熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

日本国民を救う気があるのか?

2023-05-27 19:06:47 | 政治

岸田文雄首相は27日、東京都内で、北朝鮮による拉致問題の「国民大集会」に出席し、金正恩朝鮮労働党総書記との首脳会談実現に意欲を示したそうです。

「首脳会談を早期に実現するため、私(首相)直轄のハイレベルで協議を行っていきたい」と表明しました。

ただ、首相はこれまで「私自身、条件を付けずに金正恩氏と直接向き合う決意だ」と述べていたので、代わり映えしない決意表明です。

 拉致問題を巡って両国は2014年、北朝鮮による拉致被害者らの再調査開始などを盛り込んだ「ストックホルム合意」を結び、北朝鮮は特別調査委員会を設置したが、16年に核実験とミサイル発射を強行し、再調査も中止となりました。

その後日朝間の公式協議が行われない状況が続いています。  

集会には横田めぐみさん(行方不明時13歳)の母早紀江さん(87)も登壇し「(被害者を)必ず親の元に連れ戻してあげたい。それだけを今日まで祈ってきた」と改めて早期解決を訴えていました。

めぐみさんの弟で家族会代表の拓也さんは「一刻も早く、拉致問題を解決させるために日朝首脳会談を実現してほしい」と政府に求めました。

安倍元首相も菅元首相も、そして岸田首相も、全て「拉致被害者の奪還は最重要課題だ」「私が直接交渉して奪還する」とか、大見得を切っていますが口先だけですね。

岸田首相は期限を切って(今年中に金正恩氏と会う)自分を追い込んで交渉に臨んでほしいですね。

異次元の交渉を期待したています。

 

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第9波は来るのか?

2023-05-25 15:16:07 | 感染

黒木登志夫さんのブログに掲載されていた記事によると、

「日本の感染者は第8波以降、一日1万人、死亡者10人のレベルが続いています。致死率は0.11%です。現在、世界で流行している変異株は、オミクロンBA.2由来のXBB.1.5とXBB.1.16です。アメリカはほとんどXBB.1.5ですが、インドでは、XBB.1.16がXBB.1.5に取って代わりました。ということは、後者の方が選択性が高いことになります。日本にもXBB.1.16が入ってきましたので、今後少し感染が増えるかもしれません。しかし、XBB.1.16も入院、死亡率などは低いので、心配する必要はないでしょう。」

ということで、少し安心できますね。

 

第9波についての考察です。

「第9波は、あるとしても小さな波となり、収束に向かう可能性。
① 変異株
現在流行しているXBB.1.5とXBB.1.16はいずれも感染力も病原性も低い。より感染性の高いXBB.1.16が日本に入ってきているので、第9波はあるとしてもこれまでよりは低くなると思われる。感染者1万、死亡10人の現在のレベルであれば、日常生活を変えなくとも耐えられるであろう。
② ワクチン、自然免疫
第9波は、図1のグラフよりも何倍か高かった可能性がある。とすると、感染拡大による自然免疫ができているのかもしれない。ただし、オミクロン亜株の基礎再生産数が発表されていないので、自然免疫に必要な免疫保持者の計算ができないが、ワクチンを含めると、相当数の人が免疫をもっている可能性がある。それを考慮すると、第9波は、Waveletになってもおかしくない。」

とのことです。

 

日本のCOVID研究については、

① 日本の感染症研究費は過去15-20年の間にどんどん減少している(東大医科研河岡教授)
② パンデミック前の日本の研究費はアメリカの2%程度、英国、ドイツ、中国にも及ばない。
③  2010年代、東大医科研石井健教授のMERS mRNAワクチンの安全性研究に研究資金を出さないた   め、最初のmRNAワクチン研究が中断した。
④ 日本の感染症研究がCritical mass の研究者を確保できるかどうか、若い研究者が入ってくるかどうか。
⑤ 2021年に発表されたCOVID研究のベスト300論文中に日本の研究者はわずか2人しか入っていない。日本よりも研究施設がはるかに少ないイタリアと香港からは18人と14人の研究者が入っている。
⑥  日本には強力なワクチン産業がない。
⑦  基金は5年分である。5年後には優先順位が変わっているかもしれない。
基本的な問題が多すぎるようです。

 

