年5月11日付けで提出のあった福井県職員措置請求については、下記の理由
で請求を却下します。
                 記
1 請求の要旨
  監査請求書および請求書添付の事実を証する書面から、本件請求の要旨を次のよ
うに解した。

  福井県生活学習館において、本年3月に、150冊の図書が書架から排除された。
  生活学習館の図書は、県民の貴重な税金である県予算の一般財源のうちの備品
購入費で購入されたものである。それらの図書のうち150冊が、県民の目に触れない
場所に排除されていることは、県民の閲覧に供する備品として図書購入された本来の
目的を無にし、県費を無駄にする行為であるとともに、本件は、行政職員による県有
財産の管理を放棄する(怠る)違法な行為である。
  請求人は監査委員に、職員に連帯して金30万円を返還するよう勧告すること、
もしくは、同図書資料を直ちに正規かつ本来の管理状態に復帰させるよう勧告するこ
とを請求する。

2 地方自治法第242条第1項の要件に係る判断
(1)地方自治法(以下「法」という。)第242条第1項において住民監査請求の対象
としている「財産」とは、法第237条第1項に規定する財産の意であって、公有財産の
ほか、物品、債権および基金である。
  その管理については、一般公衆の用に供するという公共の目的のための「行
政的な管理」とそれ自体の財産的価値の保全を図る「財務的な管理」の二つに区分さ
れる。
(2)法第242条第1項の規定による住民監査請求は、地方公共団体における財務会計
上の非違を是正する制度であり、請求の対象は、「財務的な管理」に係るものに限ら
れている。
(3)本件請求が対象としている行為は、事実証明書類の報道のとおり、当該図書を
書架から他の場所に移動させた「行政的な管理」に係るものである。
  また、請求人自らも「同図書資料を直ちに正規かつ本来の管理状態に復帰さ
せるよう勧告することを求める」としており、本件請求は財産の「行政的な管理」を
対象としている。
(4)本件請求は、財産の「財務的な管理」に係る請求とは認められず、住民監査請
求の対象とならない。

3 結論
  以上のとおり、本件住民監査請求は、法第242条第1項の要件を満たさない請求で
あるから却下する。
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えーっと、オマケですが、
以下に、『市民派議員になるための本』第4部「政策実現への道」
第26章「政策評価」から、そもそも住民監査請求とはなにか、
を引用しておきます。関心のある方はお読みください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
26‐6 住民監査請求と住民訴訟をどう使うか?

 オンブズ活動で、税金の使いみちがオカシイと思ったり、不正を見つけたらどうしたらよいでしょうか? そう思った市民はいつでも住民監査請求ができます。
 オカシイ(不当だ)と思った住民は、その自治体の支出について、情報公開請求し、その資料を証拠としてつけて、監査委員会事務局に住民監査請求書(職員措置請求書)を提出します。情報公開制度のないところでは新聞記事や証拠となる資料や予算書のコピーでもよいのです。費用は無料ですが、その自治体に住んでいる住民にかぎられます。
 住民監査請求の提起は、マスコミで報道されることが多く、違法・不当な支出の存在を市民にあきらかにし、行政の反省と見なおしを求める効果があります。でもじっさいには、監査委員には議員や行政経験者など行政サイドの人が多く、監査請求で支出が違法と認定されることは少ないのが現状です。監査委員が請求を受理し、監査が実施され、60日以内に監査結果が届きます。結果は「棄却」や「却下」が多いのですが、不服があれば住民訴訟が提起できます。
 住民監査請求は、直接民主制による手続き法的性格を持ち、所定の要件がととのっていれば、住民はだれでも、ひとりでカンタンにできるようになっています。
 住民監査請求とは、市民が自分の自治体の税金の使いみちについて、所定の手続きにより、自治体の監査委員に異議を申し立てる、直接民主制の訴訟制度(自治法第242条)です。住民訴訟とは、住民監査請求の手続きをした市民がおこすことができる訴訟(自治法第242条の2)です(監査請求前置)。
 これらの制度は、違法な行政作用(公権力)によって権利や利益を侵害された市民が、違法行為の是正をもとめて、行政への対抗手段として、行政作用の後始末をつけるために、市民に法的に保証されているものです。このように、行政の仕事(政策)は、事前には法律による統制と規制を受け、事後には司法による統制を受けます。
 住民監査請求制度の趣旨は、①自治体の財務会計の違法・不当な処置を、自治体に委ねるのはじゅうぶんではないこと、②監査委員の機能がじゅうぶんにはたらかないこともありうること、③市民が自治体の財政につよい利害関係をもっていること、④じんそくな処理と不当なことの是正もされうる、というものです。
 住民訴訟は、「違法な財務会計行為の差し止め・是正、違法な財務会計行為による損害の回復を図り、財産権の主体としての自治体の利益を守ろうとするものである。それは自治体の財務統制の有効な手段である」とされています。
 住民訴訟は、司法の世界では「行ウ訴訟」と呼ばれており、行政事件訴訟の一形態で、市民が「自己の法律上の利益にかかわらない資格」で「法律や条文に明文の根拠のある場合にのみ」提起できます。弁護士をたのまず本人訴訟でおこなえば15,000円程度の訴訟費用ですみます。弁護士をたのむと、ベツに弁護士費用がかかりますが、「市民オンブズ」の弁護士自身が住民訴訟を提起することも多く、弁護士との相談になります。
 住民訴訟は、もし住民側の勝訴が確定すれば、違法な支出はかくじつに自治体にもどりますし、たとえ勝訴しなくても訴訟の提起自体が、自治体の政策におおきな影響を与えます。
 住民側が勝訴しても、一円も原告本人の利益にはなりませんが、自治体職員に政策とは表裏一体の税金の使いみちの違法性を問うことにより、政策そのものの根本的見なおしを迫る、市民が活用できる強力な手法です。
 監査請求は、市民でも議員でもだれでもカンタンにできますので、活用しましょう。

