熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

博士

2014-07-31 19:45:52 | Weblog
大学院修士課程の仲間の一人が博士号を授与されました。

修士課程を終了して間もなく他の大学院の博士課程に入り、プライベートの様々な障害を乗り越えて見事博士号を獲得しました。

あっぱれです。

博士論文は、憲法における表現の自由と著作権との関係について考察したものだそうです。

修士課程を終了した仲間は、社会人が4人、学部卒が2人と年齢も社会経験もバラバラですが、なぜか気が合い、毎年飲み会を実施しています。

今年はまだ飲み会をしていないので、博士号取得のお祝いを兼ねて開こうと考えています。

博士号取得の裏話も楽しみですね(ドロドロした人間関係がありそうなので)。










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夏の風物詩

2014-07-30 19:59:34 | Weblog
夏の風物詩、スイカと風鈴の出荷が大幅に減少しているようです。

何でも最盛期の1/3以下の出荷量で、このままでは無くなってしまうということです。

スイカの出荷量が減少しているのは、生産者の高齢化により重いスイカの搬送が堪えることと、消費者にとって大きなスイカを食べるのが大変なので、カットスイカを選ぶ傾向にあるということが原因だそうです。
なるほど納得ですね。

驚いたのは、風鈴の出荷量が減少している理由。
風鈴の音が生活騒音トラブルの原因になっているとのことです。

風鈴の音が騒音とは、日本人の感覚が大きく変化しているのでしょうか。

このような感覚の変化だと、鈴虫の声も騒音と感じるようになりそうですね。

風流という言葉は死語になるのか、寂しい限りです。








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両巨頭の退官

2014-07-29 21:20:06 | Weblog
6月14日をもって、知財高裁の飯村敏明所長が定年退官され、米国CAFC(連邦巡回控訴裁判所)のレーダー長官も、6月末日をもってCAFC裁判官を退官されました。

日米の知財関係の第一人者、両巨頭が退官されたわけです。

飯村所長は、知財セミナーでお会いする機会がありましたが、論理的で分析力が優れているという印象でしたね。

レーダー長官も早稲田大学のセミナー等でお会いする機会がありましたが、大変気さくな方で、話していても楽しい人だなという印象でした。

お二人共、今後どのようなお仕事をされるのか分かりませんが、知的財産権法の発展に大いに貢献することは間違いないでしょう。

今後のご活躍に期待しています。








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生命誌

2014-07-28 20:21:12 | Weblog
中村桂子さんが書かれた「生命誌とは何か」を読みました。

「生命誌」とは、基本を科学に置きながら生物の構造や機能を知るだけでなく、生き物すべての歴史と関係を知り、生命の歴史物語を読み解る作業です。

この本には、「人間の中にあるヒトー生命誌の考え方」「生命への関心の歴史ー共通性と多様性」「DNAが中心にー共通性への強力な傾斜」「ゲノムを単位とするー多様や個への展開」「自己創出へ向かう歴史ー真核細胞という都市」「生・老・死」「オサムシの来た道」「ゲノムを読み解くー個体づくりに見る共通と多様」「ヒトから人間へー心を考える」「生命誌を踏まえて未来を考える」「生命を基本とする社会」について分かりやすく書かれています。

生命誌とは新しい概念で未だ確立された学問ではありませんが、人間にとって最も関心の高い命について書かれていますので、参考になりますね。







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地域格差

2014-07-24 10:47:01 | Weblog
格差が問題になっていますが、地域格差もその一つです。

宮崎県内の最低賃金は664円、東京の最低賃金は869円、その差は205円です。

9年前は、東京の最低賃金は710円、宮崎の最低賃金は606円、その差が104円ですから、9年間で約2倍の開きが出たことになりますね。

最低賃金の格差だけが原因ではないでしょうが、大都市への人口流出が止まらない状態です。

近い将来に消失する地域が増大していると民間団体が警告を発していますが、政府の動きは鈍く、相変わらず公共事業の大盤振る舞いしか対策はないようです(政治家の利益の源泉ですからね)。

地域間格差を是正しないと日本の将来は危ういですね。

ヨーロッパの国々は、大都市一極集中ではなく、分散して個性的な地方都市が多いのですが、なぜか日本ではそのような都市が少ない。

ライフスタイルに対する考え方の相違なのかもしれませんが、地方都市のメリットを享受するライフスタイルを発信することも大事ですね。








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収穫

2014-07-23 21:03:07 | Weblog
緑のカーテン、ゴーヤが収穫の時期を迎えました。

先ずは3本のゴーヤを収穫。








3本のゴーヤで佃煮を作りました。

これが美味です。

おまけに長持ちして、ご飯のお供にぴったりです。

次の収穫時期は、今月末でしょうか。

ゴーヤチャンプルにしようかな。

楽しみです。







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隣国トラブル

2014-07-22 17:31:06 | Weblog
ウクライナとロシア、イスラエルとパレスチナとの間の武力行使を伴う隣国トラブルが深刻な状況になってきました。

