熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

道を照らす人

2016-08-30 20:32:28 | Weblog
NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」で、主人公の常子がかつてプロポーズされた星野さんに「星野さんは、私が悩んでいるといつも道を照らしてくれました」と言っていました。

道を照らしてくれる人は、人生の宝物ですね。

私にも、人生を照らしてくれた上司や先輩、友人がいます。

迷っているときに背中を押してくれたり、間違った方向へ行こうとしているときに正しい道を示してくれたりしてくれました。

悩んでいるときに道を照らしてくれる人に巡り会えたことは、私の人生にとって幸運でしたね。

今年の3月に企業の定年退職者が集うパーティに参加した時に、部門は違っていたのですが、あるプロジェクトで一緒に仕事をした3歳年下の友人と話をしました。

その友人が、私の仕事と余暇の過ごし方を手本にしていたので、プロジェクトで悩んでいた時に
私に相談したところ、目から鱗が落ちるアドバイスを受け、人生の道を照らしてくれたと感謝していました。

私も相談されたことは覚えていたのですが、自分の経験を話しただけで、道を照らすような大それた話はしていないのですが、結果的にその友人の人生の道を照らすことができたのは光栄の至りですね。

人生の道を照らすことができるように、日々是精進ですね。








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どこに向かう 日本の原子力政策

2016-08-29 18:40:01 | Weblog
NHKが26日(金)深夜に放送した討論番組「解説スタジアム」を見ました。
その内容は衝撃的でしたね。
思わず見入ってしまいました。

この番組では、NHKの解説委員7人が、「どこに向かう 日本の原子力政策」というタイトルで議論したのですが、日本の原発政策のデタラメと行き詰まりを赤裸々に語っていました。

ある解説委員は、「アメリカは、地震の多い西海岸には設置しないようにしている。日本は地震、津波、火山の原発リスク3原則が揃っている。原発に依存するのは問題だ」と日本の国土は原発に適さないと指摘していました。

再稼働が進んでいることについても、「規制委員会が慎重に審査しているとしているが、審査の基準が甘い。アメリカの基準には周辺住民の避難計画も入っているのに、日本は自治体に丸投げだ。こんな甘い基準はない。安易な再稼働は認めるべきじゃない」と正面から批判していました。

「規制委員会は(再稼働にお墨付きを与えておきながら)『安全性を保障するものではない』としている。だったら地元住民はどうすればいいのか」「政府は責任を取ると口にしているが、(事故が起きた時)どうやって責任を取るのか。カネを渡せば責任を取ったことになるのか。災害関連死も起きている。責任を取れないのに、責任を取ると強弁することが問題だ」と強調し、
「もんじゅ」を中核とする核燃料サイクルについても、「破綻している」「やめるべきだ」とバッサリ斬り捨てていました。

その通りですね。

最後に解説委員長が「福島原発事故では、いまだに9万人近い方が避難生活を強いられている。安全神話は完全に否定され、事故を起こすと、いかに手に負えないかを知ることになった」と締めくくっていました。

よくぞNHKは、日本の原発政策を全面否定する内容を放送したものだと思いますね。

深夜23時55分~午前0時49分という視聴者が少ない時間帯だったから、自由に討論ができたのか、あるいは、上層部は腐っていても番組を作る現場はジャーナリズムを失っていないのかも知れません。

いずにしろ、安倍政権にショックを与えたことは間違いありません。

本来なら参院選の前に放送すべきだったのだろうが、いったん再稼働した高浜原発が裁判によって止まり、鹿児島県知事が川内原発の停止を九州電力に要請したタイミングで放送した意味は大きいと思います。

NHKについては、会長の資質や御用委員の存在で、私の期待はかなり低下していましたが、この番組のようなジャーナリズムの神髄を見せてくれる番組を放送してくれるのなら、アッパレを差し上げたいですね。

これからのNHKの番組に期待しています。







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ご隠居さん

2016-08-28 21:29:15 | Weblog
パテント2016年8月号に、「ご隠居さんの勧め」という記事が掲載されていました。

この種の記事が掲載されるのは珍しいので、読んでみました。

筆者は、弁理士は定年がないので、自ら積極的に定年を設けて、ご隠居さんとして六つの冨(ファイナンシャル・アセット、フィットネス、ファミリー、フレンド、ファン、フィランソロピー)をバランス良く活かして、サードエイジを楽しむことを提案しています。

私も同じ意見です。

ただし、私の場合は、ライフワークとして知的財産権法の研究活動(論文作成、セミナー講師等)を中心に行い、それに加えて海外旅行、国内ショートスティ(沖縄、北海道)、水泳、ウオーキング、海外鑑賞、読書等を楽しんでいます。