《法律条文》
・〔監査の請求とその処置〕 地方自治法第75条
・〔監査委員の設置及び定数〕 地方自治法第195条
・〔職務権限〕 地方自治法第199条
・〔住民監査請求〕 地方自治法第242条       
・〔住民訴訟〕 地方自治法第242条の2

《参考文献》
・「要説・住民訴訟と自治体財務」碓井光明・著、発行・学陽書房
・「プロゼミ行政法」石川敏行・著、発行(株)実務教育出版

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
26‐7 だれが責任をとるのか?

 政策評価の結果には、だれが責任をとるのでしょうか? 
 自治体が計画し実施した政策については、その計画から実施、政策評価までのすべての段階において、自治体は市民に説明する責任(アカウンタビリティ)があります。
 でも現実には、自治体行政が政策を決め、実施し、その結果の自己評価もしていません。その原因は、行政や仕事をした職員が、だれからも仕事の責任を追及されてこなかったからではないでしょうか。自治体の仕事には、その意思を決定する議会とともに、その仕事をする責任者が存在します。その責任者のポストにつく人は、異動によってつぎつぎに変わり、自分のした仕事の結果が出るころには、べつのポストについています。
 自治体の仕事の最終責任はもちろんすべて首長にありますし、その仕事に失敗があれば、とうぜん有権者から批判され、リコールや次期選挙で落選するということになります。
 自治体職員も、市民オンブズや住民監査請求や住民訴訟により、その責任をまぬがれない時代になりました。それぞれの仕事の段階で、だれがどのような判断をし、だれが実際の仕事をしたかをあきらかにすることが必要です。政策評価の結果、目標が達成されなかったと判定された場合、その結果に至るには、政策自体が不適切だったり、実施段階で手ヌキがあったり、管理・監督がふじゅうぶんだったりと、政策の設計、実施(運用)、監督責任のそれぞれの段階に原因があります。今後は、そのひとつひとつについて、いつ、どこで、だれが、仕事を計画し、決定し、実行したのか、責任の所在をあきらかにし、市民がその責任を追及することにより、事業に対する行政責任が生まれるのではないでしょうか。ポストが変わってもその責任を問うことは、職員個人の問題に還元するのではなく、そのシステムの持つ欠陥をあきらかにするために不可欠だと思います。
 政策不在の自治体行政の大きな原因は、無責任体制を維持してきた首長および自治体職員に、そして責任を取らない取らさないルールとシステムに大きな問題があります。いっぽうこの現状を容認し、政策評価の手法を確立してこなかった議会と市民にも責任があります。
 
《法律条文》
・〔長の解職請求及びその処置〕 地方自治法第81条①②
・〔議会の解散の請求とその処置〕 地方自治法第76条①②③④
・〔主要公務員の解職の請求とその処置〕 地方自治法第86条①②③④
・〔職員の賠償責任〕 地方自治法第243条の2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『市民派議員になるための本~立候補から再選まで』
(寺町みどり著・上野千鶴子プロデュース/学陽書房/2002)P200~203より


