熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

憲法

2010-01-31 19:28:10 | Weblog
司法試験短答試験用の勉強をしています。

Lの短答答連アドバス編を教材に、実戦感覚を身につける練習をしています。
この教材は、昨年の短答試験勉強用に購入したもので、憲法・民法・刑法各20問、合計60問の練習問題が15回編成となっているものです。

練習問題の1回から10回までは、時間を気にしないで問題を正確に解くことを中心にした勉強をしています。
憲法の1回と2回が終了した結果、正答率が80%でした。
昨年同時期の正答率が60%ですからかなり進歩したと言えますが、例年の短答試験合格基準点が48点から50点ということを考えると、最低でも正答率90%は欲しいところです。

知識が主体の問題は全問正解しているのですが、論理的思考を試すような問題は正答率が低下しています。
今後の改善点は、このような問題の正答率を上げることですね。

Lの短答答連アドバス編を中心に勉強し、これに枝別過去問集による補強を行ってく予定です。

何とか3月末までに、現在行っている短答試験勉強を終了し、4月からは3時間半で60問を解く、本試験を想定した試験勉強に切り替えたいですね。

沖縄滞在中も試験勉強は必要なので、問題集持参で遊びに行くことになりそうです。
3月末のヨーロッパ旅行は、問題集持参というわけにはいかないので、旅行に行くまでにほぼ終了の状態にしておく必要がありますね。

ピッチを上げていきますか。



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筑紫哲也

2010-01-29 19:41:00 | Weblog
筑紫哲也さん
私が尊敬するジャーナリストの一人です。

筑紫哲也さんの「この「くに」の面影」を読みました。
筑紫哲也さんの文章には、善悪を決めつけるような態度が見られません。
つまり、物事を先入観なしに率直に眺め、分析した文章です。

新聞や雑誌(テレビ報道もそうですが)は、初めからこの人は悪、この国は悪と決め付けて、その人や国の印象が悪くなる情報のみを集めて文章を作成する傾向がありますが、筑紫哲也さんは、このような先入観がまったくありません。
これほど物事を先入観なしに見ることができるジャーナリストは珍しいと思います。

この本は、筑紫哲也さんのインタビュー記事、ニュース23の多事争論を中心に構成してあります。
大変参考になる記事が多いのですが、例えば、「テレビと政治」の欄で、アメリカCBSのエドマローという記者のことが書かれています。
1950年代のアメリカは、共産主義者を排除する「赤狩り」と呼ばれる動きが始まっており、その動きを先導したのが、共和党のマッカーシー上院議員でした。
マッカーシー上院議員からの報復を恐れ、赤狩り避難を避けるマスコミの中で、エドマローは対決を選びました。

マローは勇気あるジャーナリストですが、このような勇気を現代のジャーナリストに求めるのは難しいでしょう。
しかし、考えてほしいのは、テレビ、新聞は、「何を伝えるべきか」です。
小泉劇場と言う舞台を用意したのは、テレビ、新聞で、彼らを共犯者だという声もあります。
このような声に対して、「政治で小泉さんがやろうとしている事を伝えているだけなんだ
」という弁解が聞こえてきます。

マローがつきつけているのは、このような弁解ではなく、「ただ垂れ流しで伝えているだけではなくて、それをどう考えるのかをテレビ、新聞は示すべきである。そうしないとマッカーシズム見たいなことが起きる」と警告しているのです。

現在のテレビ、新聞に携わる人に問われている点は大変重いと思います。

真のジャーナリストの出現を望んでいます。



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司法試験

2010-01-28 17:28:19 | Weblog
司法試験勉強もいよいよ佳境に入ってきました。

短答試験3科目の条文読み込み、択一六法の勉強が終了し、今日から過去問の検討に入りました。
当初の予定からは2週間程度遅れていますので、少しピッチを上げていきたいと思っています。

過去問の検討は、昨年と同様にLの短答答連15回の復習を中心に行っていきます。
結構ボリュームがあるので、2か月弱掛かるでしょうね。
まあ、沖縄ロングステイ、オランダ・ベルギー旅行がありますので、3月末終了というところでしょうか。