3年間のコロナ対策の検証について

「一番大事なのは、この機会に、この3年間のCOVID対策を検証することである。すべての国民が関わった大事件であるにかかわらず、莫大な税金を投入したのにかかわらず、政府は検証を全く行わないできた。民間組織「アジア・パシフィック・イニシアティブ」(船橋洋一代表)による「新型コロナ対応民間臨時調査会」報告書だけである(9)。この調査会は、福島原発事故調査も行っている。その経験をもとに、多くの人に聞き取り調査を行い、これまで知られていないことを次々に明らかにした。私は、中公新書『新型コロナの科学』の校正の段階でこの本に目を通し、原稿を大幅に書き換えざるを得なかった。
イギリスでは、下院が検証し、検証結果を発表している(10)。140ページを超える報告書は、非常に厳しい言葉で始まっている。

COVID-19を第2類から第5類に移動した今こそ、日本の対策を政治、行政、予算執行、医療体制、公衆衛生などの広い立場から検証するときである。福島原発事故調査の時と同じように、国会と民間の二つの組織が検証するのが望ましい。」

 

私も同感です。

黒木先生の真摯な提案に耳を傾けて実行して欲しいですね。

 

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成功体験の弊害

2023-05-23 21:44:40 | テレビ番組

BSTBSの「19│30」で「日本自動車メーカーのEVへの対応の遅れ」について取り上げていました。

EVは、単に電気自動車とガソリン自動車との比較ではなく、ソフトウエアの差が大きいとのことでした。

つまり、EVのソフトウエアは更新されてEVのハードウエアの性能を向上させ、使い勝っても良くなる、動くスマホですね。

これは目からうろこでしたね。

日本の自動車メーカーは、ガソリン車の成功体験が変化の動きを邪魔しているような気がしますね。

私も複写機メーカーの研究部門で仕事をしていましたが、アナログ複写機のトップメーカーで、アナログ技術で成功した技術者がトップに君臨していました。

このため、若手がデジタルへの転換を提案しても取り上げずにデジタルへの転換が遅れ、トップの座を明け渡しました。

成功体験の弊害ですね。

この弊害を防ぐには、成功体験者が退く以外ないのではと思っています。

自分の成功体験を否定するのは難しいですからね。

日本の自動車メーカーはどうするのか。

注目されますね。

BSTBSの「19│30」という番組は、キャスターの松原さんの仕切りが上手く、コメンテーターの堤さんの分析も参考になります。

ゲストが専門家の時はいいのですが、政治家がゲストの時は見る価値が低下しますね。

政治家は自己保身(政党保身も)が強く、根拠のない言い訳や抽象的な発言が多く、全く参考になりません。

今後、政治家をゲストに呼ぶことは避けてほしいですね(スシローさんも同様)。

 

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新型コロナの感染者数は?

2023-05-19 20:48:11 | 感染
新型コロナウイルス感染症が第5類に分類されて取り扱いが大きく異なりました。
毎日発表されていた感染者数(全数)が週1回発表の定点観測値となり、感染の度合いが分かりにくくなったのは事実ですね・
 
私も毎日の感染者数の発表を参考にして外食や買い物などの行動制限を行っていました。
毎日発表される感染者数を参考にしていた人は多いと思いますね。
某局のアナウンサー―が毎日感染者数を発表することに苦情を言っていたことがあり、この人は全国放送でアナウンサーを務める資格がないと思っていました。
いまだにキャスターを務めているので残念です(私はこの番組を見るのをやめました)。
 
さて、厚生労働省は19日、全国約5000の定点医療機関から8〜14日に報告された新型コロナウイルスの感染者数は、1医療機関当たり2.63人だったと発表しました。
参考値として算出した前週(1〜7日)の1.80人の1.46倍となり、「緩やかな増加傾向が続いている」と分析しています。
 新型コロナの感染症法上の分類が5類に移行して初めての発表です。
感染者数全員を毎日報告する「全数把握」から、定点医療機関のみが1週間分を報告する「定点把握」に切り替わり、毎週金曜に公表されるとのことです。
8〜14日の感染者数は計1万2922人だった。
 都道府県別で1医療機関当たりの感染者数が最多だったのは沖縄で6.07人。
最も少なかったのは高知で1.27人。
首都圏では東京2.40人(前週比1.70倍)、神奈川2.33人(同2.35倍)、埼玉3.02人(同1.96倍)、千葉3.08人(同2.18倍)だったそうです。
 
感染者数は増加傾向にあるのは間違いないので、第9波が来ることを想定していた方がいいですね。
どの程度の波になるのか分かりませんが、小さな波で終息に向かうことを願っています。
 
 

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維新にまともな議員はいるのか?