いかがでしょうか?
ちなみに、本の著者は「わたし」です(笑)。

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エゴノキ・白雲木・スモークツリー・大実マユミ「百万石」/珍しい木の花

2006-05-30 15:53:53 | 花/美しいもの
花木の花が好きで植えたいと思い、
昨年、平飼い鶏舎を撤去したので何種か植えた。

ほんとはタイサンボクやホウノキも植えたかったのだけど、
大樹になるのであきらめた。
エゴノキの白花に魅せられて苗を探してたら5980円!
思い切って買って植えたら、美しい花を咲かせてくれた。
  

エゴノキ(えごのき科・ロクロギ・チシャノキ)
山野の小川のふちなどに生える落葉小高木。花は晩春。
果皮にサポニンが含まれ洗濯や魚とりに使った。
夏、枝端に蓮華状の白い虫えいができる。
芝居の千代菊に出てくるチシャノキは本種をいう。
和名はえごいことによるという。
別名ロクロギは材をロクロ細工に用いることからという。
(原色牧野植物大図鑑より)

   

   


ハクウンボク(白雲木・えごのき科・オオバヂシャ)

  

スモークツリー(ウルシ科
和名ハグマノキ・別名カスミノキ、ケムリノキ)


目立たないちっちゃな花を咲かせた後に、
煙のようにもくもくふわふわと変身。
どうしてこんな風になるのかと観察してたら、
花ではなくて花茎から微細な毛が伸びてくるみたい。
   

  

大実マユミ「百万石」
昨年、伊吹山で見たマユミの真っ赤なさく果(花序)が
かわいいので植えたいと思っていたら、
5月に谷汲山で苗をみつけた。
さっそく地面に植えたら小さな花をビッシリつけた。
秋になって、大きな赤い実をつけるのが楽しみ。
  

10年もしたら、お向かいが見えないくらいの、
大木になるかなあ。
あんまり大きくなっても困るけど・・・・・
大きくなった木一面に花が咲いたらたのしいだろな。

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インカのねざめ・パープル・アンデスレッド/ジャガイモ&夏野菜の花

2006-05-29 08:10:10 | 有機農業/野菜&ハーブ
土曜日に連れ合いの母の3回忌があったので、
近親者だけで岐阜グランドホテルで夕食を食べ、
あんパンとシュークリームを買ってきた。

 

シュークリームはわかるけど、
なんでホテルのあんパンなの?と思うあなた。
グランドホテルのあんパンは、あんがずっしりで、
平日は午前中に売り切れるほどの人気なんですよ。
これ、甘いもん好きの姉の受け売りですが(笑)。
シュークリームは2種類、
カスタードと生クリームのサンドのが210円。
あらかじめまぜてあるのが310円(100円は混ぜる手間代?)
全部食べたかったので、二人で3個買ってきた。

ということで、
翌日が賞味期限だったので、朝からケーキ。
コーヒーはこだわりの「七福」の期間限定コーヒー。
銘柄は忘れたけど、おいしかった。

午後からは、軒下に放置してあった花の苗を植えたので、
ついでに、畑に行った。
3月26日に植えたジャガイモの花が咲いていた。

今年は、おいしくて珍しい3品種を作っているんだけど、
イモの違いが、花や茎の違いにあらわれてて興味深い。

  
インカのねざめ     パープル     アンデスレッド

ジャガイモの植え付け(3/26)

インカのねざめ
種芋は普通のジャガイモと同じ色だけど、
肉質は鮮やかな黄色。
葉や花の茎は緑色で、花は少ないけれど優雅な風情。 
シベは鮮やかなオレンジ色。    
  

  

パープル
種芋も芽もむらさき。で、花茎もパープル。
花色も淡くて、シベの色も薄い。
  

  

アンデスレッド
 
このジャガイモはおいしいのでよく作っている。
種イモの皮も芽も赤くて、やっぱり花茎も赤い。
花の色は3種のなかでいちばん濃くて、
花の中心にも赤いラインが入っている。
  

  

花が終わって、下葉が枯れ始めたら収穫時期。
でもジャガイモは最後の1週間で太るし味が乗るので、
あわてて掘ってもおいしくない。
収穫遅れだとイモの性が悪くなるで、
ときどきそっと手で掘ってみるのが一番。

キュウリの花 
  
トマトの花
  
スイカとウリのトンネル
  

バナナウリの発芽
  

ホットキャップの中にまいたバナナウリも、かわいい芽をだした。
種まきの時に水をやって、ホットキャップをかぶせただけで、
その後、なにもしていない。ときどき上の穴からのぞいて、
「ガンバレガンバレ」と声をかけているだけ(笑)。

