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日々の暮らしのなかで

ゆで卵

2008年05月29日 | 日記・エッセイ・コラム
大阪の高級料亭が廃業となった。
 
昨年、一連の偽装ブームの波にのって、
この料亭も産地偽装をしていたことが発覚したが、
今年一月に営業を再開したときには、
お客は戻ってきた。
再開を待ちわびて予約したと言う人までいた。
 
一流企業の接待とか、まぁ、いわゆる
セレブが集う老舗料亭ですからね、
 
「お金持ちは違いますね~」
 
と、まぁ、産地偽装ぐらいでは
びくともしないって感じだったけど、
やっぱ、
いくらなんでも、使いまわしはお金持ちでも
許せなかったと言うか、まぁ、引いたんでしょう。
 
ファミレスにいった際、
食べ残しを指摘されると、
 
「あぁ、これ?これは次のお客さん用やぁ!」 
 
と、先見の明があったような台詞を吐いた事もあった。
 
喫茶店に行った時は、
サンドウィッチに添えられているパセリを
 
「使いまわしでけんように、端をかじっとけ!」
 
なんて、はしゃいでいた。
 
でも、これ、
高級料亭だから駄目って事じゃないですよね。
どうも伝わってくるニュアンスは、
 
「高い代金とってんだからぁ!」 
 
っていう、少々論点がずれてるような感じ。
 
高級料亭だろうが、
街の定食屋だろうが、どっちでも駄目でしょ?
 
まぁ、個人的な意見としては、
モーニングについてくる“ゆで卵”は使い回しでも
許せますけどね。
 
もちろん、殻を剥いてないヤツですよ。