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日々の暮らしのなかで

内輪話

2008年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム
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毎週火曜日、パン屋がやってくる。
 
1ヵ月ぐらい前だろうか。パン屋がやってきて、
 
「パンはどうですか?」
 
と。
早い話、営業だ。
うちは代々朝は“飯”って事になってるんで、
パンを食べるって習慣は殆んど無い。
それ以上に、小麦高騰やらバター高騰の煽りで、
朝飯はご飯って言う風潮にも逆送しそうな営業。
 
しかし、しかーしなのである。
これまた我が家の家訓として、
 
“世間の流れに抗う”
 
って事もあって、火曜日にやってくるパンを
買う事になった。
 
今日の朝、出掛けようと思っていると、 
 
「それ、お金」
 
と、テーブルの上に金が。
金って、この紙で包んであるのがそれ。
思えば、小さい頃から小銭を託すとき、
我が家でも必ずこうやって紙に包んだ。
 
一番最初の記憶は、保育所のときのパン代。
保育園にやってくるパン屋のパンを買う駄賃。
これを握りしめてパン屋のおっさんに差し出していた。
 
中学校へ入学した直後、
体育館シューズを体育館の玄関で業者が売っていた。
それの代金も、こうやって渡されていた。
業者のオッサンに差し出すと、
 
「丁寧に包んであるなぁ」
 
少し馬鹿にされた。
 
とにもかくにも、我が家ではこうやって
小銭も大事に扱うのだ。
 
ちなみに横に写っているのは、コンビニで買ったお茶に
ついていた景品。
冗談でこれに弁当を入れてくれっていったら、
今日の朝、本当に中身が入っていた。
 
どう?これ。
配色がいかにも我が家の弁当って感じでしょ?
 
すみません、内輪話で。