2023-05-17 17:04:55 | 政治

鈴木宗男議員のロシアの代理人ではないかと思われるような発言にあきれていたのに、今度はこいつか。

維新の梅村議員のウィシュマさんが死亡した原因についての発言です。

「よかれと思った支援者の一言」が「『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながった」などと言い出したからあきれるばかりです。

これは明らかに間違いで、支援者は誰もそんなことは言っていないと主張しています。

言ったという確かな証拠もく、しかも「医師から詐病の可能性」というこの医師は、亡くなる2日前に診療した精神科医です。

その時彼女に必要だったのは点滴なのにそれを与えず内科ではなく精神科医を呼ぶというのが常軌を逸しています。

「詐病の可能性」も入管側が言ったことで医師の主張ではありません。

これをあたかも真実のようにミスリードする梅村議員の発言は、支援者を誹謗中傷し、ウィシュマさんの死を冒涜する暴言です。

国会の場にはウィシュマさんの遺族もいました。

維新の議員は無知なのではないかと思われる人が多い。

早く議員辞職した方が、税金の無駄使いにならないでありがたい。

 

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日本は米国の奴隷か?

2023-05-12 18:15:36 | 政治
東京都内で都や環境省がPFAS濃度を調べた井戸水の膨大なデータは、米軍横田基地(福生市など)が汚染源である可能性を強く示していることが分かりました。
 
住民の健康を守るべき都は「日米地位協定」を理由に、基地への立ち入り調査はできないとして消極的な姿勢で素。
こうした及び腰の姿勢に、専門家から疑問の声が上がっています。
 
 
過去にも米軍基地による環境汚染に、日本側の対応は後手に回った。
米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)から1986年に有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)が大量に漏出した際、米軍からの通報はなく、その後に米下院の報告書で発覚しました。
 
横田基地周辺では1993年の航空燃料漏出事故で地下水が汚染されたが、その後に起きた約90件の燃料漏出事故が周辺自治体に通報されていませんでした。
90件の漏出事故について、立ち入り調査もできていません。
 
横田基地ではPFASを含む泡消火剤が漏出したと、18年に英国人ジャーナリストが報じました。
しかし、米軍から日本側にPFAS漏出の事故報告はなく、東京・多摩地域に広がるPFAS汚染を誰が引き起こしたのか、横田基地の「容疑」は濃厚にもかかわらず、日米両国とも原因究明に消極的な姿勢が続いています。
 
 
米軍の通報なしでも日本側が調査に入った例もあります。
21年、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に国と県が立ち入り、基地内の貯水槽のPFAS汚染水を調べました。
これは、汚染水があるとの情報に基づき、県などが米軍と交渉してこぎ着けたものです。
 
今年3月の参院特別委員会で、林芳正外相は「米側から通報がない場合でも、米軍施設に源を発する環境汚染が発生し地域社会の福祉に影響を与えていると信じる合理的理由のある場合は、立ち入り調査の申請が可能」と答弁しています。
ただ沖縄県の調査は米軍が認めた場所に限られ、課題を残したままです。
 
日米地位協定に詳しい沖縄国際大の前泊博盛教授(日米安保論)は、多摩地域のPFAS汚染について「基本的には日本政府の交渉姿勢の問題で、『日米の信頼関係を損ねる』と強く要請すれば調査はできるのではないか」と指摘しています。
 
都に対しても「データを持っているなら横田基地に説明を求めるべきです。
このままでは、都民の健康より米軍の権利を優先する『米軍ファースト』だ」と批判が高まっています。
 
米軍に弱い日本には困ったものです。
横田基地に限らず、基地周辺の住民は自分や家族の生命や健康に関わってくる大問題です。
東京都や日本政府にデモしてでも訴えないと犠牲者が増えることになります。
立ち上がりましょう。
 
 
 

