熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

明細書

2013-05-31 14:43:33 | Weblog
別冊パテントVol.66第9号「明細書を巡る諸問題」を読みました。

明細書の記載は弁理士にとって最大の関心事ですからね。

私が読んで参考になった論文は、「明確性要件に関する判例の動向」「独欧日における記載要件の判断についての比較法的考察」「特許権侵害訴訟におけるクレーム解釈」「プロダクト・バイ・プロセスクレーム大合議判決の判断枠組みの、審査における要旨認定への適合性についての一検討」「明細書の開示が特許法の中で果たしている役割について」です。

いずれの論文も実務に直接または間接的に役立つものです。

今回の論文集では、明細書の記載要件の国際比較についての論文は、」「独欧日における記載要件の判断についての比較法的考察」1件だけでしたが、できれば米国、中国との比較法的考察についての論文も掲載して欲しかったですね。

国内出願だけでなく、各国への出願が普通に行われるようになってきた現状から、各国における明細書の記載要件の理解は必要です。

米国、中国、EU、ASEAN等の国々の記載要件と我が国の記載要件との相違を理解することは実務家には必須のことです。

適当な文献を探すことにしましょう。








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新しいビジネスモデル

2013-05-30 19:24:47 | Weblog
夕方のテレビ番組で、高齢者を対象とした新しいビジネスを放送していました。

新しいビジネスといっても昔からあったビジネスを今風にしたものです。

高齢者の住居の近くのスーパーが廃業した等の事情で買い物弱者となった高齢者のために、スーパーが出張販売するというもので、なかなか好評のようです。

高島屋もビジネス展開しているので、かなり本格的なビジネスモデルと言えますね。

価格は少々高めですが、大型車に商品を陳列して出張販売してくれるし、時には家まで買った商品を運んでくれるというサービスもあります。

つまり、サービス価格を含んだ値段ということでしょうね。

このビジネスの良いところは、お客さんに喜んでもらえるという満足感が得られ、かつ固定客が付くというところでしょうか。

これからの日本社会を考えると、このビジネスモデルは成功しそうですね。

グローバルビジネスとは真逆のローカルビジネスが日本を救うかもしれません。







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散歩道に鴨が?

2013-05-29 17:59:06 | Weblog
毎日1時間ウォーキングをしています。

この時期は花を見ながらウォーキングを楽しむことができます。

この日も花を楽しみながらウォーキングをしていると、水田の近くに2羽の鳥が。




よく見ると鴨らしい?




何でこんなところに鴨が。

鴨で害虫の駆除をしているのかわかりませんが、のどかな風景ですね。

春のウォーキングは楽しいですね。







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柴又

2013-05-28 20:44:38 | Weblog
研修フェスティバルを受講してから柴又の実家へ泊まることにしました。

毎月1回、母と昔話をするために実家に泊まることにしています。

実家に泊まった翌日は、柴又帝釈天へお参りに出かけます。

実家から徒歩で15分程の距離にあるので、朝食で膨らんだお腹を減らすのに丁度良い距離ですね。

江戸川堤を歩いて寅さん記念館の上の公園に到着。

江戸川はいつ見ても癒されますね。




帝釈天に参拝してふと上を見ると見事な木彫りの彫刻がありました。






帝釈天の木彫り彫刻は見事なもので、以前は、無料で見学できたのですが、維持管理費用を捻出するために、最近は有料になっています。

お金を出しても見る価値はありますね。

帝釈天に参拝してから商店街を歩いて柴又駅へ向かい、実家へ帰ります。

1時間弱の街歩きですが、下町の雰囲気を十分に堪能できますね。







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現代知的財産法講座

2013-05-27 20:15:07 | Weblog
現代知的財産法講座Ⅲ「知的財産法の国際的交錯」、Ⅳ「知的財産法の歴史的俯瞰」を読みました。

これで現代知的財産法講座Ⅰ〜Ⅳを読んだことになります。

Ⅲ「知的財産法の国際的交錯」で参考になったのは「職務発明制度の比較法的考察」ですね。

私も職務発明制度についての論文を3通作成していますが、何れも日本法の範囲内での考察に留まっています。

最近、企業と大学との共同研究に関するセミナーの依頼が多くなり、その中に国際共同研究についての説明を頼まれる事が有ります。
国際共同研究の説明となると、各国の職務発明制度の話は外せませんので、「職務発明制度の比較法的考察」の論文は参考になりましたね。

この論文以外で参考になったのは、「デジタル著作物のダウンロードと著作権の消尽」ですね。

Ⅳ「知的財産法の歴史的俯瞰」で参考になったのは、「特許ライセンス契約と当然対抗」「クレーム解釈覚書」「わが国著作権法における著作者人格権と職務著作」ですね。

現代知的財産法講座Ⅰ〜Ⅳは、いずれの論文も読んでいて楽しくなるもので、あっという間に読み終えました。

このような本が多く出版されるといいですね。






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研修フェスティバル

2013-05-26 20:12:10 | Weblog
弁理士会主催の研修フェスティバルに参加してきました。

昨年に続いて2回目の参加です。

研修フェスティバルは、午前に1群、午後に2群〜4群の研修が行われ、受講者は各群から自分の受けたい研修を選んで参加できます。

私は、1群から「一部外国実施の場合における権利行使について」、2群〜4群で「米国改正法AIAにおける「先発表型先願主義/"first inventor to file" system」について」、「技術標準の動向」、「シフト補正、新規事項追加、進歩性、PLT、職務発明制度、実用新案制度及び付与後レビュー制度についての研究発表」を受講しました。

それぞれコンパクトに纏まっていて、参考になりましたね。

研修フェスティバルは、1日で集中的に研修を受講できるので大変便利ですが、各郡内に受講したい研修が複数あると、どちらか一つしか受講できないという問題点があります。

受講できない研修の資料だけでも入手できればありがたいのですが、難しいですかね。

研修事務局に検討をお願いしたいですね。









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80歳の偉業

2013-05-24 08:28:25 | Weblog
2013年5月23日午前9時(現地時間)、三浦雄一郎さんが世界最高峰・エベレスト(標高8848メートル)への登頂に成功しました。

三浦さん自身3度目の登頂となる今回は、史上最高齢となる80歳での快挙です。

凄いの一言に尽きますね。

三浦さんの体力は40際代の人と同じ程度だそうで、前回のエベレスト登頂時(5年前)よりも体力が向上しているとのことです。

努力の賜物ですね。

私よりも一回り以上年上の三浦さんの頑張りには頭が下がります。

生涯現役を目指す私にとって、三浦さんは日野原先生と同様に最高のお手本です。

三浦さんがこれからどのような挑戦をしていくのか、注目されますね。









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横浜方式

2013-05-21 15:04:46 | Weblog
横浜市は20日、今年4月1日現在で保育所への待機児童がゼロになったと発表しました。

3年前には待機児童数が全国ワースト1位だったのですが、保育所経営への企業参入や市独自の認可外保育施設の整備などを推し進めたことで、受け入れ先を確保して、3年間で待機自動ゼロを実現しました。

政府も「横浜方式」を全国に広げていく考えを示しており、都市部共通の課題解決に向け、ほかの自治体も注目しています。

横浜市が待機児童ゼロを実現した対策の一つに、母親の要望を聞いて改善対策を継続したことが挙げられます。

行政の対策は、ともすると「予算を付けました」「有識者会議を設けて議論しました」「○○対策を実施しました」等の一過性の対策で終了し、改善対策の継続性(PDCAを繰り返す)が欠けていることが多く、これが効果が出ない原因の一つになっています。

横浜市は、民間の改善対策方法を取り入れて成功しましたね。

保育士の確保、保育の質の向上等の課題はありますが、待機児童ゼロを実現したことは賞賛できますね。

待機児童問題を抱える名古屋、大阪、福岡、東京等の大都市も言い訳ができなくなりましたね。

成功事例の水平展開は、ドンドン実行しましょう。







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ベッカム引退

2013-05-20 17:34:23 | Weblog
サッカーの元イングランド代表主将で、今季限りでの現役引退を表明したフランス1部リーグ、パリ・サンジェルマン(PSG)のMFデービッド・ベッカム(38)が18日、パリでブレストとのホーム最終戦に主将として出場し、アシストをマークしました。

2月からプレーしたPSGの地元でファンに最後の雄姿を見せました。

後半38分に交代を告げられると仲間と抱き合ってピッチを離れ、総立ちのスタンドから拍手を送られて感極まった表情をみせていましたね。

試合後にはチームメートの手で高々と胴上げされていました。

今季のリーグ制覇を祝うセレモニーで、ベッカムは「ピッチを去るのは悲しいが、欲しいものは全て手に入れたからとても幸せだ。ありがとう」とファンに語りかけたそうです。

ベッカムの黄金の右足が見られなくなるのは寂しい限りですが、体力と気力の衰えを感じたのでしょう。

サッカーを楽しませてくれてありがとう。

お疲れ様でした。







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鎌倉文学散歩(続き)

2013-05-19 15:59:18 | Weblog
鎌倉文学散歩も終盤に近づきました。

高徳院・大仏を見学します。

高徳院は、鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院で、本尊は「鎌倉大仏」「長谷の大仏」として知られる阿弥陀如来像(国宝)です。
山号は大異山、詳しくは大異山高徳院清浄泉寺というそうです。








大仏の内部を見学することに。






後ろが空いている処の少し下まで入りましたが、内部は人がかろうじてすれ違えるくらいの狭さです。


高徳院の庭に、与謝野晶子の碑がありました。







高徳院を見学してから長谷駅方面へ歩いて、光則寺へ向かいます。

光則寺は日蓮宗の寺院です。
日蓮上人が佐渡へ流された時、高弟・日朗が捕らえられて鎌倉幕府第五代執権・北条時頼の重臣・宿屋左衛門尉光則の邸内の土牢に監禁されました。
しかし光則は日蓮上人が自らの不運を嘆くことなく、弟子の身の上を案じる心に打たれ、次第に日蓮宗に心を寄せる様になり、日蓮上人放免後は、邸を寺として日朗を開山と仰ぎ文永十一年(1274)に創建されました。
日蓮上人の著した「立正安国論」は光則の父・行時から、文永元年に北条時頼に建白されました。






日蓮上人が監禁された土牢です。




土牢から本堂を眺めます。



お寺の庭はよく手入れがされていますね。








光則寺を見学してすぐ傍にある長谷寺へ。

長谷寺は、浄土宗系統の単立寺院で、山号を海光山、院号を慈照院と称し、長谷観音と通称されています。
本尊は十一面観音、開山は僧侶の徳道とされています。
坂東三十三箇所観音霊場の第四番札所でもあります。












長谷寺から眺める湘南海岸。









和み地蔵です。
穏やか顔をしていますね。




ふれ愛観音、触ってお参りします。







鎌倉ゆかりの文学者の石碑がありました。






長谷寺の近くにあるオルゴール館を見学。








今回の鎌倉文学散歩のコースは、正味徒歩時間は1時間程度です。
見学時間を含めて4時間弱の素敵な散歩でした。

世界遺産に登録されなくても、鎌倉は十分に魅力的な街です。





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