筆者が提案している6つの冨もバランスを考えながら行っています。

還暦を迎えたら、仕事だけの生活から足を洗って、ご隠居さんの生活を楽しむことも大切ですね。

還暦を迎えた方だけでなく、これから還暦を迎える方、まだまだ先の方も一度読まれることをお勧めします。







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桑田佳祐

2016-08-27 00:02:42 | Weblog
桑田佳祐が歌謡曲を唄うという特集番組を放送していました。

桑田佳祐が東京に関係する歌謡曲(新宿の女、東京砂漠、紅とんぼ等)を唄っていましたが、ビックリするほど上手かったですね。

完全に桑田佳祐の世界を創り上げていました。

いや~魅了されました。

一流の人は自分の世界を創り上げて、観る人をその世界に引き込みます。

桑田佳祐が歌う歌謡曲は良かったです。

今度は、桑田佳祐が歌うジャズを聴いてみたいですね。







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独占禁止法

2016-08-25 22:19:48 | Weblog
12月に行われる共同研究開発についてのセミナー資料作成のために、最新の独占禁止法を学ぶ必要性が出てきました。

そこで、経済法第8版「独占禁止法と競争政策」を読んでみました。

独占禁止法は、大学院時代に勉強したことがありますが、もうかれこれ10年以上経ちますので、最新の情報を入手する必要があります。

特に、知的財産権と独占禁止法については、ガイドラインも改正されているので、しっかり勉強しなければいけません。

この本は、独占禁止法について分かりやすく書かれていて、特に、知的財産権と独占禁止法について多くの頁を割いており、参考になりました。

私が大学院時代に勉強した時は、知的財産権と独占禁止法との関わりについて説明している参考文献は少なかったのですが、最近は、知的財産権への関心が高まったためか、記述の量が多くなりましたね。

独占禁止法のゼミで、パテントプール(パチンコ機メーカー事件)を取り上げて、独占禁止法ではなく特許法で解決する道を考察して発表しました。

経済法の教授の研究室から多くの研究生が参加していて、さながら経済法と知的財産権法との討論会のような雰囲気になっていましたね。

私の発表が、独占禁止法に頼らずとも特許法で解決できるという趣旨の発表だっったので、経済法の研究生からかなり批判されましたが、経済法の教授が「なかなか良く考察されている」というお褒めの言葉を頂いてホッとしたことを覚えています。

独占禁止法の世界にどっぷりとつかった一日でした。








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江戸川病院

2016-08-24 09:38:15 | Weblog
今朝のテレビのワイドショーで、東京江戸川区の江戸川病院を取り上げていました。

病院とは思えないユニークな内部の飾りつけが特徴という点を取材していました。

わたくしの知人もお世話になっているので、時々行くことがありますが、確かに、陸ガメが飼育されていたり、待合室が温室植物園のような飾りつけだったりして、ユニークな病院だな~と感じていました。

テレビで紹介された内部の飾りつけは、相当グレードアップしていましたね。

このユニークな飾りつけや、動物の飼育は、患者の癒しが目的だそうです。

その目的は達成されていますね。

これらの患者への配慮に加えて、病院の待ち時間への配慮もかなり工夫されていますね。

診察室付近の椅子も通常のアルミ脚の椅子に加えて、応接セットのような椅子やテーブルも用意されています。

私が感心したのは、1階にあるカフェテリアにもモニターが設置されていて、各診察室の診察順番が分かるようになっていることです。

診察室前のモニターを設置している病院は、かなりあるのですが、カフェテリアにも設置されているの病院は少ないでしょうね。

江戸川病院の今後の変化について、目が離せませんね。









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むのたけじさん逝く

2016-08-22 08:04:29 | Weblog
元朝日新聞の従軍記者で戦後、郷里の秋田県で週刊新聞「たいまつ」を発刊し、反戦を訴え続けたジャーナリスト、むのたけじ(本名・武野武治)さんが21日、老衰のため、さいたま市中央区の自宅で亡くなりました。

101歳の大往生ですね。

むのたけじさんは、秋田県旧六郷町(現美郷町)出身で。朝日新聞記者だった戦時中、東南アジアの従軍特派員を務め、1945年の終戦時に「戦争に加担した新聞社の責任は免れない」として退社しました。

1948年に郷里に近い横手市で「たいまつ」を創刊し、反戦・平和やジャーナリズムについて積極的に発言していましたね。

1978年に休刊後も講演や執筆活動を続け、今年5月の憲法記念日の護憲集会には車いすで登壇し、「戦争は始めたら止めようがない」と最後まで訴えていました。

生涯反戦ジャーナリストとしていき抜きましたね。

戦争に加担した新聞、ラジオ等に関係する人は多くいたのですが、責任を取って職を辞した人は少ない中で、むのたけじさんの責任の取り方は見習いたいものです。

戦争中に「鬼畜米英、お国のために頑張れ」と強調していた教師や大人が、終戦と同時に180度態度を変えたことに、当時の子供は「大人は信用できない、国は嘘をついて国民を騙す」と強烈に感じたそうです。

