田舎の道、田舎道。
滅多に渋滞はしない。てか、しない。
だから、万が一にも遭遇すると大変。
仕事場の近くに足場を作っている会社がある。
いや、作っているのかどうかは定かではないのだが、
広大な敷地には所狭しと、足場が詰まれている。
この広大な敷地を有する会社へ、
時折トレーラーが訪れる。
車の運転が上手くないと自覚している僕にとって、
トレーラーの運転手のハンドルさばきは、
まさに芸術の域に達していると羨望の眼差しで見つめる。
昨日もそんなトレーラーが来ていたのだが、
少々事情が違っていた。
それは長く響いたクラクションの音でわかった。
目の前の窓。
少し高台にたつ仕事場のおかげで、
走る車を見ることは出来ないが、
大きなトラックなら、かすかに見える。
椅子に座ったまま背伸びをすると、
トラックの屋根が見えた。
「・・・・・?」
しばらくは別になんとも思わなかったが、
二度目のクラクションのとき、
窓の外に見える車の位置が変わっていないことに気付いた。
「なんなんですか?」
重い腰をあげると、普段は見ることない景色が広がっていた。
渋滞。大渋滞。微動だにしない車の列。
仕事場を飛び出し状況を確認してみると、
どうやらトレーラーが上手く敷地の中へ
入れないらしい。
時折鳴るクラクションの音が、
運転手を余計に窮地に追い込む。
自分には関係ないので、その光景をしばし楽しむ。
正月とか、お盆休みが終わるとき、
わざわざ下り斜線を走って、渋滞の列を見て
溜飲を下げると言う、まったくもって自分勝手な楽しみを
持っている僕としては、
この光景はただで見られるなんとも贅沢な光景だった。
このブログに掲載しようとデジカメを取りに行って、
やめた。
そこまで露骨に
“他人の不幸”
をエンジョイしなくてもいいではないか!と
良心が止めてくれたから。
滅多に渋滞はしない。てか、しない。
だから、万が一にも遭遇すると大変。
仕事場の近くに足場を作っている会社がある。
いや、作っているのかどうかは定かではないのだが、
広大な敷地には所狭しと、足場が詰まれている。
この広大な敷地を有する会社へ、
時折トレーラーが訪れる。
車の運転が上手くないと自覚している僕にとって、
トレーラーの運転手のハンドルさばきは、
まさに芸術の域に達していると羨望の眼差しで見つめる。
昨日もそんなトレーラーが来ていたのだが、
少々事情が違っていた。
それは長く響いたクラクションの音でわかった。
目の前の窓。
少し高台にたつ仕事場のおかげで、
走る車を見ることは出来ないが、
大きなトラックなら、かすかに見える。
椅子に座ったまま背伸びをすると、
トラックの屋根が見えた。
「・・・・・?」
しばらくは別になんとも思わなかったが、
二度目のクラクションのとき、
窓の外に見える車の位置が変わっていないことに気付いた。
「なんなんですか?」
重い腰をあげると、普段は見ることない景色が広がっていた。
渋滞。大渋滞。微動だにしない車の列。
仕事場を飛び出し状況を確認してみると、
どうやらトレーラーが上手く敷地の中へ
入れないらしい。
時折鳴るクラクションの音が、
運転手を余計に窮地に追い込む。
自分には関係ないので、その光景をしばし楽しむ。
正月とか、お盆休みが終わるとき、
わざわざ下り斜線を走って、渋滞の列を見て
溜飲を下げると言う、まったくもって自分勝手な楽しみを
持っている僕としては、
この光景はただで見られるなんとも贅沢な光景だった。
このブログに掲載しようとデジカメを取りに行って、
やめた。
そこまで露骨に
“他人の不幸”
をエンジョイしなくてもいいではないか!と
良心が止めてくれたから。