このような状況になると、お互いに冷静な状況判断ができず、悲劇的な結果を招くことになります。

国境を接している隣国とのトラブルは、武力行使を伴う紛争に発展する前に外交的に解決しなければ両国の国民が悲劇的な被害を被ることになります。

我が国も対岸の火事と見ていることはできません。

中国、韓国との隣国トラブルが現に起こっており、首脳会談が開けないという外交的な手詰まり状態となっています。

このような外交的手詰まり状態では、偶然に武力衝突があったときに冷静に武力紛争を回避する手段がなく、全面的な武力紛争に突き進む虞があります。

中国、韓国、日本のリーダーは、強気一辺倒で、周りに忠告を促す人がいない裸の王様状態になっています。

心配なのは、メディアが隣国の悪口を書きたてて、火に油を注いでいることですね。

「武力紛争が起こるのを防ぐために政策を実行している」というのですが、どう見ても相手を挑発しているとしか思えませんね。

中曽根内閣の後藤田官房長官のような冷静に総理に忠告できる政治家が出てくることを望みたいのですが、今の自民党では無理ですね。







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知的財産判例精選

2014-07-21 18:49:48 | Weblog
ジュリスト増刊「実務に効く知的財産判例精選」を読みました。

この本は、実務的観点に立った判例解説書で、特許法・実用新案法、不正競争防止法、著作権法、パブリシティ、国際裁判管轄・準拠法についての重要な論点に関する裁判例と解説が記載されています。

例えば、特許法・実用新案法では、クレーム解釈、プロダクト・バイ・プロセスクレームと機能的クレーム、均等論、間接侵害、消尽、並行輸入の抗弁、先使用、訂正の再抗弁、実施権、損害論、審決取消訴訟、職務発明関連訴訟と、実務に必要な裁判例は漏れなく含まれています。

解説を読むだけでも参考になりますね。

ご一読をお薦めします。








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論文掲載

2014-07-20 22:36:27 | Weblog
「企業と大学との共同研究」に関する私の論文が研究開発リーダー誌に掲載されました。

オープンイノベーション特集で、大手企業の責任者や大学教授が書かれた論文の最後を飾る(末席を汚すとも言えますが)締めの論文として掲載されています。

大変光栄なことですね。

興味がお有りの方はご覧頂ければと思います。

さて、論文といえば、「特許法102条3項の実施料相当額の算定法」に関する論文を作成中でした。

いろいろなことがあり論文の作成作業を中断していましたが、少し落ち着いてきたので、再開したいと思っています。

裁判例の分析についての記述まで終了しているので、残りは、「考察」と「まとめ」です。

何とか今月中に完成するように頑張ってみます。









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実践ビジネス英語

2014-07-16 09:33:05 | Weblog
実践ビジネス英語6月放送分が終了しました。

6月放送分で気に入った Quote・・・Unquoteは、次の3つです。

There is a higher court than courts of justice and that is the court of conscience. It supersedes all other courts.

司法裁判所よりも上級の裁判所がある。それは良心の裁判所だ。そこが、あらゆる裁判所に優先する。

インドの政治家、マハトラ・ガンジーの言葉です。

高い倫理規範を持って生きる事の重要性を説いたものですね。

この言葉で思い出すのは、第一次安倍政権の時、あるテレビ番組で安倍首相を批判した評論家に対して、現在は大臣の要職にある自民党参議院議員が「首相は違法な事をしていますか?」と噛み付きました。
この評論家は、違法か否かよりも高い規範が要求される政治家の倫理規範に照らして問題があるのではないかと批判したのですが、どうやらこの大臣は、違法でなければ問題ないという「刑務所の塀の上を歩く」ような規範しか持ち合わせていないようで、呆れましたね。



To reach a port we must sail,sometimes with the wind,and sometimes against it.
But we must not drift or lie anchor.

港に着くためには、時には追い風で、また時には向かい風で搬送しなければならない。だが、漂流したり停泊したりしてはならないのだ。

米国の物理学者、オリバー・ウェンデルの言葉です。

現状を変える勇気が必要ですね。



In general,pride at the bottom of all great mistakes.

一般に、思い上がりがあらゆる重大な過ちの根底にある。

英国の作家、ジョン・ラスキンの言葉です。

「実るほど頭の垂れる稲穂かな」ですね。

国民の反対を押し切って、特定秘密保護法案、集団的自衛権の憲法解釈変更等をゴリ押しする「裸の王様」の姿とダブって見えますね。







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