２００９年レビュー

１２月３１日の午後８時を過ぎ、２００９年もあと４時間を切りました。

年越し蕎麦を食べて、紅白歌合戦を観ています。

今年もいろいろなことがありましたが、恒例の年末レビューを行ってみたいと思います。

今年の初めにたてた新年の誓いがどの程度達成されたかのレビューです。

新年の誓いは、以下の５項目でした。
①論文作成３件
②司法試験短答試験合格
③新しい趣味を一つ増やす（できれば美術系一つと音楽系一つ）。
④海外旅行２回、国内旅行２回
⑤トレーニングジムで体を鍛える

①論文は今年３件作成しました。　評価は○です。
「公然実施の立証」「職務発明規程の改訂、運用上の留意点」「職務発明の相当の対価　－　発明者貢献度についての考察　－」の３件です。
この内、２件は論文掲載され、１件は査読中です。

②司法試験は、短答試験不合格となり、評価は×です。
来年に期待ですね。

③新しい趣味を増やすこともできず、これも評価は×です。
こちらも来年に期待でしょうか。

④海外旅行は、５月にドイツ、１１月にエーゲ海・アドリア海クルーズに出かけました。
国内旅行は、沖縄と箱根の２回です。

海外旅行、国内旅行ともに目標を達成して、評価は○です。

⑤体を鍛えるためにジムに通うことはできませんでしたが、１年を通して毎日１時間ウーキングをして、健康を保つことができましたので、評価は△でしょうか。

総合評価は△、もう少しで合格点というところですかね。


今年１年いろいろなことがありましたが、人生どこかで帳尻が合うようにできているのですね。

悪いことばかり続くことはなく、良いことばかり続くこともないということです。

悪いことと思っていたことが、あとになると良いことに変わるということもあります。

私は、弁理士試験合格にかなりの年月を要しましたが、この経験が、現在の知財コンサルティングの仕事に役立っています。
人生って、本当に不思議です。

悪いことが続くときは、もうすぐ良いことが来ると考え、良いことが続くときは、有頂天にならずに謙虚に行動することが大切ですね。

１２月３１日も、もうすぐ午後９時です。

今年１年ブログをご覧になって頂いた皆様に感謝いたします。

来年が皆様にとって素晴らしい年になりますようお祈りしています。

来年もよろしくお願いいたします。




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忘年会

高校の友人達との忘年会に参加しました。

私を含めて５人の仲間は、高校卒業後４２年間の長い付き合いです。

独身時代は、旅行、飲み会、その他の遊びに明け暮れ、結婚後は、年に１～２回の飲み会で旧交を暖めていました。

私にとっては、親友と呼べる人達です。

暫らく会わなくても、直ぐに高校時代の関係に戻れる仲間たちです。
もっとも容貌は、高校時代とはかなりかけ離れたものになっていますが。

ここ１０数年間の飲み会の場所は、上野のお好み焼き屋さんです。
安い値段で、長い時間楽しめるので、飲み会にはもってこいの場所です。

上野での待ち合わせの場所は、喫茶室ルノアール。
ここも１０数年間同じです。
結構、落ち着きます。

定年退職後に同じ会社で再雇用されて働いているのが２人。
独立して商売しているのが２人。
アルバイト感覚で働いているのが１人です。
私は、独立して商売している方に分類しましたが、アルバイト感覚で働いている方に分類するのが妥当かもしれません。

いずれにしても、全員元気で良かったです。

とりあえずビールで乾杯し（ビールはいつもとりあえずで、気の毒ですが）、近況報告、思い出話に花を咲かせました。

昨年は、箱根で温泉につかりながらの飲み会。
今年は、上野で日帰り飲み会。
来年は、海外で飲み会をしようという提案があり、全員賛成しましたが、誰が幹事をするのかは決めておらず、実現するかは不透明です。
韓国、中国、台湾あたりの近場での飲み会であれば、実現の可能性は高いと思われるので、私が幹事を買って出ることにしますか。

皆さん来年まで覚えていると良いのですが。



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講演資料

１月末に開催される、先輩弁理士との共同講演資料の作成が終了しました。

今日の夕方から上野で高校の友人との忘年会がありますので、講演資料の見直し、先輩弁理士への送付は、当初の予定通り年末になってしまいます。
何とか約束通り送付できそうなので、ほっとしています。

この講演は、企業と大学との共同研究の進め方について、私が企業の立場から、先輩弁理士が大学の立場から、現状・課題・対応策の説明を行い、最後に、共同研究モデルの説明を行い、参加者全員で議論しようとするものです。

