知れば知るほど、安倍政権のひどさがきわ立つ「「加計(かけ)学園」問題。
新聞各紙の社説のとおり、
「論点をすり替えるな」「その姿勢が行政ゆがめる」「 国民に真実を知らせよ」。
応援クリック してね
本文中の写真をクリックすると拡大します。
例年より少し遅れて、庭のバラたちも咲きはじめました。
わが家のバラは、4種類、白のもっこうバラは終わってしまい、
今は赤のカクテルと八重のツルバラなどが咲いています。
鉢植えのカサブランカもずいぶん伸びてきました。
道の下のブルーベリー2種とマルベリー。
どちらも実がたくさんついています。
マルベリーは実が黒くなって下に落ち(完熟し)たものを、収穫します。
数日前に、半額で買ってきた飛騨牛のステーキを食べました。
つれあいは「マルシン(もも肉の中心)」、わたしは「ヒレ」。
飛騨牛は久しぶり。
どちらも赤身の希少部位で、柔らかくて美味ですね。
最後まで読んでくださってありがとう
クリック してね
記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
新聞各紙の社説のとおり、
「論点をすり替えるな」「その姿勢が行政ゆがめる」「 国民に真実を知らせよ」。
社説:加計学園問題 論点をすり替えるな 2017年5月31日 朝日新聞 安倍首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画をめぐり、前文部科学事務次官の前川喜平氏が新たな証言をした。 昨年9~10月、和泉洋人・首相補佐官に首相官邸に複数回呼ばれ、新設を認める規制改革を早く進めるよう求められた。和泉氏はその際、「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」と述べたという。 事実なら、すでに明らかになった内閣府からの求めに加え、首相補佐官も「総理」の名を直接あげて、文科省に働きかけていたことになる。 証言は、国家戦略特区という政権の目玉政策に公私混同があった疑いを抱かせる。国政への信頼がいっそう揺らいでいることを政権は自覚すべきだ。 信じられないのは、事実関係を調査し、国民に対して説明する姿勢が首相らにまったく見られないことだ。 菅官房長官は記者会見で政府として調査はしないとし、「前川さんが勝手に言っていることに、いちいち政府として答えることはない」と突き放した。 首相は国会で「改革を進めていくうえでは常に抵抗勢力がある。抵抗勢力に屈せずにしっかりと改革を前に進めていくことが大切だ」と述べた。 だが今回、問われているのは特区で獣医学部新設を認めることの是非ではない。トップダウンで規制に風穴を開ける特区である以上、首相が指導力を発揮すること自体は当然あろう。 問題はその手続きが公平、公正で透明であるかどうかだ。 行政府として当然の責務を安倍政権は軽んじている。そう思わざるをえない証言や文書がこれだけ明らかになっている。 特区であれ、通常の政策であれ、行政府として、それを進める手続きが妥当であると国民や国会から納得がえられるようなものでなくてはならない。 なのに首相は自ら調べようとせず、「私が知り合いだから頼むと言ったことは一度もない。そうではないというなら証明してほしい」と野党に立証責任を転嫁するような発言をした。考え違いもはなはだしい。 政府が説明責任を果たさないなら、国会が事実究明の役割を担う必要がある。前川氏はじめ関係者の国会招致が不可欠だ。 自民党の竹下亘国会対策委員長が前川氏の証人喚問について「政治の本質になんの関係もない」と拒んでいることは、まったく同意できない。 問われているのは、政治が信頼に足るかどうかだ。それは政治の本質にかかわらないのか。 |
社説:「加計」の解明拒む安倍政権 その姿勢が行政ゆがめる 毎日新聞2017年5月31日 なぜ、安倍晋三首相と与党は解明を拒み続けるのか。 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る問題で、首相は「法令に基づき適切に手続きを進め、圧力が働いたということは一切ない」との国会答弁を繰り返している。 文部科学省の前川喜平前事務次官が「本物だ」と証言した「総理の意向」と記された文書に関しては「文科省の調査で確認できなかった」と答えるだけだ。 一方、自民党も「政治の本質に関係がない」(竹下亘国対委員長)と前川氏の証人喚問を拒んでいる。 幕引きをひたすら急ぐ、こうした姿勢に強い疑問を抱く。 前川氏は昨秋、和泉洋人首相補佐官から官邸に呼ばれ、獣医学部新設を急ぐよう直接求められたことも新たに明らかにしている。 