それから1ヵ月程度、本試験を想定した勉強、模擬試験受験を行い、本番に備えたいと考えています。

今年は最後の受験なので、気を引きしめて、それでもゆとりをもって、本試験までの道程を楽しみたいと思っています。



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国際特許流通セミナー

2010-01-27 18:56:10 | Weblog
国際特許流通セミナーに参加してきました。

会場は、東京・台場駅に隣接しているホテル日航東京です。
このセミナーには毎年参加していますが、今回のセッションには、興味を引くものが少なかったので、初日の午後のみに参加することにしました。

午後一番のセッションは、「環境と特許」です。
環境問題に知的財産はどう係わっていくべきかという問題提起を行い、その解決策を提言するというものです。
環境問題について、企業の知財関係者が解決策を提言するのはおそらく初めてではないでしょうか。

従来、特許の独占的排他権が環境問題解決に障害となる点が多くいことから、強制実施権の付与等の検討がなされていますが、具体的な解決策とはなっていないのが現状です。

このセッションでの提言内容は、特許だけでなく、技術情報、生産設備、投資計画、要員計画までカバーした環境技術パッケージを商品リストとしたコモンズを作るというもので、なかなか魅力的な提言です。

勿論、一企業だけでできる問題ではありません。
政府、企業、個人が協力して達成できるものですが、温室効果ガス25%削減という意欲的な目標を掲げた民主党政権で積極的に取り上げて欲しい提言です。

温室効果ガス25%削減という意欲的な目標に、企業の経営者が反対しているのは止むを得ない点があると思いますが、技術者が積極的な意見を表明しないことに不満を持っていました。

今回のセッションで知財関係者から具体的な提言が出されたことを歓迎したいと思います。

これを機会に、企業の研究者、技術者が積極的にチャレンジする姿勢を見せて、具体的な提言をどんどん出してほしいものです。


次に、「中小企業における知財経営」のセッションに出席しました。
このセッションは、モデレーターのプレゼンテーションに続いて、2社の中小企業の経営者が自社の知財への取り組みを紹介し、これに弁理士の知財コンサルタントがコメントをするというものです。

モデレーターのプレゼンテーションは、毎度おなじみの内容で、弁理士のコメントにも特に参考となるものはありませんでしたが、私が驚いたのは、2社の内の1社の方の知財活動への取り組みです。

この方の説明によると、自社のビジネスモデルを立案して、そのモデルで収益の源泉となる技術・商品に特化して特許を出願を行うというものです。
具体的には、ある装置の開発をしていたが、収益の源泉となるのが消耗品なので、その消耗品に特化して特許出願を行うことにより収益を確保するというものです。

装置の開発を行っているので、装置の発明に特化して出願するのが通常の方法ですが、この方は、理に適った出願を行っていますね。
私が企業コンサルティングで実践している方法と同じものです。
企業経営者に、このような戦略的な考え方をしている方がおられるとは、大変な驚きです。

また、特許出願しても特許性がなく、権利化が困難な発明については、特許出願せずにノウハウとして保有するのが妥当な考え方ですが、商品として市場に出る場合は、具体的にどのような対応策を採用するのかが問題となりますね。

この方は、商品を市場導入するときに、販売せずにレンタルとし、分解困難な構造にするというものです。
こうすれば、商品に採用される発明の内容を秘密に保つことができますね。
この方法も、私が企業コンサルティングで実践しているものと同じ方法です。

この方の会社では、知財コンサルタントを採用する必要性は認められませんね。

それにしても、このような優れた経営者が存在しているとは、本当に驚きです。

収穫の多いセミナーでした。




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転職適齢期

2010-01-26 18:55:23 | Weblog
先日、ある人から転職(正確には部門間の異動)の相談を受けました。

その方は、40代前半で、企業の研究開発部門で仕事をしていますが、知財の仕事をしたいそうです。

相談というのは、40代前半で知財の仕事へ移ることは遅いのではという内容です。
まあ、結論は人それぞれということなのでしょうが、それではあまりにも愛想がないので、私の経験をお話しました。

私は、企業の研究開発部門に約20年間勤務して、40代前半で知財部門に異動しました。
したがって、この方とほぼ同じような状況で知財部門へ異動した訳です。

当時、部門間異動は、ローテーションによる異動が大半で、個人が希望する部門へ異動するのは極めて難しい状況にありました。
私の場合、幸運なことに研究所の先輩が知財部門へ異動してマネジャーとして活躍しており、その方が私を知財部門へ強引に引き抜いてくれたので、交換要員なしに異動できました。

私の場合、知財部門へマネジャーとして異動したので、知財部プロパーの人達からの好奇の目に晒されてかなり苦労しました。
知財部門へ異動した日に、当時の部門長に挨拶に行ったときに、その方から「もう10年早く異動してきたら良かったのに」と言われました。

つまり、知財部員として1人前になるのに10年はかかるので、30代前半で異動してくれば、40代前半で1人前になります。
この年齢ならば、企業内で知財部門のリーダーとして活躍することも、あるいは独立して特許事務所を経営することも十分に可能だということです。
40代前半での異動では、1人前になるのが50代前半となり、それから転身するのは難しいということらしいです。

この言葉に刺激を受け、知財部プロパーの方の好奇の目に応えるために、猛烈に知財のスキルアップを図りました。
それから5年経ち、知財部門長と食事をしているときに、その方から「君は5年で1人前になったね。僕の予想の半分だ。頑張ったね」と話しかけられ、思わず「ありがとうございます」とお礼を述べました。

やっと認めてもらえた、という嬉しさで今までの苦労が吹き飛んだことを鮮明に覚えています。
私が、知財のスキル向上策として実施したことは、①弁理士の受験勉強による知的財産権法の知識向上、②中央大学法学部での法律の広範で基礎的な知識の獲得、③先輩弁理士からのOJT(私から強引に教えを請うたもの)です。

その後、早稲田大学大学院修士課程で知的財産権法の専門的知識を勉強し、弁理士資格も取得して現在に至っています。

その方に、お話したことは、「40代前半での異動でも本人の努力次第で十分仕事ができるが、並みの努力では難しいことは覚悟しておいた方がよい」ということです。

正直なところ、40代前半で知財の仕事に挑戦するのは、相当の努力が必要です。
将来、企業の知財コンサルティングの仕事をすることは十分可能ですが、独立して特許事務所を経営することはリスクが大きく、お勧めできません。

その方は、当時の私と違って、弁理士の受験勉強をして短答試験合格レベルにあるので、もう少し早く1人前になれるでしょう。

「もう一段の努力を望みます」といって激励し、別れました。

この方が、どちらの道へ進むのかは分かりませんが、成功することを願っています。





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弁理士研修

2010-01-25 21:23:37 | Weblog
弁理士会知財価値評価委員会主催の研修会に参加してきました。

研修会場が弁理士会館ということで、研修の前に法務省に立ち寄り、旧司法試験第二次試験の受験願書を入手することにしました。
地下鉄千代田線霞が関駅で下車して、5分ばかり歩くと法務省の建物が見えてきました。
入り口で持ち物検査を受けて、願書交付場所へ。



交付リストに氏名を記載して、願書、その他が入った封筒を受け取りました。
今年が旧司法試験最後の年で、私にとっても司法試験挑戦の最後の年なので、少し緊張して願書を受け取りました。

法務省を出て昼食を採り、弁理士会館へ向かいました。
今回の研修は、「M&Aにおける知財評価」です。

過去にも、「M&Aにおける知財評価」についての研修は受講したことがありますが、今回の研修はM&Aを数多く手がけているファームの方が講師と言うことで、少し違った話が聞けるのではと、期待して受講したわけです。

講師のお話は一般的な内容で、知財価値評価についての具体的な説明がなく、正直言って期待外れということろでしょうか。
1時間30分の説明の内、30分以上が講師の会社の紹介というのも、研修の趣旨に沿っていないのでは思います。

研修企画担当者の方のご苦労を理解した上で、今後の研修講師の選定、研修内容の精査を十分に行って欲しいものです。





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理髪店

2010-01-23 22:52:45 | Weblog
理髪店に行ってきました。

理髪店で髪を刈っていると、様々な情報・面白い話が耳に入ってきます。
先日も、理髪店で髪を刈っていた時のこと、私の隣で散髪していた方、私よりもかなり年上で、髪の毛がほとんどありません。
サザエさんの波平さん状態です。