よくがんばってるよなぁ。
 

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「ほんものの民主主義」目指した/浅野史郎さんが初の書き下ろし(毎日新聞5/24)

2006-05-28 15:59:43 | 「市民派議員塾」「M&T企画 選挙講座」
  

  

7月8日に浅野史郎さんを招いてのシンポをするので、
その準備にいそがしくなりそうな毎日。
タイムリーに浅野史郎さんの本が岩波書店から出版され
24日の毎日新聞夕刊で紹介されました。。

「ほんものの民主主義」目指した
浅野史郎前宮城県知事が初の書き下ろし
『疾走12年アサノ知事の改革白書』出版

というながーい記事ですが、
毎日の夕刊をとってる人は少ないので、
引用して紹介します。わが家は長年、
毎日の朝夕刊を購読している奇特な読者です(笑)。
毎日の記事って、とってもいいのでお薦めですよ。

 
『疾走12年 アサノ知事の改革白書』(岩波書店)


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「ほんものの民主主義」目指した
浅野史郎前宮城県知事が初の書き下ろし
『疾走12年アサノ知事の改革白書』出版

宮城県知事を昨年11月に引退し、この春、慶応大教授に就任した浅野史郎氏が、初の書き下ろし『疾走12年 アサノ知事の改革白書』(岩波書店)を出版した。改革派知事の筆頭格だった浅野氏に、本書に込めた地方自治の思いや引退の理由などを聞いた。
                       (鈴木英生)

 本書は3期12年の知事生活を振り返る内容だ。この間に経験したあれこれを、大学教授らしく「教科書風」に並べた。とはいえ、全国的にも著名な浅野氏の体験談は、波らん万丈の物語となっている。
 93年、前知事の汚職による逮捕を受けた選挙で、自民、社会(当時)両党の推薦候補を破り初当選。県の裏金を内部調査で暴いたり、県警の情報公開を巡って県警本部長と対立した。これらの取り組みで、「改革派知事」の急先ぽあとして注目を集めた。
 さらに障害者施設の入所者後いは生活への大幅移行や、プロ野球球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」設立支援などでも話題を振りまく。
 引退までの数年、特に力を注いだのは、国と地方の税財政の三位一体改革と、県警と再び対立では、全国知事会の中枢メンバーとして国から少しでも税源を委譲させようと努めた。ともすれば役所同氏の税金を巡る綱引きと思われがちだが、「本質は住民自身による『ほんものの民主主義』を作ることだった」と強調する。
 「ほんものの民主主義」とは何か。その意味を改革で削減された義務教育費の国庫負担を例に説明してくれだ。
 「教育問題を一番に考えるべきなのは、対象の学校がある地域の住民自身です。だから、現場から遠い国ではなく、身近な自治体が、住民に注文を付けられながら予算を決めるべきなんです。なんであれ、住民が国にお任せにはできない仕組みを作って、自分たちの責任を認識しないと、日本は本当の先進国にはなれない」・・・・・・・以下略・・・・・・・・・・・・
(毎日新聞2006.5.24)
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ところで、このシンポと連続講座の記事が、
『週刊金曜日』5/26号「 こんなことやってます」に、
「む・しネット」の活動紹介とともに掲載されました。


こんなことやってます
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 「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット)

 市民派女性の政治参加をすすめる「女性を議会に 無党派・市民ネットワーク」(略称「む・しネット」)では統一自治体選挙を来春に控え、「ジェンダーの視点を基本に、権威 主義を排し、性にとらわれないでその人がその人らしく能力が発揮でき、個人として
尊重される、公平・公正で平和な社会をめざす」市民派議員をふやしたいと活動しています。
 5月から10月までは、連続5回の「勝てる選挙~市民派議員をふやそう」選挙講座を開催。講師は『市民派議員になるための本』の著者、寺町みどり&岐阜県山県市議の寺町ともまさ。無党派・市民派の立候補予定者・市民および議員が対象です。
 第2回の7月8日(土)には、午後1時から、名古屋市女性会館大ホール(定員350人)にて、シンポジウム「政治を市民の手に!~ひとりからはじまる」を企画しています。基調講演は、前宮城県知事・浅野史郎さんの「脱政党の時代に 」。続くパネルディスカッションでは「わたしたちに何ができるか」を市民派議員とともに議論します。シンポジウムにはどなたでも参加できます。参加費は1000円。ぜひお誘いあわせてお越しください。
 選挙講座、シンポジウムともに事前の申し込みが必要です。
 申し込み・問い合わせは、事務局・寺町みどりまで。
Tel/Fax 0581-22-4989
------------------------------------------------------------
『週刊金曜日』5/26号(No.607)より