現在、テレビ、新聞等の報道に従事する人達の中で、むのたけじさんの責任の取り方ができる真のジャーナリストは、ほとんどいないでしょうね。

寂しい限りです。

ジャーナリズムに従事する人には、サラリーマン化してほしくないですね。

少なくとも、喜んで首相や与党政治家との会食に出かけるような恥知らずな人にはなってほしくない。










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サユリ(小百合)スト

2016-08-21 18:51:35 | Weblog
女優の吉永小百合さんが9日発売の週刊誌「女性自身」で、東村高江周辺のヘリパッド建設に住民らが反対していることに触れ「そんなに必要なら海兵隊を東京に持ってきたらどうかと思うくらい、申し訳ない気持ちがある」と心境を吐露したそうです。

「新しい戦前」の到来をテーマにした東京大学名誉教授の姜尚中さんとの緊急対談で明かしたものです。

吉永さんが高江のヘリパッド建設問題に言及するのは初めてで、サユリ(小百合)ストの私としては見逃せませんね。

吉永さんは政府に「言葉では言い表せないほどつらい経験をしてきた沖縄の人たちに、もっと人間らしい対応をしてほしいと思う」と要望した一方で「なかなかそういう思いは、政治に反映されない。どういう形で政治をチェックし、参加していけばいいか思い悩んでしまう」とも述べ、複雑な思いをのぞかせていました。

姜さんが「今こうして話している間も、高江集落で建設反対の住民に、政府の荒っぽい弾圧がある」と触れたことに応じて発言したものです。

2人は対談で、安保関連法案や改憲の動きに触れ、日本が「新しい戦前」に向かいつつある危機感を共有し、吉永さんは「人と人が手を携え、思っていることを声に出していくこと。戦後71年、ここからが大事。戦後が80年、100年と続くように」と語り、憲法9条を守る大切さを訴えていました。

さすがに大女優の考えは違う。

サユリストであるタモリさんも同じ意見では。

全国のサユリストも吉永さんとともに行動しましょう。








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緑のカーテン

2016-08-20 20:56:31 | Weblog
ゴーヤときゅうりで作る緑のカーテンが完成して、酷暑の毎日を少し涼しくしてくれます。

















緑のカーテンから収穫したゴーヤときゅうり、それから裏庭に植えたトマト、獅子唐も収穫の時期を迎えています。






























緑のカーテンは、涼しくて新鮮な野菜も食べられるのでお得ですね。






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沖縄に対する誤解を解く

2016-08-19 22:27:17 | Weblog
沖縄県内の大学教授らが冊子「それってどうなの? 沖縄の基地の話。」を作成したそうです。

「沖縄の経済は基地に依存している」などの本土の見方に対する意見を述べる内容で、ネットなどを通じて県内外で反応が広がり、当初の5000部から4万部まで増刷されています。

米軍普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設問題を巡り政府が沖縄県知事を提訴した訴訟が進む中、執筆陣は基地問題について本土でも議論を深めるきっかけになればと期待しているとのことです。

冊子は3月、沖縄国際大の佐藤学教授や琉球大の島袋純教授らが作成しました。

基地問題を巡ってネットなどで流布されている「何もないところに普天間飛行場が建設され、住民が後から周りに住み始めた」「辺野古の米軍キャンプ・シュワブは住民が誘致した」などの56の話題を列挙してあり、明らかな誤解に対しては、歴史的な経緯などを踏まえて、「普天間飛行場は、米軍がそこにあった集落、学校などを敷きならしてつくった」などと執筆陣の「反証」を掲載しています。

列挙した話題の中では、個々の考え方で意見が分かれるテーマも取り上げている点がいいですね。

例えば「安全保障環境が厳しくなっている。沖縄の米軍基地は必要だ」とする見解を紹介。
それに対して、「仮想敵との軍事対立に備えることが安全保障と考えられているが、それは国防。安保の確立には、敵対国であっても関係改善を図っていくことが大事です。国防と安保は決してイコールではありません」との執筆側の意見が添えられています。

冊子は県内外の平和運動の市民グループなどに読まれており、「沖縄の基地問題を議論するきっかけになる」「ネットを情報源にしている若い人たちに見てほしい」などの反応が寄せられています。

私もさっそっくサイトにアクセスして読んでみました。

私は毎年2月に那覇市内に10日間程滞在している沖縄大好き人間で、沖縄基地問題にも関心がありますが、この冊子を読んで目から鱗の部分もかなりありましたね。

この冊子を多くの人が読んで、沖縄に対する正しい認識を深め、基地問題を沖縄だけのことと考えずに、本土の問題でもあると考える人が増えてくるといいですね。

私の認識では、沖縄基地問題は、沖縄県民の人権を蹂躙するもので、ある種の人種差別といってもいいでしょう。

沖縄県民の中には、私達本土の人間を「日本人」と呼ぶ人もいます。
これは、本土の日本人と沖縄県民という日本人と差別された人種という悲しい意味が含まれています。
沖縄を訪れたときに、このような悲しい思いをしないで過ごせるように、私も微力ながら活動していきます。







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