その方、散髪が終わり、椅子から立ち上がって「あ~ さっぱりした」と言い、目の前の姿見を見て、「全然変わり映えしねえな」とポツリと一言。

理髪店のご主人も苦笑い。
私も笑いを堪えるのに苦労しました。

その方の次に椅子に腰かけたお客さん。
飼い猫の話をし始めました。
何でも、2~3年前に野良猫を拾って育てていたところ、その猫が子猫を産んだそうです。
その子猫の内、1匹が家ネコとなり、他の子猫は家を出て行ったそうです(野良猫になったということです)。

その野良猫になったうちの1匹が最近里帰りをしてきたのですが、それが人間でいえば「筋骨隆々」の逞しい猫になって戻ってきたそうです。
顔は、何と朝青龍にそっくりとか。

それとは反対に、家に残った猫は、恵まれた環境で育ったせいか、ひ弱でおとなしく、朝青龍にそっくりな猫に恐れを抱いて、近付けない状態だそうです。
その方、「猫も他人の釜の飯を食わないとだめだな」と言っていました。

それにしても、朝青龍にそっくりな猫、一度見てみたい。



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人間の運命

2010-01-22 22:10:45 | Weblog
五木寛之さんの「人間の運命」を読みました。

私が20代のとき、いわゆる青春まっただ中にいて暗中模索の状態のときに、五木寛之さんの本を読み漁った記憶があります。
「蒼ざめた馬を見よ」「青年は荒野をめざす」「ソフィアの秋」「青春の門」が読み漁った中でも記憶に残っている本で、今でも本棚に飾ってあります。

青春時代に、人生とは何か、どう行くべきか等を真剣に考えて、友達と夜が明けるまで議論した経験があります。
私にとっての青春の道標であった本でした。
かなり影響を受けた作家の一人です。

それから暫くは、仕事の忙しさを理由に、五木寛之さんの著作は読む機会はありませんでしたが、定年退職近くになって再び読みだしました。
このころの著者の本の傾向も大分変っており、「百寺巡礼」 「天命」 「生きる言葉」というように、人生の意義を語るエッセイが多くなってきています。

今回読んだ「人間の運命」も人生の意義を語ったもので、「若いころは運命を自分で切り開くという意気込みで仕事に熱中していたが、最近、運命の大きな流れの中に漂っていて、自分の努力ではどうにもできないことがある」というようなことを述べています。

この考え方は、良く理解できますね。
私も若いころは、「自分の運命は自分で切り開く」という勇ましいことを公言していたような気がします。
20代後半に、大貫富雄さんの「ライフワークの見つけ方」という本に感銘を受け、著者と同じように、人生50年計画を立てました。
これは、ライフワーク・仕事・家庭・資産形成・趣味・健康という各ステージで、50年先の目標を掲げ、それを実現するために年度毎の実行計画を作成し、実行するというものです。

まあ、企業の長期計画・中期計画・年間計画をイメージすれば良いと思います。
20代後半で50年計画を立てて実行するという、今考えると何と無謀なことをしたのかと恥ずかしくなりますが、この計画に沿って一歩一歩前へ進んだためか、60歳になってレビューしたところ、ほとんど計画通りに実現していました。

しかし、これは私が運命を切り開いたというよりも、何か目に見えない大きな流れの中で生かされていたと考えるようになってきました。

自分の運命は、ある意味自分ではどうにもならないことがあり、そのことを理解して、生きていくということでしょうか。

松下政経塾の塾生採用面接で、松下幸之助さんは、塾生を見て、その人の運が強いかどうかを判断して採用の可否を決定していたということを、何かの本で読んだことがあります。

世の中には、いくら努力しても報われない人がいるかと思えば、大した才能もなく努力もしていないのに、恵まれた生活をしている人もいます。
これも運命なのかもしれません。

ただ、私は、このような運命であっても、一生懸命生きている人には周囲の人が力を貸してくれると信じています。
運命に逆らうことは難しいのですが、努力すれば周囲の人の良い運命が良い影響を与えてくれることもあるのでは、と思っています。

今回は、少々堅い話になりましたが、たまにはこのような話題も良いのではと思います。

それではお休みなさい。



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中国旅行7(上海)

2010-01-20 20:30:54 | Weblog
江南7都市を巡る旅、最終日は上海観光です。

上海は、中国の最大の商業都市で、推定人口約1,600〜1,700万人、中国で二番目に人口の多い都市です。

上海観光の初めは、江南の名園「豫園」を訪れます。
「豫園」は、江南地方の様式で造られた庭園で最も有名です。
有名なレストランなども入った商店街(豫園商城)が隣接しており、観光スポットになっています。
また、付近一帯は昔ながらの面影をとどめた下町が広がっています。

















見事な庭園が広がり、その中にこれも見事な太湖石が数多く飾られています。














庭園の中にある建物の中にも太湖石が飾ってあります。




中国らしく、屋根瓦が龍のデザインです。




執務室も見事なものです。





有名な中国庭園である豫園を取り巻くようにしてあるショッピングセンター「豫園商場」。豫園を意識してか、それぞれの商店が中国風の楼閣の造りになっています。











そのような店にマックとかスターバックスコーヒーなど外国資本ショップの看板が掲げてあるのが、なんともミスマッチで見ていて楽しくなります。







次に、中国を代表する近代美術館「上海博物館」を見学します。




中央で敬礼しているオジサンは、中国人民に地球環境保護の必要性を訴えていました。

上海博物館には、実に見事な美術品が展示されていました。













上海博物館を出ると、もう夕暮れの雰囲気です。





上海市中心から南の方、泰康路(タイカンルゥ)と建国中路(チェングォチュンルゥ)の間にできた、新しい観光スポット「田子坊(ティェンツゥファン)」を散策します。




「田子坊」の入り口から、細長い路地がずっと奥まで延長して、路地の両端は有名なアーティストたちのショップが並んでいます。

画室、陶芸スタジオ、中国伝統を現代的アクセサリーなど店がいっぱいあります。

もっともっと奥に入ると、昔ながらの石庫門建物を改装したお洒落なオーブンカフェ、カレーやどんぶりを販売しているお店もあります。














「田子坊」散策が終わると、夜景を見るのにちょうどよい時間です。

上海の夜景の名所、「外灘 (バンド)」へ出かけました。
「外灘」は、黄浦江の沿いにある、租界時代の上海の雰囲気をそのまま残す建築物が残っています。

現在も税関などとして使用される他に、新しい商業ビルとして再活用されています。

ライトアップされた夜景も観光名所となっており、朝早くから晩まで地元の人や多くの観光客でにぎわっています。















上海の美しい夜景を十分楽しんで、上海最後の夜は、やはり「上海雑技団」でしょう。

「上海雑技団」のパフォーマンスは、素晴らしいものでした。
特に、鋼のメッシュでできいる球体の内部をオートバイ5台が走りまわるパフォーマンスはスリル満点です。
一歩間違えば正面衝突する危険があります。
実に見事なチームプレイです。
中国らしいパフォーマンスです。

最後に良いものを観させてもらいました。

弾丸ツアー6日間もあっという間に終わり、明日からはまた日常の生活に戻ります。



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弁理士研修

2010-01-19 18:19:08 | Weblog
弁理士研修「最近の著作権法の諸問題」を受講してきました。

著作権法の知識・スキルの向上を図っている私としては、著作権法の研修は積極的に受講することにしています。

この研修は、前半の1時間は、著作権法の基礎的知識、後半の1時間は、最近活発に議論されている話題について説明がありました。

前半の説明は基礎的知識なので、少々欠伸が出る内容でしたが、後半は興味深いものでした。

後半の話題は、①著作権の間接侵害、②権利制限の一般条項(日本版フェアユース)についての説明でした。

①著作権の間接侵害は、いわゆる「カラオケ法理」が適用されて、著作権者・著作隣接権者にとって有利な判決が続いていましたが、「ロクラクⅡ事件」の知財高裁判決では、カラオケ法理を適用しないで、間接侵害を否定しました。
今後は、著作権者等にとって厳しい判決が出ることが予想されますね。

②権利制限の一般条項(日本版フェアユース)は、導入の可否が活発に議論されていますが、どうやら一般条項の規定はせずに、権利制限の個別条項を追加することになりそうです。
しかし、個別条項の追加では、結局、後追いになり、ネットビジネス関係者の理解は得られませんね。
ネット法制定の議論が活発になりそうです。

今後、著作権法は、どのように進展していくのでしょうか。

興味深々です。



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