シンポまで1カ月半ほどあり、申し込みはまだポツポツなので、
新聞記事や本をたくさんの人に興味をもって読んでいただいて、
シンポの申し込みが殺到するととうれしいです。

  

  
午前中の晴れ間のユリノキ


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野放し球根「アリウム・シクラム」が咲いた/『疾走12年アサノ知事の改革白書』(岩波書店)

2006-05-27 21:29:16 | 花/美しいもの
性質強健、何年も植えっぱなしでよい
といううたい文句にひかれてオールドローズの下に植えた
野放し球根の「アリウム・シクラム」。
どんな花が咲くのかと時々見てた。
球根いろいろ(05.9.21記事)

1週間ほど前から、チューリップの咲いてたとこに、
花茎がすっと伸びてきたと思ってたら、
うつむき加減の房咲きのすずしげな花が咲いた。

  

下からのぞくと、白と赤とグリーンがきれいなとこは、
大山レンゲにすこし似ている。

  
今朝の大山レンゲ

こちらは昨夕(左)と今朝のベニシダレモミジ(右)。
  
チシオモミジの翼果(種)は珍しくないが、
ベニシダレモミジの翼果は初めて見た。

稲の育苗
  

5月9日につれ合いが籾をまいた「ハツシモ」の苗も、
順調に育っているようだ。
田植えは6月10日の予定。
今年も子どもたちと、その友人が駆けつけて、
田植えをしてくれる予定。

育苗ハウスの東には、
今年もサラサウツギが咲き始めた。
  
ふと見上げると、裏山に桐の花が咲いている。
「灯台もと暗し」とはこのことだ。

ところで、
今月号の通信に紹介しようと、浅野史郎さんの最新刊、
『疾走12年アサノ知事の改革白書』(岩波書店)を
自由書房で買ってきた。
浅野さんの本はほとんど読んでいるけれど、
この本が「はじめての書き下ろし」というのが意外。

おもしろくて一気に読んでしまい「紹介記事を書こう」
と思ったら、なんと24日の毎日新聞の夕刊に、
浅野さんの写真入で大きな紹介記事が載っていた。

もちろん、こちらのほうが断然いいから、
きゅうきょ、差し替えました(笑)。

今日はちょっと時間がないので、
毎日新聞記事は、明日アップする予定。

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愛しの大山レンゲちゃん~シャイな見返り美人/『む・しの音』通信55号もできました。

2006-05-26 23:00:39 | 花/美しいもの



ジャーア~ン。
待ちに待った愛しのレンゲちゃんが開きましたぁ


大山レンゲと青いバラの庭(05.6.13記事)

数日前からも白いつぼみがほころび始め、
昨日の夕方には、こんな感じ。
  

今日の夕方、通信の発送も無事終わって、
小雨が降りはじめ、畑にエンドウを採りにいこうとすると・・・・・

うつむき加減にはずかしそうに咲く
大山レンゲの白い花が見えました。

あわててデジカメを取りに戻り、
坂の反対側を向いて咲いているので、
シャガをかき分けてドキドキしながら
のぞきこみました。


うわぁ、咲いてる咲いてる!
  
わが家レンゲちゃんのお目見えです。

  
まわりが薄暗いので、フラッシュをたいたら、
光り輝く花が白く浮かびました。

ついでに、足元に咲いていたどくだみの花と、
  
咲き始めたバイカウツギとオールドローズもオマケです。

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話は変わりますが、
『む・しの音通信』No.55ができあがりました。

 
『む・しの音通信』55号と今大地さんの記事(朝日新聞5/23)

今月号は7/8シンポを目指して、力作ぞろい。
なかでもタイムリーなのは、いま話題の福井県から、
当事者の今大地さんの「福井発~現代版焚書坑儒」の記事。

全文を『む・しの音通信』No.55から転載します。
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福井発~現代版焚書坑儒
   福井県敦賀市・今大地はるみ