講演会参加者の期待にこたえられると良いのですが。
評価は、参加者にお任せしましょう。

この種の有料の講演会は、具体的な説明が望まれるのですが、例えば、企業コンサルティングでの経験を基にお話しする場合、当該企業との秘密保持契約との関係が問題となります。
勿論、講演内容は、当該企業に事前に了解を得ておくのですが、問題となるのは、参加者からの質問に対する回答です。

具体的な質問については、具体的な回答をしないと意味がありません。
このあたりが講演者の腕の見せ所です。

果たして、今回の講演では腕を見せることができるのか、少々不安ですが、参加者の期待に応えられるように頑張ることにします。




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民法

司法試験短答試験勉強も憲法を終了し、民法の勉強をしています。

短答試験勉強は、択一六法の読み込みを中心に行っていますが、民法の勉強は何度か繰り返し行っているためか、進度がかなり速いように感じます。

民法総論、物権法が終了し、現在、債権総論の半ばです。
この調子でいけば、何とか年内に民法が終了しそうです。

そうそう年内に終わらせなければいけない約束が一つありました。
先輩弁理士との共同講演の資料を作成・送付することです。
先輩弁理士からは、資料が送付されてきていますので、約束は守らないといけないですね。

明日の夜は高校の友達との忘年会です。
その前に、資料を送付することにしましょう。
お酒を飲んでからでは、別のアドレスに送付する恐れがありますから。

もう一息頑張りますか。



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ミステリー

ケーブルテレビと契約してから半年余り経ち、地上波を見る時間がめっきり少なくなりました。

もともとミステリー番組が好きな私にとって、ミステリ専門チャンネルは、まさに猫にまたたびを与えたようなもの。
ほとんどミステリー専門チャンネルのお世話になっています。

アーサー・コナンドイルの「シャーロック・ホームズ」に始まり、アガサ・クリステイの「名探偵ポアロ」「ミス・マープル」がお好みの番組です。

最近は、これらのミステリー王道派に加えて、「名探偵モンク」「バーナビー警部」も良く見ています。

これらのミステリー番組は、名探偵モンクを除いて、何れもイギリスで作られた番組です。

イギリスのミステリ作家の優れた才能、ミステリー番組制作レベルの高さには驚かされます。

今まで、アメリカ制作の番組を中心に見ていましたが、ここにきてイギリス、フランス等のヨーロッパ制作の番組を見る機会が増え、その質の高さにビックリしています。

テレビ放送の世界でも、アメリカの衰退とヨーロッパの隆盛が顕著になってきているようです。
勿論、日本のレベルの高さ、韓国のレベルの高さは言うまでもありません。

これからは、テレビ放送等の文化もEUとアジアの時代になってくるのでしょうか。
経済も、政治も、EUとアジアの時代になってくると、世の中大分変ってくると思うのですが。
少なくとも金融の世界に見られるような強欲な考え方は、影をひそめてくると思われます。

来年が格差社会絶滅のスタートの年になればいいですね。



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学習納め

私の外部の勉強部屋「コミセンの学習室」での勉強も今年最後となりました。

コミニュテイセンターが明日（２８日）から１月４日までお休みなので、本日が今年最後の学習室利用となったわけです。




私の指定席、右側最後尾の机に、いつもの学習セット（司法試験参考書、知財関係参考書、英会話テキスト、コーヒーポット）が置いてあります。

この日は日曜日にもかかわらず、私を含めて２名の利用でした。
師走の忙しさが影響しているのでしょうか。

この日もいつも通りに、午前１０時から午後１時まで勉強して、帰宅することにしました。

利用カードを受付に返却すると、受付の女性が、「今年は今日で終わりです。どうぞ良い年をお迎えください」と挨拶をしてくれました。
「今年１年お世話になりました。来年もよろしくお願いします。良い年をお迎えください」とお返ししました。

企業に勤務していたときは、年末の最終出勤日の帰りに、業務納めの挨拶を交わしていたのですが、定年退職後はご無沙汰でした。

何となく懐かしくなりました。

来年のコミセンでの勉強始めは、海外旅行から帰国した１月中旬になります。

受付の皆さま、来年もよろしくお願いいたします。



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講演依頼

講演の依頼がありました。

「国際競争力を高めるための特許戦略と国際標準化活動」についての講演です。

講演の開催日が２月中旬で、講演内容がかなり下調べを要するものであること、更に１月上旬に海外旅行、下旬に共同研究についての講演が予定されているため、今回は講演の依頼をお断りしました。

このテーマは、最近、企業の知財部門からの要望が多いとのことです。
国際競争力を高める主役は、勿論、技術・サービスの内容ですが、その技術・サービスの競争力を保持するために特許戦略が要求されます。