安倍首相の長い友人だったから加計学園に有利な手続きが急速に進んだのか。そこに首相の意向は働いたのか。あるいは内閣府などが首相の意向をそんたくしたのか。そして前川氏が証言したように「行政はゆがめられた」のか--。 まさにこれは公正でなくてはならない政治の本質の問題である。いずれの疑問にもまだ答えは出ていないにもかかわらず、首相はそんな疑問を抱くことそのものが「恣意(しい)的な議論だ」とまで答弁している。 そもそも行政の記録文書は、行政が公正に行われていたかどうかを後に検証するために残すものだろう。 首相らは文書の存在を認めると、これまでの全ての説明が揺らいでしまうと恐れているのだろうか。もはや怪文書などとは言えない状況なのに、「あるものを無かった」というような姿勢を続けること自体、既に行政をゆがめていると言っていい。 首相は、国家戦略特区で既得権益を打ち破り、規制を緩和して獣医学部を新設する意義を強調している。だが、その政策判断が間違っていなかったかどうかは事実関係を確認したうえで検証すべき次の課題だ。 手続きが適正だったと言うのなら、堂々と当事者を国会に呼んで話を聞けばいい。前川氏も応じる意向を示している証人喚問を行い、和泉氏らの説明も国会で聞くことだ。安倍首相が出席して衆院予算委員会の集中審議を開くことも必要だ。 |
社説:加計学園問題 国民に真実を知らせよ 2017年5月27日 中日新聞 学校法人加計学園の獣医学部新設には、安倍晋三首相の意向が働いたのか。文部科学省の前川喜平前次官はそう記載された文書の存在を認めた。政府と国会は、国民に真実を知らせねばならない。 加計学園の理事長は、安倍首相の友人が務めている。その系列大学の獣医学部を国家戦略特区に新設する計画に絡み、「官邸の最高レベルが言っている」「総理のご意向」などと記された文書の存在が明るみに出た。 先日、前川氏は記者会見し、内閣府から文科省に伝えられたことを示すその記録文書について「確実に存在していた」と証言した。 昨年九月から十月にかけて、獣医学部新設を担当する文科省専門教育課から受け取り、幹部間で共有したと説明した。「あったものをなかったことにはできない」と述べ、文書の信ぴょう性をかたくなに否定する政権を批判した。 「公平、公正であるべき行政の在り方がゆがめられたと認識している」とさえ語っている。 国家戦略特区制度を隠れみのにして、加計学園への利益誘導を強いられた。言外にそうした重大な疑義を差しはさんだ形である。 当時の事務方トップの身を賭しての実名証言は極めて重く、文書の存在は裏づけられた。前川氏は、国会での証人喚問の機会があれば応じるという。国民の疑問に対して、政府と国会は事実をつまびらかにする責務がある。 二年前に閣議決定された日本再興戦略では、生命科学などの新分野の獣医師が求められ、既存の獣医学部では間に合わない場合に限り、獣医師の需要の動きを考えて新設を検討するとなっていた。 にもかかわらず、どんな獣医師がどの程度必要なのか見通しすら示されないまま、加計学園を前提とした「暗黙の共通理解」のもとで物事が運んだという。前川氏はそうした経緯を証言している。 天下りあっせん問題の責任を取り、辞職した前川氏について、菅義偉官房長官は「地位に恋々としがみついていた」と攻撃し、記録文書を「怪文書」扱いしている。卑劣なレッテル貼りによる問題のすり替えというほかない。 松野博一文科相は、職員七人への聞き取りとパソコンの共有フォルダーの調査だけで文書の存在を否定した。再調査を拒み、明らかに幕引きを図ろうとしている。 森友学園問題に続き、真相を隠ぺいしようとするような政権の姿勢は、国民感覚から懸け離れ、政治不信を深めるばかりである。 |
応援クリック してね
本文中の写真をクリックすると拡大します。
例年より少し遅れて、庭のバラたちも咲きはじめました。
わが家のバラは、4種類、白のもっこうバラは終わってしまい、
今は赤のカクテルと八重のツルバラなどが咲いています。
鉢植えのカサブランカもずいぶん伸びてきました。
道の下のブルーベリー2種とマルベリー。
どちらも実がたくさんついています。
マルベリーは実が黒くなって下に落ち(完熟し)たものを、収穫します。
数日前に、半額で買ってきた飛騨牛のステーキを食べました。
つれあいは「マルシン(もも肉の中心)」、わたしは「ヒレ」。
飛騨牛は久しぶり。
どちらも赤身の希少部位で、柔らかくて美味ですね。
最後まで読んでくださってありがとう
クリック してね
記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね