ノートパソコンでグーグルのブラウザー「クローム」にアミノ酸の並びを打ち込むと、ひもがカラフルに絡み合ったたんぱく質の画像ができあがったそうです。
何と、5分もかからなかったとは・・・
「大学の先生の協力も得て、我々が1年をかけて解析したたんぱく質(抗体医薬候補)の形を、アルファフォールド3はたった5分で正確に、しかも無料で予測できる」という驚くべき実力です。
東京大学発の創薬ベンチャー「ペルセウスプロテオミクス」の横川拓哉社長は、英グーグル・ディープマインドのたんぱく質構造予測ソフト・アルファフォールド(AF)が「創薬の進め方を変えてしまうほどのインパクトをもたらしている」と話していました。
IPS細胞も創薬の進め方に大きなインパクトを与えています。
従来は人体で創薬の効果を確認していたのですが、時間がかかる、結果が危険性を伴う場合は確認が難しい等の問題点がありました。
IPS細胞を使用することにより、これらの問題点も解決することができます。
AIとIPS細胞のタッグで、難病に効く薬を短期間で開発できるようになることが期待されますね。
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