 4月28日付の世界日報の記事で、福井県生活学習館から、上野千鶴子さんらの著書、150冊が排除されたと報じられた。
 昨年の11月に一県民の苦情を受け、一度は担当課長が「情報の提供は学習するうえで必要」と回答を出しながら、今年の3月には、150冊の図書が一般の人の目に触れないように倉庫にしまわれたというのだ。
 さっそく生活学習館に問い合わせの電話を入れたが連休明けにして欲しいとの回答。
福井県民の1人としても、またジェンダーの視点を基本に活動する「む・しネット」の会員としても、この問題を見過ごすことができないと思い、みどりさんと相談し、抗議のアクションをおこすことにした。
 5月2日、市民派フォーラムのMLに抗議のアクションの賛同者を募る一報を入れるとともに、生活学習館に再度問い合わせた。担当課長は、福井県の考えは11月の回答のとおり、本は排除したのではない、検討するために手元に置いたのだと言う。
 150冊は誰が、どういう基準で選んだのか、150冊の書籍リストは出してもらえるのかという質問に対しては、行政情報だから出せない、教えられないの一点張り。行政情報なら情報公開すれば出ますねの一言には、「えっ!」と言ったまま絶句する有様だ。
 同日午後、ともまささんに協力をお願いし、あげてもらった9項目についての情報公開請求を出してきた。
 みどりさん、ともまささんも請求してくださることになり、連名で請求したいと申し出たら、福井県では連名での請求はできない、委任状を出せと言う。岐阜県や鹿児島県ではOKですよと言っても取り合ってくれず、情報公開に対する福井県の意識の低さにまたもや情けない思いをかみしめた。
 その後1週間で、賛同者の数は40人近くになり、まずは抗議文を出し、住民監査請求で150冊分の書籍の代金の返還、書籍を元に戻すことなどを請求することにした。
 5月11日、朝一番で抗議文と監査請求書を知事と監査委員事務局にFAX、賛同者のリストを整理し本文を郵送、午後から記者会見を行った。翌日の新聞で大きく取り上げられ、福井県は対応にあたふたしているとの情報も寄せられた。
 抗議文だけならこれほどまでに大きなニュースにはならなかったと思う。「住民監査請求」なればこそのニュースだった。わたしひとりでここまでこぎつけたわけではなく、ノウハウを教えてくれたみどりさんやともまささんの協力があっての抗議のアクションにつながった。
 わたしたちの抗議に対して、福井県生活学習館館長は、検討が終わり次第早急に書籍を戻すとコメントしていたが、一体誰が、いつ、何を検討するのだろうか。本の内容について検討すること自体が検閲だとは思わなかったのだろうか。2日の時点では、決して内容を検討するのではないと、わざわざ電話までかけてきたと言うのに!
 17日には、「ジェンダー書籍戻る」などの見出しで新聞報道があった。市民オンブズマン福井も館長に対し公開質問状を郵送。書籍撤去は誰がどのような理由で判断したかや、書籍の内容についてどのように検討したのかを問いただしている。わたしたちの抗議の第一の目的は、書籍がもとの書架に戻されることだが、戻ればOKでは決してない。
 福井県は経緯を明らかにするとともに、150冊の書籍リストの公開もしなければならない。現時点で情報公開請求した公文書は開示が1ヶ月延長との回答が来ている。そして思わず突っ込みたくなる矛盾だらけの回答が、18日付知事名で今日届いた。
 今後は開示された文書をもとに、公開質問状などで福井県の事なかれ主義や隠蔽体質に厳しく迫りたいと考えている。
 ジェンダーバッシングに対する対応もさることながら、県職員の住民や市民団体に対する官僚然とした態度、情報公開や男女共同参画に対する意識の低さなど福井県の問題は根が深い。県内の動きだけでなく全国各地からの抗議のアクションが、福井県の体質を変える大きな力になっていくに違いない。
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『む・しの音通信』55号(2006.5.25発行)より


今月号には、上野千鶴子さんの「役人のいる場所」も、
多重債務問題に取り組む
中日新聞生活部の白井康彦さんの寄稿もあって、
豪華版です。
記事はwebページと「む・しネット」blogに掲載します。
お楽しみに。


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巨大輪クレマチスが咲いたよ!/初物のスナップエンドウトと赤花砂糖エンドウも。

2006-05-25 23:53:15 | 花/美しいもの
巨大輪クレマチスが咲きました!

昨年の春、「なばなの里」で買ってきた4年ものばかり。
大鉢を5~7割引で1000円前後で買って植えた。
安売りでゲットした鉢たち(05.5.12)

クレマチスの変わり咲きは高いので飛びついたんだけど、
昨年はひょろひょろで生きてるんだか?死んでるんだか??
「安売り」はだめかなぁと思ったけれど・・・・・
今年は春から花芽をつけてた。

赤花と白の八重、どちらも手のひらくらいに大きい。




きれいだぁ。




こちらはこの前「花木センター」で見つけた、
ナニワイバラとクレマチス。
欲しかったけど、高かったのであきらめた。
  

庭で見つけた不思議な造形。
なんの花かわかるかな?
  

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エンドウ&エンドウづくし

通信の発送もメドがついたので、遅めの夕食。
初物のスナップエンドウ(これは昨日写したの)と、
 
赤花砂糖エンドウを食べました。
 
甘くておいしかった。

焼き餃子を買ってきたので、
春キャベツは定番の千切りを,特製ソースで。
  
デザートは、初物の西瓜を衝動買い。
  

もうすぐ、日付が変わるので、駆け足で紹介。

好物の殻ツキ落花生で
缶びいるを飲んで・・・・・お休みなさい。

えっ、GOO混みあってますって(泣)。
はやくカボチャの馬車に乗りたい、シンデレラ!


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初夏の庭の花たち/福井県生活学習館のお役人のその後

2006-05-24 23:01:58 | 「市民派議員塾」「M&T企画 選挙講座」
根を詰めて通信を作っていたので、
ちょっと気晴らしに庭に出て、咲いている花を写した。

 
ピラカンサ   ワイルドストロベリー
 
春の雪ノ下   アジサイ
  
ペロニカ・オックスフォード
  
シソバタツナミソウ   ムラサキツユクサ
 
マツモトセンノウ   紅ウツギ
 
八重平戸ツツジ    サツキ
 
畑にいく畦の横に咲くお向かいのシャクヤク。
毎年、楽しみに見とれている。

そういえば、わが家のボタン、今年は咲いてナイみたい・・・・。
 
(05.4.27)       (05.4.22)

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福井に行かれた今大地さんが、福井県生活学習館に、
チラシが置いてあることを確認してきました。
スミのほうにひっそりと置いてある配慮がこころ憎いですが、
ちゃんと見届けるところが、やっぱ「む・しネット」ですね。

 

チラシをめぐっての前回の話の続き

白崎副館長から謝罪の電話があり、チラシを置くことに決定した後も、
広部氏だけは、言を左右に自分の非を認めようとしませんでした。

わたしは、「あなたと話していても不愉快さが増すばかりです。
この間の差別的対応とあなたが公務員として不適格と
ちょくせつ知事にお手紙を書きますからもういいです」と電話を切りました。
事の重大さに気づき、我が身かわいい広部氏は、
あわてて副館長にとりなしてもらって、ワビを入れてきました。
副館長に厳しくしっ責されたということで、自分の非礼と
独断と偏見に満ちた対応ををひとつずつ挙げて謝罪されました。
わたしは、「一応お聞きしますが、謝罪を受け入れるかどうかは
今大地さんと相談して決めます」と答えました。
副館長は言葉だけでは信じてもらえないからと、
午後に全館の職員を集めて研修をされたそうです。

今大地さんにも謝罪があったということで、
とりあえずは、様子を見よう、ということになりました。

この話が、福井県生活学習館だけの出来事ならよいのですが、
7/8シンポチラシは、他の施設でも不当な扱いを受けてるようですね。


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お役人に一筆啓上!「たかがチラシ」の話しから&ヤマボウシのお花

2006-05-23 21:25:22 | 「市民派議員塾」「M&T企画 選挙講座」
ホームセンターに売れ残っていた
「母の日」プレゼントの白花アジサイに魅かれて、
自分で買ってきました(半額処分の990円)。
  

グリーンの花色が美しかったヤマボウシも、
満開になって、清楚な白花になってきました。


  
ハナミズキの原種というヤマボウシ。
天にむかってぴょんぴょん咲くようすが
かわいらしくて、ステキです。

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お花の写真と、おカタイい記事と両方とも載せたい
欲ばりなわたしの苦肉のアイデア。
お花だけ見たい人とは、ここでお別れして、
もっと読んでやろうという人は、おつきあいください。



図書排除事件で世間をにぎわしている福井県生活生活学習館。
「む・しネット」のチラシでもトラブルが発生していることは、
すでにお伝えした通りです。

シンポジウムチラシを巡って~福井県生活生活学習館との信じられないお話し

どちらの問題でも当事者の今大地さんが書いた「リレーエッセイ」が、
できたてのほやほやの新聞記事になってFAXで届きました。

「む・しの通信」55号も最終校正にだし、最後の追い込み。

さっき「む・しネット」blogの原稿も書き、
と、エネルギーも枯渇状態のわたしのこと、
タイムリーな記事に飛びついて、
喜々として転載させていただくことにしました。


リレーエッセイ「あしたは晴れ」
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「検討中」お役人に一筆啓上
              敦賀市議  今大地晴美さん

 福井県の職員の方々は、よほど「検討する」のがお好きなようだ。
 今日(17日)、図書排除問題で世論をにぎわしているくだんの福井県生活学習館へ行った。
む・しネット(「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」の略称です)主催の7月のシンポジウム「政治を市民の手に」のチラシを置いてもらうためだ。
シンポは1部が前宮城県知事の浅野史郎さんの講演、2部が浅野さんや市民、市民派議員によるパネルディスカッションで構成されていて、わたしもパネラーとして参加することになっている。
対応してくれた職員はチラシを見ながら「政治はちょっと・・」と言いかけ、主催団体に目を移すと「女性議員を増やす活動をされているのですね。一応チラシを預からせてもらいます。」とのお返事。わたしは生活学習館ではチラシやパンフレットを持ち込んだ場合、これはOKだけど今回はダメと言う判断の基準になる規約があるのなら見せて欲しいとお願いした。
 とここで上司が登場。規約はないが内規があるというので、その内規を見せてと再度、お願いしたらなんと、内規は県民に見せるものではない、示してはいけないことになっているそうな!
 内規は県民に見せてはいけないという条例なり要綱があるのか、はたまた知事がそういったのかとしつこく食い下がる今大地。
しかし「主催団体や内容について検討するので預からせてもらう」の一点張りだ。
 結局、検討結果の返事は主催の「む・しネット」事務局宛にしてもらうことにして帰ってきたところだ。
 アーア、ホントに疲れる!ゴミ問題のときとまるっきり同じだ。市民団体が何を聞いても、のらりくらりと「検討中なので答えられません。言えません。」を貫き通すお役人のど根性に、何度もこちらの血管がぶちきれそうになった。
 きっと【福井県職員の県民向け対応心得帖】なる内規には「県民は無視」「事なかれ主義」「隠蔽体質」を貫き通そうと書かれているのかもネ。
 最後に今大地から職員の皆さんへのアンケートです。
1・自治とはなんですか
2・あなたにとって住民とはなんですか
3・あなたが仕事をする上で最も気にかけている人は誰ですか
4・市民団体にどのような感情を持っていますか
5・県が保有している情報は誰のものですか
 手紙・FAX・メールでの回答、お待ちしています。
回答者の皆さんにはもれなく、今大地がついてきたらいやだろうな・・・。
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(朝日新聞 2006.5.23)


けさの朝日新聞に載ったんですから、読んだ「お役人」はいやだろうな(笑)。

関連で、東京ウイメンズプラザでも、7/8シンポジウムチラシをめぐって、
信じられないできごとが起きています。
この件では、当事者の甘利さんが東京ウイメンズプラザに
昨日、「要望書」を出しました。
先ほど、事務局のわたしが「む・しネット」blogに
長文の記事を投稿しました

「たかがチラシ、されとチラシ」東京東京ウィメンズプラザの
信じられない対応に要望書提出(5/23「む・しネット」blog)


このシンポジウム、浅野史郎さんが基調講演で、
市民派議員がパネラーのとってもいいシンポだと思ってるんだけど、
お役人は、どうもそう思ってないみたいですね。


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今年もユリノキの花が咲きましたぁ!

2006-05-22 23:30:03 | 花/美しいもの


2本植えたうち一本だけ残ったユリノキ。
今年も咲いてくれました。

ユリノキものがたり(05.5.20)

  

  




本来、高木になるのでなかなか花が見られないのですが、
わが家のユリノキは倒れた枝にいっぱい咲くんです。


雨が降る前から膨らんでいたユリノキのつぼみ。

昨日見に行ったら、咲いていましたよ。

ユリノキ(百合の樹・モクレン科・別名チューリップツリー)
  

甘い蜜をカップいっぱいにあふれさせるユリノキの花。
スズメバチもたくさん飛んででアブナイ、アブナイ。
ハチがいない間に、踏み台を持ってきて急いでパチパチ。

  

  

  
きれいでしょ。

わたし、ユリノキだーいすき!

もひとつお気に入りの大山レンゲちゃんも
もうすぐ咲きます。


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