特に、海外各国の異なる事情に対応して、どのような特許出願を行うかは、かなり難しい問題です。
この問題に正確な答えを用意している企業は、極めて少ないでしょう。

そういう意味では、このテーマはお客さんを呼べるものですね。

今回は、日程の都合上お断りしましたが、再度依頼される可能性が高いので、早速、関連資料の収集を開始しました。

当該テーマに正面から答える資料は、やはりありませんでした。

私の企業知財部での経験、企業コンサルでの経験を基に、まず論文として纏めてみようと思います。

講演会の資料は、論文からピックアップできますからね。

いずれにしても、２月以降でないと本格的な作業には入れません。

もっとも、２月以降でも、司法試験受験勉強、企業コンサル打ち合わせ、講演会資料作成等の時間との調整が必要ですが。

そうそう、最も重要なものを忘れていました。
海外旅行です。
これを忘れると、妻から怒られます。

効率的な時間管理が要求されますね。



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司法試験

司法試験の短答試験用の勉強をしています。

択一六法と条文の読み込みを中心とした勉強をしていて、ようやく憲法が終了しました。

当初の予定では、年内に短答試験３科目（憲法・民法・刑法）の勉強を終了し、年明けから択一過去問に取り掛かりたかったのですが、年内に３科目終了は、難しい状況です。

１月上旬に海外旅行に出かけますので、それまでに３科目の勉強を終了し、海外旅行から帰国したら択一過去問に取り掛かれるようにしたいですね。

正月返上で受験勉強をしないと当初の計画に近付けることは難しそうです。

最後の司法試験受験に際して、悔いのないようにしたいので、少々頑張ってみますか。




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厚生年金

先日、中学校のクラス会での会話は、やはり年金と健康・介護の話題でした。

定年退職後もフルタイムで働いている人、自営業の人、趣味に精を出している人、様々です。

定年退職後にフルタイムで働いている仲間に、「厚生年金受給金額が減額されるので、働いても働かなくても手取り金額はそれほど変わらないので、損ではないか？」と、他の仲間が一斉に意見を言いました。

それに対する彼の答えです。
「体が動けて働けるうちは働きたい。
厚生年金保険料を徴収されて、年金受給額がほとんどゼロになるまで減額されるけど、それは若い人に対する我々の責任だと思う。
働いて年金保険料を納め、年金制度が崩壊するのを少しでも食い止めるのが、団塊の世代の責任ではないかと考えている。」

これを聞いて、頭が下がりました。

私も、企業のコンサルティングを中心に仕事をしていますが、厚生年金保険料は収めておらず、年金受給額も減額されていません。

それは当然の権利だと思っていましたが、彼の考え方によると、もっと若い世代のことを考えるべきだと言うのですね。

どこかの企業のOBに聞かせたい言葉です。

このような考え方をしている友達がいることを誇りに思っています。

私も、もっと他人のことを考えないといけませんね。

反省！




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知財価値評価委員研修

弁理士会知財価値評価委員会主催の月例研修会に参加しました。

今月の研修は、「企業価値評価と知的財産評価」「商標実務研修（ブランド価値評価）」「商標実務研修（民事執行案件）」の３テーマです。

「企業価値評価と知的財産評価」は、公認会計士の方が講師を務めていました。
企業における一般的な価値評価理論の説明からインカム・アプローチによる価値評価に焦点を当てて懇切丁寧に説明していただきました。

インカム・アプローチによる知的財産権の価値評価については、この委員会研修で講師の弁理士の方からかなりの数の説明を受け、ある程度概要は理解していましたが、今回の説明は参考になりましたね。

公認会計士は、インカム・アプローチによる評価にはかなり消極的だったそうです。
その理由は、事業価値評価に不確定な要素がかなり入るので、評価値の信頼性に自信が持てないということだそうです。

最近、最高裁判決で「特許権の適正な価額は、損害額算定の基準時における特許権を活用した事業収益の見込みに基づいて算定されるべきもの」と判事され、カネボウ事件で、「インカム・アプローチによる評価を採用している」ことから知的財産権の価値評価にインカム・アプローチを採用することにしたそうです。

最高裁判決等がインカム・アプローチ採用の根拠になっているのは、納得できますね。

残念ながら、今までの弁理士の講師の方から、このような明確な評価手法の採用根拠を聞いたことがありませんでした。

今回の研修で、かなり不明な点が明らかになりました。

後半の商標実務研修は、一度聞いたことがある内容でしたので、知識の再確認の意味合いが強い講義でした。

価値評価手法は、公認会計士等の専門家に講義をお願いする方がいいですね。

来月はどのような研修がなされるのか、研修企画担当の方にご苦労をおかけしますが、良い企画を期待したいと思います。

よろしくお願いしま～す。




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