幼い頃はよく兄弟喧嘩をしたものだ。
今となっては、何が原因なのか思い出せない。
思い出せないって言うよりも、大した理由なんてなかった。
屁が臭いとか、見たいテレビが見えないとか、
まぁ、兄弟喧嘩なんてのはそんなものだ。
時には激しく肉弾戦も繰り広げることもあったが、
僕たち兄弟はもっぱら
“口喧嘩”
が中心だった。
意地の張り合っていうか、罵りあいって言うか、
罵詈雑言、
己の浅い知恵を振り絞って、
考えうるボキャブラリーをフルに使って、
言葉で相手を叩きのめそうとしたものだ。
そしていつも最後にはお決まりの文句で締めくくる。
昔の学園ドラマで約束をした時に、
「出来なかったらどうする?」
の問いかけに、
「逆立ちして校庭を一周してやる!」
って感じのがあった。
絶対無理な事じゃないけど、いざやるってなると
大変なんだぞぉ!って言う、いわゆるリスクだ。
“ウソついたら針千本飲~ます”
これは、まぁ、出来ないことだから。
約束を守れなかった事と引き換えにするには
現実味に欠ける。
それほどの覚悟だということは伝わってきても、
実際に出来ないんじゃ、リスクではない。
そこで、僕たちの決まり文句。
喧嘩が最高潮になった時に、お互いに投げかける。
「でけへんかったら、何すんねん!」
「おぉ!何でも言う事聞いたるわぁ!」
「ほな、ラーメン作れぇ!!!!!!!!!!!」
この、“ラーメン作れ”の言葉で、この喧嘩は終わりって
言う意味も兼ねた決め台詞。
僕が小3、弟が幼稚園の頃だったと思う。
あの頃は、インスタントラーメンを作ることすら
出来なかった者としては、
それはとてつもない作業だったんだろう。
約束を守れなかったら、インスタントラーメンを作る。
不可能な事ではないが、
限りなく不可能に近いからこそ、リスクとなる。
昨日、ひさびさにラーメンを作りながら、
昔の決め台詞を思い出した。
今となっては、何が原因なのか思い出せない。
思い出せないって言うよりも、大した理由なんてなかった。
屁が臭いとか、見たいテレビが見えないとか、
まぁ、兄弟喧嘩なんてのはそんなものだ。
時には激しく肉弾戦も繰り広げることもあったが、
僕たち兄弟はもっぱら
“口喧嘩”
が中心だった。
意地の張り合っていうか、罵りあいって言うか、
罵詈雑言、
己の浅い知恵を振り絞って、
考えうるボキャブラリーをフルに使って、
言葉で相手を叩きのめそうとしたものだ。
そしていつも最後にはお決まりの文句で締めくくる。
昔の学園ドラマで約束をした時に、
「出来なかったらどうする?」
の問いかけに、
「逆立ちして校庭を一周してやる!」
って感じのがあった。
絶対無理な事じゃないけど、いざやるってなると
大変なんだぞぉ!って言う、いわゆるリスクだ。
“ウソついたら針千本飲~ます”
これは、まぁ、出来ないことだから。
約束を守れなかった事と引き換えにするには
現実味に欠ける。
それほどの覚悟だということは伝わってきても、
実際に出来ないんじゃ、リスクではない。
そこで、僕たちの決まり文句。
喧嘩が最高潮になった時に、お互いに投げかける。
「でけへんかったら、何すんねん!」
「おぉ!何でも言う事聞いたるわぁ!」
「ほな、ラーメン作れぇ!!!!!!!!!!!」
この、“ラーメン作れ”の言葉で、この喧嘩は終わりって
言う意味も兼ねた決め台詞。
僕が小3、弟が幼稚園の頃だったと思う。
あの頃は、インスタントラーメンを作ることすら
出来なかった者としては、
それはとてつもない作業だったんだろう。
約束を守れなかったら、インスタントラーメンを作る。
不可能な事ではないが、
限りなく不可能に近いからこそ、リスクとなる。
昨日、ひさびさにラーメンを作りながら、
昔の決め台詞を思い出した。