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クルーズ9日目、10日目

2023-05-10 19:00:26 | 旅行

クルーズ9日目は、横浜港に向かっての終日クルーズです。

クィーン・エリザべスは、乗船してみたい船だったので楽しみにしていました。

バルコニーの船室は、比較的広くゆったりした感じで満足ですね。

料理は期待していた程ではなく、少々がっかり。

ショーは、私が好きなビートルズのバンドが出演したり、ジャグリングの曲芸が見られたりで楽しかったです。

特に、ビートルズ・バンド「ザ・ブートレッグ・ビートルズ」や「ザ・ビート45s」は良かったですね。

そうこうしているうちに横浜港に帰ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりのクルーズで楽しかったり、疲れたりでしたが、コロナが終息して日常が戻ってくるともっと楽しめるのですが。

警戒しながら楽しむことにします。

 

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クルーズ8日目

2023-05-08 16:32:53 | 旅行

クルーズ8日目は秋田に寄港します。

秋田港からシャトルバスで秋田市内のキャッセルホテルへ。

以前、角館を観光したことがあるので、今回は秋田市内を散策します。

先ず、秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)を見学します。

5階建ての館内には、竿燈まつりで実際に使われている竿燈が展示されています。時間が合えば、実演を見ることも。また竿燈演技チャレンジコーナーや映像シアターなどがあり、夏のお祭りに行けなった方でもお祭りを体感することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

併設されている旧金子家住宅(有形文化財)も見学できます。

金子家は江戸時代後期に質屋・古着商を開き、明治初期に呉服商として栄えた旧家で、昭和57年までこの家で商売が営まれていました。

 

 

 

 

 

次に、秋田市赤れんが郷土館(重要文化財)を見学します。

明治42年から約3年かけて造られた旧秋田銀行本店で、外観はルネサンス様式を基調とし、内装はバロック建築の手法を取り入れています。

 

 

お昼は稲庭うどんを頂きました。

 

明日は横浜に向けて終日航海です。

 

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クルーズ7日目(後半)

2023-05-07 15:40:38 | 旅行

金沢市内観光の後半は、21世紀美術館を見学します。

21世紀美術館といえば、プールの屋外展示が有名ですね。

プールの上から水の中を見ているような感覚です。

 

 

21世紀美術館は金沢市内観光でも楽しみにしていたのですが、プールの屋外展示以外は感激する展示がなく、期待外れでした。

 

気を取り直して尾山神社へ。

加賀藩祖・前田利家公と正室お松の方を祀る由緒ある尾山神社は、全国的にも珍しい和漢洋の3つの建築様式が用いられた「神門」があり、金沢市の代表的な観光スポットとして有名です。国の重要文化財にも指定されており、特に、最上階にはめ込まれたギヤマンは美しく、訪れた人を魅了します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近江町市場は金沢市民の台所として親しまれてきた市場です。

 

 

 

昼食は金沢名物の生麩の懐石料理を頂きました。

あまりの美味しさに写真を撮るのを忘れてしまいました。

明日は秋田に寄港します。

 

 

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クルーズ7日目(前半)

2023-05-06 20:14:54 | 旅行

クルーズ7日目は金沢に寄港します。

金沢港が近づくと日の出が見えてきました。

 

 

金沢港に着岸。

 

 

 

きれいどころがお出迎えです。

 

金沢港からシャトルバスで金沢駅へ移動します。

 

 

 

 

金沢駅から1日バス周遊券で市内観光へ。

先ず、ひがし茶屋街へ。

ひがし茶屋街は、重要伝統的建造物保存地区として、かつて茶屋街としてにぎわった町並みが保存された地域で、現在は、おみやげ店や飲食店などがリノベーションされた町家を店舗に多数営業しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひがし茶屋街から徒歩5分程度で主計茶屋街(かずえ茶屋街)へ。

浅野川沿いに昔ながらの風情ある料理屋や茶屋が立ち並ぶ主計町茶屋街。かつて旦那衆が人目を避けて茶屋街に通ったとされる、昼間でも薄暗い石段が続く「暗がり坂」や、2008年に地元住民から依頼を受けて作家・五木寛之氏が命名した「あかり坂」は、趣のある風景に出会える場所として多くの観光客が訪れます。

 

 

 

 

 

兼六園は散策したことがあるので、隣接している金沢城公園を散策します。

金沢城公園は地元の人たちには古くて新しい観光名所です。藩政期に加賀藩主・前田家の居城だった金沢城は、明治時代から先の戦争までは帝国陸軍が、戦後は金沢大学が所有していたことから、市民がお城に入れるようになったのは2001年のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

この後は21世紀美術館を見学します。

 

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